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「アイアンマン」①を見直して気づいたこと=「エンドゲーム」への伏線がいくつもあった!(ネタバレなし) [アベンジャーズ]

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「アイアンマン」①を見直して気づいたこと=「エンドゲーム」への伏線がいくつもあった!(ネタバレなし)

「エンドゲーム」を映画館で二度見てしまった後だが、「アイアンマン」①をamazonプライムで見直した。んーこれも先に見ておけばよかったと後悔。というのも「エンドゲーム」への伏線がいくつもあったからだ。この映画は2008年。「エンド」は今年2019年。つまり11年前の映画に伏線を張っていた? 

いや、実際はこの映画を脚本家が再確認して、いくつかの重要部分を伏線にして「エンド」を書いたのだろうだが、それが実に巧妙で、大きな効果を上げている。映画ファンはニヤリとしたり、ホロリとしたりする。そのいくつかをネタバレしないようにして、紹介する。

「エンド」で最後のシーン。アイアンマン関係の場面。あそこで流すあれ(?)はペーパー(のちの妻)が秘書時代にトニーにあげたもの。それを知った上で「アイアンマン」①を見ると、泣きそうになる。逆に、それを知った上で「エンド」を見ても悲しい。

「①」のラストシーンのトニーの台詞は「エンド」でのトニー最後のセリフと同じ。これも象徴的。「エンド」を見たときは忘れていたが、そういうことだったのか....と心に染みる。そして結末の意味も。

ちなみに「キャプテン・アメリカ」②「ウインターソルジャー」で、のちのファルコンにロジャーが声をかけるオープニングシーン。ジョギングしている場面。その台詞と同じなのが、「エンド」のクライマックスでファルコンがロジャーに向けた通信。ここまで凝るか!という気もするが、おしゃれだ。

ちなみに、英語だと同じ台詞だが、日本語訳の字幕スーパーではそれぞれに違う訳し方をしているので分かりづらいので説明。「ウインターソルジャー」オープニングシーンでキャプテンがいうのは

「On right side」日本語訳は「お先に!」

「エンド」でファルコンがいうのも

「On right side」=>「右を見ろ」

訳は違うが台詞は同じ。アメリカ映画はこういうところが上手い。

あと、例によってエンドロール終了後に後日談がある。そこにフューリー長官が登場。この頃から「アベンジャーズ」展開を考えていたのね? もし「アイアンマン」が大ヒットしなければ出来なかったのに、大構想を立ていたのだ。恐るべしマーベル!


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「アベンジャーズ エンドゲーム」映画館で再見=これは家族と友達の感動物語! [アベンジャーズ]


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「アベンジャーズ エンドゲーム」映画館で再見=これは家族と友達の感動物語!

映画館で二度見る事は珍しい。一度目に失敗したのは「キャプテン・アメリカ」の1作目を観ていなかった事。あとの作品を観たのもかなり前で細かな点を忘れていた事が後悔。今回、それらの作品を全て見直してから映画館へ。それも極音上映という特設スピーカーを設置している映画館で見る。公開から1週間。今も、満席だ。

過去の作品を観てからの2回目。前回以上に泣けた。中盤から感動の連続。まさか「アベンジャーズ」で泣けるなんて......。この映画。ポスターを見ても、予告編を見ても、SFアクション超大作映画と思える。が、「エンドゲーム」のテーマは「一番大切なものは家族と仲間」というもの。

アイアンマン=トニーに、キャプテン=ロジャーズに、ソーに、ブラック・ウイドウに、アイ・ホークに、スカーレットに胸打たれる。ゴールデン・ウィークが終わったら、あの件の種明かしもしたい。まだまだ、気付いていない関係者も多いようだし。


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「アベンジャーズ」シリーズが新しい時代をスタートさせた。解説する。(下) [アベンジャーズ]

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「アベンジャーズ」シリーズが新しい時代をスタートさせた。解説する。(下)

例えば、「ウォーキングデッド」シリーズ。主人公はリック(今は違うが)だが、別のキャラが中心になるエピソードもある。

「Zネーション」では主人公でないアディがめい一杯出演。他のキャラがほとんど出てこない話もあった。僕らの世代で言えば「ウルトラセブン」だ。モロボシダンが主人公だが、「北へ還れ」はフルハシ隊員が主人公、「V3から来た男」はキリヤマ隊長が主人公。「遊星より愛を込めて」はアンヌ隊員だ。

これがシリーズものならでは表現。それによって脇のキャラクターの背景や歴史。思いが理解できて、ドラマがより面白くなる。ダメなドラマというのは主人公に都合のいい脇役がいて、それらのキャラの人生が描かれていない。「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンも最初は嫌な奴だと思えているが、ミハルのエピソードから、応援したくなった。

人は(視聴者は)そのキャラの過程や歴史。思いや悲しみを知ることで感情移入したり共感して、応援したくなる。そして、そのキャラの行く末を見つめたくなり、死んでほしくない、幸せになってほしい。どうなるの?とドラマを真剣に見てしまう。それでいうと映画の場合。時間制限があり、2時間の中で何人ものキャラを描くことはできない。

「SW」でもルークの背景や歴史はしっかり描かれるが、ハン、レイアでも、それなりにしか見せてくれない。最近になり若き日のハンソロが映画になったりするが、映画では何人もを詳しく描くことは難しい。時間を取られて全体のレベルが下がってしまうからである。

ところがマーベルは主人公共演という新しい形を作り出した。「キャプテン・アメリカ」「アイアンマン」「ブラック・パンサー」でそれぞれのキャラを描いておけば、他の映画で見ても背景や歴史、思いは分かる。また「アベンジャーズ」は長いシリーズなので、主役ドラマがない人たちのドラマも描ける。

ブラック・ウイドウとハルクの恋。キャプテンとカーターの恋。バッキーとキャプテンの友情。アイ・ホークと家族。スパイダーマンとアイアンマンの親子に似た絆。それらが描かれることで、より深い物語になる。これまでテレビドラマではできたが、映画ではできなかったことだ。これは3部作形式でも無理で、やはり、それぞれのヒーローの主演作を多数制作することで初めて成立する。

ヒーローもののシリーズはこれまでも存在した。三部作もある。でも、このマーベルの方式はない。それによりテレビでしかできなかったメイン以外のキャラの人生や恋、苦悩や葛藤も描けるようになったのだ。その意味でマーベルが「アイアンマン」からスタートしたMCUの発想は素晴らしく、戦略なしではできなかったことだ。同じことをDCコミックもしているが、この方式が今後ハリウッドでも主流になっていくように思える。その意味でマーベルは歴史を映画を進化させ、時代を変えたのである。



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「アベンジャーズ」シリーズが新しい時代をスタートさせた。解説する。(上) [アベンジャーズ]

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「アベンジャーズ」シリーズが新しい時代をスタートさせた。解説する。(上)

一つの時代が終わり、新しい時代が始まったと感じている。「令和」のことではない、現在公開中の映画「エンドゲーム」のことだ。同時に「スターウォーズ」時代の終わりも感じる。趣味嗜好でそう感じるのではない。どちらかというと僕はDCコミック派なのだが、マーベル・ユニバースは映画を大きく前に進めたこと。解説したい。

映画は基本2時間前後。その中で物語は完結する。テレビドラマは1クール。12本で完結。1話完結ものもあるし、連続ものもある。この連続ものというのに映画は勝てなかった。2時間で描けるものもあるが、12時間かけないと描けない物語もある。例えば「ROOTS・ルーツ」はクンタキンテから6代に渡る黒人家族の物語だ。あれは2時間ではできない。

「巨人の星」も2時間では描けない。星飛雄馬の少年時代からジャイアンツでの活躍まで、延々と描くから面白く。その一部を切り出してもダメだ。だが、そんなテレビにしかできないことをやってのけたのが「スターウォーズ」シリーズだ。特に「帝国の逆襲」は「つづく」で終わる。昔々の映画。テレビのない時代。クリフハンガームービー等は毎回「つづく」でを終わり、続きは来週!という形の上映だったが、近代になってからはそれは無くなった。

その意味で「帝国」は画期的。大ヒットシリーズでしかできない冒険だった。興行的に成功しないと続編は作れない。しかし、「SW」はそれをやってのけて、新三部作まで制作した。それに触発された映画界は「ロード・オブ・ザ・リング」等の三部作ものを作るようになった。そのことで2時間で完結しない長編ドラマ。大河ドラマを映画でも見られるようになった。

が、まだ、テレビに敵わないところがある。次回説明。


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「アベンジャーズ」シリーズをほとんど見てないのに「エンドゲーム」を見たい人への入門編=ネタバレなし! [アベンジャーズ]

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「アベンジャーズ」シリーズをほとんど見てないのに「エンドゲーム」を見たい人への入門編=ネタバレなし!

せめて「インフィニティー・ウォー」をDVDで見てから映画館に行くことをお勧めするが、「明日、見る!」と言う人のための入門講座。とりあえず、数人のヒーローたちを把握しておけば最低限オーケーだ。

まずアイアンマン。日本で言えば「テッカマン」に近い。ロボットの中に人間が入る(というか機械を人間に貼り付ける?)アイアンマンこと、トニー・スタークは元々は兵器産業で大儲けしていた科学者だが、兵器を平和利用しようとアイアンマンで敵と戦っている。

両親は子供の頃に交通事故で死んだと思っていたが、実はナチスドイツの特殊部隊であるヒドラによって殺されていた。それに利用されたがキャプテン・アメリカの親友バッキーだ。そのことで「シビル・ウォー」でキャプテンと対立。「エンドゲーム」で和解できるのか? という状態。さらにトニー・スタークの父親も科学者でキャプテン誕生に立ち会っている。

キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズは第二次世界大戦時に青年だったが、体が小さくひ弱で、軍隊に入れなかった。でも、そのガッツを買った科学者によって特殊な薬を投用されて、強靭な体と力を持ったキャプテンアメリカとなる。ナチスやその別働組織ヒドラと戦い戦果を上げる。上官でもある恋人ペギーとダンスに行こうと言う約束したままミッション中に飛行機が墜落。氷の中に閉じ込められる。目覚めたのは現代。

あれから70年。友人も家族も皆死んでしまった。唯一、当時の恋人だったペギー・カーターが生存していたが、老齢で脳軟化症。スティーブのことを思い出すことができない。時々、記憶が戻るが、やがて死去。その彼女が現役時に作った組織フィールドに参加。人類の脅威と戦うことになる。

だが、共に強敵と戦ったアイアンマンの親友バッキーが両親を殺した犯人だと知り、アベンジャーズ・チームは分裂する。そんな時に地球を襲うのがサノス(宇宙の帝王のような存在)。その強大な力にアイアンマン破れ、ドクター・ストレンジ、スパイダーマンも倒れる。そしてアイアンマンは遠い惑星に壊れた宇宙船と共に取り残された。

ブラック・パンサーの国・ワカンダにキャプテン、ブラック・ウイドウ、ハルク、ソーらが集結して戦うが、サノスに叶わず。彼が狙った全ての魔法の石が揃い、全人類の半数が消されてしまう。

ヒーローたち、スパイダーマン、ストレンジ、ファルコン、ブラック・パンサーらも消されて落ち葉となる。多くの仲間を失ったアベンジャーズ。死の街となった地球は、反撃できるのか? 

そんな「アベンジャーズ」シリーズの完結編「エンドゲーム」は、前作で姿を見せなかったアイ・ホークの家族シーンから始まる。得意のアーチェリーを教えるアイ・ホーク。その目の前で幼い娘と妻が消えて行く...。そして、これも前作では登場していないアントマンの復活。

遠い惑星に取り残されたアイアンマンは無事に地球に戻れるのか? キャプテンは? ハルクは? そして失意から立ち直れないソーは?ブラック・ウイドウとハルクの恋の行くへは?

(ブラック・ウイドウこと、ナターシャはロシアのスパイ教育を受けたエリート。しかし、不妊手術を受けて子供を産むことができない。そんな彼女が心を開いたのがハルク。変身前のブルースはハルクになることで意識を失い、何をするか分からない恐怖を抱えて生きている。結婚なんてできない。人を避けて生きていた。そんな彼をスカウトしたのがナターシャ。十字架を背負ったもの同士、互いに心惹かれて行くが、戦いの日々が続く。そんな2人のラブストーリーの結末は?)


さらに前作の最後でフューリー長官(サムエルLジャクソン)が消される前に送った信号は? その相手は「キャプテン・マーベル」で解明されているが、そのヒーローは地球に戻ってくるのか?

全ての謎が解き明かされ、全てが見事に完結する。後半は涙と感動の連続。そして想像を超えた展開に! 「エンドゲーム」はアメリカ映画ーひとつの時代の終わり。そして始まりでもある。ぜひ!


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「インフィニティ・ウォー」再見して分かったこと=いろんな融合。うまくいってないのも? [アベンジャーズ]

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「インフィニティ・ウォー」再見して分かったこと=いろんな融合。うまくいってない?

これで「アベンジャーズ」シリーズを全て2回ずつ見た。すでにここの作品については書いたが、DC コミックの方が好きで、どちらかと言うと元気な優等生的イメージが強いマーベルのヒーローにはあまり好感が持てなかったが、見直すとそうではないことが分かった。

キャプテンも、アイアンマンも、ブラックウイドウも、悲しみを抱えており、その中で真実を探す戦いを続けていることが分かる。その辺の伏線はシリーズをバラバラに見たのでは分かり辛いものがあった。が、それらが全て「エンドゲーム」で完結するのだ。

ただ、その意味では「インフィニティ・ウォー」はそれら伏線がほとんどなく、ひたすらサノスとの戦いに時間が割かれている。言い換えればネタ振りは前作の「シビル・ウォー」で済んでいて、「インフィニティ」はエピローグのための前半としての物語に徹底したのかもしれない。

とは思うが「悲しみ」がないことで単なる「SFアクション」に見えてしまう側面もある。クライマックスのワカンダの戦いは派手だし、スケール大きいし、「スパルタカス」の現代版で、面白く見れる。ソーの登場は拍手喝采。

対して、他の惑星の戦い、ソーの斧作りの星が絵本の世界に見えたのは僕だけか? 「スターウォーズ」では惑星タトウインはチェンジニア。惑星ホスはノルウェーでロケされいたが、こちらはスタジオでCG合成だ。そのせいで絵本のような世界に見える。「スターウォーズ」で言えば「帝国の逆襲」のダゴバ星(ヨーダの星)の感じで、やはりスタジオ感が強く、現実味が薄くなる。

つまり「インフィニティ」ではワカンダのみがロケ。そのために派手な戦いをしても、もう一息盛り上がらない。「エイジ・オブ・ウルトロン」の時は韓国ロケもしている。1作目はニューヨークだ。知った街が出てきて、そこで建物が壊れ、爆発が起こるとおーーと思うが、絵本のような惑星ではその現実味がかなり弱くなる。

そして何より「悲しみ」で言うと、キャプテンが愛するカーターは前作で死んでいるし、親友のバッキーは元気になり、味方だし、アイアンマンの両親の話は出て来ない。ブラック・ウイドウとハルクの恋も全く描かれない。(もちろん、それらを描く余裕もないだろう)唯一、ワンダとビジョンの恋だけが泣かせてくれる。

プラスして「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」のメンバーもここから登場。コメディテイストの強い作品なので、「アベンジャーズ」世界とうまくマッチしていない気もする。ガモーラは重要なキャラとなるので、浮いている訳ではないが、コミック・リリーフがたくさんいると、ドラマ自体を停滞させることも感じる。その意味でほとんどが消されてしまい、アライグマだけが残ってコミックリリーフをするのは正解で「エンドゲーム」でそれは生きていた。

そんな意味でも一番出来が良くないのが、「インフィニティ」かもしれない。ただ、このシリーズは全部を繋げて初めて物語が出来上がるので、その1つだけ取り上げても意味はないかもしれない。そして、このエピソードがあるからこそ、完結編の「エンドゲーム」が盛り上がるのは確かだ。


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「エンドゲーム」は新しい時代の始まり。「スターウォーズ」時代の終焉を告げる作品だ。 [アベンジャーズ]

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「エンドゲーム」は新しい時代の始まり。「スターウォーズ」時代の終焉を告げる作品だ。

「シビルウォー」まで全部見直した。「アベンジャーズ」シリーズはすでに映画館で全部見ているが、「キャプテン・アメリカ」だけは見ておらず、後でDVD。そして「ファースト・アベンジャー」は今回が初。それらを順番に見ると、いろんなことに気づいた。

緻密に物語が作られており、キャラクター設定もしっかり出来ている。それを見た上で「エンドゲーム」を見ると最高に盛り上がるようになっている。1本と1本の間が何年もあると忘れている。気づかなかった点も多く、それらがも良く分かった。

キャプテンとカーターの悲しいラブストーリー。アイアンマンが忘れられない両親の死。そして現在の妻と子。この流れも「エンドゲーム」で完結する。で、気づいたのだが、「アベンジャーズ」は「家族と友達」の物語なのだ。キャプテンとバッキー。アイホークの家族。ブラック・ウイドウとハルクの恋。アイアンマンとスパイダーマンはある意味で親子関係。家族の絆の物語なのだ。

90年代に「ロード・オブ・ザ・リング」を見たとき。あの時も強い興味はなかったけど、3部作が大ヒットしたので連続上映に行って、感じたことがある。

「70年代からのハリウッド映画の時代は終わった」

あれはニュージランドの映画。そしてアカデミー作品賞まで取ってしまった。「スターウォーズ」や「未知との遭遇」から始まったイベントムービー連発のハリウッドの時代の没落を感じた。しかし、「ダークナイト」シリーズでハリウッドも逆襲を始める。そして「スターウォーズ」シリーズの復活。さらにエピソードⅶ&Ⅷの製作。完結編が年末に公開されるが、今回の「エンドゲーム」の公開で、

「スターウォーズ時代は終わった」

と痛感。「ダークナイト」あたりから始まったアメコミ映画。その決定版というべき「エンドゲーム」が時代を塗り替えてしまったこと。感じずにはいられない。一つの時代の終わりなのだ。「エンドゲーム」はそのくらいの意味を持った映画である。

日本は時まさに今日で平成が終わる。「アベンジャーズ」シリーズを見直してそんなことを感じた。では、何が今までのハリウッド映画と違うのか? 次回、解き明かして行く。


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「アベンジャーズ」シリーズ入門講座=日本で言えば仮面ライダー、キカイダー、イナズマン、ロボット刑事が大集合のヒーロー映画。 [アベンジャーズ]

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「アベンジャーズ」シリーズ入門講座
=日本で言えば仮面ライダー、キカイダー、イナズマン、ロボット刑事が大集合のヒーロー映画。

昨日の「エンドゲーム」いろんな意味で感動して、今日も映画館に行こうか?と調べたが、どこもネット予約だけで満席!できればドルビーシアターかIMAXで観たい。それは連休が終わるまで無理そうなので、本日は部屋でAmazonプライム。「アベンジャーズ」シリーズの復讐、ではなく復習をして、後日に改めて映画館に行くことにする。

最初はやはり1作目「アベンジャーズ」ーでも、このシリーズに詳しくない人もいると思うのでまず解説。日本でも特撮ヒーロー系の大手というと東映系が制作した「仮面ライダー」「キカイダー」「宇宙刑事シリーズ」「戦隊(ゴレンジャーとか)シリーズ」と、東宝系(というより円谷系)の「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「ジャンボーグA」「ミラーマン」という二つの流れがあるように、アメリカのアメコミ界もDCコミックとマーベルという2つのグループがある。

DCは「バットマン」「スーパーマン」「ワンダーウーマン」等で、マーベルが「スパイダーマン」「超人ハルク」「キャンプテン・アメリカ」(それぞれが主人公で映画になっている)等。そのマーベル側のオールスターキャスト作品が「アベンジャーズだ」日本で言えば、仮面ライダー、キカイダー、ロボット刑事、ゴレンジャーらヒーローが勢ぞろいして巨悪と戦うような感じ。

ただ、日本では特撮ヒーローというと子供向けという認識が今もある。が、アメリカでは昔からヒーローものを含めて、SFは子供から大人までのエンタテイメント!であり市民権を持つ。「スターレック」も1960年代のシリーズだが、毎週テレビで放送。大人が楽しんでいた。対して日本はゴールデンタイムに大人向け作品が登場したのは最近、そして今もキワモノ扱いだ。

そんなアメリカでアメコミのヒーローたちを実写化して、オールスターで活躍させたのが「アベンジャー」。けど、DCに比べて日本での知名度が低いキャラも多い。僕はかなりアメリカン・カルチャーに詳しいが(留学中も先生たちより、僕の方がアメリカの古いテレビドラマに詳しかった!)が、知っているのは「ハルク」と「スパイダーマン」だけ。

DCの「バットマン」「ワンダーウーマン」「スーパーマン」はテレビドラマ化され子供の頃に観ていたが、マーベルはテレビ化が「ハルク」と「スパイダーマン」は日本で池上遼一が漫画として執筆した版があるくらい。アイアンマンはまるで知らなかった。

ただ、キャプテン・アメリカは映画「イージーライダー」の主人公(ピーターフォンダ)の名前がそれで知っていた。変な名前だと思っていたら、大人になってからアメコミの主人公の名前から取ったと知った。だから、彼の乗るチョッパーのオートバイのガソリンタンクはキャプテンの盾と同じ星条旗模様なのだ。

そんな訳で僕らの世代には「アベンジャーズ」は理解しやすい。アメリカ版「仮面ライダー集合」であり、石森章太郎キャラ集合とも理解できる。最近でいうと「ジャイアントロボ 地球が静止する日」のBF団VS国際警察機構(これが「ア」のシールズと同じ存在)の実写版映画と思えば容易に理解できる。

前置きが長くなった。1作目を久々に見直すと、この頃はキャプテン、アイアンマン、アイホーク、ブラック・ウイドウ、ハルク、ソーとメンバーも少ないが、「エンドゲーム」に至る伏線が張ってあることを感じた。アイホークとブラックウイドウが争うシーンもあり「エンドゲーム」を観たあとなので泣きそうになる。そのブラック・ウイドウが最初にハルクをスカウトに行っているのも悲しい。

そしてエンドロール前に何と、サノスがちょっぴり出演している。完全に忘れていた。さて、この後に来るのが「エイジ・オブ・ウルトロン」だが、その前に僕が唯一見逃していた「キャプテン・アメリカ ファースト・アドベンチャー」を見る。でも、「エンドゲーム」を観たあとだといろいろ辛いかもなあ。こんな感じで全部見たら再び映画館で「エンドゲーム」だ。


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「ウインターソルジャー キャプテン・アメリカ」再度鑑賞中! [アベンジャーズ]

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「ウインターソルジャー キャプテン・アメリカ」

「シビルウォー」観ようと思ったけど、「ウインターソルジャー」にした。以前にDVDで見ているが、マーベルシリーズではベスト3に入る出来だと思える。これにもナターシャが出ていたのね? 時間軸的には「アベンジャーズ」のあとで「エイジ・オブ・ウルトロン」の前。

劇場公開は2014年4月。記憶にないはずだ。この頃は「向日葵の丘」のロケ中。宣伝期間中は準備で映画館に行っていない。ちなみに1作目の「ファースト・アベンジャー」は2011年の10月。これも記憶にない。311の年。過労で倒れて半年寝込んだからなあ。10月は復活しだした頃。映画館に行く体力なかった時代。

で、キャプテンの映画。よく知らなかった。しっかり観ておけば「エンドゲーム」を2倍楽しめたのに....


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「キャンプテン・アメリカ ファースト・アべンジャー」観た。 [アベンジャーズ]

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「キャンプテン・アメリカ ファースト・アべンジャー」観た。

「アベンジャーズ エンドゲーム」を見て大感動したが、もう一度見ようとすると、都内はどの映画館も満員御礼でチケットが買えず。だったらGWが終わるまで、過去の作品の復習だ。まず、1作目を見て、次に唯一観ていなかった「キャンプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー」をamazonプライムで観る。

「アベンジャーズ」シリーズのメイン2人はアイアンマン、そしてキャプテンだ。そのキャプテン・アメリカ物語の全ての始まりがこの作品。なぜ、彼は超パワーを持つようになったか? その理由。時代背景。ある女性への思い、あの派手な衣装を着るようになった経緯。その全てが説明されている。親友バッキーとのエピソードも本作紹介「エンド」でのキャプテン対キャプテンの時のあのセリフの意味もここで分かる。

ストーリーを少しだけ書くと「アベンジャーズ」は現代の物語だが、キャプテンだけは第二次世界大戦時の軍人。最初の活躍はヨーロッパ戦線でのドイツ軍との戦闘だ。それがなぜ? というのはラストに描かれ、2作目の「ウインターソルジャー」に続く。その作品では何とあのロバートレッドフォードが悪役として出演。なので「エンドゲーム」で.....ということ。

これ見逃していたの大きかった。今回の「エンドゲーム」への伏線がいくつもあった。この作品を見ておかないと、あのエンディングの意味が分からない。土曜日のダンス。そういうことか! あと、キャプテンがアイアンマンの親父と過去に仕事をしていたのも、この作品で分かる。それによって「エンドゲーム」のあの基地でのシーンもより良く分かる。しかし、この頃からちゃんと青く光る大きなサイコロ?の話は出ていて、それが「エンドゲーム」で完結しているのだから凄い。

ところで、あちこち友人にメール連絡したので「エンドゲーム」を何人かが見てくれた。映画が面白いのは皆、賛同。しかし、もう一つの理由。意外に気づいてくれない。えーーー何で!と思うが、気づかないものなのだろうか? まだ、業界の友人からの返事が来ていないので、その辺に期待。さて、次は本流に戻って「エイジ・オブ・ウルトロン」観るか!


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「アベンジャーズ エンドゲーム」大感動。ここまでの作品も説明!(ネタバレなし) [アベンジャーズ]

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「アベンジャーズ エンドゲーム」大感動。あれこれ説明する!(ネタバレなし)

この映画。2つの意味で大感動した。1つ目は非常に良く出来た作品であること。知らない人は単なるSFアクションの超大作だと思うだろう。が、これが感動巨編なのだ。鑑賞中に2度も号泣させられた。あるTweetを読むと満員の映画館で観客が全員泣いていたという。僕は他人を気にする余裕がなく、感動で打ちのめされていた。

だが、僕はマーベルはあまり好きではなく、DCコミック派だ。同じヒーロー大集合映画を作っても「アベンジャーズ(1作目)」は紅白歌合戦的なもので、それこそヒーローが大集合して敵と戦うだけだったが、DCの「バットマンVSスーパーマン」は人間ドラマもあり、感動もあり、映画としてのレベルが高かった。アイアンマンよりバットマン。キャプテンアメリカより、ワンダーウーマンの方が子供時代から知っていることもあり支持していた。

そして「アベンジャーズ 」2作目「エイジ・オブ・ウルトロン』は1作目の繰り返し、スケールは大きいが退屈。ヒーローの1人1人は個性的なのに、皆が集まると気を使い合うことで予定調和に終わる。やはり紅白歌合戦。それが3作目の『シビルウォー』になり展開した。

キャプテン・アメリカとアイアンマンが対立し、アベンジャーズ同士が戦う。これはよく考えた。日本で言えば、ウルトラマンVSウルトラセブンのようなもの。盛り上がらない訳がない。でも、それだけではなく「正義は一つだけではない」というアメリカらしからぬテーマがあり「悪を倒してバンザイ!」という昔ながらのハリッド映画から前に出た作品になっていた。

そして「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」今回の「エンドゲーム」の前作となる作品では、最大の敵サノスが登場する。が、強いというより、ただ腕力が強く、ヒーローたちの攻撃が効かないだけで、昔の「仮面ライダー」の新シーズンのようだ。より強い敵が現れる。ライダーキックが効かない。そうやって盛り上げるが、やっていることは以前と同じ。設定として強いというだけ。

VFXは凄く。アニメ版「ジャイアントロボ」を実写化したような凄いさなのだが、テーマ性がない。最後はサノスを倒してバンザイ!なら、これまでのハリウッド映画と同じ。前回の「シビルウォー」は何だったのか? 「ジャスティス・リーグ」も絶賛は出来なかったが「やはりDCの方がよく出来ている!」と思える展開。それがなんと「インフィニティ・ウォー」は「つづく」で終わった。

結局、サノスが勝利。それもアベンジャーズ・メンバーの半数が消されて(殺されて)人類の半分もいなくなる。えーーそんなラストなのか? と思ってから1年。今回の「エンドゲーム」となる。だが、期待はしていなかった。ここから逆襲が始まり、サノスを倒し、「バンザーイ。正義は勝つ!」という安易な結末だと予想。「やはり、DCの方がいいな!」となるように思いながら、なぜか? 初日に映画館に行ってしまった。

ら、予想が完全に裏切られた。えーーーそんな展開? マジ? 生き残ったアベンジャーズが再びサノスに挑み、勝利するという前回でも出来た結末にならず、意外な展開をした。その予想外な展開の中で、感動があり、涙があり、見事な結末を迎える。前々作で感じた従来のハリウッド映画から前に出た展開をさらに1歩前に進めている。「悪は滅びる」「正義は勝つ」ではない。

娯楽に徹するハリウッドだが、ちゃんと時代を反映している。本当に大切なものは何か? 本当に大切な考えとは何だ? それを伝えている。まさか「アベンジャーズ」でそれやるとは! 

さて、感動したもう一つの理由。これは今は書けない。ぜひ、映画をご覧になってほしい。僕を直接する友人たちは「え?」と思い、その理由を理解いただけるはずだ。何にしても「エンドゲーム」はお薦め。

ただ、公開初日の昨日。都内の映画館は朝から夜まで全ての回が完売したようだ。こんなこと「スターウォーズ」でもないのに!本日も多くの劇場で完売が多発。最終回のスクリーン前の席しかない状態だ。GW中はそんな感じかもしれないが、あれこれ情報が入る前にぜひ見ることを勧める。ネタバレすると感動が半減するからだ。お早めに!


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