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「運び屋」イーストウッド最新作。またまた名作。心に染みる感動。 [2019]

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「運び屋」イーストウッド最新作。またまた名作。心に染みる感動。

 クリントイーストウッド監督作品。最新作。

 またまた名作。今回は見終わって落ち込まない、心に染みる感動作。

 この映画で興味深いのは、イーストウッドが頑固だが、ひ弱いジジイに見えることだ。

 そこに見えない演出がある。

 イーストウッドは身長192センチ。誰かと並ぶだけで大きく見え、強そうに見える。

 だからこそ「ダーティハリー」だった。

 が、今回の作品では強そうに見えては行けない。運び屋のジジイだ。

 若いギャングたちに簡単にのされてしまう感じが大事。だからこそハラハラする。

 そこでキャスティングで奮闘。背の高い俳優をたくさん使っている。

 そして女性にはヒールを履かせる。娘役の俳優もイーストウッドと並ぶと背が同じ。

 これは黒澤映画の逆なのだ。

 「用心棒」「隠し砦の三悪人」など、強い三船を演出する時に黒澤は周りに小柄な俳優を配した。

 「用心棒」で常にそばにいるのは東野英治郎(黄門様)

 「隠し砦」では藤原鎌足。上原美佐。(千秋実は大きい)

 そのことで三船が強そうに見える。「運び屋」では逆に周り背の高い、大きな俳優を配する。

 そのことでイーストウッドが強そうに見えない。

 190センチ台の俳優はやたらいないかもしれないので、

 シークレットブーツやヒールで対応したはず。

 そのことでイーストウッドが強そうに見えない。頑固なジジイに見える。

 意外に気づかないが、その演出がドラマ感を守っている。


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作品完成後のツケを払う憂鬱? [2019]

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作品完成後のツケを払う憂鬱?

週末はダウンしていた。熱っぽく、体がダルい。疲労困憊して体が弱っているので、こんな時に風邪を引くとインフルエンザのような症状になってしまう。「青い青い空」のあとも、4年休みなしだったので過労で倒れ、半年近く寝込んだこともある。外出することができない。テレビを見る気力もない。それが過労だ。

今回も注意しないと奈落の底に落ちてしまう。せめて風邪をひかないようにしないと高熱で数日の寝たきりはかなり大変。だが、週末にかなり寝たので少しばかり体調はいい。と言っても3年分の休養を取るには足りない。

「青い空」の時に計算してみたが、4年間。土日、祝日、盆暮れを休まずに仕事した場合。プロジェクト終了後にそのツケが来るようだ。その全ての休みの4年分。それだけの日数、寝込んだ。人はやはり休まなければならないのだろう。それで計算すると、今回は4年。1ヶ月に土日が8回あるとして、かける12ヶ月で、96日。それかける3年で約300日。

1年近い。が、それだけ休むことはできない。ただ、そう考えると分かるのは、僕の作品は毎回、評価が高い。それは実力があるとかではなく、時間をかけて丁寧に作業するからかもしれない。通常なら、3年かけても土日を休めば、実質2年だ。僕の場合は休みなしで3年かける。1年の違いは大きい。同じ制作費でも当然、クオリティが上がる。

ただ、それはブラック企業の論理。社員を安い給料で長く働かせて業績を維持する。違うのは企業はその会社に入ると嫌でも、働かされるが、映画の場合は自分で選んだ仕事であること。とは言え、毎回、襲ってくる完成後の疲労は何度経験しても嫌なものだ。



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「令和」は官邸VS皇室の戦いだった。その背景を推理した! [MyOpinion]

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「令和」は官邸VS皇室の戦いだった。その背景を推理した!

「令和」決定について、いろいろな推測が流れているが、先日、アップした記事のものが一番正解だと思えている。僕の推理もそれに近いものだったので納得。大きく分けると推理は「皇室側の意思が反映されたか?」「総理の思いが通ったか?」という2つになる。

総理の考えだという人は=>命「令」する「和」(団結)することをーと解釈した。「一億、火の玉となれ」と国民に命じている。いかにもあの人が命名した元号だというのだ。だが、発表のかなり前から「安倍」の「安」の文字が入るという情報が流れた。もし、総理指導であれば、なぜ「安」を入れなかったのか?

それと元号を「命令、団結」することにどんなプラスがあるのか? すでに政府は「一億総活躍」とかキャッチフレーズを打ち出しているし、集団的自衛権の強行採決等で日本を戦争ができる国にしてしまった。徴兵制も考えているだろう。

そこまで進んでいるのに今更「団結命令」という意味の元号を発するメリットはあるのか? 古賀茂明さんの指摘によると、安倍総理という人は少しでも長く日本のトップに居座り、おじいちゃんが勝てなかった中国ともう一度、戦争して勝つことが悲願だという。そのために9条の改憲まで考えている。つまり「歴史に残りたい!」「尊敬するお爺ちゃんを超えたい」そんな思いが強い人だ。

そんなタイプが元号を考えるとすると、国民へのメッセージより、未来永劫に残る元号に自分の名前を組み入れたいのではないか? すでに戦争ができる国にした。マスコミも支配下にある。戦争を推進する子分たちも大勢いる。元号を通じて国民に命じる必要はない。それより100年、千年先にも残る元号に「自分の名前を残したい!」という方が彼らしいと思える。

そのためにマスコミを通じて「安久」等の元号案を流した。事前に国民に浸透させ、反発をなくすためだ。よく選挙の時「自民圧勝、確実」とマスコミが報道するのも同じ戦略で「どーせ自民が勝つのか? 投票はやめよう...」と思わせるため。「安久」アピールも同じ方法論だ。

「モーニングショー」では街で調査して多かったものと10個の元号をあげていたが、その内の7個に「安」の文字が入っていた。なのに司会者もコメンテーターも「安倍の安」と誰も言わないことに違和感を感じた。そう。事前に「安」が国民に人気ということを多くに認識するため。番組が利用されていたのだろう。

当然「安倍の安とは言うな」と言う指示が出ていたはず。そうして世間にアピールしておけば、「自民圧勝」と同じで、多くが反対せず諦めてしまう。他の局でも「安」がやたら多い。とても国民が選んだ言葉とは思えない。やはりコメンテーターは誰も「安倍の安」と言わない。見事に指摘しない。「安」をアピール、浸透、認知させるための工作だったのだ。

「これで私の名前が未来永劫、記憶される!歴史に残る!」

それを阻止できる者は誰もいない。事前にマスコミを通じて浸透させたとは言わずに「国民に人気です!」と陛下に「安久」で行くことを伝える。が、拒否された。思惑を見抜かれていた。それでなくても陛下は安倍嫌いで有名。その上「明治天皇」「昭和天皇」と呼ばれるように「安久天皇」と呼ばれるようになる。毛嫌いしている男の名前で呼ばれることを受け入れるはずもない。

官邸側もそれを強行して「安久」で行く!とは言えない。だから、総理は2回に渡って皇室を訪ね。帰りの車で苦虫を噛み潰している写真を撮られた。「安久」は受け入れられなかった。そこで「安」の入っていない元号を急遽考える。そのために新たな選考委員も入れる。その人こそが皇室の事情を把握した、皇室からの使者である。あとは記事に詳しく書かれている。

その記事を読んだ時。なるほどと思えた。ここまでは僕の推理だが、新たな選考委員の話は知らなかった。そこから「令和」となった経緯(日刊ゲンダイ)=>実は万葉集ではなく中国の「帰田賦」から選ばれた。その内容は中国の6代皇帝の安帝(!)その時代は宮廷官僚の宦官が幅を利かせ、忖度や賄賂の横行を招い。嫁の閻后も、側室の子を殺したり、縁故政治を増長させるなど、やりたい放題だった人物。政府の腐敗に我慢できなかった張衡は順帝(8代皇帝)の時代に朝廷を辞し「帰田賦」を書いた。

まさに安倍を皮肉った元号をつけたのである。それを知らず、別の意味に理解した安倍は発表の日に自らが説明していたが、意味不明の解説。中国ではなく日本の古典である「万葉集」から取ったことを自慢し、中国嫌いがよく分かる発言。自らが決めたものではなく、皇室の意向で決まったものなので意味すら理解していなかったということ。そう考えると全てに筋が通る。

決め手はあの人の性格。元号に分からないように「ア」「べ」とか入れて満足するような人ではない。元号を使って国民に命令するより、しっかりと「安」の字を入れて、歴史に残りたい欲望を持つタイプ。それが分かれば答えも分かる。

詳しくはこの記事で=>https://critic20.exblog.jp/30211907/?fbclid=IwAR3w9TAoscWmhzZi-jRW8pkdhh0MHrhyK8gdSmfBnN62fY1IR_DRPo0e_V8




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ダウンしてもプライムビデオ?! [2019]

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ダウンしてもプライムビデオ?!

「ベイツモーテル」「ミスト」「Zネーション」「ベストキッド4」を少しずつ見る。全てプライムビデオ(amazonとNetflix)。体調が悪く外出できない日に、TSUTAYAまで行かずにドラマを部屋で見れるのはありがたい。

「ミスト」は映画版のテレビドラマ化。ヒットはしていないが、知られざる名作ホラー。ドラマにしてもメチャメチャ怖い! 「Zネーション」シーズン4は方向性を見失い、面白さ半減。オープニング・エピソードでゾナの崩壊を描いたが、それは次への模索に過ぎず。目標が見えない。不死身のゾンビも効果なし。シーズン5で終わるのに納得。

とは言え、10K、レッド、マーフィー、ルーシーたちの行く末は気になる。3シーズンも見続けると登場人物は親友だ。ハッピーエンディングを望んでしまう。春になり気温は高いのに寒気がするのは、風邪か? ここでダウンしたくない。


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3年ぶりの休養? とにかく休む。春休みということに。 [2019]

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3年ぶりの休養? とにかく休む。春休みということに。

やはり、長い長い仕事が終わると、疲労困憊が噴き出してくる。昨日も外でランチを食べた終わった途端に、子泣きジジイを3人背負ったような疲労感に襲われ、ふらつきながら帰宅。そのまま寝る。夜、目が覚めるが、0時過ぎにはまた就寝。よく寝られるなあ。と自分でも思うが、それだけ疲れているのだ。

しばらくは療養してから、ここしばらくお礼に行けていない方々へのお礼参りを始める。毎回、そう思っていて、数ヶ月寝込んだりするので不安。ただ、プライムビデオで「ウォーキングデッド」のシーンズン9後半。「Zネーション」シーズン4が配信されているので、しばらくは寝たきりでも大丈夫だ?!

あと、銀座でしか上映されていない「記者たち」と言う映画は観に行かねば。「アリータ」も観たいが、上映中の映画館は1館だけ。それも深夜なので終電無くなり帰れない時間。悔しい。とにかく、休養だ。


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