「銀河鉄道999」は日本の会社社会を描いた物語?−11月29日 [「沖縄狂想曲」]
大学を出た男たち。機械の体をくれる惑星に旅立つ?ーそこで彼らが失ったもの! [「沖縄狂想曲」]
僕が通った高校は進学校だった。99%が大学進学。僕の友人はほぼ大学に行った。それからほぼ40年。その後、就職した同級生たちも、定年を向ける年齢。その期間、友人たちを見つめて来た。
彼らは映画業界ではなく、普通のサラリーマンになった。その多くを見ていて、感じることが多い。「親父たちのように仕事、仕事の会社員にはなりたくない!」と、皆、趣味を大切にしていた。
が、次第に興味を失って行く。昔の歌、昔の映画、そして昔から好きな球団を応援。新しいものを次第に拒否した。まあ、それが歳を取るということ。脳が老化し新しいものが、受け入れられなくなる。
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感じる力も老化して行く。いや「考える」のを止めてしまう。「何で、こんな作業をしなきゃいけない?」「上司は本当にバカだな」「こんな営業して何になる?」皆、入社時に言っていた不満。次第に言わなくなる。
次第に見えてくる。サラリーマンというのは、機械の部品になること。与えられたことを確実にやる仕事だ。余計なことを考えなくていい。いや、考えてはいかない。僕のアルバイト時代。思い出す。店に来たサラリーマン。
ドアを開けるなり「00ジュースの自販機。置いてもらえませんかー?」まず、挨拶してから、社名と名前を名乗れよ!だが、彼らは毎日、何十件も営業しなければならない。次第に麻痺し、1軒でも多くの店を回ることしか考えなくなるのだ。
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高校時代の友人たち。年を取るごとに、気がまわらなくなった。無神経な発言が増える。昔は「俺が〇〇と言ったら、彼はどう思うか?」と考えた。だが、今は思いついたこと、すぐに言葉にする。その究極。今回の病気で痛感した。
「生きているだけで、丸儲け!」
僕が両目を半分ずつ失明。心臓機能が低下。脳の一部が死んだ。そんな時に、そのコメント。友人からだ。障害を負い、これから不自由な人生を送る友人に、そんな言葉を投げかけるだろうか?
「目が見えなくても、生きているんだから丸儲けだぞー」
励ましにはならない。むしろ、中傷。「お前なんて、生きてるだけで十分だ」にも解釈できる。が、友人は励ましのつもり。サラリーマン生活が長く、相手の気持ちを考えることが出来ない。思ったことをすぐに、言ってしまう。似たようなことを言う友人が複数いた。皆、サラリーマンだった。
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だが、「相手がどう思うのか?」いちいち考えていては、営業部は務まらないのだろう。何が何でも、商品を売り込む仕事。そんな生活が30年。友人が病気になったからと、急に相手の気持ちを考えることは出来ないのだろう。
そうやって絵に描いたような、無神経な中年サラリーマンになる。学生時代はキラキラしていた同級生たちが、無神経なオジサンになる過程を30年かけて見つめた訳だ。出来ないことを、あれこれ要求する上司。真面目に考えてられない。
言われたことだけやる。そうやって、高校時代に僕らが馬鹿にしていた「おじさん」が出来上がるのだ。対して女性は社交的だ。主婦になっても、いろんな人たちと付き合いがある。無神経ではいられない。こうして男だけが、疲れたおじさんになり、妻や子に嫌われる。
家族のために必死で仕事して来たのに、多くの家庭で父は嫌がられる。でも、それも当然。相手の気持ちを考えない親父。思いついたことを平気で言ってしまう。定年で自宅にいるようになると、そのことで熟年離婚。分かる話だ。まさに「銀河鉄道999」機械の体をくれる惑星に、男たちは就職したのである。
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沖縄問題ー巧妙に作られた嘘の構図。多くの人が誘導?−11月29日 [「沖縄狂想曲」]
沖縄問題。人々が関心を持たないための、巧妙な仕掛けが存在する。まず、基地を沖縄に集中させることで、「基地問題は沖縄の問題」「私たちには関係ない」という印象を持たされる。
そしてマスコミは日々起こる米軍関係の事故や事件。県外ではほぼ報じない。そのことで我々は沖縄県民の苦悩を実感できない。また、中国の危機感を煽ることで「沖縄の基地は必要悪」と刷り込む。
だが、実際に中国が日本を攻める可能性は少ない。さらに、中国とアメリカが戦争になったとしても(これも本来はあり得ない)、中国はアメリカまで届くミサイルを保有。沖縄は防波堤にはならない。
では、なぜ、米軍が沖縄にいるのか?それは日本側の都合。基地建設等の利権。米軍がいることで潤う日本企業が多数、存在する。つまり、米軍が居座っているのではなく、日本側が彼らを引き止めているのだ。
そのことで多くのゼネコンが儲かる。その裏にいる政治家たちも儲かる。だから、米軍を引き止めている。それを「米軍が居座っている」という情報操作。それが現在の沖縄の構図だ。そこを映画で解説する。
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ブログを書き続けて17年ー時代の移り変わりを感じる?来年は激動の年。−11月29日 [「沖縄狂想曲」]
このFBを始める前。2005年頃から僕はブログを書いている。もう17年前にもなる。その頃からあれこれ感じたことを書いている。当時は「夢を追う」というテーマが多かった。
このFBを始めてからも、そのテーマについては書き続けていた。が、僕自身の生活と、ー夢であった映画監督業が現実となり、より良い映画を作ることが、目標となるーそして世の中の移り変わり。読者に支持されるテーマにも変化がある。
ひとついには、FBの年齢層は高い。40代以上が中心だろう。夢を追うーというより、人生を考える。社会を見つめることに思いが向かう年齢。そして時代もバブル崩壊以降。金ではない価値観。何を考えて生きるべきか?というテーマも必要になって来た。
その先にあるのが現在。このままでいいのか? 何かを変えなければならない。という思いを抱く人が、増えていると思える。その背景にあるのが、自民党の不人気、ジャニーズの崩壊、タカラヅカの問題、難攻不落だった大手組織が崩れ始めたことにも、表れている。
どうも来年は大きな変革がありそうな予感。その1つが大統領選。多分、あの人が勝利するだろう。日本では強力な情報統制で、今も不人気。だが、気づく人はもう気づいている。沖縄問題も大いなる変革を迎えるはず。いろんな意味で2024年は激動の年となりそう。
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昨日の記事。驚くほど好評だった。「いいね」130超え。背景を探る?−11月29日 [「沖縄狂想曲」]
タイトルは「思想的な映画は上映できません!ーはあ、何それ?思想?爆笑」だ。この記事の1つ下に再掲載してあるので、興味があれば読んでほしい。
僕の新作映画上映を断った映画館の話。だが、その断る理由が奇妙だった。「思想的な映画は上映できない」と言うもの。僕の次回作は現在の沖縄基地問題についてのドキュメンタリーであり、思想は関係ない。
なぜ、そんなおかしな理由で拒否したのか?を推理した記事。それが100「いいね」を超える反響。理由は何だろう。多くの人が「いいね」をくれるとき、そこには必ず時代の反映が見える。
その記事の結論。基地問題という政治が起こした現実を「思想」などと、すり替える映画館の姿勢。そこへの怒り。それが「いいね」に反映したのではないか?
見て見ぬふり。すり替え。別の理由で話を逸らす。政府や企業も含めて、大人たちはそんな誤魔化しをよくする。そうやって厳しい現実から目を晒す。そんな現実がその映画館に、集約されていた。そこに共感、賛同が集まったと思えている。
こちらでも読めます=> https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/2023-11-28-9
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プロになれなかった劇団員ー俳優の立場を逸脱。勘違いでチャンスをなくす。−11月29日 [「沖縄狂想曲」]
僕が映画監督業をスタートする前。デビュー作に出てほしい素人の俳優さんがいた。劇団で芝居をしている人だ。なかなか個性的。ある役を演じてほしいと思った。
監督デビューが決まり、シナリオを書いた。そこに登場する死神を彼に演じてもらおうと考えた。まだ、正式にキャスティングがスタートする以前。彼に相談した。喜んで引きつけてくれると思ったが、難色を示された。
僕が書いた死神役は西洋風の出立ち。イラスト等でよく見るタイプ。だが、彼はシナリオを読む前、話を聞いただけでこう言いだした。「ここは日本だから、西洋風はおかしい」いやいや、キャラ作りを一緒にしようと言うのではない。その西洋風の死神を、演じてほしいのだ。
さらに彼は「日本風の死神にキャラを直さなければ、出演は?だな」とまで言い出す。そんな高飛車な態度を取る人ではなかったのだが?何より、すでに完成した脚本をプロでもない、素人俳優がキャラを直せと言うのだ。
真面目で謙虚だった彼。なぜ、プロの俳優でも言わない、横暴なことを突然に言い出したのか? 思い出す話があった。彼が出演したある舞台。テレビ局のPが見て「君。なかなか良かったよ」と褒められたらしい。それから「俺はプロに認められた!」と言い出したらしい。
で、彼は勘違い。依頼された役を「俺の希望通りに直さないと、出演しない」と言い出した。しかし、そんな横暴なことを言う俳優。いや、まだプロでもない人を現場に呼ぶと、必ずトラブルになる。彼の出演は諦めた。
その後、映画が正式にスタート。その役は有名劇団の俳優さんが演じ、素晴らしい演技を見せてくれる。その後も数本の映画に出てもらった。一方、先の彼はやがて劇団を解散。本来の仕事であったカタギの仕事を続け、結局プロ・デビューはしなかった。その後、あるベテラン俳優から聞いた。
「プロの俳優がシナリオを直せと主張?とんでもない!与えられた役で、いかに素晴らしい芝居を見せるか?それがプロの俳優だ」
なるほど、彼がプロになれなかった理由も分かる。やはり、厳しい世界なのである。
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今朝は16度。田舎なので朝夕が寒い。−11月29日 [「沖縄狂想曲」]
おはようございます。めっちゃ良く寝た❣️^11月29日 [「沖縄狂想曲」]
「ト」が付く四文字の米国人。誰だか分かるよね?ヤバい話。−11月28日 [「沖縄狂想曲」]
その人の記事を書くと、少し前から制限がかけられる。来年はアレがあるからだ。F社のコンピューター・チェックは以前より厳しい。
〇〇○と書いても「ト」の記事だと見抜かれ、制限がかけられる。一般のタイムラインに流れない。僕の記事は、ほとんどが二桁「いいね」なのに、それら記事だけはゼロ、あるいは一桁「いいね」。
「ト」のことを日本人に、増えられたくないのだろう。先週から4回。記事を上げてテスト。4回とも「いいね」が激減。ただ、記事が消えてなくなるのではない。僕のタイムラインでは見られる。
そこを勘違い「私は読めましたよー」とコメントをくれた方がいた。が、消えてなくなるのではない。公のタイムラインに流れないということ。そのことで「ト」に触れさせないように、したい。さあ、今回の記事はあなたに、届いているかな?
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