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「風評被害」「忖度」 「ガス抜き」「自己責任」 等の言葉。間違えた意味で使っている人がいる。 政府に乗せられていないか? [事件探求]

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「風評被害」「忖度」

「ガス抜き」「自己責任」

等の言葉。間違えた意味で使っている人がいる。

政府に乗せられており、誘導されている。

これはケネディ暗殺事件の「犯人はオズワルド」以外の説を

「陰謀論」としてバカにする言葉を作り広めたのはCIAである。

これと似たような構図だと思えている。


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まるで山本太郎?!あるアメリカ人の選挙演説を文字起こし。きっと驚くぜよ! [事件探求]

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まるで山本太郎だ!あるアメリカ人の選挙演説

あるアメリカ人が大統領に立候補した時の演説。文字起こしをしてみた。何だか、日本のことを言っているようにさえ感じる。「クリントン一味」を「A総理一味」にすれば、全て同じだ。マスコミが真実の報道ではなく、自社の利益のために動いている話も同じ。何か山本太郎の演説を聞いているようだ。

思ってもいない綺麗事をいくら並べても人はそれを見抜く。感じ取る。山本太郎の演説が心を打つのは彼が真剣だからだ。本心を訴えているから。それに近いものがこの演説にある。一度、最後まで読んで欲しい。これは日本のマスコミでは紹介されていない。日本のマスコミもまた真実を伝えていないことを痛感するだろう。最後まで読めば誰の演説であるか?も分かるはずだ。

*****************************

「今回の選挙はアメリカ国民が、現政府の横暴を止め奪い返すことができるかどうかを決定するイベントだ。ワシントンの政府職員たちは工場や雇用をメキシコや中国、さらには世界中に流出されることにより、アメリカを経済を破綻へと導いた。

彼らは労働者階級から搾取し、アメリカから富を奪い、一握りのグローバル企業と政治団体だけを肥え太らせて来た。この国が自由を取り戻すか? それとも民主主義が幻と消え、社会システムを都合よく変えてしまう一握りの人たちにコントロールされるか?はこの選挙にかかっている。

すでに社会システムは彼らの都合がいいように変えられている。これはあなたも、私も、世界中がその事実に気づいている。その中心にいるのがクリントン一味だ。ヒラリー・クリントンが世界の銀行家たちと会い、アメリカの主権を崩壊させる計画を話し合った。その証拠はウィキリークスに上がった書類で確認することができる。ヒラリー・クリントンは逮捕されるべきだ。

そのクリントン一味の最も強力な武器はメディア。マスコミだ。この国のメディア、マスコミはもはやジャーナリズムの機能を果たしていない。彼らはロビイストや金融団体と同様。政治的な利益関係により、政治的アジェンダのためだけに仕事をしている。アメリカ国民の利益など考慮されていない。自分たちの利益オンリーなのだ。

彼らのコントロールに逆らおうとしたら、差別主義者だ。外国人差別だと、大騒ぎする。彼らの口から出るのは嘘、嘘、嘘ばかりである。忘れないで欲しい。クリントンは犯罪者だ。奴らの犯罪の数々はちゃんと記録にも残されている。彼らの犯罪者仲間は自分たちの力を維持するために、国機関やクリントン財団の世界的な犯罪を隠匿している。

彼らは私や私の家族、友人に対する誹謗中傷を、嘘であることを承知で続けている。人間として最低の行為を彼らはやめるつもりはない。矢でも鉄砲でも持ってくるがいい。どんな攻撃であろうとは私は受けよう。この国を国民のために取り戻すために。私はこの日が来ることを知っていた。それは時間の問題だった。

そして皆さんが立ち上がり、自分たちの未来のために投票することを知っている。この腐った犯罪一味を止めることができるのは、人々の強い力だ。あなたたち勇敢なアメリカの国民だけが、腐り切った権力者たちを落選できる。私たちの素晴らしい文明は今、崩壊寸前だ。

そもそも私はこんな風に立候補する必要はなかった。私は素晴らしい会社を経営し、素晴らしい人生を送っていた。会社経営は成功していたし、私も家族も、こんな風にテレビで悪意のある嘘を吹聴されたり、誹謗中傷されることもなく、一生優雅な生活を送れるはずだった。誰が好き好んで攻撃を受けたいだろう? 

でも、私はあえてこの世界に飛び込んだ。それは私が十分にこの国の恩恵を受け、今こそ、この愛すべきアメリカに恩返しする時が来たと強く思ったからだ。私はこの国をあなた方国民に取り戻すために立候補を決意した。We make America great again!」


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「トランプ大統領とは何者か?」記事。また大好評=補足・アメリカが戦争を止めると日本はどうなるのか? [事件探求]

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「トランプ大統領とは何者か?」記事。また大好評=補足・アメリカが戦争を止めると日本はどうなるのか?

今回の「改訂版」も好評。多くの方が「いいね」「シェア」してくれた。が、記事を読んでも、あれこれイチャモンをつける人たちがいる。一度、刷り込まれたマスコミ情報からなかなか抜け出せないようだ。どこかの教団信者と同じ。「平和を願う」宗教と長年信じていると、戦争法に賛成しても支持を続ける。「そんなはずはない」と離れられない。

同じように「アメリカは10年に1度、戦争をする」「大統領はみんな戦争屋だ」という以前の現実。そしてトランプを引きずり下ろすためにの多くのフェイクニュースを刷り込まれたために「トランプは戦争屋」「人種差別主義者」「みんなが嫌っている!」「最悪の大統領」という印象から逃れることができないようだ。上記の信者とまさに同じ状態。

偉そうに書いている僕自身もトランプはとんでもない奴だと最初は思っており、いろんな事情通の人たちからの話と、その後の自分なりの調査(というほどのものでもないが)でフェイクニュースから逃れた。すぐに理解できないのは当然。そこで、もう少しトランプ情報を補足する。

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トランプは正義のヒーローではない。ペンタゴンから依頼を受けて、ドブさらいを引き受けたビジネスマン。僕らの世代で言えば劇画の「ワイルド7」に近い。近代の組織犯罪は巧妙化。政治と結びついて法律で裁けないことが多い。そんな悪を法を超えて始末するためのチームがワイルド7。

まさに、それがトランプなのだ。倒すべき敵はマフィアやヤクザ組織を超える世界最強の組織ディープステイト。イルミナティとも呼ばれる。軍産複合体である。だからトランプはかなり汚い手も使う。えげつない手法を用いる。でないと勝てない相手なのだ。

映画「JFK」でも描かれた組織で、ケネディ暗殺の首謀者たちだ。彼らを殲滅しない限り、アメリカは他国に介入、戦争を繰り返す。そのために国内がどんどん貧しくなり、一部の人たちだけが金持ちになる。戦争を止め莫大な予算を国内再建に回すというのがトランプの目的。決して「世界の平和のために戦争を止めよう」ではない。その意味で「正義のヒーロー」ではないのだ。

トランプはアメリカ国内に専念したいだけなのだが、結果として戦争を止めることで世界が平和になる。これまでの戦争、ほとんどはアメリカが仕組んだもの。彼らが動かなければ戦争は起きない。当然、日本も戦争に参加しないで済む。集団的自衛権まで無理やり可決したが、トランプの目的が達せられれば、日本もお供で行く必要はなくなる。もし、ヒラリーが大統領になっていれば逆。自衛隊はイスラム国制圧のために派遣される予定だった。

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そのためにアメリカはあの人を総理に選び、無理矢理に「集団的自衛権」を可決させた。そのイスラム国を作ったのはヒラリーとオバマ。その組織に事件を起こさせて、自衛隊を向かわせる。アメリカ兵が死ぬことは世論が許さないから。日本人を使い、高価な武器を買わせて中東で戦争させる。

ゲリラ戦になるのでベトナム戦争のように長期化。そうやってアメリカは大儲けする予定だった。が、トランプが勝ち。計画は流れた。だから日本の総理は完全に無視していたトランプに慌てて会いに行き、媚びへつらった。そもそもはヒラリーがボスだったのだ。

その後、イスラム国はアメリカによって壊滅状態に追い込まれた。さらに北朝鮮危機も収束しそうだ。そうなると日本に米軍がいる意味がなくなる(すでにオバマ時代に沖縄の米軍はグアムに移転すると宣言)沖縄から米軍基地がなくなる可能性がある。(中国に関しては長くなるのでいずれ。でも、攻めてくるなんてありえない。あれも旧アメリカのプロパガンダ)つまり日本に米軍基地は必要なくなる。

トランプの行動は日本にも恩恵があるのだ。基地がなくなれば(あるいは減って行けば)その土地を利用できる。経済効果が上がる。羽田発の飛行機が大阪に行くのに横田基地を迂回しているのをご存知か? 日米地位協定があり基地の上を飛べないからだ。横田基地がなくなれば東京ー大阪感は30分ほどに短縮。日米原子力協定も破棄されるかもしれない。そうなると原発を止めることができる。(この件もさらなる説明が必要だが、長くなるのでいずれ)

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今、日本が抱える多くの問題はアメリカが原因。その国が「もう、他国に介入しない。アメリカ第1で行く」となれば、海外での軍問題がなくなるということ。トランプは決して「日本のために!」とは思っていないが、結果として日本も大きく変わることになる。アメリカの指示で日本の政治が行われることも減るだろう。

ただ、これまでアメリカ様のいうことを聞くだけだった日本の政治家たちが「あとは勝手にやれ!」と言われて、なんとか出来る有能な人がいないということ。その意味で大きな混乱は起きるだろう。だが、それこそが本当に意味での終戦であり、日本が植民地から脱することを意味する。

トランプは日本のことなどどうでもいいのだが、結果、日本は多くの問題を解決することができる。だが、戦争を止めたくない勢力が今も攻撃を続けている。マスコミを総動員。イメージダウンさせ、大統領の座から引きずり落としたい。暗殺も計画している。その意味でアメリカは第二の南北戦争の最中。その戦いの先頭に立つのがトランプなのである。

前編を読んでない人はこちらを=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2020-01-19



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トランプ大統領とは何者か? あの悪人ヅラからは想像できない目的とは何か?(改訂版) [事件探求]

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トランプ大統領とは何者か? あの悪人ヅラからは想像できない目的とは何か?(改訂版)

未だに「トランプは戦争屋!」「最悪の大統領!」「日本の総理と同類!」と批判する人が多い。僕のFacebook友達はリテラシーが高い人が多いのに、彼に関しては理解できてない人がいる。昨年、そのトランプについて書き大評判だったが、その記事を読んでいない人たちがいるようなので、少し改訂した版をアップする。

トランプは戦争屋ではない。ビジネスマンだ。彼が公言する通りにアメリカ・ファーストを目指している。世界の警察を辞め、アメリカは他国に干渉せずに自国に専念すること。なぜなら、他国と戦争をすることで儲けた一部の人たちはいるが、多くが貧困に見舞われた。戦争に金を使い過ぎ国のインフラの整備も怠った。結果、一部の金持ちがさらに裕福になり、国民の多くが貧しくなってしまった。

「これからは戦争ではなく、国内のために金を使おう!」

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と言うのがアメリカ・ファーストである。そのために必要なのは何か? 世界の警察を辞めること。警察と言うと聞こえはいいが、実際はヤクザと同じ。因縁をつけて戦争を始め、相手の国を占領。復興という名のもとにアメリカの大手企業を参入させ資源を奪うーということをアメリカは何十年も繰り返して来た。その黒幕が軍需複合体。武器商人たちだ。戦争は国策。税金を注ぎ込む。国が戦闘機や戦車を買ってくれる。武器商人は大儲けだ。

武器だけでなく、戦争には様様なものが必要。コカコーラやマルボロも同類。戦場で兵士に支給するために国が大量に買い上げてくれる。そんな風に戦争で大儲けする企業は政治家に献金。その政治家たちはCIAを使って工作。相手国が戦争を仕掛けて来たように見せて、国民を扇動。戦争に持ち込む。真珠湾、トンキン湾、湾岸戦争、イラク戦争、すべて同じ構図。が、心あるアメリカ人たちは考えた。

「それではいけない。多くのアメリカ軍兵士が金儲けをする企業のために死んで行くのは許されない。そして国自体がボロボロだ。戦争屋=軍需産業=政治家からアメリカを取り戻そう!」

と立ち上がったのが、ペンタゴンである。この組織も軍関係だが、背広組と制服組がいる。制服組は前線に行く若き兵士たちと接する。彼らが死んで行く悲しみを知っているのだ。

そんな軍人たちが最初にしたのはNSAの奪回。CIAが海外情報担当なのに対して、NSAは国内の情報を担当する。それによって敵の動きを完全に把握した。そして戦争屋の代理人であるヒラリーに対抗する人材を探す。それがジョン・F・ケネディJrの親友だった不動産王トランプだったのだ。(写真上)

つまり、1963年11月22日に暗殺されたケネディ大統領の息子の友人なのだ。それが分かるといろいろ見えてくる。そう、ケネディこそがあの時、軍需産業に宣戦布告、ベトナム戦争を止めようとした大統領である。

(この辺はオリバーストーン監督の「JFK」を見るとよく分かる)

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が、その戦いに敗れ暗殺された。その後を継いだジョンソン、ニクソンは複合体に迎合。ベトナム戦争を拡大。軍需産業を喜ばせた。その路線はブッシュ親子、クリントン夫妻に引き継がれる。

(この辺はマイケル・ムーアの映画で何度も追及されている)

それに待ったをかけたのがトランプである。ヒラリーを破り、ケネディの意思を継いでアメリカの改革を始めた。バックにはペンタゴンとNSA。でも当然、反撃がある。軍需産業が黙っている訳がない。再び暗殺を計画してもおかしくない。何百兆円もの儲けの前では大統領を殺すことなど大きな問題ではない。

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その反撃の一つがマスコミのトランプ攻撃だ。軍需産業はロッキードやグラマンだけではない。コカコーラ、マルボロ。そして3大ネットワーク。CNNはクリントン・ネットワーク・ニュースと呼ばれるほどだ。トランプとヒラリーの対論を中継した時にもトランプが不利になる様々な工作をしている。当選後もメジャー放送局はトランプを大統領の座から引きずり下ろすために、批判し続けた。

「差別主義者!」「戦争屋!」「人気最低!」

イメージダウンを図った。にも関わらず、日本人が見るとこう思う。

「アメリカのマスコミは偉い。日本のテレビは自国の首相を批判できないのに、アメリカは大統領でも忖度せずに批判する。素晴らしい!」

そうではない。アメリカの大手マスコミはトランプを支持するFOXニュース以外はニューヨークタイムスも、ワシントンポストも、タイムも、軍需産業の配下であり、その指示でトランプを批判しているのだ。(だからこそトランプは直接語りかけるtwitterを使う)

ある意味で日本と同じ。テレビ局の会長や社長が総理と寿司や天ぷらを食べて仲良くし、政府に都合の悪いニュースは流さず、与党の支持率が高いことを拡散。報道ではなく広報になっているのと同じなのだ。つまり、日本のマスコミは与党に操られ、アメリカは軍需産業に動かされている。日本でいうなら少し違うが山本太郎が総理になり、自民に操られる全マスコミを敵に戦っているというのに近い。

だが、トランプはあの顔。どう見てもヒールにしか見えない。その点、ケネディと違って損をしている。(日本の小沢一郎と似た構図)そのトランプが世界の警察を辞めるため、ヤクザ稼業から足を洗うために必要なことは何か? 戦争の火種をなくすこと。アジアで言えばあの国。だから、不動産屋の本領発揮!最初は脅し、そして賞賛して金正恩と会談。朝鮮戦争を正式に終わらせようとしているのだ。

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先日、イランと戦争の一歩手前まで行った。報復攻撃まで受けた。なのになぜトランプは戦争に踏み切らなかったのか? ブッシュなら確実に戦争だ。これも同じ。将校暗殺は戦争にならないための行為。決して許されることではないが、どうもイラン側と示し合わせての殺害だったようだ。両国ともに戦争を望まないということ。ここでも従来のアメリカとは違う行動をトランプは選んだ。

もし、彼が本当に戦争屋なら北朝鮮やイランと戦争を始めているだろう。それをしなかった理由は何か? 戦争の火種を消して自国の復興に専念するためだ。だからといってトランプが正義の人というわけではない。やり方はエゲツないがアメリカファーストを実現するための剛腕ビジネスマンであり、ドブさらいなのだ。

だが、トランプを引き摺り下ろそうとする軍需産業はまだ諦めていない。最近、ネットでよく見かける言葉「ディープ・ステイト」ーまさに彼らのことなのだ。


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あの人はなぜ暴走するのか? 彼の過去に答えを探す?② [事件探求]

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あの人はなぜ暴走するのか? 彼の過去に答えを探す?

この本を読み終わる。3代=3人とも政治家。1代目・安倍寛(岸信介は母方の祖父。)は特攻隊に志願、生き残り、戦争の悲惨さを訴えた。2代目も戦争には反対。在日の人たちと交流が多く、彼らを応援した。祖父、父の記述は「偉人物語」だ。

なのになぜ3代目が戦争を求め、韓国朝鮮を毛嫌いするのか?そんな晋三の学生時代を知る人たちの証言が続く。家庭教師だった現・国会議員の平沢勝栄のインタビューを含め、多くが

「秀でもいないが、特にダメでもない目立たない人」

印象が薄く、覚えていないという恩師や同級生も多い。そして興味深いのは

「将来は映画監督になりたかった」

ということ。映画が好きでアクションものやサスペンスもののレンタルビデオを借りて来て母とよく見ていたという。

「このシーンは僕ならこう撮るな!」

とかビデオを見ながら話をしていたという。彼は小学校から一環教育の成蹊大学。学歴にコンプレックスありか?祖父も父も、母方の祖父(岸信介)も東大だ。しかし、同級生の証言からは猛勉強して受験しようとしたという証言はない。政治について議論したり熱く語ることもなかったという。ただ、少年時代から祖父(岸信介)は尊敬していたとの証言は多い。その後、留学、就職。元・上司は当時をこう語る。

「要領が良くて、腰も軽かったから職場にも馴染んだし、一生懸命やる子だったから、みんなに好かれていましたよ。まったく普通の子。エバる訳でもないし敵を作らない」

予想よりは高評価だが、これでは世渡りのうまいサラリーマンであり、野望ある政治家になるタイプとは思えない。ヒットラーは青年時代のコンプレックスが、暴走の背景とよく言われる。麻原彰晃も学歴や政治に対する「恨み」と「羨望」を持つに至る経験がある。が、これら証言を読むとそれはない。

その後、父(晋太郎)から言われて議員秘書になる。政界入りだ。なぜ、彼がその後、右傾化し、戦争法案を強硬に採決したか? 等の背景がここまでに全く見られないと本書も指摘する。ただ、その要素はいくつか挙げている。面白いのが妻・安倍明恵の証言だ。

「主人は元々は映画監督になりたかった人。だから、内閣総理大臣という役を演じているようなところがあるのかなあと思えます」

著者・青木理(モーニングショーのコメンテーターでおなじみ)はこう指摘する。そうやって演じることで

「祖父や周辺から喜ばれる。その程度の空虚な核しか持たないのではないか?」

大学時代、晋三に政治学を彼に教えた恩師も、今の彼を見て勉強不足が過ぎるという。憲法とは何かすら理解していないと指摘。青木もこうまとめる。

「いくら祖父・岸信介を尊敬し、それを手本としても実態は相当に程度の低いカーボンコピーである」

結局、本書ではいくつかのヒントは上がったが、今のような暴走総理になった直接的な理由は分からずに完結する。もしかしたら、答えは分かっているが、ヤバ過ぎて描けないもかもしれない。だが、上がったヒントの先にあるものを指摘をしている人がいる。あの古賀茂明さんだ。そのことはまた別の機会に考えたい。


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本当にその人は被害者なのか? 加害者こそが本当は被害者? =先導されてはいけない。本質を見つめよう! [事件探求]

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本当にその人は被害者なのか? 加害者こそが本当は被害者?
=先導されてはいけない。本質を見つめよう!

Twitterで政権批判をして、ネット右翼に攻撃、誹謗中傷されている人がいる。この場合はすぐに状態が分かる。思想に問題ある人たち。あるいは政権に加担する背景がある人たちが、正論を主張する人を叩いて口封じをしたいのだ。これは加害者と被害者。だが、そんなケースばかりではない。

そのツイートだけ見ていると、やはり「加害者と被害者」に思える。被害者が可愛そうと同情し加害者を叩く、被害者を応援する。だが、全く逆の構図の場合がある。被害者と加害者のツイートを遡って見て行くと、先に攻撃したのは被害者側で、それを加害者が反論したことを被害者側は「酷い!」「許せない」と騒ぎ立てている場合がある。それに気づかず、

「やめてくれと言ってるじゃないか?」

加害者を批判、被害者を擁護する。しかし、被害者の中には「哀れな私」を演じ、演出する人もいる。同情を買い、注目を集めようとする。あるいは相手を攻撃したメールを削除して

「もう止めてください...」「なぜ、執拗に攻撃するのですか?」

と被害者を演じる。過去のツイートは削除されており、本当の経緯は分からない。以前に勉強した境界性パーソナリティ障害の患者はそんな行動を取る。

ネット社会以前はその種の患者は周りの人たちに、自分がいかに可愛そうで哀れな存在であるか、あるいは健気に頑張っているかを伝えていた。そして同情や応援を得る。自分が目をつけたターゲット(恋愛対象)が自分の意思に反する言動や行動を取った時に、周りの人たちに

「酷いことされた...」「捨てられた...」「もう死にたい...」

と妄想を交えて、いい触れ回る。泣きながら訴える。時には自殺未遂までしてみせる。多くは騙され、患者のいうことを聞かない相手を批判し、中傷する。患者に嘘をついている意識はない。妄想を交えているのが、事実だと思い込んでいる。周りの人は簡単に騙され、

「それは酷い!」「許せない!」「何とかしなきゃ!」

と怒りを感じ、正義感を掲げてターゲットを攻撃する。その人はたまったものではない。患者から逃れるために仕事も、友人関係も全てを失うことがある。そんな患者が最近はネットを利用して攻撃することがあるそうだ。ある種の病気であり、悪意はなく、本人も苦しんでいるのだが、周りも大変だ。そんな取材をしたことがあるので、ツイッターを見ていても、

「本当にこの人は被害者なのか?」 

と考えてしまう。「文面だけから判断すると、本当に酷い話だ。応援したい」と思うのだが、「リツイート」して拡散させていいのか?と考える。誰かがリツイートを読み「それは酷い!」と拡散されて行く。

それが事実でなければ被害者の思うツボであり、ターゲットとされた相手を追い詰めるための共犯者になってしまう。患者でなくても、それを意図してツイートする人たちもいる。「被害者」=「可愛そうな人」という思い込みは危険。だから、まずは静観し、両者の言い分を長い目で見つめ、事実を確かめること大切だ。


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「オウム帝国の正体」ようやく読み終わるが... [事件探求]

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「オウム帝国の正体」ようやく読み終わるが...

当時から興味のあったオウム真理教を追求したルポルタージュ。この本の作家は宮﨑勤事件、三億円事件等のこれまでに解明されていない部分を綴った作品を発表している。その意味で期待していたが、それほどの謎を解き明かしてはいない。

確かに物凄い取材をしているが、著者1人で訪ね歩いたとも思えず、この作家の背景や体制が今回も疑問。ウィキペディアを見れば毎日新聞の元記者と書かれているが、それだけではないと思える。様々なコネクションがあり、いろんなルートを持っているのだろう。

だが、それらを駆使してもオウムの謎を解き明かせてはいない。当時報道されなかった部分を取材はしている。ソ連ルート、北朝鮮ルート、暴力団ルート。坂本弁護士誘拐事件の実行部隊はオウムではなく、暴力団という指摘。細かな疑問が数々あるが、そう考えると納得できる部分が多い。

ただ、本書ではその裏に政治家の関与があったこと等も疑っているが、疑問で終わっている。また、オウムが宗教法人許可が取れたのは当時、運輸大臣だった石原慎太郎の力があったと言われる話には全く触れていない。別の理由を挙げている。

取材による情報はかなりな量だが、そこから導き出されるものは少なく、頑張って読んだ割には満足感は低い。ただ、オウムの背景にあった力はかなりヤバイものであるという指摘があり、もしそれが正解なら、解明することはいろんな意味で難しく、ここまでしか描けないのかもしれない。ちなみに、同じ作家が書いたオウム本の近著があるので、そちらも読んでみたい。


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「オウム帝国の正体」④ 読み続けている。北朝鮮とオウムの繋がり? [事件探求]

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「オウム帝国の正体」読み続けている。北朝鮮とオウムの繋がり?

文庫本でかなりの厚さがあるので、なかなか進まないが、途中経過報告。先にも紹介したが、この本はオウムとロシアの関係性についても伝えている。ソ連製機関銃のAK、軍用ヘリ等を購入していたのは知っていたので、単にソ連のamazon(?)で購入しただけとは思えず。現地に行き交渉。また、ソ連国内に信者も多かったことから、何らかの関係性があるのは当然だろう。

当時の大統領エリツインの側近にまで接近し、様様なプロジェクトを推進していたようだ。この辺は当時テレビでは報じていない。なぜか?ソ連との繋がりは避けて通っていた印象がある。避けるどころかマスコミが全く指摘しないのが、オウムと北朝鮮の関係だ。武闘派として知られる幹部・早川はソ連だけでなく、何度も北朝鮮に行っていると言うのだ。

目的と思われるのは①生物兵器等の情報を得ること(サリン制作のため)。②麻薬の購入。等が挙げられている。また、幹部・村井を刺殺したが在日の青年。早川が北朝鮮から一緒に日本に戻った人物と、繋がりがあると言う記述もある。ソ連だけでなく、北朝鮮ともオウムは深い繋がりがあったようだ。

当時の北朝鮮はアメリカと対立し、核兵器開発に全力を挙げていた時代であり、外貨稼ぎのためにスーパーKと呼ばれる偽札(100ドル札)を作っていると呼ばれた(この本にもその記述あり)、そのためか、アメリカは100ドル札のデザインを一新(他は変えていない)。スーパーKはかなり流通、アメリカに大きな打撃を与えたのだろう。

それと、麻薬ビジネス。これは全く日本のマスコミでは触れないが、当時の北朝鮮はこれを国家レベルで生産。収益を挙げていたと言われる。それを売りつけていたのが日本。これもあり得るの話だ。その麻薬を買いに早川は北朝鮮に行き、いろんな人物にアプローチ。パイプを作ったと言う指摘だ。

この本をどこまで信じるか?と言うことはあるが、この2国の話はありえるし、また世界同時革命まで考えていたオウムとして、その方向に進むのは当然だろう。さらに読み進める。


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「オウム帝国の正体」③ 読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり? [事件探求]

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「オウム帝国の正体」読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり?

この本の著者。過去に三億円事件、宮崎勤事件等の謎が多い事件を解明。三億円事件の犯人を特定したという人。どこまで本当か?分からないが、調査は凄い。宮崎事件では警察内部でしか手に入らない写真まで掲載(どうやって手に入れたのか?)そして著者・一橋文哉という人は自身の顔写真を出していない。マスコミ等のインタビューも僕が知る限り受けていない。謎の人物なのだ。

どうも、個人ではなくグループのような気がするのだが、書かれていることの基本は報道通りであり、マスコミの突き止めていない真実も飛び抜けた奇怪性はない。「宇宙人が背後にいた!」なんてのはない。完全には信頼できないが、毎回、物凄い取材で知られざる事実を伝える。

その著者が今回挑んだのが「オウム事件」僕は当時、報道を食い入るように見ていたし、地下鉄サリン事件の日のことは昨日のように覚えている。そして先に書いたように、多くの人がオウム憎しで、感情的になり、ひたすら批判し、罵倒した風潮に違和感を持った。冷静に事件を見つめる人が少なかった。

そのために多くの謎が見過ごされ、解明もされていないのに、事件が終わったかのように考える人たち。そして謎が残るにも関わらず、麻原彰晃らを大量に処刑した政府。納得できないものがある。

尊師・麻原は法廷で何一つ証言していないにも関わらず、処刑されている。病気で失語症のような状態だとも言われたが、では治療して「なぜ、あんな事件を起こしたか?」追求すべきではなかったか?

そんな疑問の答えを探すべく、この本を読んでいる。まだ3分の1ほどだが、今回もマスコミ報道にはなかった情報があれこれ書かれている。オウムとソ連との繋がりはマスコミも一部伝えていたが、モスクワにも支部があるという程度だった。が、それどころではない繋がり!さらに北朝鮮の存在! 続きを読む。


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「オウム帝国の正体」② オウム真理教に宗教法人の認可を出したのは誰か? その背後にいた大物大臣?え?あの人?=この話は本当か? [事件探求]

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オウム真理教に宗教法人の認可を出したのは誰か? その背後にいた大物大臣?え?あの人?=この話は本当か?

オウム事件で最初に疑問を持ったのは尊師・麻原彰晃の存在だ。僕らの世代から見ると「レインボーマン」のダイバダッタや「マグマ大使」のアース様のように、長い髪とヒゲ。いかにも!という感じ。事件後、彼の生い立ちを紹介した本を読んだり、その後もYouTubeで事件以前の動画を見たりした。(ビートたけしとの対談、「朝まで生テレビ」に出演)

彼は幼少から恵まれず、厳しい少年時代を過ごしている。その後は東大受験に失敗。薬事法違反で逮捕。強いコンプレックスを持つようになったという。そしてオウム神仙の会を経て、オウム真理教を設立。次第に信者を広げ、巨大組織を作り上げていく。

その広報活動を応援したのがマスコミだ。麻原の空中浮遊の写真を掲載したり、番組で紹介したりして、多くの人が興味を持ったのである。そして信者獲得のための活動。選挙にも打って出た。しかし、麻原のインタビューや動画を見ていて感じるのは、非常に気の弱いオヤジということ。虚栄心が強い。よく言えば繊細であり、人の心理を気にする。

それゆえ、人を惹きつけたり、誘導したり、操るのが得意な人だとは思えた。強がって見せていたが、強いコンプレックスを感じる。特筆すべきは妄想が強いということ。実はサリン事件は警察の追求を逃れるための撹乱行動であり、本当は国家転覆が目標だったと言われる。さらに世界同時革命も画策していた。

妄想を信じ、それを真剣に実現させるために全身全霊をかけていたのだ。似たような人物がもう1人いる。学歴が大したことなく、成績も良くない。身内は皆、優秀なだけにコンプレックスが強い。虚栄心も強い。気が弱いくせに強がって見せる。

強権的で、常識を超えたことを部下に指示する。そして妄想を信じて、突き進む。古賀茂明さん曰く「おじいさんの成し得たなかった隣の国と、もう一度戦争をして勝つことが彼の念願」共通点が多い。しかし、今回は麻原彰晃の話だ。

そんなオウム真理教。なかなか宗教法人の資格が取れなかったという。ちょっと考えれば怪しい。尊師は過去に薬事法違反で逮捕された前科者だし認可しないのは当然。東京都が認可を出すのだが、当時は鈴木知事時代。その彼が認可を出した。超高額の都庁建設で批判を浴びたあの人。そして、後任の青島幸男知事が都市博を中止した時に

「まるでサリンを浴びせられた気持ちだ!」

とサリン事件がまだ強く記憶に残る時期に無神経な発言をしたあの人である。なぜ、鈴木知事が認可したのか? それは当時の運輸大臣だった石原慎太郎からの指示だったという。では、なぜ、石原が? 

ある書籍を読むと答えがあった。弟・裕次郎が慶応病院で手術をした時の執刀医がのちの林郁夫だった。のちのオウム幹部だ。そこから繋がりが出来、石原の息子の四男がオウムの幹部になったとの指摘もあった。

といってサリン事件に石原ファミリーが関わっているというのではない。ただ、このことは全くマスコミでは報じられていない。その辺が本当に事実なのか?どうなのか?も知りたい。

また、これは出所不明の情報だが、サリンを作ったのはオウムではなく、自衛隊だという説がある。では、なぜ、自衛隊が? そしてロシアとオウムの関わりも気になる。その辺がこの「オウムの正体」で解説されていることを期待して読み進めている。


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「オウム帝国の正体」① もう一度、見つめたい。真相は別のところか? [事件探求]

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「オウム事件」もう一度、見つめたい。真相は別のところか?

何回か記事にした「日航123便墜落事件」以外でも、疑惑が多い事件がある。オウム事件もその一つだ。そんなオウムの幹部たちが昨年、平成30年7月6日、元代表 麻原彰晃、本名・松本智津夫元死刑囚ら7人に刑が執行。ほかの6人は、東京拘置所、名古屋拘置所、仙台拘置支所に収容されていたが、7月26日午前、刑が執行された。

こんな大量に同時期に死刑が執行されるのは前代未聞。事件から23年しか経っていない。また、首班である麻原は裁判でも何も語っていない。事件の全容解明は松本サリン事件、地下鉄サリン事件、弁護士一家殺人事件などの被害者のためにもせねばならないことのはず。

それをなぜ昨年、それも一挙に処刑したのか? 何か都合の悪いことがあり、新たな真実を喋られるとマズイの口封じをしたかのような印象さえあった。サリン事件当時から個人的にも関心があり、オウム報道は注意して見ていた。そして当時、多くの声を聞いた。

「オウム許せねえ! 俺にも一発殴らせろ!」「何で、あんな団体に入信したんだろう? 理解できない」「「俺は絶対にオウムに入らない自信がある!」

しかし、いずれもマスコミの過激報道に巻き込まれての発言だと思える。どれも非常に問題がある。なぜ、被害者でもない人が殴る必要があるのか? 入信しない自信って何か? のちの911直後のアメリカのように、テロリスト憎しで、冷静さを失い、アラブ憎しで人種差別が横行。その時も同じものを感じた。

その結果がイラク戦争。結果、ブッシュ大統領のいうようにイラクは911の黒幕でもなく、大量破壊兵器も持ってなかった。構図は違えどオウムも何か、誰か、あるいはどこかの団体、組織に操られていたとしたらどうだろう? というのも、一宗教団では出来ない行動が多々あるからだ。

「狂信的な団体!」とマスコミが連日報じるので、国民は「へーー酷いなあ」と受け入れていたが、先の発言等を考えると、完全に冷静さを無くしており、あの「三浦和義事件」ロス疑惑も思いだす。マスコミが冷静さを失い、疑惑でしかない段階の市民を名指しで報道していた。

当時の日本人の誰もが「三浦和義が犯人だ」「悪い奴だ」「許せない」「逮捕しろ」と思っていた。オウム事件も似た構図だ。事件当時、「オウム単独犯なのだろうか?」とを疑問を持つだけで友人から「お前はオウム擁護派か!」「被害者の気持ちを考えろ!」「だったら入信しろ!」という暴言を受けたこともある。怒りで常識が麻痺していた。

「三浦和義事件」はその後、島田荘司さんの本を読み(彼は本人に取材している)彼の過去を知ることで、怪しく疑われやすいが、ロス疑惑も本当に犯人だろうか?という思いを持った。実際、裁判でも最終的に無罪になっている。911がきっけのイラク戦争も先に説明した通り。イラクは黒幕ではなかった。さらに911自体がブッシュたちの陰謀ではないか?との説が次第に強く言われている。

だとするとオウム事件はどうか? オウムが無実だったというのではない。その背後に誰かがいたのではないか? 24年後の今、それを検証すれば、冷静にいろんな事実を見つめられるのではないだろうか?



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日本に黒幕や秘密組織は存在するのか?=蔵王与平のような人物は実在するのか? [事件探求]

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日本に黒幕や秘密組織は存在するのか?=蔵王与平のような人物は実在するのか?

中学時代に読んだ劇画。「愛と誠」「男組」少し後になるが「スケバン刑事」に共通して登場するのは日本を動かす黒幕。「愛と誠」では蔵王与平。「男組」(原作は「美味しんぼ」の雁屋哲!)は影の総理。主人公・流全次郎の宿敵である神竜剛次のさらに上の存在だ。

そして「スケバン刑事」では信楽老(テレビ版でも登場。漫画版は笹川良一を意識している描写)子供心に考えた。裏で日本を支配する存在。秘密組織を束ね、政府や警察も押さえ込んでしまう。

「現実にこんな黒幕や組織は存在するのか? それとも漫画の世界だけの話か?」

その後、シナリオを書くようになり、ある企業が秘密裏に兵器開発をしており、その黒幕が政府高官という物語を書いたら、報道関係で働くある人から、

「日本でそんなことはできない。企業だと派閥があり、隠れて兵器なんか作ると、必ずライバルが暴露して潰そうとするんだよ」

漫画編集をする知人からも、似たようなことを言われた。

「70年代の劇画のような設定はもう通用しない。リアリティがないんだよ」

日本にはやはり黒幕や謎の組織なんて存在しないのだな?と思えたが、報道や編集の人たちの想像力は貧しく、現実を知らなかったことが分かる。その後にオウム事件。企業ではないが、宗教団体が武装して国家転覆を図ったのだ。僕の書いたシナリオに以上に劇画のようだ。そして原発事故。そこから裏の世界が見えてきた。

何よりも電力会社。いち企業があれだけの力を持ち、政治、マスコミを操っていたこと。全く知らなかった。謎の秘密組織ではなく表では誰もが知る企業だが、裏でとんでもないことをし、数々の不祥事や事件を隠蔽していたのである。(今も!)

(この辺は「朝日のあたる家」でも描いたし、監督日記にも書いてある。原発関係の書籍でも、電力会社のこと暴かれている)

そして今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」を作るにあたり、戦後史を勉強したが、黒幕とも言える存在もやはりいること痛感した。これはすでに知られていることだが、岸信介は戦後、A級戦犯として逮捕。投獄されていた。ところが他の戦犯のように処刑されず、自由の身となり、その後、総理にまで登りつめる。

何があったか? 彼が中国で略奪した財宝をアメリカに差し出し、CIAのエージェントになることを承諾。その後、多額の資金提供を受け政党を作る。それが自民党だ。その岸信介の孫が現総理。そしてCIAから同じく多額の資金を受けて創業したテレビ局もある。それが日本テレビ。

その局は今も政府を支持し、庇い、応援する姿勢があるのは、創業当初からの使命を全うしているということなのだ。まさに「愛と誠」や「男組」の黒幕を彷彿とする劇画チックなものだが、それが現実なのである。

(孫崎尊の著書「戦後史の正体」矢部宏治の「知ってはいけない」に詳しい)

要は黒幕中の黒幕はアメリカ。岸信介総理がアメリに都合のいい日米安保を結んだのも、アメリカから指令を受けてだ。当時結ばれたのが日米地位協定。これは日本のどこにでも米軍基地を作っていいというもの。

沖縄で小学校の上を平気でオスプレイが飛び回るのも、その協定があるから。アメリカ本土では禁止されている。では、アメリカが悪の帝国であるか?というと、少し違って、そのアメリカを利用して金儲けする日本人と団体が存在する。

それこそが辺野古問題の背景となるのだが、その辺はまた別の機会に紹介する。日本に黒幕は存在する。法律や警察を押さえ込み、事件を揉み消す組織も実在する。「陰謀論だ」とすぐに言いだす人は、うまく利用されているのだろうなあ。まずは矢部さん。孫崎さんの本を読んでほしい。


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すぐに「それって陰謀論だよ。現実はそうじゃない」と言う人。政府や企業は喜んでいるかもね? [事件探求]

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すぐに「それって陰謀論だよ。現実はそうじゃない」と言う人。政府や企業は喜んでいるかもね?

日航の123便墜落事故の本を読んだ。本当によく調べている。と言っても著者は元CAで記者でも、刑事でもない。それでもそこまで調べられること。励まされるものがある。僕も昔は、報道を見て疑問に思ってもこう考えた。

「記者でもないし、刑事でもないし調べようないからな」

実際、刑事でも記者でもない人間が関係者に質問をしても「あんた誰?」と言われるのは目に見えている。ドラマ「相棒」の右京さんは「警視庁特命課」と名乗るので、関係者はあれこれ説明してくれるのだ。が、そうでもなかった。聞き込みをしなくとも調査はできる。いろんな新聞記事で読み比べることでも、いろんなことが分かる。

原発事故の取材も新聞記事を読むところからスタートした。その後、あれこれ調べて、とんでもない事実が見えてくるのだが、刑事や記者でなくても真相に近づくことはできる。過去の仕事でも、実際にあった誘拐監禁事件を取材した際には、マスコミで報道されていない事実を突き止めたりした。

話を戻す。そんな123便事件。先の本では自衛隊と政府の関与ー「これが真相ではないか?」と断言はしないが匂わせている。それをネットで検索してみると「トンデモ説」と指摘する記事をいくつか見つけた。共通点は決して真摯に批判し、論理的に否定するのではなく上から目線でバカにする。あるいは「陰謀論」というレッテルを貼り、鼻で笑う。僕の友人にも何かと言うと「陰謀論だね〜」という奴がいる。その背景にあるのは

「スパイや謀略というのはハリウッド映画だけの話だよ」

という発想。実際、裏がないのにあれこれ陰謀が蠢いているようなことを発信するTwitterもあるが、あれこれ勉強すると、映画のようなことは現実に存在する。原発事故を調べた時も、電力会社があんなことをやっていたなんて全く知らなかったし、電子ちゃんが連呼する

「電気を大切にね」

のCMの裏にあんなことが隠されていたのも想像もしなかった。まさか電力会社があそこまで....と感じたのだが、それは単に僕が世間の表しか知らなかっただけであり、映画や漫画で見た陰謀が一般社会でも存在することを想像できなかっただけなのだ。同じように何かにつけ陰謀論と決めつける友人も、経験値にないことにリアリティを持てず、映画で見た事件と同じなので、現実ではないと解釈しているだけなのだ。

その「陰謀論」を英語でいうと「Conspiracy」。それはCIAが作った言葉だそうだ。つまり、本当に陰謀を画策している情報機関が作り出し流通させる。もし、自分たちの陰謀が漏れても、市民は

「それって陰謀論だよ。ハリウッド映画の世界だね」

と解釈して「あり得ない〜」と思ってくれる。それが目的なのだ。実にうまい作戦。その意味で僕の友人はまんまと乗せられているということだろう。もちろん、事実をおもしろ可笑しく脚色して

「宇宙人の仕業だ」「宗教団体が背後にいる」

ということを発信するゴシップ誌やネット情報もある。が、取材をしないまでも、その記事を読めばある程度は真偽が見える。根拠となるものが一次情報か?二次情報化か?

つまり、実在の人物に聞いた情報か?それとも「業界の事情通によると」というスポーツ新聞等がよく使う手か?(どこの誰だか分からない人の証言)それだけでも信頼性があるか?どうか?判断できる。ニュースソースがどこか? 記述が詳しいか?も決め手になる。

そして大切なのは「整合性」だ。さらにこれは誰でも分かる。ミステリーと同じ。その事件で誰が一番得をしたか? 動機は何か? それを考えるだけでも、いろんなことが分かる。その意味で123便墜落事故は数々の疑問があり、矛盾点がある。そこに単なる事故ではなく事件である可能性を強く感じる。

政府や企業は本当のことを言わない。体に悪い成分が入ってもて「健康にいい」と売るのが企業。「国民に寄り添い」と言いながら、踏みつけ自分たちの利益を優先するのが政府である。そんな連中にとって「陰謀論」とは実にありがたい言葉なのだ。

「裏なんてないよ。ハリウッド映画とは違う。現実は地味なもんだよ」

そう思い込んでいる日本人はとても多い。今も

「日本は戦争しないよ。9条があるからね〜」

という人もいる。集団的自衛権が強行裁決されても、戦争しないと信じている人がいる。それは思考停止状態。想像力がないか? 情報を理解する力がないか? その情報自体を得てない人なのではないか?

ぜひ、報道で疑問を感じたら調べてみてほしい。今の時代は簡単だ。ニュースを見てあれ?と思ったら、ネットで検索してほしい。いろんな意見を読み比べてほしい。そこから真実が見えてくるはずだ。


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