脳梗塞の映画ー作りたい。伊丹十三風。きっとヒットする? 9月21日 [「沖縄狂想曲」]
脳梗塞の映画ー作りたい。伊丹十三風。きっとヒットする?
沖縄戦の映画に続いて、作りたい映画。現在、実体験中の脳梗塞映画。実体験をもとにした伊丹十三的な作品。「脳梗塞」という病名はよく聞くが、具体的なことを知る人は少ない。
僕自身の体験をもとに、コミカルに描く。症状。対処法。周りの反響。無神経な野次馬たち。僕に取っては悲劇だが、映画にすれば観客は大笑いする内容。まさに伊丹十三映画の感じ。
利点は超低予算でできること。ロケも主人公の自宅、病院、職場、街だけで済む。10日ほどの撮影期間。頑張れば1000万円以下で作れる。脳梗塞を題材にした映画はまだない。マスコミも取り上げる。ヒットする可能性は高い。大儲けできるかも[?] 出資してくれる会社か個人を探したい。
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今後の映画制作のことも考えている。ー沖縄戦の映画 9月21日 [闘病日記]
今後の映画制作のことも考えている。ー沖縄戦の映画
まずは何より沖縄戦の劇映画を撮らねばならない。ある自治体から数年前に依頼を受ける。が、そこの首長が途中で投げ出した。大打撃だ。膨大な借金を背負った。でも、そんなことで諦めてはいけない。沖縄戦を伝えること大切。
メジャー会社で沖縄戦の映画。まず無理。マイナーでも「島守の塔」は史実を曲げて、知事を英雄にして描いた。それをフィクションと言わずに事実であるように宣伝。公開した。
真実の沖縄戦。伝えるべきだ。メジャーでもマイナーでも、沖縄戦の真実を伝えるのは難しい。だからこそ、僕のようなハミ出し者が作るべきなのだ。ドキュメンタリー三部作を作った経験を活かすのだ。そう考えている。
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今後の課題。まず、健康。ー仕事量を減らす。 9月21日 [闘病日記]
今後の課題。まず、健康。ー仕事量を減らす。
これまでは努力せずとも、健康を維持できた。が、60代になるとそれではダメと痛感。その意味で今後は、映画制作時に7人分の仕事は止めなければならない。
1年間。休みなしに7人分。おまけに60代。これが今回の脳梗塞+心臓病の原因だと思える。そのために大切なこと。1人で何でもしない?監督、P、脚本、制作、編集、宣伝と7人分働いて来た。少し減らそう。
人に頼ろう。幸いなことに、僕の周りには優秀なスタッフがたくさんいる。でも、安いギャラで、あれこれ頼むが気が引けた。何でも自分でやるようにした。結果、過労でダウン。心臓が弱り。脳梗塞。
あの大リーグ選手の話。忘れないようにしよう。あれこれ反省して、復活を目指すぞ。
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脳梗塞でダウンした意味ー神様からのメッセージ[?] 9月21日 [闘病日記]
脳梗塞でダウンした意味ー神様からのメッセージ[?]
4ヶ月も自宅で入院生活を送っていると、永遠にこんな生活が続きそうな気がする。が、今回の作品のギャラもすぐになくなる。早く健康になり、次の仕事を始めないと大変なことになる。
同時に目先のことに、囚われているだけではダメ。とも感じる。今回のこと。単なる病気というだけではなく、人生を省みる機会。あのまま7人分の仕事を続けていたら、確実に再起不能になっていただろ。ギリギリで助かったのは神様のご加護[?]と思いたい。
「毎回、遺作」と思い映画作りをしていた。体も脳も壊れて再起不能でも仕方ない生き方だった。が、ここで生き延びたのは、意味があるはず。神様なんて信じなけど「もう少し映画を作れ」「みんなが元気になる作品を作れ」と言われた気がする。
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今日も1日が終わるー相変わらずの自宅入院生活。 9月21日 [闘病日記]
今日も1日が終わるー相変わらずの自宅入院生活。
1度も部屋を出ず、ブログを書くだけの生活。いや、食事は自分で作る。3食とも自炊だ。こんなことは人生でも初めて。テレビも見ない。目が両方とも、半分しか見えないせいか[?]テレビはとても疲れる。
パソコンに向かった後は疲れる。ベッドに戻り、横になる。そこではiPadでネットを見る。でも、文字はあまり読めない。夕方に友人に電話。30分ほど話す。
電話する相手は数人だけ。病状を詳しく知る者のみ。まだ、あれこれ聞かれて答える元気はない。それは完治してからにしたい。しかし、あと、どのくらい病人生活が続くのか[?]まずは夏が終わり、涼しくなってからだろうなあ。
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ついに夏の電気代、請求が来たー高額過ぎて払えないかも[?] 9月21日 [「沖縄狂想曲」]
記事をしっかり読まず、心無いコメントを残す人たち 9月21日 [闘病日記]
記事をしっかり読まず、心無いコメントを残す人たち[?]
このfb記事を書く時。できるだけ、1回の記事を読むだけで、内容が理解できるよう心がけている。例えば「今日も右目が見づらい」と書く。
毎日読んでくれている人は「脳梗塞で右目が損傷。半分しか見えない上に、視力も低下して大変だなあ」と理解してくれるはず。だが、いちげんさんーが読むと、背景が分からない。
「疲れてんじゃないの[?]」「目薬、刺したら[?]」
なんてコメントが来る。その人に罪はない。が、その種のコメントは僕だけでなく、友達も心が痛い。なので、できるだけ毎回、記事には脳梗塞で、両目共に半分しか見えないこと。心臓機能が20%まで低下し、3ヶ月以上寝込んでいること等、短く事情も書く。
それでも、しっかりと記事を読まずに、コメントする人がいる。「重い病気をすると、多くが孤独感に襲われる」ーという話を書いたら、「寂しいのは、あんただけじゃない?」というコメントが来た。病気の症状を記事にしているのであって「寂しいよー」と伝えたいのではない。
心の痛みを語っても「誰だって耐えてんだよー」とコメントが来た。大抵、いちげんさん。野次馬と呼ぶべきか[?] 火事を見ながら、叫ぶようなコメント。記事をしっかり読まず、的外れな批判。事情を説明しても、たいてい謝罪も返事もない。悲しい、、、。
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上から目線のコメント。時々、書き込まれる。 9月21日 [闘病日記]
完成した映画は監督の手を離れ、配給会社に移る。 9月21日 [「沖縄狂想曲」]
残りの人生を考える機会ーそれが病気 9月21日 [闘病日記]
残りの人生を考える機会ーそれが病気
自宅入院生活。4ヶ月目が終わろうとしている。が、大事な4ヶ月だったと思いたい。ダウンする前は仕事、仕事で精一杯。目の前のことしか見えてなかった。1本の映画が終わると、過労で3ヶ月寝込んで、また次の映画。
しかし、とうとう体が壊れた。喘息で呼吸困難。心臓機能が20%に低下。両目ともに半分失明。自宅入院生活となった。ただ、あれこれ人生を考える機会にもなった。今回、過労死してもおかしくなった。
或いは再起不能。失明。手足が動かなくなる。言葉が話せなくなる。懲りない僕も流石に、あれこれ考えた。80歳まで生きれば、人生あと18年。神様が「一度立ち止まって、これからの人生を考えなはれ」と、言っているのだと思える。
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今朝は涼しい。秋が近いのかな[?] 9月21日 [闘病日記]
少し前まで朝起きると、強い孤独感に襲われた。 9月21日 [闘病日記]
少し前まで朝起きると、強い孤独感に襲われた。
目を開き、天上を見る。寝ぼけた脳に記憶が蘇る。「そうだ。僕は両目ともに半分が失明。目がよく見えなくなったんだ」その現実を確認するのが、朝のスタート。だが、部屋を見回すと誰もいない。
耐えられない孤独感に襲われる。今すぐ誰か友達に電話したくなる。が、朝の6時。いい迷惑だ。起き上がってAmazonミュージックで、オリビア・ニュートン・ジョンの歌を流す。爽やかな声が部屋に流れ、ほっとする。
重い病気をすると、こんな孤独感に襲われるらしい。18歳から1人暮らし。「寂しい」なんて思ったことない。なのに何週間も寂しさで、泣きそうになった。でも、そんな感覚も体調の回復と共に、少しずつ消えて行く。
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