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「記者たち〜衝撃と畏怖の真実」素晴らしかった! [映画&ドラマ感想]

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「記者たち〜衝撃と畏怖の真実」素晴らしかった!

少し前に見た映画。公開館数が少なくて見るのが大変だったが、観てよかった。「スタンドバイミー」のロブライナー監督作。現代版の「大統領の陰謀」。昨年の「ペンタゴンペーパーズ」にも通じる。

ブッシュ大統領時代。911の黒幕はイラクであり、大量破壊兵器を所持しているということで戦争を吹っかけたアメリカ。当時、911でテロ憎しで正気を失っていた国民はそれに反対せず、ほとんどのマスコミもそれを支持した。

そんな中、弱小の新聞社ナイト・リッダーだけが、そのイラク攻撃に疑問を投げかけ、記事にするが.....という真実を元にした物語。編集長役を監督のロブ・ライナーが自ら演じているが、こんな台詞がある。

「私たちはNBCでも、CBSでも、 ABCでも、CNNでもない。ニューヨークタイムスでも、ワシントンポストでもない。我々はナイト・リッダーだ。誇りを持って真実を伝えよう!」

結局、イラク戦争では大量破壊兵器は見つからなかった。大手マスコミは当時の記事が間違いであったことを謝罪する(ここが偉い。日本のマスコミは謝罪ししない。あるいは目につかない小さな訂正記事を出すだけ)ナイト・リッダーは正しかったのだ。これ今の日本のマスコミが絶対に見るべき作品。映画もナイト・リッダー紙も素晴らしい。



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「戦争ができる国になったこと」に気づかない20%の有権者=ニュースを見ない人たち&上部しか報じない報道 [MyOpinion]

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「戦争ができる国になったこと」に気づかぬ人たちが、その20%の有権者=情報統制?+ニュースを見ない人たち

有権者の約20%が毎回、自民に投票している。「集団的自衛権」が強行採決された時。そんな支持者はどう考えたか? 想像してみた。

①これは戦争法案ではない。日米関係の強化であり実際に戦争をする訳ではない。

②9条があるから戦争はできない。総理が説明するように米軍に救助された日本人が乗った艦艇が攻撃された時、助けに行くことができる。

③よく分からないけど、戦争になんかなる訳ないよね〜

この3つだと思える。身近で①に同意する友人がいた。それが以前に紹介したyahoo!ニュースのヘッドラインでしか読まない彼だ。当然、国会での議論を中継で見たりしない。ニュース番組も見ない。またNHKは当時、ニュース解説の番組では一切、集団的自衛権を取り上げなかった。強行採決があってから、初めて問題点に触れた。

ここに2つの問題がある。1つ目はニュース番組を見ない人が20%内に多いだろうこと。yahoo!ニュースのヘッドラインしか読まない人がほとんどかも? 当然、詳しい社会情勢は分からない。しっかり読んでも「大丈夫。日本には9条があるから戦争はできない。この法案は問題ない」と解釈する。

2つ目の問題は報道。NHKは強行採決になりそうな時は中継をしないことが多い。籠池さんの国会喚問も当初は中継の予定がなかった。おまけに喚問する側もわざわざWBCの決勝の日を選んだ。何を言い出すか分からない籠池さんの喚問を「多くの人に見せたくない」という意図が見え見えだった。

が、幸い日本チームは決勝前に敗退。NHKも多くの視聴者から電話で中継せざるを得なくなった。この時はラッキーだったが、このように多くの人が知らずに済むような努力をしているマスコミの存在。特に現在の報道番組は大切なニュースを伝えない。伝えても上辺だけ。マズイことをいう者はキャスターでも降ろす。いわゆる情報統制が行われ、今ではどの局も大本営発表となっている。そのために政府の動向に興味を持っても何が進んでいるか?分からないことが多い。この2点。

①ニュースを見ない読まない人たち。

②ニュース番組が真実を伝えない。実態を報じない。

それによって、現政権がどんなことをしているか? 何をしようとしているか?が分からない。或いは都合よく解釈してしまう。忙しい日々。「うん、問題ないな!」と考えてしまう。これが自民に投票する20%の人たちの意識だと思える。

では、投票に行かない人たちはどうなのだろう? こちらは簡単に騙されない人が多いと思うが?別の歪んだ構図がある。


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オウム信者を批判していた人たち。今、信者と同じ状態にいることに気づいていない? [MyOpinion]

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オウム信者を批判していた人たち。今、信者と同じ状態にいることに気づいていない?

さて、ここまでの記事を読んでもらえれば自民は一部の人に支えられて政権を維持していることが分かる。選挙の後に「自民圧勝」と報道されるので、なんとなく多くの人が自民を支持しているように錯覚するが、実際は有権者の約20%しか支持してない。野党が候補者を乱立してしまうことで、票が割れてたった20%の自民支持者に負けてしまう。もう一つは国民も愚かで

「自民は嫌いだが、他に投票したい党がない」

と棄権する人が多い。これは自民を応援するのと同じ。固定票のある党は投票数が少ないほど有利なのだ。そして約20%に支えられている自民がやっていることのほとんどは20%の中の1%=ごく一部の裕福層のためであり、そのために多くの国民に犠牲を強いている。

さらに経済、外交、原発事故、とあらゆる面で失敗続きの与党は、それらを隠し、むしろ「頑張っている」というイメージをマスコミを通じてアピールしている。

さあ、ここからだ。なぜ、国民の多くはそんな誤魔化しにまんまと騙され、誘導され、結果、支持しない政党を支える結果になってしまうのか? これがとても気になる。ちょっと考えれば分かることなのに、まんまと騙される。もっと言えば洗脳される、刷り込まれるということがまかり通っている。

1995年に地下鉄サリン事件が起こり、オウム真理教の存在がマスコミを通じて大々的に紹介された。その異常な集団の思想や行動に多くの人が驚愕し、こう思った。

「なんであんな団体に入ったんだろう? 考えればすぐ分かるのに!」

それがまさに今の日本人に言えること。オウム信者を批判していた人たちがまさに同じ状態にいる。集団的自衛権は日本を戦争できる国にすること。「自衛隊に戦争へ行って良し!」という法案。それを強行採決した党を支持するのは「サリンを巻け!」と指示した麻原彰晃に愛想を尽かさずに従うというのと同じではないか?

それを受け入れてしまう心理。そこに、どんな誘導や刷り込みがあったのか? その背景は何か? 次回は考えて行きたい。



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選挙に行くのは毎回50%前後。残りの50%はなぜ選挙に行かないのか?=その人たちが結果、政権を支えている? [MyOpinion]

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選挙に行くのは毎回50%前後。残りの50%はなぜ選挙に行かないのか?=その人たちが結果、自民を支えている?

前回までに説明したのは自民に投票するのは有権者の約20%であること。その内1%は裕福層で安倍政権の恩恵をたっぷり受けている。後の19%は現実を見つめる機会が少ない人。或いはマスコミ情報に影響されやすい。そしてフェイクニュースでもすぐに信じてしまう。考える力が弱い人たちが多いこと。

そして投票率。毎回約50%なので残り投票に行かない50%はどういう人たちかというと、

①忙しくて選挙に行く時間がない(政治に興味がない)
②どの政党に投票していいか分からない
③自民はダメと思うが、野党も信用できない。投票したい党がない。

主にこの3つに分類されると言われる。僕も若い頃は政党の違いが分からなかった。日々忙しく働いていると勉強する余裕がない。知らない内に新しい政党ができたりする。その結果「だったら自民にしておくか?」と思って投票すると先の20%のグループになる。

①②は分かりやすいが③「自民はダメと思うが、野党も信用できない。投票したい党がない」はどうだろう? 僕の友人でも長年自民支持だったけど、流石に近年は怒りがこみ上げることばかり。「もう投票しない!」という。では、どこに投票するのか?というと「投票に行かない!」という。これは自民を応援するのと同じ。思う壺なのだ。

自民に必ず投票する人が毎回、有権者の20%ほど。たったそれだけなのだが、残りの80%はあちこちの野党に分散して投票する(或いは棄権する)ので、どの党も20%を取ることができず。結果、自民がたった20%の支持で政権を取ってしまう。

説明する。同じ地区に野党は候補者を乱立させる。例えば自民1人。野党6人。ここでも自民が20%の票を取ったとする。野党6人が残りを分け合い13%前後ずつ。そうなると20%でも自民が勝利する。そんなことで圧倒的多数の支持を得る訳ではないのに自民が政権を取ってしまうのだ。

棄権も同じ。野党に投票しないということは自民の20%を守ることになる。自民からすると「棄権はありがたい選択」なのだ。

それに対抗して野党共闘と言われる動きがある。共産だ。自由だ。立憲だ。いろんな候補者が同じ地区に立つからたった20%の自民に負ける。それなら対立候補を絞り、ダブらないようにする。自民に反感を持つ人は多い。その票が分散するから勝てない。その地区で候補者を1人2人にすれば「自民は選びたくないから!」とその候補に投票する。

と、20%しか支持者のいない自民を上回ることができ、勝利することができる。そのための共闘を進めているのが小沢一郎だ。彼はすでに2回、それを実現。新進党と民主党で自民を打ち負かしている。この数年もそれを進めているが、最後の最後で投げ出す人たちがいたり、仲間割れして潰れている。また、小沢嫌いの人たちから妨害を受ける。

が、諦めることなく次の選挙に向かって根回しを続けていると聞く。それを今一番邪魔しているが枝野だ。彼は政権を取る気がなく、以前の社会党のように野党第1党でいることで、長く政治家を続けたいと思っているという話を聞く。最近の発言を聞いていると、まさにそうだと思える。そこに変化が出てくれば、与野党逆転劇が再び可能となる。

僕のFacebookを読んでくれている人の多くは情報通であり、リテラシーも高い、以上のことはすでにご存知だと思う。上記は僕の意見や推察ではなく、いろんなところで言われていることだ。そこから僕なりに感じること。次回、詳しく書かせてもらう。


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yahoo!ニュースを見て分かった気になる。長い文章は読まない人たち=その構図がうまく利用されている? [MyOpinion]

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yahoo!ニュースを見て分かった気になる人たち。長い文章は読まない人たち=その構図がうまく利用されている?

ある街の主婦に言われたこと。

「監督のFacebook毎日見ているんだけど長すぎて読めない。読んだ人に聞くといいこと書いてあるっていうんだけど、仕事忙しくてじっくり読む時間がないのよ」

そんな声は時々聞く

それならと短時間で読める短い文章にするとどうなるか? それで伝えられるトピックもあるが、それでは伝えられないものが多い。例えば映画撮影時のレポート。

「**市の**公園で撮影しました。雨降をして、雨のシーンの撮影。スタッフは皆、ずぶ濡れ。大変でした」

これなら2行で済む。

が、ロイター通信ではない。これでは事実しか伝わらない。

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詳しく書くから読んでいて面白い。例えば

●撮影したのがどんなシーンで、映画の中でどんな意味を持つか?

●監督してどんな思いで挑んだか? 

●上手く行ったのか? 問題があったのか?

●俳優たちはどうだったのか? スタッフは? 

●通常ならどんな撮影になるのか? 

●太田組としての特別な何かがあったのか?

それぞれの角度から説明するからこそ、

へーーそうなんだ。

とか、興味深く感じる。が、上記の角度からあれこれ伝えると文章が長くなる。と、先の指摘。「長くて読めない」になる。しかし、以前にも紹介したがyahoo!ニュースのヘッドラインだけ見て、

「ニュースは毎日見ています」

という友人がいるが、彼は全く世情が分かっていない。つまり、2行の以下のヘッドラインしか読まないからだ。と言って、大人は忙しい。じっくりと長文の記事を読む時間はなかなかない。長いだけで読むのを止める人もいるだろう。

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ただ、大事なことを無理やり短縮した文章

では、本当の意味が伝わらない。撮影の話ならまだいいが、社会、教育、戦争、原発、政治、芸術。それらはいろんな角度から見つめないと見えて来ない。言葉を尽くして説明しないと持論も、真実も伝えることは難しい。

でも、それだと多くの人は読もうとしない。yahoo!ニュースが重宝されるのは、簡単に読めて分かった気になれるからだ。本当は分かっていないのだけど。以前に書いた20%の人たちはほぼ、そんな人たちなのだと思える。長い文章は読まない。短い文章で分かった気になる。忙しい。考えない。それを利用した悪政が続いてしまう。そんな悪循環が日本をダメにする。考えなければならない。



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「オウム帝国の正体」③ 読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり? [事件探求]

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「オウム帝国の正体」読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり?

この本の著者。過去に三億円事件、宮崎勤事件等の謎が多い事件を解明。三億円事件の犯人を特定したという人。どこまで本当か?分からないが、調査は凄い。宮崎事件では警察内部でしか手に入らない写真まで掲載(どうやって手に入れたのか?)そして著者・一橋文哉という人は自身の顔写真を出していない。マスコミ等のインタビューも僕が知る限り受けていない。謎の人物なのだ。

どうも、個人ではなくグループのような気がするのだが、書かれていることの基本は報道通りであり、マスコミの突き止めていない真実も飛び抜けた奇怪性はない。「宇宙人が背後にいた!」なんてのはない。完全には信頼できないが、毎回、物凄い取材で知られざる事実を伝える。

その著者が今回挑んだのが「オウム事件」僕は当時、報道を食い入るように見ていたし、地下鉄サリン事件の日のことは昨日のように覚えている。そして先に書いたように、多くの人がオウム憎しで、感情的になり、ひたすら批判し、罵倒した風潮に違和感を持った。冷静に事件を見つめる人が少なかった。

そのために多くの謎が見過ごされ、解明もされていないのに、事件が終わったかのように考える人たち。そして謎が残るにも関わらず、麻原彰晃らを大量に処刑した政府。納得できないものがある。

尊師・麻原は法廷で何一つ証言していないにも関わらず、処刑されている。病気で失語症のような状態だとも言われたが、では治療して「なぜ、あんな事件を起こしたか?」追求すべきではなかったか?

そんな疑問の答えを探すべく、この本を読んでいる。まだ3分の1ほどだが、今回もマスコミ報道にはなかった情報があれこれ書かれている。オウムとソ連との繋がりはマスコミも一部伝えていたが、モスクワにも支部があるという程度だった。が、それどころではない繋がり!さらに北朝鮮の存在! 続きを読む。


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血圧を下げるための水生活ー10日目 体感する変化はトイレの回数だけ。 [健康]

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血圧を下げるための水生活ー10日目 体感する変化はトイレの回数だけ。

体調が良くない。水生活日記なのか?過労からの回復日記なのか?分からなくなる。水は1日に2L飲み続けている。10日目だ。一時は体調が良くなったが、この2日ほど逆戻り。子泣き爺を1−2人背負ったように体が重い。

一昨日、張り切って映画に行ったのがいけなかったのか? 老人の体力で入院状態。この2日、寝た切り。しかし、過労からの回復ではいつものこと。かなり良くなったと思ったらまたダウン。何もできなくなる。過労ホテルの最後の扉を開けるとまた疲労のヘドロが流れ出してしまう。これまで清掃した室内がまた全てドロドロ。

水を飲むことで、トイレに行く回数は増えるが、その他に変化はない。血圧計を持っていないので下がったかどうか?近所の健康センターに行かないと分からない。これで変わらないと水の効果はゼロということ。しかし、単純に考えて、水分をたくさん摂ることで、血の流れはよくなるはず。血圧が高いのは血の流れが悪いからだ。

血圧に変化があれば水効果ありということ。元気な日に健康センターに言って測ってみる。


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結局、日本人は芸能や健康にしか興味がないのか? 政治には関心がないのか?=その背景を探る [MyOpinion]

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結局、日本人は芸能や健康にしか興味がないのか? 政治には関心がないのか?=その背景を探る

このところいろんな記事を書いた。「事件」「政治」「健康」「芸能」その「いいね」数を見て行くと、一番が多いのが「芸能」。二番が「健康」そして「事件」「政治」。日本人の嗜好がよく出ている。

テレビで健康番組が多いのも頷ける。関心があるので視聴率が上がるのだ。対して、テレビでは以前ほど政治問題を取り上げなくなった。原発問題も、森友事件も、公文書改ざん事件も。一つには官邸からの圧力もあるのだろうが、視聴率が取れないというのもあると思える。

僕のFacebook友達はかなり社会に関心がある人が多いと思うのだが、それでも芸能、健康に「いいね」が行くのも同じ背景だろう。政治に関心がないーというのではなく、落ちるところまで落ちている現在の日本の政治をもう見たくない。滅入るだけという思いもあるはずだ。関心ある人さえ、そうであり、もともと関心のない人は記事のタイトルに「政治」を感じるだけで読まないだろう。

「映画監督のFacebookだと思って友達申請したのに、映画の話がアップされない!」

と思っている人もいるかもしれない。先に書いた記事「投票に行かない約50%」ー彼らは現実を見ているが、落胆しており、もう現実を知りたくない。という人たちがかなりいると思える。それがFacebookにも反映されている。そして、その構造が自民を支えている訳だ。

「自民は嫌い。でも、野党は信頼できない。投票したい党がない。だから選挙に行かない!」

それは結果的に自民を支持し支えているのと同じ。だから、有権者の20%しか投票していないのに自民が与党になってしまう(もちろん公明の協力もある上で)別の言い方をすると、投票所に行かないように差し向けている人たち。それにまんまと多くの人たちは乗せられている。

例えば選挙前に「事前調査では自民圧勝」とマスコミが報道するのもそれ。そのことで「俺が野党に1票入れても意味ねえなあ」と諦めさせるキャンペーンである。

結果、投票に行かず、政治のことはもう考えないようにする。だから、テレビでもFacebookでも、健康や芸能の方に目が行く。ある種の現実逃避。では、僕もFacebookでも映画や芸能のことばかり書いた方が多くの人が読んでくれるのか?それは違うだろう。「モーニングショー」の玉川さんも言っていた

「原発特集では視聴率が取れない。だから、やらないではなく、どうすれば興味を持ってくるか? 切り口を変えることで興味を持つはずだ。それがテレビ局の使命のはず」

その通りだと思う。タイトルのつけ方ひとつ。文章の導入の仕方。それだけでもかなり違う。僕もそんなこと。考えてみたい。


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「オウム帝国の正体」② オウム真理教に宗教法人の認可を出したのは誰か? その背後にいた大物大臣?え?あの人?=この話は本当か? [事件探求]

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オウム真理教に宗教法人の認可を出したのは誰か? その背後にいた大物大臣?え?あの人?=この話は本当か?

オウム事件で最初に疑問を持ったのは尊師・麻原彰晃の存在だ。僕らの世代から見ると「レインボーマン」のダイバダッタや「マグマ大使」のアース様のように、長い髪とヒゲ。いかにも!という感じ。事件後、彼の生い立ちを紹介した本を読んだり、その後もYouTubeで事件以前の動画を見たりした。(ビートたけしとの対談、「朝まで生テレビ」に出演)

彼は幼少から恵まれず、厳しい少年時代を過ごしている。その後は東大受験に失敗。薬事法違反で逮捕。強いコンプレックスを持つようになったという。そしてオウム神仙の会を経て、オウム真理教を設立。次第に信者を広げ、巨大組織を作り上げていく。

その広報活動を応援したのがマスコミだ。麻原の空中浮遊の写真を掲載したり、番組で紹介したりして、多くの人が興味を持ったのである。そして信者獲得のための活動。選挙にも打って出た。しかし、麻原のインタビューや動画を見ていて感じるのは、非常に気の弱いオヤジということ。虚栄心が強い。よく言えば繊細であり、人の心理を気にする。

それゆえ、人を惹きつけたり、誘導したり、操るのが得意な人だとは思えた。強がって見せていたが、強いコンプレックスを感じる。特筆すべきは妄想が強いということ。実はサリン事件は警察の追求を逃れるための撹乱行動であり、本当は国家転覆が目標だったと言われる。さらに世界同時革命も画策していた。

妄想を信じ、それを真剣に実現させるために全身全霊をかけていたのだ。似たような人物がもう1人いる。学歴が大したことなく、成績も良くない。身内は皆、優秀なだけにコンプレックスが強い。虚栄心も強い。気が弱いくせに強がって見せる。

強権的で、常識を超えたことを部下に指示する。そして妄想を信じて、突き進む。古賀茂明さん曰く「おじいさんの成し得たなかった隣の国と、もう一度戦争をして勝つことが彼の念願」共通点が多い。しかし、今回は麻原彰晃の話だ。

そんなオウム真理教。なかなか宗教法人の資格が取れなかったという。ちょっと考えれば怪しい。尊師は過去に薬事法違反で逮捕された前科者だし認可しないのは当然。東京都が認可を出すのだが、当時は鈴木知事時代。その彼が認可を出した。超高額の都庁建設で批判を浴びたあの人。そして、後任の青島幸男知事が都市博を中止した時に

「まるでサリンを浴びせられた気持ちだ!」

とサリン事件がまだ強く記憶に残る時期に無神経な発言をしたあの人である。なぜ、鈴木知事が認可したのか? それは当時の運輸大臣だった石原慎太郎からの指示だったという。では、なぜ、石原が? 

ある書籍を読むと答えがあった。弟・裕次郎が慶応病院で手術をした時の執刀医がのちの林郁夫だった。のちのオウム幹部だ。そこから繋がりが出来、石原の息子の四男がオウムの幹部になったとの指摘もあった。

といってサリン事件に石原ファミリーが関わっているというのではない。ただ、このことは全くマスコミでは報じられていない。その辺が本当に事実なのか?どうなのか?も知りたい。

また、これは出所不明の情報だが、サリンを作ったのはオウムではなく、自衛隊だという説がある。では、なぜ、自衛隊が? そしてロシアとオウムの関わりも気になる。その辺がこの「オウムの正体」で解説されていることを期待して読み進めている。


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