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「ドキュメンタリー沖縄戦」を製作したのは平和活動を続ける団体=誤解や無理解があるが、信じたい [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」を製作したのは平和活動を続ける団体=誤解や無理解がある?でも、信じたい。

何度も書くが「ドキュメンタリー沖縄戦」を製作したのは長年、平和活動を続けている団体だ。利益目的ではない。沖縄での完成披露上映会も無料。「戦争の悲しみ」を多くの人に伝える活動。その一環で、今回は教材として映画を作った。世間にも評価されている団体だ。

今回、映画館公開を中止せず実行すれば、より平和活動に貢献できる。多くの人に沖縄戦の悲劇を伝えられる。その第1歩として、団体内で見せようと考えたはず。そのあとは外部への貸し出しも計画している。そこで「全国の映画館」を提案したのだが、「これは教材として作ったもの。映画館上映はしません」とトップに言われた。意味がわからない。

今回の映画は3年がかり。プロジェクトチームの皆さんは本当に頑張ってくれた。その団体では映像事業をかつてしたことがなく、全てが初体験。戸惑いの連続。それでも一つ一つ問題を把握し、解決し、前に進んできた。

職員の中には体を張ってくれた方もいる。横槍や不理解と戦い、盾となり、プロジェクトを守ってくれた人もいる。ある管理職の方は僕が伝えていないのに、この映画の意味を理解し、上層部に伝えてくれたりもした。その現場チームは今も熱い思いを持っている。彼らは当初、映画館公開に賛同してくれたし「ぜひ、それで進めたい!」との返事。それをトップが止めた。現場は思いある人たちばかり。

その意味で、団体の名前を挙げて批判することはしたくない。彼らが長年かかり築いた業績を傷つけたくない。そしてトップは何か誤解をしていると思いたい。発言を聞いていると、筋が通らないことも多い。どこかに忖度しているようにも思える。明快な説明をしない。が、やはり映像事業が初めてで理解できていない部分もあるはず。

団体関係の思いのある方々が複数。もう一度、トップに再考を進言すると言ってくれている。そこに期待したい。でないと、団体は沖縄から猛批判を受ける。いや、全国からも批判されるだろう。しんゆり映画祭や愛知の不自由な表現展の再現となる。今、表現の問題は世間が特に注目している。でも、全国の映画館で公開を選べば、大いなる評価と賞賛の声が届くはず。素晴らしい活動を皆が理解する。そんな展開となること、信じたい。


予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY


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「ドキュメンタリー沖縄戦」を見た人からの警告?=「あれはヤバいよ。圧力かかるよ!公開中止になるよ!」 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」を見た人からの警告?=「あれはヤバいよ。圧力かかるよ!」

映画を見たある方から連絡をもらった。かなり辛辣だが、以下で紹介。

「ヤバいよ。ここまで描いた沖縄戦ドキュメンタリーなんてない。よくやったと褒めたいけど、ヤバ過ぎる。ある団体には沖縄戦はなかったことにしたい事実。集団自決問題とか、触れて欲しくない組織がいくつもあるんだから。あと、沖縄の住民は米軍兵に酷いことをされたにしたいのに、日本兵にも散々なことをされたという証言まである。これもなかったことにしたい人たちがいっぱいいるはず。

そこまで描いていいの?って感じ。それも分かりやすいし、退屈しないで観れる。1時間45分真剣に観てしまう。こんなのを全国の映画館で公開したら日本人の意識が変わる。沖縄の認識が変わる。ま、いいことなんだけど、嫌がる人もいるってこと。その人たちから圧力がかかったり、忖度する人も出てくるはず。

公開中止になったと聞いて、やっぱりね!と思った。もっと無難な表面的な作品。NHKみたいな、そうすればこんなことにならなかったと思うよ。頑張ったのは分かるけど今の日本では無理だろうなあ」

何ともムカつく部分はあるが、一つの意見として紹介する。ある意味で真実を突いているかもしれない。


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Facebook友達から頂いたメッセージ。=ドキュメンタリー沖縄戦中止「何らかの圧力があったのでは?」 [映画の行方?]

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Facebook友達から頂いたメッセージ。=ドキュメンタリー沖縄戦中止に思うこと。

by Facebook友達からのメッセージ

「邪推かも知れない、という自覚を持ってあえてコメントしますが、安倍晋三以下日本会議の自民党政権からの何らかの圧力があったのではないですか? ここまで国民がおとなしいのを良いことに好き勝手やらかし続け、自衛隊海外派兵も審議なしで勝手に決め、いよいよ改憲に着手して世界の戦争屋に貢ぎ物を出来る下準備が整ってきた

とほくそ笑んでいる奴らにとって、漸く薄らいだ先の『愚かな戦争』の記憶を、改めて呼び覚ましてもらいたくない、というのが本音であろうし、その端緒となり得る映画の全国上映など絶対阻止したいところなのは火を見るより明らか。

そのためならハッキリ言って手段は選ばない奴らは、エゲツないことも平気でやるでしょう。スポンサーの指導者や幹部など意思決定に影響力のある人の弱味や困っていることを探り、秘密裏に脅迫して上映を断念させるくらい朝飯前のはず。

家族、友人、恋人など大切な人の身に危険が及ぶとか、きっと何かある筈です。こういう時こそメディアが本気で調査取材して、真っ黒ドロドロの安倍政権の魔手から、映画とスポンサー団体を含む関係者皆の想いと、善意のペンの力で守るために闘うべきなんじゃないですかね?

私はまだ、日本には本気のジャーナリストはいると思っています。数は少ないかも知れないけれど、気概と信念のある報道戦士はまだ日本の何処かに居るはずです。頑張って下さい。負けないで、諦めるのはまだ早いです!」

以上、頂いたメッセージです。

予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY

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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開中止について、友人から怒りの推理が届いた。=「政権に対する忖度じゃねえの?」 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開中止について、友人から怒りの推理が届いた。=「政権に対する忖度じゃねえの?」

カタギの友人。社会問題に強い関心を持っている。熱い人。あれこれ勉強している。同世代。彼の推理はこうだ。

「監督のブログ読んでて思うのは、スポンサーの対応があまりにも不可思議ということ。平和学習のために映画を作った。団体内で見せる。それはいいことだ。なのにー映画を全国の映画館で上映しようーと監督が提案すると拒否。ー教材として作ったものだからーという。そこがもうおかしい。平和学習は団体内だけでいいのか? 外部の人も平和学習として沖縄戦を知ることはとてもいいことだろ!全国の映画館がやってくれれば好都合。なのに拒否する?

沖縄の完成披露上映会が大盛況。多くの観客がぜひ全国公開をと望んだ。デニー知事からも熱い要請があった。なのに拒絶。何考えてんだよ!って感じ。撮影では沖縄の人たちの多大な協力あったらしいし、証言者はノーギャラ。上映会では多くの沖縄の人が宣伝してくれたようだし、沖縄の協力で完成した映画。それで沖縄の要望を断るか? 意味分からない。沖縄を利用したと言われても仕方ねえなあ。

平和学習でスタートしたのに、なんで沖縄に不義理するんだ? 経緯を見ていると、多くの人に映画を見られたくないんじゃねえか?とさえ思えてくる。映画館ダメというのは上層部だけ。誰かも書いていたけど、彼らが政権と繋がっているとする。戦争の悲劇描く映画なんて作ったら睨まれる。だから、団体内だけで終わらせようとしている?

そう考えると頑なに拒否する理由も分かる。多分、形だけの平和教育で済まそうとしたら、スゲー映画ができてビビった。「朝日のあたる家」の監督をよく分かってなかった。慌てて封印しようとしている。沖縄県知事が要請しても、もっと上の政権に忖度するから拒絶できる。なんか、そういうことじゃないかなあ?」

全てが納得できる訳ではなく、ちょっと乱暴な友人ではある。一つの意見として紹介した。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止問題=「我々で自主上映をしよう!」という人たち。それでは多くに沖縄戦を伝えられない?! [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止問題=「我々で自主上映をしよう!」という人たち。それでは多くに沖縄戦を伝えられない?!

[新月]「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止問題=「我々で自主上映をしよう!」という人たち。それでは多くが見られない!

「映画館公開が中止でも、自主上映をして草の根で広げていけばいい。映画館でもいつか上映できるかもしれない!」

という意見を頂いた。映画を多くに見せていきたいとの思いを感じ、嬉しい。が、その方法では無理だ。説明する。映画館公開にこだわるのは桁違いの人に見せることができるから。自主上映だとホールを借りて、皆がボランティアで宣伝。集まる観客はせいぜい数百人。1日2?3回上映が精々。1週間上映なんてできない。

でも、映画館公開だと最低でも2週間上映。ホールと違い探さなくても映画館の場所は多くが知っている。ヒットすれば何ヶ月でもロングラン。何万人という観客が見る。その後はテレビ、ケーブル、衛星、ネット、DV D展開も可能。世界の映画祭にも出せる。数百万の人が見ることができる。

そんなチャンスがあるのに、なぜ、自主上映を訴える必要があるのだろう? おまけに何度も映画が上映されると、もう映画館ではかけてくれない。一番に上映するのが映画館。なので自主上映を続けたら、輪が広がる前に映画館上映はできなくなる。自主上映からテレビ、ケーブル、衛星という展開もまずない。マスコミも自主上映を扱うことはまずない。

でも、映画館で公開の新作映画ならこぞって紹介してくれる。そのことで多くの人が映画の存在を知る。「映画館」か「自主上映」かの選択は全然違う展開となる。沖縄戦を多いに知ってもらうという目的からすると、誰がどう考えても映画館公開を選ぶだろう。

通常、自主上映は映画館がやってくれないので、仕方なくホールを借り上映するもの。今回は配給会社も映画館もすでに手をあげている。スポンサーが決意すれば実現できる。そんな状況の中で「自主上映をしよう!」ということに意味はないだろう。映画館公開が何万人にも何十万人にも見せらる場所。それが大切なのだ。


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「沖縄戦」公開中止。批判しているのではない。団体が信頼を失うことを避けたいのだ。=心ある人たちからの伝言 [映画の行方?]

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「沖縄戦」公開中止。批判しているのではない。団体が信頼を失うことを避けたいのだ。=心ある人たちからの伝言

今回の件でスポンサー関係者数人から連絡を頂いた。お会いしたことのない方ばかりだ。教えて頂いたことを紹介する。

「まず、団体内では監督が反逆していると批判する人がいます。また、映画館公開中止なんて決まっていないという人。でも、監督の意図に賛同する人もいます」

反逆?何が反逆なのか?ここしばらく書いている記事は応援してくれる皆様への報告。それはこの作品の企画時から、準備、勉強、取材、編集、完成。上映会と、3年に渡って連載。皆様への報告をしている。悪いことも、いいことも伝えてきた。なのに、この段で報告を止めるのは応援団への裏切り。大本営ではない。都合の悪いことは伝えない=これは許されない。

事実を報告しているだけであり、団体の攻撃している訳ではない。それを反逆というのは誤解がある。その種の表現はさらに誤解を呼び「都合が悪いことは黙れというのか?」という批判を生む。僕としては批判ではなく、中止にすることで、その団体が世間からの信頼を失う。それを避けたいという思い。次に「映画館公開は中止なんて決まっていない」という人。これは映画業界に詳しくない故に間違った理解をしている。トップの決断はこうだ。

「まず、関係各所での上映。その7−80%が済み。評判がいいようなら映画館上映も考える」

これを解説。7−80%=実数にすると10箇所以上。そんな数の上映会をすれば映画館はもう上映を受け付けない。また、その数の上映が終わるまでに数ヶ月から数年が必要。その年月が経っても映画館は上映しない。

映画館は新しい映画をいち早く上映する場。そのことはすでに何度も説明した。それが理解できていないのか? それを知るからあえて、その方法を選び、映画館公開を避けたいのか?いずれかは分からないが、言えるのは映画館では上映できないということ。

つまり「中止」である。ただ、団体は映像ビジネスは初めて、その辺をなかなか理解できないのだとは思う。が、トップの決断は事実上の上映中止。「関係各所が済んでから上映」なら意味も分かるが、その段で「考える」とのこと。その意味は現段階では

「映画館上映は考えていない」

その官僚答弁にも似た言い方で、トップの意向がうまく伝わっていないのか?「まだ中止ではない」という人もいるとのことだ。このように映画というものをよく分かってない職員も多い。誰かに忖度しているという話も聞くが、無理解が起こした事件とも思える。連絡をくれた人たちはいう。

「私たちも映画館公開が有効だと考えます。多くの人に見てもらうことが大事。何とかトップに伝え、再考してもらうように頑張ります。このままでは、沖縄を踏みつけたことになり、世間からも批判を浴び、平和活動の信頼が損なわれます。それではいけないのです。頑張ります!」

心ある人たちがいる団体だ。だからこそ、僕も映画製作を引き受けた。そしてもう一度言う、批判ではない。むしろ、団体の思いが損なわれて批判を浴びるようなことになってほしくない。本来は素晴らしい活動する組織。期待したい。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」を見てくれた沖縄戦の専門家さんの言葉=「この映画は日本人の意識を変える力がある!」 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」を見てくれた沖縄戦の専門家さんの言葉=「この映画は日本人の意識を変える力がある!」

「沖縄戦が理解されにくい一つに、様々な形の事件や戦闘があったので全体を把握しにくいという側面がある。なのに、この映画は見事に全体を捉え、1時間45分で沖縄戦のほとんどを把握できるようになっている。主要な戦闘や事件はほぼ紹介されており、初心者が見ても分かるような説明。非常によくできている」

「この映画を全国の映画館で上映すれば、多くの人が沖縄戦を知ることができる。残念ながら日本人のほとんどは沖縄戦がどんな戦争であったかを知らない。でも、この映画を見ればほぼ分かる。日本人の意識が変わる。沖縄戦がどれだけ悲惨で凄惨なものか理解してもらえる」

「さらに基地問題、日米地位協定等の現在の問題も、全ては沖縄戦からスタートしているので、その辺にも関心を持ってもらえるだろう。沖縄人がどんな苦労をし、どんな思いで生きているか?想像しやすくなるはずだ。いろんな意味でこの映画は日本人の意識を変えることができる」

「それを沖縄県の人間ではなく、県外の人たちが、県外の団体が製作してくれたこと。本当に嬉しい。ぜひ、全国の映画館で上映してほしい。本当にありがたい。感謝している」

上映会の後、その専門家の方はそう言ってくれた。その通りだと思う。映画館公開をすれば、テレビ、衛星、ケーブル、ネット、DVDの展開も可能。何百万人もが見ることができる。日本人の意識を変えることも可能だ。多くが沖縄戦とは何か?を知ることができる。

ただ、この映画を作った県外の団体が、全国の映画館公開を中止し、団体内で見ることを決めた。意味が分からない。沖縄の、皆さんの思い。どうすれば伝わるのだろう?



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「戦争の悲しみを伝えること、生き残った私の使命です」と語る沖縄のおばあちゃん [映画の行方?]

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「戦争の悲しみを伝えること、生き残った私の使命です」と語る沖縄のおばあちゃん

「ドキュメンタリー沖縄戦」取材時に90代のおばあちゃんからお話を聞いた。戦時中は高校生。同級生と共に学徒隊として戦地に赴いた。壕と呼ばれる洞穴を病院にして、運び込まれる負傷した兵士の手当てをした。泣き叫ぶ人。気が変になる人。暴れる人。薬もベッドも足りない。様々な匂いが充満。もう地獄だったという。

米軍が迫り。彼女たちは南へ逃げる。そのために動けない怪我人には毒薬が配られた。それを飲んで死んでいく兵士たち。そして学徒隊は雨の中を移動。爆撃があり死んで行く同級生。隠れたガマで自決する友人。米軍に見つかり火炎放射器で焼き殺されたり。そんな経験をして彼女と数人が生き残った。

「戦争は酷い。本当に酷い。目の前で血を流し死んで行った同級生。自分だけ生き残った。申し訳ない気持ちでいっぱい。私はもう長くありません。だから、残りの人生は若くして死んで行った同級生たちのことを伝えること。生き残った私の使命です。それを伝えることで、戦争を2度と繰り返さないようにできるなら...」

けど、彼女はもう10年後にはいない。だから、カメラの前で証言してもらった。それらが「ドキュメンタリー沖縄戦」。沖縄での完成披露上映会は大盛況。戦時中を生きた8~90代のおじいちゃん、おばあちゃんもたくさん見に来てくれた。

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「ありがとう。この映画を作ってくれて、本当にありがとう...。ぜひ、全国の人に見せてくださいね...」

何人からもそう言われた。が、全国の映画館公開はできなくなった。スポンサーがそう判断した。あのおばあちゃんに何と報告すればいいのか? 辛い思い出を語ってくれた沖縄の人たちに、何と伝えればいいのか?まだ言葉が見つからない....。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」を製作したのは平和活動をする素晴らしい団体=原発問題にも取り組んでいる [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」を製作したのは平和活動をする素晴らしい団体=原発問題にも取り組んでいる。

映画館公開中止問題。「許せない!」というコメントが多い。が、もともとスポンサーは素晴らしい活動をしている団体だ。「平和活動」を推進。今回の映画も「平和学習」のために映画を製作。戦争の悲劇を繰り返さないために沖縄戦を見つめ、学ぶことが目的で作っている。

原発問題にも取り組み。上映会や講演会。シンポジュームも行なっている。それらのイベントは全て無料。営利目的ではない。今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」の完成披露上映会@沖縄も無料上映会だった。おまけに無料でパンフレットまで配った。豪華12pオールカラーのもの。それを読むことでさらに沖縄戦を知り、映画を見なかった人たちにも戦争の悲劇を説明できるようにである。

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本当に素晴らしい。映画は沖縄で大好評。観客からもデニー知事からも全国で上映して欲しいとの要請。それには映画館で公開することが一番。全国で上映できる。何万人もが見る。マスコミも応援してくれる。テレビや衛星、ケーブル、DV Dの展開も可能になる。にも関わらずスポンサーは映画館公開をせず、団体内での自主上映をすると決めた。

全国20か所ほどの団体の関連施設で、希望するところのみが上映。各施設は関係者に連絡。大々的な宣伝は行わない。基本10〜20人が集まるという。単純計算して、最大で400人ほどしか見ないことになる。また関連施設の自主上映ではマスコミは取り上げない。テレビ、衛星、ケーブル、ネット、という展開にも繋がらない。上映して終わりだ。


そのことを何度も伝えたのに、トップは団体内で上映するという。それをやってしまうと、もう映画館では上映できない。何度も上映された作品は映画館ではかけてもらえないのだ。先に映画館でやれば、作品の知名度も上がり、団体内で見る人も増える。あるいは同時に進める。でも、その提案も却下された。

なぜ、多くの人が見るチャンスを拒否するのか? 団体内で平和学習をするだけでいいのか? 何より沖縄の方々の協力なしでは完成しなかった作品。彼らの要望を踏みにじることになる。これまでの平和活動を振り返ると、今回の対応は理解できない。何が理由なのだろう?




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「ドキュメンタリー沖縄戦」貸し出し上映も検討中というが=主催者が多額の費用を負担? [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」貸し出し上映も検討中というが=主催者が多額の費用を負担?

スポンサーは「映画館でやらなくても実質的に日本中で映画を見ることができます」とも言っている。映画の無料貸し出し上映を計画しているそうだ。が、問題が多い。映画の貸し出しは無料だが、主催者は上映会を無料でやらなければならない。カンパを集めていいが、入場料は取れない。

となると主催者はホールを借り、プロジェクターを準備、スタッフが上映準備をし、宣伝もする。それらの労力、費用を全部負担せねばならない。まともな上映するには50万ほどかかる。安くやると市民会館の視聴覚室のようなところでやるしかない。その手の部屋は映写状態も良くなく、音も不鮮明。外光も入って映画が見づらい。

沖縄なら「それでも多くに見せたい!」という方いると思うが、東京や大阪、北海道でそこまでして上映会をする人がいるだろうか? それ以前に沖縄戦に関心ある人は極めて少い。50万払って上映会をしよう!と何人が思うのか?カンパを集めても結局、赤字。自腹を切ることになるだろう。当然、上映は1日。映画館のように2週間もできない。大動員は期待できない。

でも、映画館で上映すれば、1日どころかヒットすれば何ヶ月でも上映できる。宣伝もマスコミがしてくれる。多くが関心を持つ。近所の映画館で1800円で見られる。ホールを借りたり、何十万円も出したり、客にカンパを頼む必要もない。日本中で気軽に見れる。何万人もが見ることができる。通常、自主上映は映画館公開が済んだ後にするもの。あるいは映画館や配給に拒否された時に行う。

今回は映画館も、配給会社もすでに「やりたい!」と言っている。スポンサーが「映画館でやってよし」と言えば、配給も映画館もすぐに動き出す。全国の人たちが見られる。テレビ、ケーブル、衛星、ネット、DVDの展開にも繋がる。数百万人が見るだろう。どう考えてもそれがベスト...。なのに

予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY



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今、日本は戦争ができる国。戦争を体験した沖縄のおばあちゃんの言葉を伝えること大事だ。 [映画の行方?]

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今、日本は戦争ができる国。戦争を体験した沖縄のおばあちゃんの言葉を伝えること大事だ。

「ドキュメンタリー沖縄戦」でインタビューした戦争体験者の女性。もう80代後半。少女時代に米軍が沖縄に上陸。地上戦が始まったという。

「最初は私には関係のないことだと思っていました」

と話してくれた。その言葉が強く突き刺さった。この数年。政府は次々に戦争法を強行採決している。「特定秘密保護法」「集団的自衛権」等、しかし、反対するのは極々一部の人たちで、多くの日本人はいつもと変わらず、仕事をし、食事をし、デートをし、生活している。それらの法案により日本が戦争できる国になったというのに多くが気づいていない。そう、「私には関係のないことだ」と思っているからだ。あの沖縄のおばあさんと同じなのだ。彼女はいう。

「でも、その後、戦争が始まって私たちと関係のないことではないことを思い知りました」

沖縄県民の3人に1人が死んだ。兵士だけではない住民が数多く死んでいる。映画で証言してくれた方々の言葉は心に突き刺さるものばかり。そんな貴重な体験を伝えることで、若い人たちもこう考えるのではないか?

「戦争なんて俺たちには関係ないと思ってたけど、戦中の日本と、今の日本と同じじゃないか? 政府が言っていることも同じだ。ということは....?」

そう、今、日本は戦争ができる国。いつ戦争を始めてもおかしくない。だからこそ、沖縄の戦争体験者の言葉を伝えたい。「ドキュメンタリー沖縄戦」を見て欲しいのだ。1人でも多くが見られるように全国の映画館で公開したい。すでに配給会社も手を挙げている。上映したいという映画館もある。

なのにスポンサーがその許可を出さない。なぜか? はっきりした理由を言わない。そもそもが「平和学習」のために製作した映画。多くが見ることにこそ意味がある。一番多くに見てもらえるのが映画館。そうすればテレビ、衛星、ケーブル、ネット、DV Dという展開にもつながる。なのに許可しない。その理由が分からない....。



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デニー沖縄県知事が「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開を熱望=対してスポンサーの意外過ぎる答えとは? [映画の行方?]

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デニー沖縄県知事が「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開を熱望=対してスポンサーの意外過ぎる答えとは?

12月上旬の完成披露上映会@那覇は大盛況。2日で1000人近い方が見てくれた。多くの観客から「作ってくれてありがとう」「全国の人に見てほしい」との言葉を頂いた。

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上映会の大成功をデニー知事に報告。知事はとても喜んでくれてこんな話をしてくれた。

「沖縄のこと。本当に全国の方々は知らない。沖縄戦だけでなく、基地問題も、辺野古問題も、伝わっていない。が、それを批判するだけではダメなんだ。それらを伝えるツールが必要。それを使って全国に沖縄を伝えることが大事。その意味で、今回の映画を作ってくれたことは本当にありがたい。

ぜひ、全国の映画館で上映してほしい。多くの人に見て頂きたい。もし、それができない事情があるなら、私自身がスポンサーの本社を訪れて公開を直接、お願いさせてもらう」

知事の熱い思い。そして、沖縄のことがほとんど伝わらない状況への悔しさを感じる。だからこそ、今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」を沖縄以外の団体が製作したことへの感謝も強く伝わってきた。知事はそばにいる秘書にこういう。

「県庁の幹部全員を集めて、この映画の試写会をしよう。全国の方々に見てももらう前に、まず、我々が作品を受け止めよう」

同行してくれた地元の方はいう「これってもう、沖縄県庁からお墨付きを頂いたようなものですよ! デニー知事は言ったことを必ず実現する人ですから」

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こうして「ドキュメンタリー沖縄戦」は沖縄の皆さん、そしてデニー知事、さらに県庁から「ぜひ、全国で映画館公開を!」との要望を頂いた。だが、その声を持ち帰ったスポンサー担当者に上層部が答えたのは「映画館公開はしない。団体内の自主上映を優先する」というものだった....。沖縄の熱い声を拒否?そもそも「平和学習」目的で作った作品。なのになぜ?全く分からない....。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」関係者からコメントが来た=映画館公開中止は政権への忖度? [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」関係者からコメントが来た=映画館公開中止はあの人たちへの忖度?

全国の映画館公開ー事実上の中止宣言をしたスポンサーの関係者からコメントを頂いた。今回の映画プロジェクトチームの部署ではなく、ある地方にお住いの方である。身元も確かな方だ。「沖縄戦」への熱い思いをお持ち。少し過激な声だが、一つの情報として紹介する。

「スポンサーの某団体関係者としては、あえてスポンサーの実名を出さないということで、一般劇場での上映を実現させたいという強い思いのあることがわかります。映画化にあたっての某団体の建前は平和問題は沖縄について取り組むということです。

担当者は熱心に取り組まれたハズです。最後の一般劇場での上映をしないというの決定は最上層の幹部数名のうちのトップが行なったのでしょうが、このトップの人物は現政権と与党にべったりというのが政治的立場です。

ハッキリ言って、現首相が沖縄に寄り添うと言いながら全く寄り添ってはいないということを見習っているようにしか思えません」

同じような情報は他からも頂いているし、映画制作中にも近い話は関係者から聞いた。真偽は分からないが、もし、それが真実なら、「映画館公開を中止」にした理由が理解できる。あの政権と親しければ今回の映画は絶対にマズい。

そこで団体内の自主上映だけで済ませば、何万人もの人は見ないし、マスコミも取り上げない。大々的な宣伝もしないから映画の存在も広がらない。彼らの目に触れることもない。と判断をしたのでは?と推測できるが、それが真実であるか?は現段階では分からない。ただ、スポンサー側の説明があまりにも曖昧なので、様々な憶測が飛び交うのだ。

映画製作の目的が「沖縄戦の悲劇を伝える」「平和学習」であるにも関わらず、上層部は多くの人が見れる映画公開ができない方向に舵を取っている。沖縄から、県知事からも「全国公開」の要請があるのに、それに応えようとしない。「平和学習」であれば1人でも多くの人に!と考えるはず。それを避ける理由が分からないで、今回は関係者のコメントを一つの声として紹介した。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」公開中止問題。事実上の沖縄との合作!県民の思いは全国公開なのに [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」は沖縄との合作!それを忘れているのでは?


映画館公開をしない理由ーそのヒントをスポンサー団体の関係者から情報を頂いた。「団体予算で作った映画なので、団体関係者を優先するのではないか?」なるほど、そういう発想なのか....。説明しよう。スポンサートップはこう言っている。

「まず団体の関連各所で上映会をする。それの7−80%が終わり、評判がいいようなら映画館公開を考えよう」

でも、同時に映画館公開を進めれば、より多くの人に沖縄戦を伝えられる。なのになぜ?拒否するのか不思議に思ったのだが、関係者の意見は「団体の予算で作ったから、団体を優先する」「何で金も出していない一般に先に見せる必要があるんだ? 団体が作ったんだから団体が先見るのが当然だよ!」という発想なのだろう。

しかし、今回の作品。沖縄で多大な協力を頂いている。出演者は全員ノーギャラ。その出演者を探すのに多くの人に時間を取ってもらい、連絡してもらい、紹介して頂き、同行してもらい、時には食事もご馳走になり。言葉で尽くせないほど、お世話になった。でも、どなたにもギャラは払っていない。一つにはそれだけの予算がなかったこと。もう一つは沖縄の皆さんが率先して「沖縄戦を伝えるためなら!」と好意で動いてくれた。おんぶに抱っこでできた映画だ。

つまり「ドキュメンタリー沖縄戦」というのはスポンサーと沖縄県民の合作というのが正しい。沖縄の皆さんの協力無くして完成し得なかった。そこで先の言葉を振り返ろう。「団体の予算で作ったから、団体を優先する」これは正しくない。沖縄県民の多大な協力があったから完成した。実質は合作と言えるのだから団体だけでなく沖縄の皆さんも優先するべきだ。彼らの願いは「全国に沖縄戦を伝えること」、にも関わらず団体関係者を優先した上映会をするという。

それを先に何箇所もやれば、映画館公開はできなくなる。それが映画館というところ。一番にやらねばならない。せめて同時でなければ。映画館公開なら団体の自主上映の数百倍数千倍の観客が見ることが出来る。そのことはすでに伝えているのに、トップは沖縄の要望を拒否し、団体の優先を決定した.....全く理解できない。

(写真は全国上映を希望する沖縄の皆さん)



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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止事件ー誤解も多いので説明②=告発ではない、応援団への報告。 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止事件ー誤解も多いので説明②=告発ではない、応援団への報告。

こんなコメントを読んだ。「監督が言論弾圧だと騒いでいる。Facebookでスポンサーを告発している」ーこれは正しくない。ワイドショー的な見方。困ったものだ。今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」は企画時から3年間。その進展をずっと監督日記として発表している。今日、昨日に始めたことではない。このFacebookだけでなく、ブログでも全て公表している。

つまり、告発ではなく、報告。「取材がスタートした」「インタビューをした」「編集を始めた」「上映会の準備をしている」そんなことをほぼ毎日。一番は応援してくれている方がへの報告。映画は本当に多くの方々の応援で成り立つ。以前はお一人お一人にメールで「太田組通信」というのを出し、報告していたが、どんどん数が増えた。

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そんな時にブログが登場。そしてFacebook。なのでもう10年以上、それらを使い応援団、支援者、支持者の皆様に報告を続けている。いいことばかりではない。トラブルや苦労、事件もちゃんと伝える。と言って、個人の失敗を責めるものではない。名前は伏せる。肝心なのは責任追及ではなく、映画製作で起こる様々なトラブルを紹介すること。それは映画業界で仕事をしたい人にも勉強となる。

大本営発表ではないので、いいことばかり発表しても無意味。その同列で今回はスポンサーから理解に苦しむ連絡があったことを報告した。みなさまへの報告なので、スポンサー名は上げていない。彼らを批判することではないからだ。

応援してくれている人たちには、隠し事をせず、いいことも、悪いことも報告する。Facebookも、ブログも、Twitterも、僕を知り、フォローしてくれている人にしか届かない。応援団でなくても、関心がある人であり、今後、応援してくれるかもしれない人たち。そんな人々への報告。

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映画作りでは圧力や批判、横槍もある。力ある人が無理な要望を言って来る。でも、大切なのはそのテーマを貫くこと。「朝日のあたる家」で言えば原発事故の悲劇を伝えること。それを曲げてはいけない。そのためにもブログを書く。ブログに書けないことをしないため。また、理不尽な要求、圧力をかけてくればそれも書く。だから相手も躊躇する。映画を守ることにもつながる。

でも、一番は応援してくれる皆様への報告。映画がどこまで進み、いつころ完成するのか? そのために毎回、映画日記を書いている。デビュー作の「ストロベリーフィールズ」から6作。全ての日記が今も読める。興味ある方はぜひ検索してみてほしい。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止事件ー誤解も多いので説明① [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止事件ー誤解も多いので説明①

多くの方から激励、応援のコメントを頂いている。が、中には勘違いしている方もいるので、その辺を説明する。まず、「朝日のあたる家」のように映画館が上映拒否をしているのではなく、映画を製作したスポンサーが「上映許可」を出さない。また、彼らの指示通りに進めると「事実上、映画館公開は中止」となるということだ。

中には「上映中止なんて言ってないだろ?」という人もいるが彼らがいう「スポンサー内の自主上映を進める」こと自体が、映画館公開をできなくする。「その7−80%が済んだ時に評判が良ければ映画館公開を考える」というが、その時期に「考えて」も、もう上映を受け付けてくれない。映画館は完成したら一番に上映する場所。散々、上映したものは受け入れないのだ。

また、多くの映画が上映待ちをしている。最低でも8ヶ月。早く依頼しないと来年の戦後75年中に上映できない。75年。ということで多くの人が戦争に関心を持つ。沖縄戦を伝えるのに絶好の機会。なのになぜ、団体内で関係者だけで映画を見ることに固執するのが分からない。

ただ、スポンサーの全員が拒否している訳ではない。ほとんどの職員は賛成。多くの人が見ることを望んでいると聞く。これまでも映画製作中に多くの職員がいろんな形でサポートしてくれた。そのおかげでトラブルを超え完成した。本当に感謝している。思いある人がたくさんいる団体なのだ。

が、スポンサーの上層部のある人のみが「映画館公開」に反対していると聞く。その人は明確に映画館公開をしない理由を語っていない。そのために「誰かへの忖度?」「圧力?」と考える人も出ている。平和学習のための教材として作った作品。多くの人に見せることに意味があり。うちうちだけで見てどうするのだろう?

団体内の別部署の方。或いはすでにお辞めになった方からも連絡を頂いている。「私も映画館公開に賛成です」との声ばかり。「我々もなんとかトップを説得して上映したい」「上映することでマイナス要因は何もない。我々の活動が高く評価されるはず」という。その通りだ。いろんな声を聞くことで上層部もきっと、素晴らしい決断をしてくれるだろう。そこに期待したい。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開ー事実上の中止について=スポンサーは真剣に沖縄戦に取り組んでいた...今後の対応に注目が集まる! [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開ー事実上の中止について=スポンサーは真剣に沖縄戦に取り組んでいた...今後の対応に注目が集まる!

昨日、たくさんの激励を頂いた。が、中には誤解している人もいるので説明する。当初、スポンサーは非常に好意的であり、大手テレビ局やメディアがまず取り上げない沖縄戦を伝えるドキュメンタリーを作ろうと計画。それを推進した立派な団体。日頃から平和活動をしている。そして「朝日のあたる家」の監督である僕を指名したのは、本当に勇気があり、真剣に沖縄戦に取り組もうとしたからだろう。

僕は中途半端で終わらせない。圧力にも屈しない。毎回、我が子を育てるつもりで映画を作りをする。だから、評価してくれる人も多いし、応援してくれる人もたくさんいる。スポンサーからすると力強いが融通が効かない監督だ。下手打つと面倒臭いだろう。その僕に依頼してきたのは真剣だからだ。そして作品は僕が思う通りにやらせてもらった。団体の幹部クラスの試写会でも評価が高かったと聞く。

つまり、スポンサーは熱い思いを持ち、平和活動を推進。映画作家の思いを尊重、自由な作品作りをさせてくれた。決して悪の秘密組織というところではない。その団体は戦時中に軍に加担したことを猛反省し、今は反戦活動に力を入れている。その一つが今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」だ。なのに、それをより多くの人が見られる映画館公開をしないという。

映画館公開は自主上映の100倍以上の観客が見る。ホールを借りて映写機を用意して、受付を作り、自主上映をしても、せいぜい1日3回上映。頑張って2日。労力も費用も大変。宣伝も大してできない。だが、映画館でやれば全部やってくれる。最低でも2週間毎日上映。ヒットすれば何ヶ月でも続映。多くの人が見れる。それをスポンサーは今、頑なに「しない!」「団体の自主上映で評判が良ければ考える...」という。

現在、すでに配給会社が手を挙げており、日本各地の映画館が上映したい!と言っている。あとはスポンサーが「では、お願いします」と言えば全国の映画館で上映。海外の映画祭にも出品できる。それをやらないというのだ。そこまで頑なにやらない理由が分からない。何が都合の悪いことがあるのか? 困ることがあるのか? だが、その説明はない。

この映画はスポンサーが製作費を出してはいるが、多くの人の応援でできている。沖縄では本当に多くの人の協力があった。お一人お一人の参加があって完成した。僕にはその方々に現状を報告する義務がある。そんな方々の一部が、スポンサーに激励の電話をしてくれたそうだ。「ぜひ、映画館で全国公開してほしい!」と、皆、批判することなく、穏やかに伝えたという。それに配慮してスポンサーも対応を考え始めたと聞く。本来、心ある団体だ。対応に期待したい。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」事実上の映画館公開中止!?=この件をお伝えした背景。 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」事実上の映画館公開中止!?=これまでの経緯を説明


昨年、春。作品完成時にスポンサー側に映画館公開を提案。なぜなら映画館公開が一番多くの人に見てもらえる形であり、マスコミも宣伝に参加してくれる。その後もテレビ、衛星、ケーブル、ネット配信、DVDといろんな形で広げることができるから。

今回の作品は「平和学習」の一環として沖縄戦を学ぶというもの。スポンサー団体が主催する会で関係者が見るというのが目的だ。そこに映画館公開も加えると、その数十万人以上に見せることができる。一度は承認されたものの。後になり却下された。理由は

「教材目的で作ったものなので映画館公開は考えていない」

??? 団体の活動も評価されるし、沖縄戦の悲しみを多くが知ることができる。が、NOと言われた。団体が非常にお堅い、真面目なところであること。さらに映像事業は初めてで、映画館公開がどれだけ有効か?が理解できないのだと思い、さらに説明を続けた。プロジェクトチームの職員さん達はかなり理解を示してくれた。沖縄上映会の後さらに上層部に進言したが、また却下。

今回は僕の提案だけでなく、沖縄で映画を観た人たちも「全国で上映してほしい」との声を数多く寄せている。デニー知事からも「ぜひ、全国の映画館で!」という要請を受けた。それらも拒否したことになる。団体内の上映。当初からの目的なので反対していない。同時に映画館公開を進めることは可能。そのことも伝えている。にも関わらず。

「先に団体内の上映。その7−80%が終わり、反応が良ければ映画館上映を考える」

という返答。つまり、映画館上映はしない。反応が良ければ「考える」という。だが、団体内であちこちで上映すれば、その時点で映画館はもう上映をしない。どこよりも先に上映するのが映画館。また、時間が経っても映画館公開は不可能になる。それが映画館というもの。来月ー2月に映画館交渉をスタートしないと全国公開はもう不可能。

それを何度も伝えているのに「団体の上映が7−80%終わって」というので、これはもう映画館公開をする気がないなと感じる。このままで多くの人が映画を見ることなく、関係者だけが観て終わる。応援してくれている方々への裏切ることになってしまう。時間もあまり残されていない。しんゆり映画祭「主戦場」上映中止と同じ構図。あの時は市民が声を上げ撤回させる騒ぎとなった。今回も同じようなことになるのでは?と心配している。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」事実上の映画館公開中止!?=スポンサーは勇気と誠意で映画をスタートさせているはず...。 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」事実上の映画館公開中止!?=スポンサーは勇気と誠意で映画をスタートさせているはず...。

昨日は多くの人から賛同のコメントを頂いた。感謝。今回の作品は「沖縄戦」を描いたもの。その悲劇を多くの人に伝えるための作品だ。が、この手の作品。今は非常に作りにくい。というより、まず制作できない。NHKでも、フジでも。東宝でも、東映でも。どこの会社でもこの手の作品を作るのは躊躇する。

もちろん、あの党を気にしてだ。日本を再び戦争ができる国にした人たちにとって、戦争の悲惨さを伝えることは非常に都合が悪い。別の例で言えば原発の危険性を伝える映画を作れば、原発推進派に睨まれる。だから、映画界では「原発映画を作った監督は二度と商業映画を撮れない」と言われる。

その原発映画「朝日のあたる家」を作り話題になったのが僕。そんな輩に沖縄戦のドキュメンタリーを撮ってくれと依頼して来たのが、今回のスポンサー。これは二重に凄いこと。まず、沖縄戦を映画にすることを嫌がる勢力もいる。それをドキュメンタリーにしようというのは勇気ある行動。

次に、問題作「朝日のあたる家」を撮った監督。その人に依頼すれば圧力や批判に屈せず、ストレートに沖縄戦を描いてしまう。そんな監督に依頼したのはスポンサーが真剣に沖縄戦を描き、圧力や偏見に屈することなく、沖縄の悲劇を伝えてほしい!という思いがあるからだ。まず、その二点。スポンサーの強い思いと勇気を感じる。賞賛すべき決断だ。

そんな訳で僕は遺作覚悟で、今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」に挑んだ。制作中もいろんなトラブルがあり、横槍が入り、現地で困ったことにもなったが、スポンサーは諦めず、様々な対応をしてプロジェクトを進めた。完成したものを幹部クラス全員参加で試写会をした時も「素晴らしい作品だ」と評価したと聞く。

「この場面はマズイ。カットしろ!」という指示もなかった。僕が望む形で映画は完成。沖縄の完成披露上映会でも沖縄の皆さんから絶賛。賞賛の嵐というべき反応。ここまで来れたのはプロジェクトに関わったスポンサー職員の皆さんのお陰だ。なのに、ここに来て「映画館公開はやらない」と上層部が言い出した。

トップの決断とのこと。映画監督にとって作品を封印されるのは、娘を投獄されるのと同じ。これ以上の屈辱はない。例え全てを失っても娘を救い出そうというのが親心である。そして何より、スポンサー自身が勇気を持って作った作品。沖縄の皆さんは大いなる支持をしている。このままではいけない。この展開を報告せねばならないと考えた。詳しくは後ほど。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開中止事件ーかなり反響を頂いた。 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開中止事件ーかなり反響を頂いた。

ツイッターでもかなり盛り上がり、スポンサーの実名を挙げ、電話で抗議した方も何人かいたようだ。ある方が電話したら長時間話し中で繋がらなかったという。そんな数の抗議が行ったとは思えないが、多くの方が「公開中止は理不尽!」と感じてくれたことようだ。

数多くの沖縄の方々、映画関係者が3年がかりで作った映画。それも先日の沖縄完成披露上映会では2日間3回の上映で1000人がご覧になり、絶賛の嵐。デニー知事からも「ぜひ、全国公開を!」とのメッセージを頂いた。にも関わらずスポンサーは上映中止を決断。その理由も曖昧なもの。筋が通らない。

また、来年1月2月までに映画館公開を決めないと、来年度中に映画館公開はできなくなる。多くの映画が上映を希望して申し込みがあるから。来年中に上映してもらうには2月までがリミット。さらに来年は戦後75年。終戦記念日である夏に公開することで多くの人が関心を持つ。沖縄戦の悲しみを多くに伝えられる。

だから、勝負は来年1月頃まで。その後、スポンサーが承諾してももうダメ。また、完成から月日が経った映画も上映はしてもらえない。今後はなぜ、スポンサーが映画館公開を拒否するのか? その真相を知りたい。


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