祝・退院ー多くの方に支えられた。ありがとうございます。−11月17日 [リアル入院生活]
本日、無事に出所、いや、退院した。ー11月17日 [リアル入院生活]
新作映画ー今後の予定。ーまだ闘病中だが、戦いは始まる−11月17日 [リアル入院生活]
11月12月。今年中に2回、試写会。それで今年は終わり。年明けの1月に1回。2月公開なので、1月が勝負だ。マスコミ関係の取材を受けることになる。それも監督の仕事の内。まだ、病気が完治していないのに、どこまでやれるか?
心配。とは言え、新作映画を撮る訳ではない。取材を受けるだけ。とは言え「ドキュメンタリー沖縄戦」の時は、1日、10人。ぶっ続けでインタビューを受けた。それを2日間!
あの時はさほどでもなかったが、今は病人。そんな取材に耐えられるか?しかし、それは監督の仕事の内。その意味でも、今回の脳梗塞で「言葉」に障害が出ていたらアウトだった。
あの饒舌だった大島渚監督。脳梗塞以降は喋りも大変そうで、見ていても辛かった。見ているだけで気の毒。僕が同じ立場になっても、おかしくなかった。その意味で、残りの人生は大切に生きねばと思えている。
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60代は無理が利かない[?]ーこれからはより、仲間の力を借りて仕事すべき。11月17日 [リアル入院生活]
腹が減った。今朝は午前6時前に起床。四人部屋だが、他の患者さんはまだ寝ている。部屋を抜け出してラウンジへ。自動販売機が置かれた広いスペースに椅子と机がある。そこでこれを書いている。
病院の4階。景色はいい。田舎町だが、ここからは住宅街が見える。ラウンジには車椅子の老人が人。窓外を見つめているだけ。腹が減ったが、朝食まで、まだ時間がある。腹が減るということは、体調がいいのだろう。
血液の流れが良くなったせいか[?] いや、手術前から、ここしばらくは食欲がある。しかし、これで元気になったら、以前以上に仕事をしてしまうかも[?] 毎回、過労でダウンするまで働く。また、心臓が壊れるかも[?]
ただ、両目はもう半分しか見えない。それでセーブするだろう。でなち、毎回、映画制作に全力投球。命懸けでかかり、倒れるまで働いてしまう。50代まではそれで行けたが、今は60代。命取りになる。仲間に頼りながら、無理せずに仕事する年齢なのだろう。
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手術は無事に終わったが、まるで実感がない。11月17日 [リアル入院生活]
僕の場合。「痛いーー」という症状が手術で治るということではない。心臓から出る動脈が3本とも狭まってしまい、血流が悪くなったことで、脳梗塞が起きた。
放置すると、いつか詰まって血が流れなくなる。その前に脳梗塞が起きたことで心臓の異変に気づいた。今回、手術して血管を広げたことで、近い将来に起こるであろう事態を防ぐことが出来たということ。でも、実感がない。
ただ、両目ともに半分失明という大きな犠牲を払い、体が大きな危機を伝えて来たということなのだろう。とは言え、その脳梗塞で別の脳が死んでいたら、下半身部髄。言語障害もあり得た。目以外は問題なし。強運というべき[?] とにかく、映画監督業は続けられる。ありがたい。
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さて、いよいよ本日で退院。ー蕁麻疹問題 11月17日 [リアル入院生活]
病院のラウンジで、このブログを書いている。まだ、他の患者は寝ている。手術はうまく行った。よく、あんな状態の血管を手術出来たものだ。恐るべし現代医学。
でも、お陰で3本の血管。しっかり血が流れるようになった。本日の午前中の退院。気になっていたのが、前回、前々回も発症した蕁麻疹。手術に使う造影剤の副反応。これが痒くて仕方がない。前回は3週間もそれが続いた。
今回は、薬を変えたことで発症しなかった[?]と思ったら、やはり来た。前回はその夜には赤い蕁麻疹。熱が出て、痒みもあり、体調が悪くなった。が、今回は体調は良好。痒みもほとんどない。今朝には蕁麻疹も引き始めた感じがある。手術よりこちらが大変なので、助かる。
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病院での夜の楽しみー11月16日 [リアル入院生活]
手術前日。そして当日。検査や手術が終わると、患者は部屋で過ごす。テレビもあるが、つまらない。おまけに有料のカードを買わねばならない。で、Netflix。iPadで見ることができる。
前回の入院では「鬼滅の刃」の最新シリーズを一気見した。今回は過去のシーズンを。と思っていたが、「呪術廻戦」の新シリーズが配信されていた。で、入院初日から。今回は九条悟の過去のエピソードからスタート。外道との因縁が紹介される。
やはり、時代はテレビではない。Netflix大事だ。
薬は飲み続けなければ、ならない。10個。それぞれに別の用途。この一つが心臓に溜まった水を排出した。
病院の夜。消灯時間を過ぎると、やたらベルや警報が鳴る。そして叫ぶ患者。看護師が走る足音。病院の夜はドラマティック?
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本日、退院ー多くの方に支えられた。ありがとうございます。−11月17日 [リアル入院生活]
さて、明日は退院。蕁麻疹さえ問題なければ、再び戦いが始まる。−11月17日 [リアル入院生活]
昨夜の先生の説明では、何かない限り、あとは通いの治療でいいとのこと。ただ、3ヶ月は血液サラサラ薬を3倍。飲み続ける。いつも1個だが、3個。これは血液中で血清が出来ると、それが血管を流れて脳に到達。傷つける可能性があるからだろう。
これは怖い。が、その薬のせいで出血すると、血が止まらなくなる。オートバイに乗るのをどうしようか[?]今も悩んでいる。もう売るしかないのか[?] 小さな物に変えるのか[?] 今回の病気で生活があれこれ変化しそうだ。
体は良くなり、今後は以前より元気になるかもしれない。が、また、7人分働いて倒れたら、大変。今度こそ再起不能になるかもしれない。その辺を考えて、食生活や仕事を見つめ直す必要があるだろう。7人分、働くのはもうやめたほうがいい。
では、作品を縮小? うーん。十分な制作費さえあればいいんだけどなあ。いつも低予算なのに、僕が7人分働き、1人前以下のギャラしか取らないので、あのスケールで映画が撮れた。が、今後それをやると、今度こそ遺作になる。うーん。
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病気は不幸だったのかー大病を知らせた恩人かー11月16日 [リアル入院生活]
昨夜、手術の後。担当医から結果を報告された。それは先に記事にした。難しい手術だったが、成功。あとは経過を見ていくだけ。ただ、また手術に使った薬の副作用で蕁麻疹が出た。
でも、問題はそれだけだろう。本日、様子を見て問題がないなら、明日には退院だ。苦しかったのが、手術で治るのなら効果を実感する。が、もともと心臓が痛いとかはない。もちろん、放っておくと大変なことになった。
それを喘息と、脳梗塞で体が教えてくれた訳だ。そのことで事前に心臓が絶対説明になっていることが分かり、手術を受けることが出来たのだ。下手したら血管がつまり、大変なことになっていたかもしれない。そう考えるとめっちゃラッキーなのかも。
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