風呂に入ると、蕁麻疹が出た。痒い痒い! −11月24日 [「沖縄狂想曲」]
今も毎日、大量の薬を飲んでいるーあと数ヶ月は飲まなえば?=11月24日 [闘病日記]
大病をして様々な経験ー役に立たない情報?脳梗塞-狂想曲。^11月24日 [「沖縄狂想曲」]
今回の病気。あれこれ学ぶことがあった。中でも親切の難しさを痛感。悪気はない、むしろ親切なのに、その種の人たちに振り回された。時には踏みつけられ、心折れたことが何度もあった。
脳梗塞のため「文字が読めない」とFBに繰り返し書いても、いくつもの長いコメントが来た。皆、病気や治療に関するものではあるが、読めない。「寝たきり」と何度書いても「役所に行ってください!」「ネットで買い物、出来ますよー」と僕には出来ないことを求めて来た。
そこで「読み上げソフト」でコメントを確認。そのサービスがあるという団体に電話。だが、そのほとんどが機能してない、存在しない、連絡先が分からない、僕の場合は適応されない。と言う結果。役立ったものは1つもない。
いずれも僕の事情を把握してないのに、聞き齧った情報をコメントして来たからだ。それに振り回されて1ヶ月。「もうコメントは信用しない!」と思った。本当に有益な情報がコメントが来たのは、ずっとあとである。
だが、助けられたのは、複数の「友達」が食料を送ってくれたこと。役所がお買い物サービスを紹介してくれたのは、寝たきりになって4ヶ月も経った頃。もし、その「友達」たちがいなければ、僕は餓死していただろう。
そんな時に無神経なコメントも来た。医者でもないのに、あれこれアドバイス。生活についての指示、書き込んでくる人もいた。迷惑でしかない。医学を知らない人の助言なんて、怖くて従えない。心臓が悪くて寝込んでいるのに「運動もしてください!」と言ってくる者もいた。
脳の一部が死に、思考力が低下。心臓機能は低下。呼吸が苦しい状態だった。にも関わらず、本当にいろんなコメントが来た。多いに救われた情報もあるが、多くは機能しない、的外れものだった。
でも、病気になると、僕だけではなく、こんな思いをする人は多いだろう。この経験を生かした映画作りたい。僕のような思いをしなくて済むように。
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「沖縄狂想曲」ーまたまたヤバい映画? =11月24日 [「沖縄狂想曲」]
僕の新作「沖縄狂想曲」はかなりヤバい。もしかしたら、マスコミ発表出来ないのでは?と心配した。が、実は「ドキュメンタリー沖縄戦」も、少しヤバかった。
「NHKスペシャル」では絶対に描けない内容だった。が、多くがそれに気づかなかったので、普通に映画館公開。全国30館で上映された。NHK等では日本軍による住民虐殺等、極力避けるからだ。「日本軍は沖縄を守るために戦った」と美しい話にしておきたい人たちも存在するし。
同じように現在の沖縄。基地問題も事実でないことを、事実としておきたい人たちがいる。「米軍が沖縄に居座っている」「中国の脅威があるから、米軍基地は必要悪」と事実ではない理屈を振りまく人たち。今回の映画で、その辺が全て嘘であること。解説している。
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「24時間働けますか?ビジネスマーン♪」=これやってはダメでした。=11月24日 [「沖縄狂想曲」]
多くの人は我慢しながら仕事をする。「嫌だなー」「何でこんなこと、しなきゃいけないんだろう」と疑問を持ちながら働く。でも、僕は幸い好きな仕事をしている。ラッキーだと思っていた。
だから、土日祝日、盆暮も働く。休みなんていらない。好きなことをしているのだから。「旅行に行きたいなあ」とか「ゆっくりしたいなあー」と思わない。
友人たちが「仕事嫌だな」「遠くへ行きたいなあ」という気持ちが分からない。が、そのために休まずに働き続け、体が壊れた。再起不能になりかけた。次はもうないだろう。いやいや仕事する方が健康にいいこと。痛感?した。
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FBで○国の大○領選、記事を書くと、制限される?=11月24日 [「沖縄狂想曲」]
仕事は終わったのにー気づかないこと多い?−11月24日 [「沖縄狂想曲」]
「野武士はどこだー」と叫び走り回る勝四郎。「野武士はもうおらん!」と諭す官兵衛。「七人の侍」のラスト近い場面だ。あの描写はとてもリアルだと思う。
人は必死に何かをやっていると、誰かに止められないと気づかないことがある。映画撮影でも、クランクアップしたのに、「また明日も撮影をしなければ!」と脅迫概念に襲われることがよくある。
今週月曜日。僕の新作映画のマスコミ発表があった。多くの人がコメントやシェア。出来る限りでお礼コメントをした。さらに取材協力してくれた方々へお礼状。
それらが全て済んだのに、昨日は「野武士はどこだー」状態。誰も「野武士はもうおらん!」と言ってくれなかった。が、「そうだ。しばらくは作業はない。病人に戻り、手術後の安静に戻っていいんだ」と分かる。ま、こんな具合で毎回、倒れるまで仕事してしまうのよねー。
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お祝いの言葉=最大級の嫌がせ?=病人への連絡は難しい。=11月24日 [「沖縄狂想曲」]
「完治。おめでとうー!」と、手術前に、高校時代の友人が電話してきた。これから手術。完治なんてしてない。だが、彼の言葉は慌て者というだけで済まない。手術が成功しても、両目と脳は一生、完治しない。両目ともに半分失明。右目は右半分が見えない。
歩くとぶつかる。暗い道はより暗い。探し物ができない。目の前にあるのに気づかない。道を歩くと、ぶつかる。だから、今は白杖をついて歩く。そんな状態で「完治。おめでとう!」だ。事情を知らないなら分かる。が、彼は「お前のブログ。毎日、読んでるぞー」と言う。
最大級の嫌がせにしか思えない。が、彼だけでなく、60代以上。僕と同じ世代の男性たち。詳しく書かれてあるブログで「今日は映画の仕上げをした」とか書かれてあるだけで、「ああ、元気になったんだな」「完治したんだー」と思い込むことが多い。
多分、長年のサラリーマン生活で、「考える」作業を止めて来たことがあるだろう。言われた仕事をする。自分であれこれ考えない。裏を探らない。でないと会社員はつとまらない。部品に徹する。オヤジたちが無神経になる背景だ。そうして家族に嫌われてしまう。
友人も同じ背景だろう。高校時代から40年以上の付き合い。いい奴だ。でも、僕も病気で弱っている。「バカ。何言ってんだ!」なんて返せない。2日間寝込んだ。ただ、大病をしたことのない彼は、今も事情を理解できないようだ。
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