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原発事故の悲劇を描いた映画「朝日のあたる家」(山本太郎出演)6分版予告編を公開 [2019]




「朝日のあたる家」幻の6分予告編を公開します。

「あまりにも見せ過ぎ! 刺激が強すぎる」

と、映画館公開前に封印したもの。

日本各地で「朝日」上映会が今も続いています。

お近くの方はぜひ。

上映希望の方はこちらへ=> http://bit.ly/1v9iGQY  

DVDレンタルは宅配ゲオで!

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「アベンジャーズ エンドゲーム」大感動。ここまでの作品も説明!(ネタバレなし) [アベンジャーズ]

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「アベンジャーズ エンドゲーム」大感動。あれこれ説明する!(ネタバレなし)

この映画。2つの意味で大感動した。1つ目は非常に良く出来た作品であること。知らない人は単なるSFアクションの超大作だと思うだろう。が、これが感動巨編なのだ。鑑賞中に2度も号泣させられた。あるTweetを読むと満員の映画館で観客が全員泣いていたという。僕は他人を気にする余裕がなく、感動で打ちのめされていた。

だが、僕はマーベルはあまり好きではなく、DCコミック派だ。同じヒーロー大集合映画を作っても「アベンジャーズ(1作目)」は紅白歌合戦的なもので、それこそヒーローが大集合して敵と戦うだけだったが、DCの「バットマンVSスーパーマン」は人間ドラマもあり、感動もあり、映画としてのレベルが高かった。アイアンマンよりバットマン。キャプテンアメリカより、ワンダーウーマンの方が子供時代から知っていることもあり支持していた。

そして「アベンジャーズ 」2作目「エイジ・オブ・ウルトロン』は1作目の繰り返し、スケールは大きいが退屈。ヒーローの1人1人は個性的なのに、皆が集まると気を使い合うことで予定調和に終わる。やはり紅白歌合戦。それが3作目の『シビルウォー』になり展開した。

キャプテン・アメリカとアイアンマンが対立し、アベンジャーズ同士が戦う。これはよく考えた。日本で言えば、ウルトラマンVSウルトラセブンのようなもの。盛り上がらない訳がない。でも、それだけではなく「正義は一つだけではない」というアメリカらしからぬテーマがあり「悪を倒してバンザイ!」という昔ながらのハリッド映画から前に出た作品になっていた。

そして「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」今回の「エンドゲーム」の前作となる作品では、最大の敵サノスが登場する。が、強いというより、ただ腕力が強く、ヒーローたちの攻撃が効かないだけで、昔の「仮面ライダー」の新シーズンのようだ。より強い敵が現れる。ライダーキックが効かない。そうやって盛り上げるが、やっていることは以前と同じ。設定として強いというだけ。

VFXは凄く。アニメ版「ジャイアントロボ」を実写化したような凄いさなのだが、テーマ性がない。最後はサノスを倒してバンザイ!なら、これまでのハリウッド映画と同じ。前回の「シビルウォー」は何だったのか? 「ジャスティス・リーグ」も絶賛は出来なかったが「やはりDCの方がよく出来ている!」と思える展開。それがなんと「インフィニティ・ウォー」は「つづく」で終わった。

結局、サノスが勝利。それもアベンジャーズ・メンバーの半数が消されて(殺されて)人類の半分もいなくなる。えーーそんなラストなのか? と思ってから1年。今回の「エンドゲーム」となる。だが、期待はしていなかった。ここから逆襲が始まり、サノスを倒し、「バンザーイ。正義は勝つ!」という安易な結末だと予想。「やはり、DCの方がいいな!」となるように思いながら、なぜか? 初日に映画館に行ってしまった。

ら、予想が完全に裏切られた。えーーーそんな展開? マジ? 生き残ったアベンジャーズが再びサノスに挑み、勝利するという前回でも出来た結末にならず、意外な展開をした。その予想外な展開の中で、感動があり、涙があり、見事な結末を迎える。前々作で感じた従来のハリウッド映画から前に出た展開をさらに1歩前に進めている。「悪は滅びる」「正義は勝つ」ではない。

娯楽に徹するハリウッドだが、ちゃんと時代を反映している。本当に大切なものは何か? 本当に大切な考えとは何だ? それを伝えている。まさか「アベンジャーズ」でそれやるとは! 

さて、感動したもう一つの理由。これは今は書けない。ぜひ、映画をご覧になってほしい。僕を直接する友人たちは「え?」と思い、その理由を理解いただけるはずだ。何にしても「エンドゲーム」はお薦め。

ただ、公開初日の昨日。都内の映画館は朝から夜まで全ての回が完売したようだ。こんなこと「スターウォーズ」でもないのに!本日も多くの劇場で完売が多発。最終回のスクリーン前の席しかない状態だ。GW中はそんな感じかもしれないが、あれこれ情報が入る前にぜひ見ることを勧める。ネタバレすると感動が半減するからだ。お早めに!


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血圧を下げるための水生活ー12日目 確かに血圧は下がったが? [健康]

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血圧を下げるための水生活ー12日目 確かに血圧は下がったが?

久々に健康ランドに行く。と言っても風呂屋の豪華版のようなところ。そこには血圧計がある。前回、水生活をスタートして3日目にそこで血圧を測った。標準値が135/85と言われる。で、3日目のあたいは上下共に少々超え。予想したほど酷くなかった。

それから10日間。毎日2Lの水を飲み続けた。で測ると上下共に標準値を少しだけ下回った。ん?これはいいことなのか? 測定の誤差もあるので、風呂に入った後も測ってみる。熱いお湯に浸かるので当然、血圧も上がるだろう。それでも標準を少し超えるくらいだった。まだ、2回の測定では正確ではないかもしれないが、水生活は効果あり?という感じだ。

毎日2Lも飲むのだから、血は流れやすくなるだろう。そうすれば心臓の負担が減り、滅圧は下がるはず。ただ、他の影響もあるかもしれないので、もう少し水生活を続け、様子を見る。体調等はあまり変わらない。過労でダウンしている最中なので、血液サラサラの実感はなく、体は泥のようだ。調査を続ける。


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日本の教育が「考える力」を育てなかった。そんな国民だからフェイク政権が存続可能? [MyOpinion]

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日本の教育が「考える力」を育てなかった。そんな国民だからフェイク政権が存続可能?

「自民には投票したくないから棄権」という人たちが結果、自民政権を支えていること前回までに説明した。その背景にあるのが「考える力」の欠如。「自民は嫌いだけど、野党で支持できる党がないから棄権する」という短絡的な発想の人が非常に多い。支持できなくても、自民に勝てそうな野党に投票することで、打撃を与える、政権を奪還することも可能なのに、そこまでは考えない。

なぜ、考えないのか? 

それこそが記事の本題だ。背景にあるものは「教育」。戦後日本が行ったきた教育は「与えられたことを確実にこなす」力をつけるための訓練であり、その能力を測るためのもの。それは優秀なサラリーマンを大量に育てて、日本の経済を立て直し、発展するためだ。

それはある時期に達成できた。

が、その教育で行われなかったこと。それが「考える力」を育てることだ。そもそも歴史はその時代になぜ、そのような事件が起こり、誰が何のために行い、その結果どうなったか?と歴史の流れを見つめ考えることで、教訓や知識として、現代に生かすもののはず。しかし、現実の「歴史」では年号や事件を丸暗記するだけのものだ。

歴史を見つめ、分析し、推察し、想像する教育ではない。その他の科目も同じ。10年も習っても英会話ができない。数学も与えられた数式で、問題を解くもの。ほとんどの科目が暗記か、与えられた形をいかに実践できるか? というものばかり。実社会で役に立つものはほとんどない。が、その訓練で優秀な成績を上げれば、与えられた仕事を正確にこなすというができる。それこそが優秀なサラリーマンなのだ。

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同時に、言われたこと以外はしない。

言われたことだけを確実にやる。余計なことは考えない。与えられた仕事(学習)の意味を考えない。そんな大人を育てる。つまり、企業に都合のいい勤勉で逆らわない写真を育てるのが日本の教育なのだ。それゆえ、与えられなければ何もできない。いろんな角度から考えない。その意味を考えない。だからこそ。

「支持できる政党がない」=>「棄権」

「毎度、自民が勝利」=>「俺が投票しても無意味」

「自民圧勝の予想」=>「選挙行かない!」

以上のような短絡的な考えで黙ってしまうのである。「圧勝予想」がプロパガンダではないか?と考えない。「支持はできないが、自民に迫る党に投票しよう」という発想が出て来ない。全てにおいて与えられなければ、できない。なぜなら「考える力」が育てられていない。発達していないからだ。

与えられたこと以外の方法論を考えつかない。

本質はどこにあるか推理する力がない。上から(教師、政府、テレビ)言われたことを鵜呑みにして疑わない。それらは全て教育によって、その力、考える、推理する。想像する。別の角度から考える。自分なりの発想をする。そんな力が欠如しているからだ。

そんな国民を誘導し、やる気を奪い、諦めさせるのは簡単なことだ。だからこそ、自民はマスコミを抑え込み、フェイクニュースを連発。本当のことを伝えさせない。考える力のない人たちは「集団的自衛権」と言われても、政府のいう「日米同盟の強化」を信じてしまう。想像力がないので「9条があるから戦争にはならない」と短絡的に考える。その辺の嘘を見破る人たちも「どうせ自民が勝つんだ」と諦める。

「自分には何もできない。これが世の中だよね」

と、あれこれ考えないで我慢する。考えればいろんな方法があるのに、それに気づくための「考える力」がないからだ。そんな人たちを騙すことは意図も簡単。その辺を次回、お伝えする。



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明日にかける橋ー6月にある映画祭で上映。太田監督と俳優1名がゲストで登壇。トークショーも。場所と日時は明日発表。 [2019]

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明日にかける橋ー6月にある映画祭で上映。

太田監督と俳優1名がゲストで登壇。

トークショーも。

場所と日時は明日発表。


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選挙に行かない人たちの思考回路はこうだ =自民を嫌っているのに結果、政権を支えている?(後編) [MyOpinion]

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選挙に行かない人たちの思考回路はこうだ
=自民を嫌っているのに結果、政権を支えている?(後編)

選挙に行かないで、棄権する人の多くがこう考えている。

「自民は嫌いだ。でも、俺が野党に投票しても結局、自民が勝つんだ。投票しても無駄。何より投票したい党がない。だから、行かない!」

だが、この考え方には間違いがある。「自民は嫌い」と思っている。「自民に政権を取らせてはいけない」と考える。ならば「どうすれば自民を止めることができるか?」を考えるべきなのだ。なのに「俺1人が投票しても結局、自民が勝つ」と結論付けてしまう。そこで思考がストップしている。

ここには2つの背景がある。一つは「どうせ自民が勝つ」というキャンペーンが存在する。選挙前に「選挙予測 自民圧勝」とかマスコミが流すニュース。それを見れば投票する気が無くなる。諦めムードの演出があちこちで流される。それに乗せられてしまう。二つ目は「考える力」の欠如。

投票したい党がないなら、自民が嫌なら、自民に勝てそうな、迫りそうな政党をネット等で情報を探し、そこに投票する。そのことで自民以外の党が議席を取る。自民が議席を減らすという展開が望める。それを考えず、「どうせ自民が勝つ」「投票しても無駄」と安易な結論を出して、棄権。その棄権が自民にはどれほどありがたいことか? 考えない。固定票を持つ政党の場合。棄権する人が多いほど都合がいい。

簡単に言えば、いつも棄権する50%の内。半分以下の20%が棄権せずに、ある野党に投票する。その党はいつも5%の投票しかない。そこに20%をプラス。25%。自民は20%。打ち負かすことができる。政権交代だ。つまり、いつも棄権している人たちが、好きでない党でも、勝てそうな党に投票すれば自民政権を終わらせることが簡単にできるのだ。

それを「俺が投票しても」「投票したい党がない」という安易な結論で動かない人がゴマンといることで自民は毎回勝利している。自民が多くに支持されて勝利するのではない。自民を止めようとする人が少ないから、勝ってしまうだけ。

その背景にあるのが「やる気をなくす」キャンペーンに騙される。安易な結論を出し、あれこれ方法を考えようとしない。そんな人たちが結果、自民政権を支えている。では、なぜ、彼ら彼女らはそんな安易な発想をするのか?「考える力」が欠如しているのか? 次回はそれを考える。


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選挙に行かない人たちの思考回路はこうだ。=自民を嫌っているのに結果、政権を支えている?(前編) [MyOpinion]

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選挙に行かない人たちの思考回路はこうだ。
=自民を嫌っているのに結果、政権を支えている?(前編)

この何年も選挙に行く人は有権者の約50%。2人に1人しか選挙に行かない。現在、政権を取る自民党は全有権者の20%の票しか得ていない。10人中2人の支持しかないのに政権を運営しているのだ。その自民は非常に評判が悪い。悪いと言うのを超えて危険な存在になっている。このままでは日本を破滅に追い込んでしまうこと。前回書いた。にも関わらず50%前後の人は選挙に行こうとしない。

政治に興味がない人もいるだろう。だが、多くは生活や社会に不満を持っている。「自民に任されば大丈夫」と思っている人は少ないだろう。にも関わらず投票に行かない。多くの発想は「どうせ俺が投票しても変わらない」「投票したい党がない」と言うことだ。結論から言うと、そんなことを言っている人たちは「考える力」の欠如が考えられる。バカというのではない。何なのか?その辺を解説していく。

「投票したい党がない」と言う人が多い。だが、これはAKBの選挙なら「好みの子がいない」でも構わない。だが、議員の選挙は政治を任せる人を選ぶもの。自分たちの生活に直接関わる。単に物価や福祉だけのことではなく、原発問題、戦争にも関わる問題。あなたの子供が近い将来、徴兵され戦争に行かされることもあり得る。

あるいは大きな地震が起こり、再び原発事故が起きて故郷を追われる。あるいは福島以上の惨事となり、何万人もが死亡。その一帯、いや、その県が何万年も住めない地区になる可能性もある。

下手すれば日本が全滅ということも原発事故であり得る。その原発を今も推進する党に対して「自民はダメだが、投票したい党がない」というのはどういう思考回路なのだろう。これは「考える力」が弱いということ。

「自民は許せない」=>「原発も良くない」=>「でも、野党には政権を任せられる党がない」=>「どれもダメだ」=「だから選挙には行かない」

こういう思考をしている。ここで終わり。だが、この後を考えてみよう。

だから選挙に行かない=>また自民が勝つ=>自民が与党になる=>原発を推進する=>事故が起こる=>国民が犠牲になる。

この展開が予想できる。なのに、それを考える人が少ない。もし、考えたとしても、間違った結論を出してしまう。次回、説明する。(続く)


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なぜ日本人は目の前にある絶対的な危機に気づかないのか?(後)=その原因とは何か?  [MyOpinion]

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なぜ日本人は目の前にある絶対的な危機に気づかないのか?(後)=その原因とは何か? 

バブル時代以前は経済が良好だった。政治家が無能でも日本は発展した。でも、今は違う。日本はすでに後進国。三流国に陥っている。経済的にもアジアの国々にどんどん抜かれている。貧困国だ。

にも関わらず政府は今も経済大国気分で各国に膨大な支援金をバラ撒き続けている。「その金を国内で使えよ!」と言いたくなるほど日本は厳しい状態。餓死する親子、食事ができない子供たち、過労死するまでブラック企業で働くサラリーマン。正社員に慣れない派遣労働者。払えない年金。原発事故の収束のために数兆円? そんな状態で金をバラ撒いていていいの?

さらには不良品の戦闘機を爆買い。思いやり予算で莫大な費用をかけてアメリカさんのために基地を作る。そして日本を戦争ができる国にして、何でも「それは秘密です!」と言える秘密保護法まで採決してしまった。そして総理と親しい人たち、大企業ばかりが優遇される政策。犯罪を犯しても総理と友達なら無罪。公文書を改ざんしても栄転。

日本は破滅に向かって進んでいる。腐敗し、崩れ去る手前まで来ている。そんな時代に「投票したい党がない」「どうせ自民が勝つので投票しても無駄」と言うのは、どう言う感覚なのだろう? その心は? 「そこまで酷いことになっている」と感じていない。あるいは、ある程度は知っているが、

「だからと言ってた俺には何もできない。それが世の中だよ」

と思っているのだろう。さらに言えばリアリティがない。「日本が戦争なんてする訳ない」「だって9条があるし!」「70年も戦争してないし」「安倍さんは問題多いけど、そこまではしないよ」と思っている人たちも多い。

投票に行かない人たちの心理はこんな感じだろう。今の日本をしっかりと見つめ、情報をしっかりとキャッチしている人からすると「バカすぎる!」「目の前が見えていない」としか思えない。その通りだ。僕も経験があるが、映画製作で事件が起きることを察知。事前に止めようとプロデュサーに伝える。

「監督。心配し過ぎじゃないの? 大丈夫だよ」

そう言われることが多い。が、実際、事件が起き大変なことになる。プロデュサーが無能で無神経なのでなく、多くの日本人が危機意識を失っていると言うことなのだろう。その背景にあるもの。それこそが、書きたかったテーマだ。「考える力」を失っている。「考える力」が育てられているないと言うことなのだ。その話を次回にしたい。


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なぜ日本人は目の前にある絶対的な危機に気づかないのか?(前)=オウム信者と投票を棄権する人は同じ? [MyOpinion]

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なぜ日本人は目の前にある絶対的な危機に気づかないのか?(前)=オウム信者と投票拒否する有権者の気持ちは同じ?

集団的自衛権は日本を戦争できる国にすること「自衛隊は戦争へ行って良し!」という法案。それを強行採決した党を支持し、その後も投票するのは「サリンを巻け」と指示した麻原彰晃に愛想を尽かさずに従う信者と同じ構図だと思える。

もちろん厳密には違うが、結果、同じだ。最後まで「オウムはサリンを撒いて人を殺したりはしない!」と主張していた信者もいたが、最終的は「麻原に騙された」納得したように、戦争が始めれば「そんな法案だとは思わなかった! 知らなかった...」と政権を支持した人たちも思うのだろう。

幹部の上祐史浩はそれらのテロ活動を知ってはいたが、どれにも関わらず、大きな罪に問われることなく出所。今は塀の外で暮らしている。当時のことを「とても反対できる状態ではなかった」と語る。それも当てはまるものがある。

「集団的自衛権は危険!」と知りながら「投票したい党がないので棄権した」と言う人も同じなのだ。危険を知りながら何もしない。その意味で上祐と同じである。

別の角度から考えると、上祐以上に棄権した人の方が罪が重いとも言える。上祐が反対を表明すれば間違いなく殺されていただろう。対して集団的自衛権に反対する党に投票しても殺されることはない。

では、その後も投票所に行かない有権者の50%はどう考えていたのだろう。以前にも挙げたが、もう一度確認しよう。

①忙しくて選挙に行く時間がない(政治に興味がない)
②どの政党に投票していいか分からない
③自民はダメだが、野党も信用できない。投票したい党がない。
④野党に投票しても、どうせ自民が勝つのだから無駄

①〜③は前回解説した。問題は④の「野党に投票しても、どうせ自民が勝つのだから無駄」これが曲者。もし、戦後、ずっと自民が政権を取って来たのならまだ分かるが、近年でも新進党と民主党が政権を取っている。「どうせ自民が勝つ」と言う意見は正しくない。その種の人に聞くとこう言う。

「民主党に期待したけど結局、ダメだった。そのあとの自民はもっとダメだ。だから投票したい政党がない!」

結局、③「自民はダメだが、野党も信用できない。投票したい党がない」に行き着く。しかし、この種の人はどのくらい政治について知っているのだろうか? 確かに民主も結局、バラバラ。期待しただけに失望も大きい。その後の自民はもっと酷い。そして魅力的な主張をする議員や政党もない。だから、投票しない...。

理由としては分かる。が、考えてほしい。AKBのファン投票ではない。自分が好きなアイドルを選ぶのではない。日本の現実を見つめなければならない時期に来ている。絶体絶命の危機がそこにある。そのこと次回伝える。(続く)


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「オウム帝国の正体」④ 読み続けている。北朝鮮とオウムの繋がり? [事件探求]

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「オウム帝国の正体」読み続けている。北朝鮮とオウムの繋がり?

文庫本でかなりの厚さがあるので、なかなか進まないが、途中経過報告。先にも紹介したが、この本はオウムとロシアの関係性についても伝えている。ソ連製機関銃のAK、軍用ヘリ等を購入していたのは知っていたので、単にソ連のamazon(?)で購入しただけとは思えず。現地に行き交渉。また、ソ連国内に信者も多かったことから、何らかの関係性があるのは当然だろう。

当時の大統領エリツインの側近にまで接近し、様様なプロジェクトを推進していたようだ。この辺は当時テレビでは報じていない。なぜか?ソ連との繋がりは避けて通っていた印象がある。避けるどころかマスコミが全く指摘しないのが、オウムと北朝鮮の関係だ。武闘派として知られる幹部・早川はソ連だけでなく、何度も北朝鮮に行っていると言うのだ。

目的と思われるのは①生物兵器等の情報を得ること(サリン制作のため)。②麻薬の購入。等が挙げられている。また、幹部・村井を刺殺したが在日の青年。早川が北朝鮮から一緒に日本に戻った人物と、繋がりがあると言う記述もある。ソ連だけでなく、北朝鮮ともオウムは深い繋がりがあったようだ。

当時の北朝鮮はアメリカと対立し、核兵器開発に全力を挙げていた時代であり、外貨稼ぎのためにスーパーKと呼ばれる偽札(100ドル札)を作っていると呼ばれた(この本にもその記述あり)、そのためか、アメリカは100ドル札のデザインを一新(他は変えていない)。スーパーKはかなり流通、アメリカに大きな打撃を与えたのだろう。

それと、麻薬ビジネス。これは全く日本のマスコミでは触れないが、当時の北朝鮮はこれを国家レベルで生産。収益を挙げていたと言われる。それを売りつけていたのが日本。これもあり得るの話だ。その麻薬を買いに早川は北朝鮮に行き、いろんな人物にアプローチ。パイプを作ったと言う指摘だ。

この本をどこまで信じるか?と言うことはあるが、この2国の話はありえるし、また世界同時革命まで考えていたオウムとして、その方向に進むのは当然だろう。さらに読み進める。


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