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沖縄を見つめることは、日本を見つめること。未来を見つめることに繋がる。 [沖縄の現実]

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沖縄を見つめることは、日本を見つめること。未来を見つめることに繋がる。

沖縄戦ドキュメンタリーを作る上で、沖縄戦だけではなく、太平洋戦争も勉強しなくては!と思えた。なぜ、日本がアメリカと戦争することになったのか? なぜ、沖縄で戦闘することになったのか? その辺の疑問を解くには「太平洋戦争」を知る必要があった。

調べていくと、アメリカの前に日本が戦争をしていた国がある。それが中国だ。日中戦争である。では、なぜ、中国と戦争することになったのか? それは日露戦争が関わっている。そんなふうに歴史というのは一部だけを勉強しても全貌が見ない。とりあえず、太平洋戦争を調べた。

そもそも、おかしいのはなぜ、学校教育で、日本史で、太平洋戦争を学ばないのか? 中学でも、高校でも、そこに行き着くまでに三学期が終わる。おまけに僕は中学時代からの映画ファンだったが、なぜか? 戦争映画には興味がなかった。友人ではめちゃめちゃ詳しい奴がいるのに!

興味なし。それでも「トラトラトラ」や「ミッドウェイ」は見ていた。当時、盛んに作られたベトナム戦争ものの方がよく見ただろう。そんなことで太平洋戦争は一般的なことしか知らなかった。それが今回勉強していろんなことが分かった。


その意味ではまず、「沖縄戦」を見つめることの重要さをますます感じている。沖縄を見つめることが今の日本、未来の日本を見つめる大きなきっかけとなるはずだ。

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FCXのディスクがいっぱい?!どーすりゃいいの? [編集作業]

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FCXのディスクがいっぱい?!どーすりゃいいの?

さてさて、次の作業は決まったが、コンピューターが「ディスクがいっぱいです」と言ってきた。使い始めて1ヶ月足らず。finalcutXもかなり使えるようになった。が、まだまだ分からないところも多い。プロジェクトを保存する容量がなくなったということだと思うのだが、7のように、HDDの指定を変える方法が分からない。

7なら、環境設定で変更できたのだが、Xの環境設定にその選択がない! あれこれ触るが、分からない。以前は「書き出し」だったものが、Xでは「共有」だし。名前を変えられるとお手上げだ。とりあえず、今のディスクに入っているものを他に移す。写真とか結構、容量を食っているので移動させたいが、時間がかかる。

そんなこんなで悪戦苦闘中!


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沖縄戦ドキュメンタリー報告 今後の作業を考える? [編集作業]

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沖縄戦ドキュメンタリー報告 今後の作業を考える?

このブログは基本的に皆さんへに読んでもらうための記事として書いているが、ときどき自分の頭を整理して、今後の展開を決めるために「考え」を文章にすることがある。そのときのものは少し分かり辛いかもしれないが、「あー、あれね!」と思ってご容赦頂きたい。

監督業をする前はライターを一時期していたこともあり、読者に読んでもらえる文章を書くことで原稿料をもらったいたので、今も読者が読み易い。分かりやすい。面白い。興味を持てるという観点を忘れないようにして書いている。が、自分の考えを整理するときは、そういかないこともある。今回はそんな1つだと思ってほしい。

編集のタイムラインに乗った映像は現在、9時間分。かなりな長さだ。でも、これによって流れや全貌が見えてきた。さて、次はどう進むか? 基本的な作業はあるが、十分な時間がないこと。同時にさらに細かな全貌を掴みたいことがある。その目的からいうと、証言部分の編集だろう。

現段階では使えそうな証言は全てラインに乗せてある。が、他の証言と重複するもの。なくても成立するもの等を削除していくと、短くなる。それをすると、その前後に入る映像も明確になる。すでにいくつかは入れてあるが、さらに前に進められる。

証言もまだ6人分しか切り出しをしていない。あと5人分ほどある。なのでまず、6人分の選り分けをしてから、残りの切り出しにした方が、誰が何を言っているか?を把握しやすいと思える。1人1時間。10人ほどの証言。それも2年前に取材したものもあるので、その全ては記憶していない。が、編集しながら、それを全て把握して、必要な時点で「あの人の、あの証言をここに入れよう」と決めていく。


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平和祈念公園に行っても、意外に気づかない陸軍第32軍司令豪? ここで沖縄戦は終わる。 [沖縄の現実]

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平和祈念公園に行っても、意外に気づかない陸軍第32軍司令豪? ここで沖縄戦は終わる。

沖縄修学旅行の定番は平和祈念公園だろう。いつ訪れても修学旅行生を多く見かける。ただ、その多くは笑顔で友達と記念写真を撮っており、この場所がどんなところなのか?分かっていない気がする。

また、公園自体があまりにも美しく整備されており、沖縄戦の最後の舞台となったことを感じさせない。豪華な慰霊碑はたくさんあるが、毎回、疑問を感じてしまう。

そんな公園の一番端まで行き、階段を上がり、もう一度下ると、沖縄に配属された陸軍第32軍の最後の司令官豪がある。礎のあたりには観光客が多いが、そこまで行く人は少ない。係員に場所を聞いても「よく分からない」といわれることさえあった。そんな場所で司令官・牛島中将は自決して果てている。

それが1945年6月23日。沖縄で組織戦が終わった日である。その話は映画「沖縄決戦」(岡本喜八監督)で詳しく描かれている。実際に訪れてみると、いろんなことを感じる。断崖絶壁の裏側になる洞穴。その先は海。日本軍はそんなところに隠れなければならないほど、追い詰められていたことが分かる。

僕らがそこを訪れた時、日本人観光客はゼロ。やってきたのはアメリカ人家族。幼いブロンドの女の子の手を引きやってきた。基地で仕事する兵士が休日で来たのか? 「日本軍の司令官が自決したところだ」と娘に説明していた。二度目、三度目に訪れた時も、観光客はいなかった。

公園の果てなので、行きづらい場所ではある。でも、こここそ修学旅行生に見せるべきだと思うのだが...。もし、沖縄に行く機会があり、平和祈念公園を訪れるなら、32軍の司令豪にも足を延ばしてほしい。いろいろと感じるものがあるはずだ。


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大手テレビ局の沖縄戦ドキュメンタリー。いろんな意味で勉強になる。 [編集作業]

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大手テレビ局の沖縄戦ドキュメンタリー。いろんな意味で勉強になる。

沖縄戦ドキュメンタリーを製作する上で、同種の作品はかなり見た。最近、よく例に挙げる大手テレビ局の番組。制作費も十分にかけ、取材もよくしており、真似のできないものがある。ただ、その番組から沖縄戦の「悲しみ」は伝わって来ない。

理由をいろいろ考えた。ナレーターが沖縄戦を知らずに、冷静に、ニュース原稿のように読んでしまったことで、伝わらないということ。ディレクターがお仕事で「史実」を伝えればいい!と思っている。「悲しみ」を伝えようとは考えていないこと。等を想像していた。だが、改めて、その番組を見てみて後者の想像は違うかもしれないと思えた。

ディレクターは「悲しみ」を伝えようとしている。でも、それができていないというのが事実かもしれない。あるエピソードを見直して、結構、切り込んでいる部分があった。ある兵士の手紙が紹介される。「ここでその手法を使うか!」という表現。「なかなか、やるな?」と言いたくなる。でも、全体として「悲しみ」は伝わらない。

なぜか? 考えたときに、一つには製作したテレビ局の体質。報道がメインの局ということもあり、客観報道がモットーだ。まあ、そもそも客観報道なんてありえない訳で、その局がやっているのは概要説明だ。結果、本質を伝えないことが多い。なのに日本人は「客観報道が大切」と未だに信じていることが多い。

そのことは以前にも詳しい記事にして、客観報道の問題点。人は神ではないので、俯瞰ではものを見れない。報道は偏っているから意味がある?ということを書いたので、そちらを読んでほしい。今回、言いたいのは、そんな客観報道を信仰する局なので、ドキュメンタリーでも、あえて突き放して描いてしまったのが真相だと思える。

思えば、その局のニュース番組。どんな大惨事を報じても「悲しい」と感じることはない。「へーー大変ねえ」と他人事のようにしか感じない同じ体質でドキュメンタリーを作っている。ディレクター自身がそんな体質に縛られたのか? 上司からあれこれ言われて、いろんな表現を止められたのか?

いずれにしても、それが「悲しみ」を伝えられない背景だろう。なぜ、他局で、みのもんたが朝の情報番組で人気だったか? なぜ、久米宏や古舘伊知郎が「報道番組」で支持されたか? それでも相変わらず、感情の伝わらないニュースを全国に流している局ならではの、古い体質がドキュメンタリーをも毒しているのだろう。

これは「教育」にも似ている。1853年、ペリー来航。1867年、大政奉還。と事実だけを暗記させようとする日本史の授業。そこから学べることは少ない。歴史から学ぶ大切なことは、悲しみを繰り返さないこと。それが一つではないか? なのに、太平洋戦争の章になる前に3学期は終わる。それが日本史の授業。それを踏まえて、今回の「沖縄戦ドキュメンタリー」を作る。沖縄戦とはどんなものか? それを伝えたい。

客観報道の記事=>https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-01-10-5



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太田監督の映画製作日記ーバックナンバーが読めます!三つのブログ [2018]

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太田監督の映画製作日記ーバックナンバーのお知らせ

毎日アップしている記事。バックナンバーがブログで読めます。カテゴリー別に分けてあり、検索もできるので便利です。作品ごとになっていて、

●「明日にかける橋」監督日記

企画時からキャスティング、撮影、編集、完成披露試写会、宣伝、全公開、地元公開、そして今週末のアンコール上映まで。その先もお知らせがあるごとに更新します。現在、So-netブログ映画部門で10位。

https://cinematic-arts.blog.so-net.ne.jp

●「朝日のあたる家」監督日記

こちらも企画時から撮影、公開、DVD発売。その後の展開。最近は社会派の記事は全部、こちらにアップ。安倍内閣、トランプ、原発問題、さらには精神病、アッキード事件、ディープステイトの件まで。「朝日」路線の硬派記事を多く掲載。現在、So-netブログ映画部門で16位。

https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp

●「ドキュメンタリー沖縄戦」監督日記

これが最新作。春完成予定のドキュメンタリー映画。沖縄取材、沖縄戦勉強から、編集、この後は試写会、公開まで経過を詳しくレポートします。沖縄問題、戦争のことも綴ります。

https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp

ジャンルを選んでクリックすれば、その記事がズラーと出ます。映画界で仕事したい方。監督になりたい。俳優になりたい。スタッフをやりたい。という人も、現場の様子、作業の流れがよく分かる記事がいっぱい。

映画ファンの方も映画サイトでは伝えない、過酷な現実も掲載しています。もちろん、舞台裏も詳しく書いているので、映画が2倍楽しくなるはず。興味ある方は是非是非、お読みください。



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ニューヨークのファーストフードの時給は1402円! 日本は? [MyOpinion]

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ニューヨークのファーストフードの時給は1402円! 日本は?

ニューズ・オプエドを見ていると、この1月から実施されるNYの最低賃金、時給が紹介されていた。

従業員11人以上だと、15ドル(1ドル=110円で1650円)

10人以下だと、13ドル50セント。

ファーストフード店は12ドル75セント(約1402円)

日本のファーストフード店は今も1000円前後だ。400円も少ない。先日も記事にしたが、昨年、映画祭で訪れたLAの食べ物は高かった。でも、マーケットで食材を買えば、さほど日本と変わらない。むしろ安いものもある。つまり、人件費が高いということ。これはどういうことか?というと、日本の人件費が安い。日本人は安い賃金で長時間働かされているということだ。

それは何か?というと日本はもう先進国ではない。後進国ということなのだ。先日聞いた韓国のファーストフードのバイト料さえ、日本より上だったと記憶している。それは日本が貧しい国ということなのだ。にも関わらず、「日本は今も、経済大国!」と僕も少し前まで思っていた。そのことは少し前に記事にしたので、ぜひ、そちらを。

もはや経済大国ではなく、後進国となった日本。それを感じていたところに「オプエド」ニュースでトドメ! 日本に多くの観光客が来るのは、物価が安いから。「日本が愛されているから」ではない。そんな日本に誰がした! アベノミクス効果だろう....とカリントウを食べると歯がかけた...。日本ではない、僕の健康もボロボロのようだ。また、歯医者に行かねば。。



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