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美しい言葉にダマされていないか? 本当の目的は別にあることに気づこう!=原爆、原発、消費税、そして沖縄戦。 [沖縄の現実]

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美しい言葉にダマされていないか? 本当の目的は別にあることに気づこう!=原爆、原発、消費税、そして沖縄戦。

世の中、歪められた事実が本当のことと理解されてしまうことがある。嘘なのにもっともらしく別の言い方で吹聴する人や団体もある。消費税の値上げがそうだった。福祉のためと言いながら、実は金持ちの税金を安くして、その分を補填するために消費税が使われたこと。もう、多くの人が知っている。金持ち優遇のために消費税を上げたのだ。

詳しくはこちらで=> https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2019-02-01-1

アメリカが原爆を落としたのは「戦争を早期に止めるため」と主張していた。では、なぜ、広島と長崎。2発の原爆が必要だったのか?それはウラン型とプルトニュウム型という別のタイプの原爆のそれぞれの威力を試したかったからだと言われる。

美しい言葉を掲げて、金持ちを優遇したり、他民族を虐殺すること。国や政府がやっている。原発問題がまさにそれ。「電気の安定供給」とか「安い電力」と言って来たが、それが事実ではないこと。311で証明されてしまった。安定供給もできない。他の原料に比べて安くもない。何より超危険だ。

本当の目的は既得権益がある人たちが金儲けのために、原発を利用し、守り続けているだけ。そして、いつでも原爆を作れるようにプルトニュウムを備蓄するためであるとも言われている。そのために原発を守り続けているのだろう。

沖縄戦も同じ構図。アメリカの進撃を止めるために沖縄で戦争をし、多くの犠牲者を出したものだと思っていた。が、それだけではなかった。本土決戦準備の時間稼ぎが日本軍の目的。そのために勝たなくてもいい。出来るだけ戦いを引き延ばして、敵を消耗させること。そのために住民を数多く戦場にまで動員。多くが犠牲になった。

つまり、沖縄で多くの命が失われている間に本土決戦の準備をしようというのが本当の目的だった。沖縄は捨て石にされたのだ。日本軍10万。アメリカ軍50万。大きな戦力は本土に温存して、わずかな兵力でアメリカと戦わせたことからも、それが伺える。

だが、ある団体はこう主張する。「日本軍は沖縄を守るために戦った。捨て石論は戦後に無理やりつけた解釈だ」しかし、沖縄戦を知れば知るほど、そうは思えない。大本営の記録にも「沖縄は見捨てる」という記述がある。これも消費税、原爆、原発と同じ構図。本来の意味とは違う、美しい言葉で事実を隠そうとしているのだろう。

「復興五輪」もその一つだろう。ゼネコンが儲けるだけで、被災地置き去りのイベントに何の意味があるのか?「国民のため」「子供たちのため」「将来のため」と美しい言葉で進められる数々のこと。本当の目的はそこにないこと。見抜いて行かねばならない。



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学校の授業ではなく、映画からいろんなことを学んだ。=それが今、仕事に生きている。 [MyOpinion]

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学校の授業ではなく、映画からいろんなことを学んだ。=それが今、仕事に生きている。

映画の仕事をしていていいこと。いろんなことを知ることができる。勉強することができるということ。書道、原発、1983年、1989年、沖縄戦。そしてロケする街の風土や歴史。そして自然。そんなことを徹底して調べることが仕事なのだ。

高校時代。現国、数学、英語、化学、古典、歴史といろんな科目があったが、どれも興味を持てず、まして英語は教える教師が英語を話せないという現実。歴史も何年に何が起こった。**改革派どんな内容か?というクイズのようで、どれも興味を持てなかった。

そんな学校が終わってから、こっそりと通った名画座で観た映画。そこからいろんなことを学んだ。「ウディ・ガスリー我が心の故郷」を観てアメリカの歴史を知り、「大統領の陰謀」を観てニクソン事件を見つめ、「タクシードライバー」を観て、ニューヨークという街を経験する。

「ダーティハリー4」を観て「Make my day」という言葉を覚え、「アラビアのロレンス」を観てアラブを知り、「キャリー」を観てアメリカのハイスクール生活を感じる。「チャイナ・シンドローム」を見ていたので原発にも興味を持った。考えてみると、映画でいろんなことを勉強していたのだ。

実際、映画を作るようになって感じるのは、当時、見た映画。そのことであれこれ調べたり本を読んでいたことが役に立っている。それらの経験や知識がベースとなり、今の仕事のプラスになっている。もちろん、そこからがスタート。

その題材を熟知していなければ、作品を作ることができない。「朝日のあたる家」は原発事故を知らねばならない。被災者の方々からもお話を聞いた。新聞やテレビ報道を見て分かったつもりになっていたが、実際に体験した方に聞くと、打ちのめされた。

沖縄戦も同じ。テレビドキュメンタリーでは描かれていないこと。こんなにもあるのか?と驚かされた。その度に現地取材の大切さ。経験者に聞くことの重要性を感じるのだが、同時に思うことは、高校時代に学んだことが、いかに役に立っていないか? ほとんど忘れているし、覚えていても役に立たない。

50代になって勉強したことでも、これだけ覚えているのだから、10代に意味ある勉強をしていれば、もっと役に立つことあったはずだ。にも関わらず、学校ではなぜ、無意味と思えることばかり教えるのか? その理由はこれまでに何度も書いた。優秀なサラリーマンを育てるのが日本の教育。

与えられたことを理解し、こなすことができるロボット型の人材を大量に育てるために、その訓練と選択をするのが日本の教育だ。それは国や企業にとって都合のいいもので、その線引きではじかれれば、一生冷遇される。それなら若い内に何か、役に立つことを勉強し、学んでおけばいいのだが、それに気づかず、多くの親たちは子供をロボット製造工場である学校に行かせ、そのレースに一喜一憂する。

まるで戦時中。「兵隊になって国のために戦う」ー多くの国民がそう願ったように、親たちは「一流大学に行って、一流企業に就職すること」こそが幸せだと思え、それに向いていない子供たちが落ちこぼれていった。構図は同じだ。国策に踊らせれ、利用されているだけ。高校時代はそこまで気づかなかったが、それが受験戦争の背景だったのだ。

だから、若い人には伝えたい。今、真面目に学校の勉強をやっても意味はない。「与えられたことを確実にする人材」を育てる教育で優秀な成績をあげるということは、「自分で考えて行動することができない大人」になるということ。今、必要とされているのは、そんな人材ではなく、「自分で考えて行動できる人」である。それをあえて求められない人材になろうとするのは意味がない。

国がそれに気づき政策転換することには、犠牲者が溢れているだろう。その前に気づいて、自分には何ができるか? 何がしたいか?を見つけること。今の10代に伝えたい。大学生活をバイトとコンパだけで過ごしては行けない。そんなこと伝えて行きたい。


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ドキュメンタリー沖縄戦」完成!応援、声援、ありがとうございました [2019]

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ドキュメンタリー沖縄戦」完成!応援、声援、ありがとうございました

本日の夕方に完成。

次は映画館公開に向かってスタート。頑張ります!

沖縄戦を見つめることで、今の日本が見えてくる。

「朝日のあたる家」以来の社会派作品。製作期間3年!

怒涛と悲しみと涙の1時間45分!

乞うご期待!



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