「オウム帝国の正体」③ 読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり? [事件探求]
「オウム帝国の正体」読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり?
この本の著者。過去に三億円事件、宮崎勤事件等の謎が多い事件を解明。三億円事件の犯人を特定したという人。どこまで本当か?分からないが、調査は凄い。宮崎事件では警察内部でしか手に入らない写真まで掲載(どうやって手に入れたのか?)そして著者・一橋文哉という人は自身の顔写真を出していない。マスコミ等のインタビューも僕が知る限り受けていない。謎の人物なのだ。
どうも、個人ではなくグループのような気がするのだが、書かれていることの基本は報道通りであり、マスコミの突き止めていない真実も飛び抜けた奇怪性はない。「宇宙人が背後にいた!」なんてのはない。完全には信頼できないが、毎回、物凄い取材で知られざる事実を伝える。
その著者が今回挑んだのが「オウム事件」僕は当時、報道を食い入るように見ていたし、地下鉄サリン事件の日のことは昨日のように覚えている。そして先に書いたように、多くの人がオウム憎しで、感情的になり、ひたすら批判し、罵倒した風潮に違和感を持った。冷静に事件を見つめる人が少なかった。
そのために多くの謎が見過ごされ、解明もされていないのに、事件が終わったかのように考える人たち。そして謎が残るにも関わらず、麻原彰晃らを大量に処刑した政府。納得できないものがある。
尊師・麻原は法廷で何一つ証言していないにも関わらず、処刑されている。病気で失語症のような状態だとも言われたが、では治療して「なぜ、あんな事件を起こしたか?」追求すべきではなかったか?
そんな疑問の答えを探すべく、この本を読んでいる。まだ3分の1ほどだが、今回もマスコミ報道にはなかった情報があれこれ書かれている。オウムとソ連との繋がりはマスコミも一部伝えていたが、モスクワにも支部があるという程度だった。が、それどころではない繋がり!さらに北朝鮮の存在! 続きを読む。
コメント 0