SSブログ
沖縄の現実 ブログトップ
前の20件 | -

他人の痛みは実感できない=病気だけでない。原発も沖縄問題も同じだ!(改訂版) [沖縄の現実]

336181903_741223330928301_3409572436580272358_n.jpg

他人の痛みは実感できない=病気だけでない。原発も沖縄問題も同じだ!(改訂版)

喘息で発作が出るので、ベッドで横にならず座ったまま寝ている。当然、熟睡できず、疲労が溜まっていく。もう2週間もそんな日々が続く。体調自体も良くなく、胃や腸の機能も低下。こんなふうに毎日詳しく闘病記を書いているのに、常連さんから超的外れなコメントが来る。病気に関わらず他人の苦しみは、分からないものなのだ。

逆の話もある。私の花粉症は毎年、極めて軽い。朝、少し鼻水が出る程度。日中、目が痒いことがあるが、すぐに忘れる。特別な対策は何もしない。対して多くの友達は花粉症で苦しみ「目の痒みが耐え難い。目玉を取り出して洗いたいほど!」と嘆く。大変そうだが、実感として分からない。

330393939_125012597035726_4830259189051116199_n.jpg

また逆に、私が胃痛で苦しんだ時も同様。強度のストレスで胃酸が出過ぎて胃自体を傷つける。穴が開きそうな痛み。疼くまり歩けなくなる。そんな時、薬がなければ何か食べることで、胃液を本来の消化に使い、意を守り痛みを止めるしかない。

その場にいた友人に「何でもいいから食べたい....」というと、胃痛経験のない友人は「いい大人が、子供みたいだぞ〜!」と笑っていた。実感できないのだ。

他人の「痛み」「苦しみ」というのはそういうものなのだ。「可愛そう」とか「哀れ」と上から目線で同情することしか出来ない。それは「戦争」「原発事故」も同じ。「気の毒だね」「寄り添いたいね」と言っても他人事。人はどうすれば自身が、その不幸を体験したような気持ちになれるか?

161664574_5181289601945302_2542155290641518553_n.jpg

それを実践したのが映画「朝日のあたる家」である。原発事故に巻き込まれるとどうなるか?を体験してもらうために作った。今、話題の大臣はかつて「原発事故で死亡者は出ていない訳だし、このまま推進すべきでは?」と発言した。が、死ななくても家や仕事を奪われ、家族がバラバラになり、故郷を奪われることをどう思うのか?福島の悲しみを実感していないからこそ、あのような無神経な発言ができたのだ。

高市だけではない。多くの日本人は原発だけでなく、沖縄の現実も実感できない。「基地。大変だね〜」それで終わり。では、どうすれば県民の「苦しみ」や「悲しみ」を痛感してもらえるか? それを実践するのが私の次回作。現在、編集中。自分のことのように怒り、悲しみ、黙ってられなくなる。それを実感してもらえる映画にしたい。

160426668_5174791045928491_1238447821849389945_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

大田昌秀知事の視点で見る日本。 [沖縄の現実]

335406944_1279005736159207_6433152354966444182_n.jpg

大田昌秀知事の視点で見る日本。





m_E38393E382B8E383A5E382A2E383ABE6A8AAC.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

(393)デニー玉城知事とお会いした時=山本太郎の兄貴分やで! [沖縄の現実]



(393)デニー玉城知事とお会いした時=山本太郎の兄貴分やで!





79409203_3276189612455320_2480696715586306048_n-4c317.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

G men 75ー沖縄三部作。凄かった!米兵の犯罪を追う!? [沖縄の現実]

278174600_7260747287332846_8747668924827336172_n.jpg

G men 75ー沖縄三部作。凄かった!米兵の犯罪を追う!?

米兵にレイプされた沖縄の女性たち。だが、米兵たちは無罪。復讐に燃える兄はその米兵の1人を殺害。事件を追うGメンに彼は「ヤマトンチューに俺の気持ちは分からねえ!」と叫ぶ。

残る1人の米兵は嘉手納基地ー実名で登場ーに逃げ込む。Gメンが交渉するが、、、司令官は引き渡しを拒否。今なら絶対に放送不可能な物語。これが当時、ゴールデンタイムに全国放送!そしてラストシーンに悔し涙が溢れる.....。


278185372_7260745413999700_4887265954720058412_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

米軍基地の敷地内 [沖縄の現実]

60577776_2681611441913143_1643484100696211456_n.jpg



122586223_4539247899482812_2062014459516393529_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」ー予告編2020   [沖縄の現実]



 映画館公開は全国28館で行われ、昨年大ヒット。

 ロスアンゼルスの映画祭、ジャパン・フィルム・フェスティバル2020で、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。

 DVD発売の予定は残念ながら立っておりません。今後はレンタル上映を予定しています。


144698748_4971400386267559_9205383203717573495_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

肝心要の本 [沖縄の現実]

141514668_4940801692660762_4905518804251192819_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

沖縄戦の勉強は続く!新に大判写真集を二冊ゲット [沖縄の現実]

125309126_4636088773132057_7770901186311566698_n.jpg


沖縄戦の勉強は続く!



118791317_4298505766890361_8313874717155338516_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

辺野古基地の真相=米軍のためではなくゼネコンのための工事? [沖縄の現実]

131507709_4786204124787187_844143229353313182_o.jpg

辺野古基地の真相=米軍のためではないゼネコンのための工事?

「沖縄戦」取材時、沖縄戦を描くのに、沖縄戦だけ取材していけないと、基地問題の勉強も少しばかりした。実際に辺野古を訪れ、反対活動している人たちから報道されていない事実を聞き、驚愕した。

そもそも辺野古の新基地建設。 普天間基地の周りは住宅街。事故が多発して危険という声がアメリカ側から起こった。そこで代替え基地を安全な場所に作り、普天間を返してもらおうということだ。なるほど、それはいい考えだと思いそうになるが、裏があった。

沖縄マスコミは「新基地建設」というが、それ以外では「基地移転」という。そこから謎が解けてくる。まず、辺野古に基地が出来たからと米軍は辺野古を返す訳ではないという。そんな約束はないと、当時のライス公務長官は発言。日本政府が約束なしに、政府予算で代替え基地を建設しているだけなのだ。なぜ、そんなことをするのか? 

地元の人に言われた。「どこが新基地を作っているか?知ってますか?」考えたことがない。「私としたことが!」右京さんの台詞が思い出される。そこに答えがあったのだ。説明を聞いた。「今、工事を進めているのは大成建設です。他にも日本の大手ゼネコンがほとんど参入してます。これの意味。わかりますか?」

そこまで言われれば分かる。要は「アメリカ様の基地を作る。代替え基地だ。普天間の人たちの危険を減らすと言いながら、実は公共事業。莫大な工事費を使う。それは大手ゼネコンの儲けとなるのだ。要はアメリカという免罪符を使い、自民党がゼネコンを儲けさせるためのプロジェクトなのである。その人は続ける。

「工事業者を選定するとき、業者から見積もりを取るんです。政府の試算に一番近いところが仕事を請負います。そこでピタリ賞を出したのが大成建設です」もう、分かった。そこは当時の官房長官、現総理である菅の息子が働く会社なのだ。別の事情通に聞いた。

「大きな工事は政府側が事前に業者に試算額を教え、それに従った見積もりを出させる。ゼネコンの仕事は莫大な利益を出す。だから、情報をくれた政府関係者にそのパーセンテージを払う。そうやってどちらも大儲けするんだよ」

父が政府関係者。息子がゼネコン。その会社がピタリ賞。出来過ぎている。地元の人は続ける。「地盤がぬかるんでいて、工事が進まないというけど、最初から知ってたんじゃないかな? 工事が続けば予算も増える。ゼネコンが儲かる。政治家も儲かる。そんなことに沖縄を利用している。許せないですよ」昨年12月の沖縄タイムスはこう報じている。

「辺野古の新基地建設を巡り、政府が総工費を想定していた3500億円以上から、3倍近い9千億円程度で検討していることが24日、分かった」

しかし、東京にいると「これで普天間の人たち助かるなあ」「アメリカ軍の要望だから仕方ないことだし」「新基地でなく移転だし」と思ってしまう。ゼネコンや政治家が大儲けしているとは想像しない。そもそも、沖縄に関心がない。休暇で行く観光地としか考えない。その原因。何よりも、建設会社名を上げないマスコミの責任が重い。こうして沖縄の現実を多くの日本人は知ることができない。


スクリーンショット 2020-08-11 16.55.35.png
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

大田元知事が解説。1010空襲を特集 [沖縄の現実]

132886297_4823518777722388_3987757004064364687_o.jpg


以前から探していた大田昌秀・元翁県知事の本をゲットした。

それもサイン入り。

この方、何で知事からもらった本を手放してしまったのだろう?

でも、そのお陰で読めるのだけど。

この本、資料写真豊富。大田知事が解説。

1010空襲を特集している。

133594132_4823519191055680_5357320728703636072_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

コザ。現在の沖縄市。コザ暴動から50年。 [沖縄の現実]

131960226_4796519043755695_117703335652663135_o.jpg


コザ。現在の沖縄市。コザ暴動から50年。
https://www3.nhk.or.jp/.../20201220/k10012773841000.html


131978003_4796521740422092_6949108325681572055_o.jpg131942155_4796522507088682_4231778340814438082_o.jpg132027709_4796523327088600_3688015238296715162_o.jpg



スクリーンショット 2020-08-11 16.55.35.png
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

戦時中の「鬼畜米英」=反トランプ勢力も同じ手法を使っている? [沖縄の現実]

trumpdonald2_042719getty.jpg


「ドキュメンタリー沖縄戦」で当時の教育について描いた。「鬼畜米英」「生きて虜囚の辱めを受けず」等の教えによって助かるはずの命が沖縄でどれだけ失われたか?これは戦時中だけのことでなく、現在も同じ。つまり、誘導、洗脳、思想操作が行われている。

反トランプ勢力(戦争屋)が力を入れているのがそれ。トランプを引き摺り下ろすために、彼が極悪人であると全世界に知らしめる活動を続けている。多くの国民が彼を嫌い、支持しないように誘導する。そこで力を発揮するのがマスコミ。アメリカの4大ネットワークは全て反トランプ。戦争屋の手下である。あることないことを報道してイメージダウンを図る。

「トランプは戦争屋だ」「差別主義者だ!」ーその報道は日本にも伝わる。日本のメジャー局は全て、アメリカの4大ネットワークからニュースをもらっている。検証もせずに垂れ流すのが日本のテレビ。そのために日本でもトランプ批判が噴き出す。「許せない!」「嫌い!」「辞めろ!」「安倍と同類だ!」だが、何度も記事にしたが、彼がやろうとしているのは戦争屋の駆逐。排除されてはたまらない戦争屋たちが全力でトランプの印象を悪くし、再び自分たちが選んだ大統領を据えて、戦争をし大儲けしたいのだ。

日本の戦陣訓も同様。国民のためではなく軍のためのもの。それを子供の頃から教え込んだ。そのために沖縄では「生きて虜囚の辱めを受けず」と多くの県民が米兵に捕まる前に自決。「アメリカ軍に捕まると、女性はレイプされ、殺される」とも聞かされていたからだ。「それなら、我が手で...」と母親たちは我が子を殺した。しかし、その教えの本質は「捕虜になり軍の情報を漏らされては困る」というもの。その前に死ねと言うことだった。

嘘を吹き込み、誘導する。いつの時代も権力者たちは国民に真実を伝えず、都合のいいように利用して、自分たちの世界を守ろうとする。アメリカの大統領選からもそれが見えてくる。



118791317_4298505766890361_8313874717155338516_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

なぜ、沖縄には米軍基地があるのか?=専門家から聞いた説明に驚く?! [沖縄の現実]

60577776_2681611441913143_1643484100696211456_n.jpg

これは昨日の続き、沖縄の基地問題について。「ドキュメンタリー沖縄戦」は沖縄戦に絞ったので映画内では詳しく描いていないが、勉強はした。当初、僕の認識はこうだった。

「沖縄戦で占領され基地ができた。その後、米軍は返還後も沖縄に居座り、基地を使い続けた。が、日本は出て行け!とは強く言えない。中国ー北朝鮮の脅威がある。日本は9条があり戦争はできない。だから米軍にいてもらいたい。その為に沖縄で起こる事件に目を瞑る」

間違っているところが多いが、多くの日本人も似たような思いだろう。あれこれ調べてたら、ある専門家が教えてくれた。そもそも、返還したのに米軍が出て行かない理由。それは昭和天皇が「できる限り長く駐留して欲しい」という希望を出したことだった。軍の暴走で日本は太平洋戦争を始めた。同じ繰り返しにならないように米軍の駐留を求めたのだ。これが始まり。

そして中国ー北朝鮮の脅威の為の米軍基地。というのも一つの理由ではある。が、おかしな点がいくつもある。まず、北朝鮮が沖縄に攻めて来るとする。日本は9条があるから戦争できない?!と思っていたが、個別的自衛権があり、守備に徹した戦いは9条に触れないらしい。つまり、米軍がいなくても自衛隊が防御の戦いをすることができる。

次に米軍。アメリカ軍は空軍、陸軍、海軍、海兵隊に分かれており、沖縄の基地にいるのはほとんど海兵隊だ。海兵隊とはどんな仕事をするのか? スピルバーグの映画「プライベート・ライアン」でも描かれたノルマンディ上陸作戦。あれが海兵隊だ。つまり、切り込み部隊。第二次大戦で活躍した。が、現在の戦争はあの頃と違う。

敵の海岸に戦艦を乗り付けて海兵隊が突撃するのでは犠牲が大きい。「ライアン」で描かれた通りだ。なので、まず空爆。徹底的に爆弾を落としてから上陸して地上戦。つまり、海兵隊の出番はない。さらに言えば、海兵隊は攻撃部隊であり、守りの戦いをする部隊ではない。ということは、北朝鮮が攻めて来ても守ることはできない。そんな部隊を沖縄に置いて何の意味があるのか?

スクリーンショット 2020-10-24 12.08.19.png

「でも、オスプレイ導入して、攻撃されたら反撃できるようにしたんだろ?」

ー違います。オスプレイは攻撃用のヘリではなく輸送用のもの。おまけに装甲が薄く、弾が貫通する。さらにオスプレイを輸送する輸送船は沖縄にはなく、長崎に停泊している。そこから沖縄に移動するのに1週間。攻撃を受けてからだと間に合わない。つまり、米軍は沖縄を守る意思はないということ。ただ、米軍がいることで諸外国は攻撃し辛いということはあるが、それだけだ。

ともあれ米軍には沖縄を守る用意はない。なぜ、そうなるのか?日米安保条約もあるのに? そこで海兵隊の実情を見つめた。第二次大戦では活躍した彼らだが、その後の戦争は先にも説明したように空爆が中心。もはや時代遅れの、いや、無用の長物と化している。と言って数々の功績がある海兵隊を廃止できない。なので本国では自衛隊のように、自然災害時の活動が中心になっている。

それでも仕事は数ない。彼らに払う給料もバカにはならない。そんな海兵隊。沖縄に置けばどうか? 日本政府が「思いやり予算」をふんだんに出してくれる。それで兵士に給料を支払う。施設も作れる。それこそが米軍が沖縄から撤退しない理由だという。日本側にすれば、軍事に多額の予算を使わなくても、米軍がいれば戦争にはならない。その分を経済に投入し、日本は経済大国になった。

つまり、日米ともにニコニコ。その為に沖縄から基地がなくならず、今も存在するのだ。その後、いろんな事情は変わってきているが、そんな背景がある。沖縄は日本の為に基地を押し付けられ、犠牲を強いられているということ。沖縄戦と同じ構図だ。それが基地問題の根幹なのだと専門家から聞かされた。さらに酷い話があるのだが、今回はここまで。


118791317_4298505766890361_8313874717155338516_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

沖縄の米軍基地。取材時に知った意外な背景?! [沖縄の現実]

122586223_4539247899482812_2062014459516393529_o.jpg

沖縄戦を取材した時。基地問題の勉強もした。「あれは描くべきではないですよ」と言う声もあったが、全く触れない訳にはいかない。そもそもは沖縄戦で勝利した米軍が沖縄を占領。本土攻撃のために基地を作った。今もそれが残り、地元住民を様々な面で苦しめている。それが基地問題の始まりだ。

昔は日本全土に米軍基地があったが、大規模な反対運動があり多くを沖縄に集めた。ここにも「ドキュメンタリー沖縄戦」で紹介した日米の論理が見える。米軍が沖縄を最初に攻撃したのは「沖縄は遠くにいる面倒臭い親戚のような存在。どんな目に遭っても日本人は気にしない」と言う差別意識を利用したからと言う。日本軍も沖縄を捨て石にして、多くの民間人まで戦争に動員。そこにも沖縄は犠牲にしてもいいと言う差別意識があった。その思いが今も続いており、多くの基地を沖縄に押し付けているのだ。

そんな基地問題。マスコミはあまり伝えない。なのでドキュメンタリー映画等を観て、地元の専門家らに事情を聞いた。辺野古の反対運動は僅かではあるがニュース等で報道される。その辺をまでをまとめてみた。

「アメリカ軍は沖縄を日本に返還した後も、基地を使い続けている。危険な普天間基地を止めようと日本政府は米国と交渉。辺野古に新基地を作り普天間を返還させようとしている。でも、辺野古ではサンゴ礁が破壊され、漁師の仕事ができなくなる。騒音や墜落の危険。地元民が反対行動を続けている」

酷い話だ。普天間が返還されても辺野古に災いが移動するだけ。沖縄の人たちを苦しめるのに変わりはない。だからこそ「最低でも県外」と言う話が出たのに、その総理が足元をすくわれ退陣した。米軍の規約に**とあると官僚から言われたが、それは嘘。なのにその官僚を追及できないでいる。何か基地問題には大きな闇があり、巨大な力が働いているようだ。

「アメリカ軍が居座り基地を使い続けているが、日本政府は弱腰でアメリカに物申すことができない」と言う構図に見える。が、事実はそうではないことが分かって来た。その辺を知りたくていろんなドキュメンタリー映画を見たが、そこに踏み込むものを見つけることができなかった。(もし、知っている人がいれば教えて欲しい)反対運動は描くが、その背景は説明されていない。そこで地元の専門家。その辺を解説した本から真相を知った。

実はアメリカ軍が居座っていると言うより、日本が出て行かないでくれと頼んでいるようだ。実際、いくつかの基地は返還されている。北谷にあるアメリカン・ビレッジも米軍基地跡に作られたもの。と言うと「まだまだ基地はあるんだよ!」と言う人もいるだろう。ただ、そこからもアメリカが頑なに居座っているばかりではないと言う感じを受ける。では、なぜ、日本は米軍に出て行かないで欲しいのか? 「中国、北朝鮮の脅威があるからだよ。沖縄は気の毒だけど、仕方ない面もあるよな」と言う声も聞こえてくる。

が、そこに大きなトリックがある。多くの国民に「仕方ない...」と思わせるものが....。長くなったので次回、その辺を説明。



118791317_4298505766890361_8313874717155338516_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「ちむぐりさ」=少女の目線で見つめる沖縄基地問題。 [沖縄の現実]

121781761_4518074001600202_5612436273323115957_n.jpg

映画「ちむぐりさ」=少女の目線で見つめる沖縄基地問題。

やっと見ることが出来た。少女の目線で見つめる沖縄基地問題。何度も心に刺さり、涙が溢れる。映画の最後の方で紹介される慰霊の日ー翁長知事のスピーチ。僕もあの日、そこにいた。東京の大手テレビは伝えない沖縄の現実。「ドキュメンタリー沖縄戦」の後の沖縄が、とても良くわかる作品。



118791317_4298505766890361_8313874717155338516_o.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

基地問題と向かい合う戦争を知らない若者たち「私たちが生まれた島」 [沖縄の現実]

121666038_4518697838204485_1007889827846239004_n.jpg

基地問題と向かい合う戦争を知らない若者たち@沖縄

沖縄が抱える基地問題。それを石川県出身の女子高生も視点で見つめた「ちむぐりさ」対してこちらは沖縄出身で生まれた時から基地がある若者たちにスポットを当てる。彼ら彼女らがいかに基地問題を考え、対峙しているか?を描いたドキュメンタリー。沖縄戦を知る世代とのギャップが伝わる。

翁長知事ー最後の会見、デニー知事誕生、宜野湾市役所前でのハンガーストと、両方の映画が共に描く場面もあるが視点が違い興味深い。ただ、この映画で描かれるのは、以前には基地問題に関心がなかったが、今は取り組む人たち。今も興味ない人たちはどんな風なのか?と想像する。

この作品も多くのマスコミが報じない現代の沖縄事情。テレビを見ているだけでは、現実を知ることはできないこと。改めて痛感する。


118791317_4298505766890361_8313874717155338516_o.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

なぜ、学校で「沖縄戦」を詳しく教えないのか?=知られると困る人たちがいるのか? [沖縄の現実]

49829550_2389808657760091_4539692062919884800_n.jpg

なぜ、学校で「沖縄戦」を詳しく教えないのか?=知られると困る人たちがいるのか?

「ドキュメンタリー沖縄戦」を撮るまで、ほとんど沖縄戦について知らなかった。が、同世代に聞いても多くが知らなかった。若い人に聞いても知らない。その理由を考えたこと。舞台挨拶で何度か話した。(動画アップしています。このタイムラインを遡ると見つかります)簡単に説明するが、理由は2つ。

①学校教育で太平洋戦争は三学期のドタバタの時期。じっくり学ぶ時間がない。

②沖縄戦は映画化ドラマ化が少ない。真珠湾、ミッドウェイ、広島、長崎原爆、東京大空襲は繰り返し映画やドラマになるが、沖縄戦で有名なのは「ひめゆりの塔」(リメイク数本)くらい。「沖縄決戦」(岡本喜八監督)と言う名作があるが、映画ファンでも知らないことが多い。

これらが背景となり、多くの日本人は沖縄戦を知る機会を持たなかったのだ。実はもう一つある。沖縄戦は他の戦闘に比べて多種多様。一言では語れない。それゆえドラマにし辛い。まとめ辛いと言うことがある。そこで1時間45分で沖縄戦の全貌が分かる作品が必要と、作ったのが「ドキュメンタリー沖縄戦」である。

だが、理由は本当にその3つだろうか?と考える。取材をしていて、過去の出来事として終わりに出来ない問題がいくつも存在したからだ。例えば集団自決にしても、沖縄の専門家は「集団強制死」と呼ぶべきであると言う。調べれば、まさにその通りの状況が見えてきた。が、なぜ、そもそも「集団自決」と言う呼び名にしたのか? そこで思い出したのが「ノモンハン事件」だ。

司馬遼太郎だったと思うが、あれば「事件」ではなく「戦争」。ソ連VS日本の戦争だった。が、それを戦争と認めたくない。あくまでも事件の一つであるとして糊塗したい人たちが「ノモンハン事件」としたのではないか?てなことを書いていた。政府や軍部、それらに忖度する学者は自分たちに都合の悪いことを分かりづらい言葉に置き換えて隠そうとすることが多い。

最近でも「積極的平和主義」がそう。要は「戦争ができる国」にすることなのに別の言い方をして煙に巻く。「集団的自衛権」も同様。「守る戦いは正当だから、いいじゃん?」と勘違いするネーミング。実はアメリカが戦争すれば日本も参戦すると言うもの。「カジノ法」を「IR法」と言い換え意味不明にする。コロナ禍で言えば「東京アラート」「オーバーシュート」も同様。何のことか分からない。危険な状態であることがピンと来ない。それを目的としたネーミングだろう。

「集団自決」も同様。軍からの指示があったのに「集団自決」にすれば「個人の意思で自殺したんだ」と思えてしまう。軍に対する怒りや批判が起きづらい。それを意識したのではないか? そう考えていくと「沖縄戦」を学校で教えないのも都合の悪いことがたくさんあるので、教えたくないと思う人たちがどこかにいるからではないか?と勘ぐってしまう。「軍は住民を守らない」ことを多くの日本人が認識すると、困る団体や政治家がいると言うことではないか?

「ドキュメンタリー沖縄戦」の最後で証言者がこう言う。「教育の恐ろしさ」そのことで多くの住民が犠牲になった。同じように現代でもねじ曲げられた教育で、僕らは沖縄戦を学ばないようにされているのではないか?「国や軍隊が犯した許されざる行為を隠したいから」では?と考えてしまう...。


チラシiD2.jpg
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

この人が金城哲夫。「ウルトラ」シリーズ創世記の立役者であり、「ウルトラセブン」のメイン脚本家。 [沖縄の現実]

108833805_4039345039473103_356400486471304036_n-1.jpg

この人が金城哲夫。

「ウルトラ」シリーズ創世記の立役者であり、

「ウルトラセブン」のメイン脚本家。

あの「ノンマルトの使者」「史上最大の侵略」の作者。

そして沖縄出身。

そこから「ドキュメンタリー沖縄戦」にも繋がる!


沖縄戦L_edited-L.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画
前の20件 | - 沖縄の現実 ブログトップ