やはり、神様による強制終了=一時停止?かな。今回の病気は。 8月1日 [闘病日記]
やはり、神様による強制終了=一時停止?かな。今回の病気は。
夜明けの街。近所だけど、歩いてみて感じた。1ヶ月ぶりの外出? いや、本当に近所だが、明けて行く空を見て感じた。あのまま、映画制作で走り続けたら、体が完全に壊れただろうあな。
ま、実際に壊れた訳だけど、再起不能にはならなかった。時間はかかるが、ある程度は回復する。右目半分はもう見えないままだし、血液の薬は一生飲まなければならないが、ただ、こんなことでもないと、僕は止まらない。
健康を気遣う妻も子もいないし、友達に言われても聞かないだろう。だから、心臓まで壊れた。神様による強制終了。いや、一時休止指令だと思えて来る。「一度止まって、残りの人生を考えろ。あと20年しかないんやでー」そんなメッセージなのだろう。
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真夜中の向こう側ー気づくといろんな変化。学生時代〜監督時代。−8月1日 [闘病日記]
真夜中の向こう側ー気づくといろんな変化。学生時代〜監督時代。
真夜中って好きだ。あ、もう、外は明るくなって来たけど、夜中にあれこれすること。昔から好きだった。考えると、そんな時間。LAから帰国してあまりなかったかも?
夜中にシナリオを書くことはあった。が、学生時代のようにあれこれすることはなかった気がする。深夜放送を延々見ていたり、友達と映画論議したり、イラストを描いてみたり。ま、映画監督になるという明確な目標があり、環境が変わったからだろう。
特に今の街に住むようになってからは、早寝早起き! 起きてから寝るまで仕事をしていた。シナリオ書き、編集は自宅。撮影は地方。あとは宣伝活動。それで1年が終わる。子供もいないので、成長を感じることなく、月日の流れもピンと来ない。気づくと60歳だった。もう、ジジイだよな?
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雨に濡れた夜明けの街。撮影して来た! 8月1日 [闘病日記]
雨に濡れた夜明けの街。撮影して来た!
午前5時。外に出て写真を撮って来た。
1ヶ月ぶりの外出?昼間は猛暑で、病人には命懸け!
体力もないし、外には出れなかった。
けど、早朝の今なら!と写真撮影。
夜明けの街っていいなあ。
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真夜中の向こう側=人生を振り返る時間 8月1日 [闘病日記]
真夜中の向こう側=人生を振り返る時間
午前4時の朝食。映画撮影の時でも、ここまで早いことはない。何年ぶり?この田舎町に来てからはお初だ。とても新鮮。若い頃はよく、朝方まで起きていたので、この夜が明けて行く感じが懐かしい。
昔は友人の下宿アパートで、朝まで映画談義。自宅で朝まで深夜テレビ。或いは映画監督を目指し、夜明けまでシナリオ執筆。8ミリ映画の編集を朝までやっていたこともある。全て若い日の思い出。でも、学生映画を作っていた横浜時代。映画監督を目指した中野区時代。
そして監督作品を8本撮った今の時代、この40年で大きな進展は感じる。というまに人生の終わりに近づくのだが。あと20年あるとして、どう生きるべきか?今回の病気は考える機会をくれたと思える。
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午前4時になったが、外はまだ暗い。8月1日 [闘病日記]
午前4時になったが、外はまだ暗い。
田舎暮なので、ネオンも見えず。暗闇が続くばかり。深夜に降り始めた雨も、止んだようだ。もう少し降った方が涼しくなるのになあ。今年の夏は猛暑らしい。FB友達から熱射病になった、ともコメント。
僕は病人生活で、エアコンを入れて部屋で療養中。外に出る体力なし。それでも、食欲はなくなる。冷房病にならないように室温28度。それでも、このところ体調が悪い。エアコンの部屋にずっといるから。
しかし、このアパートで5年目の夏。毎年、夏はどうしていたのか?記憶にない。蝉が鳴いているのも気づかなかった。この4年、仕事仕事で、暑さの記憶が残ってないのだ。それほど仕事!だから、体が壊れた。
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真夜中に健康を考える=年齢に応じた仕事? 8月1日 [闘病日記]
真夜中の向こう側?=人生を振り返る時間 8月1日 [闘病日記]
真夜中の向こう側?=人生を振り返る時間
1991年から30年近くも、新宿まで歩いて行ける街に住んでいた。歩いて映画館まで行ける。夜遅くまで飲んでも、タクシーを使わずに帰れる。貧しい映画人には便利な街。
でも、映画監督業を始めると、撮影は地方。シナリオと編集は自宅。朝まで飲む機会も体力もない。新宿まで徒歩で行ける街に、住む理由がなくなっていた。おまけに家賃は高いし、夏は夜になっても暑い。
それに気づいたのが、間抜けなことに5年前。今、住んでいるのは新宿まで2時間の田舎町。だが、最新のシネコンが4件。ショッピングセンターもいっぱい。現在の地方は新宿より近代的なのだ。バイクがあるので、どこでも行ける。家賃も安く、部屋も広い。
ただ、5年目にして心臓病。そのために脳梗塞になり、血液サラサラ薬を飲む羽目。バイクで事故ると危険。田舎は足がないと、どこにも行けなくなった。せっかく田舎暮らしを堪能していたのに。いや、これは次のステージに進んだと思いたい。
ーつづく
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真夜中の向こう側=想像力が膨らむ時間? 8月1日 [闘病日記]
真夜中の向こう側=想像力が膨らむ時間?
なぜか夜中の3時に目が覚めた! 昨夜、寝たのが10時頃。5時間しか寝てないのに、なぜか?パッチリ目が覚めた。外はまだ暗い。
こんな日があってもいいだろうと、起き出す。外はまだ暗いので電灯をつける。と、雨の音。このところ猛暑続き、少しでも涼しくなればいいなあ。いつも思うことだが、夜中に起きていると、想像力が膨らむ。
現実から離れた世界に、いるような気がする。自分を俯瞰して見える。昔からそんな時間が好きだった。けど、年取ると早寝早起き。こんな時間に起きているのは、本当に久しぶりだ。
ーつづく
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