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yahoo!ニュースを見て分かった気になる。長い文章は読まない人たち=その構図がうまく利用されている? [MyOpinion]

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yahoo!ニュースを見て分かった気になる人たち。長い文章は読まない人たち=その構図がうまく利用されている?

ある街の主婦に言われたこと。

「監督のFacebook毎日見ているんだけど長すぎて読めない。読んだ人に聞くといいこと書いてあるっていうんだけど、仕事忙しくてじっくり読む時間がないのよ」

そんな声は時々聞く

それならと短時間で読める短い文章にするとどうなるか? それで伝えられるトピックもあるが、それでは伝えられないものが多い。例えば映画撮影時のレポート。

「**市の**公園で撮影しました。雨降をして、雨のシーンの撮影。スタッフは皆、ずぶ濡れ。大変でした」

これなら2行で済む。

が、ロイター通信ではない。これでは事実しか伝わらない。

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詳しく書くから読んでいて面白い。例えば

●撮影したのがどんなシーンで、映画の中でどんな意味を持つか?

●監督してどんな思いで挑んだか? 

●上手く行ったのか? 問題があったのか?

●俳優たちはどうだったのか? スタッフは? 

●通常ならどんな撮影になるのか? 

●太田組としての特別な何かがあったのか?

それぞれの角度から説明するからこそ、

へーーそうなんだ。

とか、興味深く感じる。が、上記の角度からあれこれ伝えると文章が長くなる。と、先の指摘。「長くて読めない」になる。しかし、以前にも紹介したがyahoo!ニュースのヘッドラインだけ見て、

「ニュースは毎日見ています」

という友人がいるが、彼は全く世情が分かっていない。つまり、2行の以下のヘッドラインしか読まないからだ。と言って、大人は忙しい。じっくりと長文の記事を読む時間はなかなかない。長いだけで読むのを止める人もいるだろう。

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ただ、大事なことを無理やり短縮した文章

では、本当の意味が伝わらない。撮影の話ならまだいいが、社会、教育、戦争、原発、政治、芸術。それらはいろんな角度から見つめないと見えて来ない。言葉を尽くして説明しないと持論も、真実も伝えることは難しい。

でも、それだと多くの人は読もうとしない。yahoo!ニュースが重宝されるのは、簡単に読めて分かった気になれるからだ。本当は分かっていないのだけど。以前に書いた20%の人たちはほぼ、そんな人たちなのだと思える。長い文章は読まない。短い文章で分かった気になる。忙しい。考えない。それを利用した悪政が続いてしまう。そんな悪循環が日本をダメにする。考えなければならない。



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「オウム帝国の正体」③ 読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり? [事件探求]

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「オウム帝国の正体」読んでいる。ソ連、北朝鮮との繋がり?

この本の著者。過去に三億円事件、宮崎勤事件等の謎が多い事件を解明。三億円事件の犯人を特定したという人。どこまで本当か?分からないが、調査は凄い。宮崎事件では警察内部でしか手に入らない写真まで掲載(どうやって手に入れたのか?)そして著者・一橋文哉という人は自身の顔写真を出していない。マスコミ等のインタビューも僕が知る限り受けていない。謎の人物なのだ。

どうも、個人ではなくグループのような気がするのだが、書かれていることの基本は報道通りであり、マスコミの突き止めていない真実も飛び抜けた奇怪性はない。「宇宙人が背後にいた!」なんてのはない。完全には信頼できないが、毎回、物凄い取材で知られざる事実を伝える。

その著者が今回挑んだのが「オウム事件」僕は当時、報道を食い入るように見ていたし、地下鉄サリン事件の日のことは昨日のように覚えている。そして先に書いたように、多くの人がオウム憎しで、感情的になり、ひたすら批判し、罵倒した風潮に違和感を持った。冷静に事件を見つめる人が少なかった。

そのために多くの謎が見過ごされ、解明もされていないのに、事件が終わったかのように考える人たち。そして謎が残るにも関わらず、麻原彰晃らを大量に処刑した政府。納得できないものがある。

尊師・麻原は法廷で何一つ証言していないにも関わらず、処刑されている。病気で失語症のような状態だとも言われたが、では治療して「なぜ、あんな事件を起こしたか?」追求すべきではなかったか?

そんな疑問の答えを探すべく、この本を読んでいる。まだ3分の1ほどだが、今回もマスコミ報道にはなかった情報があれこれ書かれている。オウムとソ連との繋がりはマスコミも一部伝えていたが、モスクワにも支部があるという程度だった。が、それどころではない繋がり!さらに北朝鮮の存在! 続きを読む。


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血圧を下げるための水生活ー10日目 体感する変化はトイレの回数だけ。 [健康]

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血圧を下げるための水生活ー10日目 体感する変化はトイレの回数だけ。

体調が良くない。水生活日記なのか?過労からの回復日記なのか?分からなくなる。水は1日に2L飲み続けている。10日目だ。一時は体調が良くなったが、この2日ほど逆戻り。子泣き爺を1−2人背負ったように体が重い。

一昨日、張り切って映画に行ったのがいけなかったのか? 老人の体力で入院状態。この2日、寝た切り。しかし、過労からの回復ではいつものこと。かなり良くなったと思ったらまたダウン。何もできなくなる。過労ホテルの最後の扉を開けるとまた疲労のヘドロが流れ出してしまう。これまで清掃した室内がまた全てドロドロ。

水を飲むことで、トイレに行く回数は増えるが、その他に変化はない。血圧計を持っていないので下がったかどうか?近所の健康センターに行かないと分からない。これで変わらないと水の効果はゼロということ。しかし、単純に考えて、水分をたくさん摂ることで、血の流れはよくなるはず。血圧が高いのは血の流れが悪いからだ。

血圧に変化があれば水効果ありということ。元気な日に健康センターに言って測ってみる。


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結局、日本人は芸能や健康にしか興味がないのか? 政治には関心がないのか?=その背景を探る [MyOpinion]

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結局、日本人は芸能や健康にしか興味がないのか? 政治には関心がないのか?=その背景を探る

このところいろんな記事を書いた。「事件」「政治」「健康」「芸能」その「いいね」数を見て行くと、一番が多いのが「芸能」。二番が「健康」そして「事件」「政治」。日本人の嗜好がよく出ている。

テレビで健康番組が多いのも頷ける。関心があるので視聴率が上がるのだ。対して、テレビでは以前ほど政治問題を取り上げなくなった。原発問題も、森友事件も、公文書改ざん事件も。一つには官邸からの圧力もあるのだろうが、視聴率が取れないというのもあると思える。

僕のFacebook友達はかなり社会に関心がある人が多いと思うのだが、それでも芸能、健康に「いいね」が行くのも同じ背景だろう。政治に関心がないーというのではなく、落ちるところまで落ちている現在の日本の政治をもう見たくない。滅入るだけという思いもあるはずだ。関心ある人さえ、そうであり、もともと関心のない人は記事のタイトルに「政治」を感じるだけで読まないだろう。

「映画監督のFacebookだと思って友達申請したのに、映画の話がアップされない!」

と思っている人もいるかもしれない。先に書いた記事「投票に行かない約50%」ー彼らは現実を見ているが、落胆しており、もう現実を知りたくない。という人たちがかなりいると思える。それがFacebookにも反映されている。そして、その構造が自民を支えている訳だ。

「自民は嫌い。でも、野党は信頼できない。投票したい党がない。だから選挙に行かない!」

それは結果的に自民を支持し支えているのと同じ。だから、有権者の20%しか投票していないのに自民が与党になってしまう(もちろん公明の協力もある上で)別の言い方をすると、投票所に行かないように差し向けている人たち。それにまんまと多くの人たちは乗せられている。

例えば選挙前に「事前調査では自民圧勝」とマスコミが報道するのもそれ。そのことで「俺が野党に1票入れても意味ねえなあ」と諦めさせるキャンペーンである。

結果、投票に行かず、政治のことはもう考えないようにする。だから、テレビでもFacebookでも、健康や芸能の方に目が行く。ある種の現実逃避。では、僕もFacebookでも映画や芸能のことばかり書いた方が多くの人が読んでくれるのか?それは違うだろう。「モーニングショー」の玉川さんも言っていた

「原発特集では視聴率が取れない。だから、やらないではなく、どうすれば興味を持ってくるか? 切り口を変えることで興味を持つはずだ。それがテレビ局の使命のはず」

その通りだと思う。タイトルのつけ方ひとつ。文章の導入の仕方。それだけでもかなり違う。僕もそんなこと。考えてみたい。


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「オウム帝国の正体」② オウム真理教に宗教法人の認可を出したのは誰か? その背後にいた大物大臣?え?あの人?=この話は本当か? [事件探求]

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オウム真理教に宗教法人の認可を出したのは誰か? その背後にいた大物大臣?え?あの人?=この話は本当か?

オウム事件で最初に疑問を持ったのは尊師・麻原彰晃の存在だ。僕らの世代から見ると「レインボーマン」のダイバダッタや「マグマ大使」のアース様のように、長い髪とヒゲ。いかにも!という感じ。事件後、彼の生い立ちを紹介した本を読んだり、その後もYouTubeで事件以前の動画を見たりした。(ビートたけしとの対談、「朝まで生テレビ」に出演)

彼は幼少から恵まれず、厳しい少年時代を過ごしている。その後は東大受験に失敗。薬事法違反で逮捕。強いコンプレックスを持つようになったという。そしてオウム神仙の会を経て、オウム真理教を設立。次第に信者を広げ、巨大組織を作り上げていく。

その広報活動を応援したのがマスコミだ。麻原の空中浮遊の写真を掲載したり、番組で紹介したりして、多くの人が興味を持ったのである。そして信者獲得のための活動。選挙にも打って出た。しかし、麻原のインタビューや動画を見ていて感じるのは、非常に気の弱いオヤジということ。虚栄心が強い。よく言えば繊細であり、人の心理を気にする。

それゆえ、人を惹きつけたり、誘導したり、操るのが得意な人だとは思えた。強がって見せていたが、強いコンプレックスを感じる。特筆すべきは妄想が強いということ。実はサリン事件は警察の追求を逃れるための撹乱行動であり、本当は国家転覆が目標だったと言われる。さらに世界同時革命も画策していた。

妄想を信じ、それを真剣に実現させるために全身全霊をかけていたのだ。似たような人物がもう1人いる。学歴が大したことなく、成績も良くない。身内は皆、優秀なだけにコンプレックスが強い。虚栄心も強い。気が弱いくせに強がって見せる。

強権的で、常識を超えたことを部下に指示する。そして妄想を信じて、突き進む。古賀茂明さん曰く「おじいさんの成し得たなかった隣の国と、もう一度戦争をして勝つことが彼の念願」共通点が多い。しかし、今回は麻原彰晃の話だ。

そんなオウム真理教。なかなか宗教法人の資格が取れなかったという。ちょっと考えれば怪しい。尊師は過去に薬事法違反で逮捕された前科者だし認可しないのは当然。東京都が認可を出すのだが、当時は鈴木知事時代。その彼が認可を出した。超高額の都庁建設で批判を浴びたあの人。そして、後任の青島幸男知事が都市博を中止した時に

「まるでサリンを浴びせられた気持ちだ!」

とサリン事件がまだ強く記憶に残る時期に無神経な発言をしたあの人である。なぜ、鈴木知事が認可したのか? それは当時の運輸大臣だった石原慎太郎からの指示だったという。では、なぜ、石原が? 

ある書籍を読むと答えがあった。弟・裕次郎が慶応病院で手術をした時の執刀医がのちの林郁夫だった。のちのオウム幹部だ。そこから繋がりが出来、石原の息子の四男がオウムの幹部になったとの指摘もあった。

といってサリン事件に石原ファミリーが関わっているというのではない。ただ、このことは全くマスコミでは報じられていない。その辺が本当に事実なのか?どうなのか?も知りたい。

また、これは出所不明の情報だが、サリンを作ったのはオウムではなく、自衛隊だという説がある。では、なぜ、自衛隊が? そしてロシアとオウムの関わりも気になる。その辺がこの「オウムの正体」で解説されていることを期待して読み進めている。


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「オウム帝国の正体」① もう一度、見つめたい。真相は別のところか? [事件探求]

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「オウム事件」もう一度、見つめたい。真相は別のところか?

何回か記事にした「日航123便墜落事件」以外でも、疑惑が多い事件がある。オウム事件もその一つだ。そんなオウムの幹部たちが昨年、平成30年7月6日、元代表 麻原彰晃、本名・松本智津夫元死刑囚ら7人に刑が執行。ほかの6人は、東京拘置所、名古屋拘置所、仙台拘置支所に収容されていたが、7月26日午前、刑が執行された。

こんな大量に同時期に死刑が執行されるのは前代未聞。事件から23年しか経っていない。また、首班である麻原は裁判でも何も語っていない。事件の全容解明は松本サリン事件、地下鉄サリン事件、弁護士一家殺人事件などの被害者のためにもせねばならないことのはず。

それをなぜ昨年、それも一挙に処刑したのか? 何か都合の悪いことがあり、新たな真実を喋られるとマズイの口封じをしたかのような印象さえあった。サリン事件当時から個人的にも関心があり、オウム報道は注意して見ていた。そして当時、多くの声を聞いた。

「オウム許せねえ! 俺にも一発殴らせろ!」「何で、あんな団体に入信したんだろう? 理解できない」「「俺は絶対にオウムに入らない自信がある!」

しかし、いずれもマスコミの過激報道に巻き込まれての発言だと思える。どれも非常に問題がある。なぜ、被害者でもない人が殴る必要があるのか? 入信しない自信って何か? のちの911直後のアメリカのように、テロリスト憎しで、冷静さを失い、アラブ憎しで人種差別が横行。その時も同じものを感じた。

その結果がイラク戦争。結果、ブッシュ大統領のいうようにイラクは911の黒幕でもなく、大量破壊兵器も持ってなかった。構図は違えどオウムも何か、誰か、あるいはどこかの団体、組織に操られていたとしたらどうだろう? というのも、一宗教団では出来ない行動が多々あるからだ。

「狂信的な団体!」とマスコミが連日報じるので、国民は「へーー酷いなあ」と受け入れていたが、先の発言等を考えると、完全に冷静さを無くしており、あの「三浦和義事件」ロス疑惑も思いだす。マスコミが冷静さを失い、疑惑でしかない段階の市民を名指しで報道していた。

当時の日本人の誰もが「三浦和義が犯人だ」「悪い奴だ」「許せない」「逮捕しろ」と思っていた。オウム事件も似た構図だ。事件当時、「オウム単独犯なのだろうか?」とを疑問を持つだけで友人から「お前はオウム擁護派か!」「被害者の気持ちを考えろ!」「だったら入信しろ!」という暴言を受けたこともある。怒りで常識が麻痺していた。

「三浦和義事件」はその後、島田荘司さんの本を読み(彼は本人に取材している)彼の過去を知ることで、怪しく疑われやすいが、ロス疑惑も本当に犯人だろうか?という思いを持った。実際、裁判でも最終的に無罪になっている。911がきっけのイラク戦争も先に説明した通り。イラクは黒幕ではなかった。さらに911自体がブッシュたちの陰謀ではないか?との説が次第に強く言われている。

だとするとオウム事件はどうか? オウムが無実だったというのではない。その背後に誰かがいたのではないか? 24年後の今、それを検証すれば、冷静にいろんな事実を見つめられるのではないだろうか?



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