SSブログ

間も無く到来する新しい時代。大人はかなり覚悟しないと時代に置いて行かれてしまう? [MyOpinion]

40288026_2137306393010320_9009797108659650560_n.jpg


間も無く到来する新しい時代。大人はかなり覚悟しないと時代に置いて行かれてしまう?

現在、編集作業に使っているFINAL CUT pro Xだが、少しずつ使えるようになってきた。いろんな方のご指導の賜物だが、切ったり、貼ったりに続いて、エフェクトも少し覚えた。昨日は画面を白黒にする効果。タイトルは昨年の内に把握。と言っても分かれば誰でもできることなのだが、「7」と全く違うので、初めてのユーザーより、「7」を使っていた人の方が戸惑うだろう。

ただ、慣れてくると「7」より便利で簡単に作業ができることも分かってきた。やはり大事なのは過去の「経験」や「知識」を捨てて、頭を「初期化」してかかること。「7」時代の経験や知識が余計に戸惑いを招くこと分かる。これは今の時代にも言えることだ。過去の経験を大事にしても、新しい時代には通用しない。むしろ足かせになる。

不況というと公共工事という政府の発想も昭和のものであり、現代には通用しない。実際、あれこれ作っても景気は良くなっていない。編集業でも面白いことがある。昔ならベテランの先輩にあれこれ教えを乞うのだが、編集に関しては、若いスタッフ、後輩に訊く。僕より年上で、先輩で、FINAL CUTを使える人。身の回りにはいない。

人は年を取ると新しいものを受け入れずらくなる。機械だけではなく、方法論や対策も。だから、年寄りがトップにいると組織がダメになっていくのだ。「長老」という言葉。村の一番偉い人という意味。「長じて老いた」最も老いた人が偉いと思われた。長年の経験があるからだ。でも、今は老害であることが多い。新しいものを受け入れることができないからだ。

ここしばらく、FINAL CUTだけでなく、amazonプライム、amazon musicと、これまでになかったものと向かい合っている。新製品というレベルではなく、人の生活を根本から変えてしまうものだ。そのことは少し前に書いた。でも、そんなprimeムービーも後輩たちはすでに実践していた。僕はかなり遅れて参加。そのことを同世代に話したが、多くが顔をしかめ。拒否反応。

「俺はCDにこだわりたいなあ」

とか、

「TUTAYAで何の問題もないから...」

と、誰もAmazonを試そうとはしない。ああ、そんな年齢なんだな。と痛感。けど、後輩たちは

「太田監督、今頃、amazonプライムやって驚いているよ。遅れてるなあ」

と、思っていることだろう。1980年代後半にCDが出てきたとき、友人はこう言った。

「俺はレコードにこだわりたい」

でも、そのレコードがなくなった。ある友人はこう言った。

「CDだ何だって、新しいものをすぐ追いかけるのは主体性がないからだ」

友人が指摘したのは昭和40年代に何かが流行ると、僕も!私も!と同じものを日本人は買いに行った時代のこと。コンバースの靴。Gパン。ヘブンのTシャツ。ダッコちゃん。制服か!というくらいに、あの時代は流行を追い求めた。だが、CDは流行ではなく、技術の革新だった。それを友人は理解できなかったのだ。

そのCDも次第に見なくなり、ダウンロードして聴く形に移行するのかと思いきや、amazon musicの出現。これも流行ではなく、技術の革新だ。車ですら間も無く、大きな変革が訪れるという。そうなると確実に社会が変わる。生活が変わる。

特に電気。孫正義が準備しているモンゴルでの太陽光発電。あれが成功すればアジアのエネルギー問題は解決する。それこそ原発なんて完全にいらなくなる。車も自動運転の電気自動車。原発問題も、公害も、交通事故も無くなるだろう。まさに未来社会。

でも、年寄りは新しいものを受け入れずらい。むしろ拒否する。そんな人たちが原発にしがみついているのだろう。てなことを考えると、FINAL CUTを使いこなせるということは、未来を生きることに繋がる。と思って本日も作業する。


E6B296E7B884E688A6E38393E382B8E383A5E382A2E383ABEFBC93.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

若手俳優さん。俳優を目指す人たちへの応援ブログあります! [映画業界物語]

42743401_2187333761340916_1923200421443141632_o.jpg

若手俳優さん。俳優を目指す人たちへの応援ブログあります!

このところ若手俳優さん。俳優志望の方からのFacebook「友達申請」が多いので少し書く。

すでにご承知の方も多いと思うが、僕のFacebookにもらったコメントやメッセージにお返事はできない。そのことで過去にいろいろトラブルとなったので、1〜2度お会いしたことがある方でもお返事はしない。

それと俳優さんとも基本、プライベートで交流しない。これも何度も書かせてもらったが、俳優とは距離を置くことでいい仕事ができると考える。仲良くなり、友達付き合いをすることで、馴れ合いになったり、甘えたりしてしまうからだ。例えば、

「仕事が欲しい。最近、依頼がない。そうだ。太田監督に頼もう。新作を撮ると聞いた。監督はいい人だから、きっと役をくれる」

それはもう縁故入社! その役に相応しいから出演を頼む。友達だから出すのではない。でも、その俳優のプライベートを知り、大変な状態を知ると「何とかしてやりたい!」と思ってしまう。だから、最初から親しくならないことが大事なのだ。逆に、親しい俳優がブレイクした。その時に僕が

「あいつが出てくれたら、若い女の子がたくさん映画館に来てくれる。昔から面倒見てたし、特別出演してと頼んでみようか...」

なんて、思うかもしれない。それは監督として情けないこと。シナリオと企画で勝負する。それで気に入ってくれれば出てもらう。それを貫きたい。だから、プライベートでは会わない。

ただ、僕は10代から俳優志望の子たちを山ほど見て来た。売れない俳優も数多く知っている。オーディションを受けても、受けても、採用されない。女優は実力があっても30代になると仕事が激減する。これも以前に書いた。そんな俳優たちを見ていて「応援したい!」という思いがあり、昔は無料のワークショップもやっていた。太田組俳優部を作ろうと、新人を応援していた。

が、僕が応援することで勘違いしてしまう役者。わがままだを言う子。怠ける奴。「とにかく役をくれよ!」とか、「お前誰だ?」という奴。少し褒めると図に乗る若手。些細なことで落ち込み夢を諦める者。結局、誰もいなくなった。僕があれこれ言うことが結果、彼らをダメにしたのではないか?とも考えた。その頃から俳優とは距離を置いた。知り合いのマネージャーに言われた。

「監督の仕事は映画を作ることです。俳優を育てるのは僕らの仕事。それでも1000人1人ですよ。生き残るのは...」
そんなことで俳優たちとは距離置く。同時に、その頃から第1線で活躍する俳優さんたちと仕事をする機会が増えた。何も言わなくても素晴らしい芝居をしてくれる。


でも、僕もいろんな人に応援され、励まされて、監督業をスタートさせた。応援より批判、邪魔、嘲笑する人たちの方が多かったが....だから、余計に若い人にはがんばってほしい。

何か参考になれば、何かのプラスになれば!と、あれこれ記事を書いている。落ちぶれていった若手の話。チャンスを掴んだ子の話。演技って何なのか? 俳優業って何か? 業界ってどうなっているの? ハリウッドは? そんな話をあれこれ書いている。俳優のみならず、映画の仕事を夢見る人たちにはプラスになるはず。

僕の監督した映画は全てブログを書いている。今もアーカイブが見れる。それぞれの「映画業界物語」というカテゴリーにそれらが保存されている。もし、興味があれば読んで欲しい。でも、あれこれ質問はして来ないように! よろしくね。

「明日にかける橋」ー映画業界物語は以下から飛べます。
https://cinematic-arts.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306016276-1



E6B296E7B884E688A6E38393E382B8E383A5E382A2E383ABEFBC93.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画