本日は体調が良い。というか?昨日までが悪すぎた。−12月3日 [「沖縄狂想曲」]
手術が終わり、もう2週間も経つ。でも、蕁麻疹? −12月3日 [「沖縄狂想曲」]
時代は変わるー世界は変わる。変革が始まった?−12月3日 [「沖縄狂想曲」]
ジャニーズが崩壊。宝塚も許されないスキャンダル。自民党の不人気。そして池田大作の死去。これまでアンタッチャブルの聖域だったもの。次々に崩壊し始めている。
どれか1つとっても、今年の大ニュース。なのに、この数!やはり時代の変わり目だ。明治維新。終戦。以来の大変革が起きていると感じる。これは日本だけではない。
来年はあの国で大きな選挙がある。具体名を上げて書くと、一般のタイムラインに記事が流れない。F社はその件をとても恐れているのだ。だから、日本であの人の支持が増えないように情報操作。
その国の選挙。あの人が勝てば確実に世界が変わる。いや、もう1人のあの人。今、戦争している国の。彼が中心となりスタートしたあの団体のこと。日本では詳しく報じない。が、国連に代わる組織になりそうだ。日本のマスコミは触れないけどね!
ロシア、中国、サウジアラビア、インド、それら大国は皆、そちら側だ。アメリカとヨーロッパの時代はもう、終わるだろう。さあ、来年からの世界。かなりヤバいが、この時代に立ち会えたこと。幸運と思える。
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作品に作家が救われるーこの作品がなければ、絶望していただろう。=12月3日 [「沖縄狂想曲」]
10代からお世話になっている作家さん。こんなコメントをくれた。
「自分が書いた作品に助けあれるということ。人生に何度かある。太田君の場合。まさにそれだね」
本当にその通りだ。脳梗塞で脳の一部が死に、両目ともに半分失明、心臓機能が低下、喘息で呼吸困難。過労で寝たきり。そんなことが同時に起こった。初期段階で「もう、治らない」と何度か言われた。
治っても、昔のようにはならない。杖が必要。暗いところが良く見えない。さまざまな後遺症も残る。一時は映画制作に戻れないかも?と思えていた。しかし、新作の完成が間近だった。
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これだけは死んでも完成させねば!と思った。公開は来年2月。宣伝活動もある。が、もし、この映画がなければどうか? 元気になるまで、仕事なし。元気になっても障害を抱え、そんな監督に仕事が来るだろうか?
「監督業は廃業? どうやって生きていく? 障害抱えて60代、他の仕事もできない・・。どうして生きていく?死んだ方がいいかもな・・・」
と感じたかもしれない。が、新作がある。何としても完成させ、世に出したい。その想いが自身を支えている。「作品に救われる」まさに、そういうことなのだ。
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再起不能だったかもしれない=友人の冗談にはまだ笑えない。−12月3日 [闘病日記]
「顔色もいいし、元気そうだね!」
と言われる。確かにもう半年以上、この10年で一番、健康的な食生活をしてる。朝昼晩と食べ。野菜をしっかり摂る。毎回、自炊。その様子を見て「完治したな」と思い込む人もいる。昔からの友達だと、キツイ冗談を言いがちだ。
「死んだかと思ったよ」
「再起不能じゃなかったのかよ?」
「あと、1ヶ月。入院してればいいのに!」
だが、今はそんな言葉を笑いでは返せない。一つ間違えばそうなっていた。再起不能もありえた。一生、目が見えない可能性もあった。実際、脳の一部は死んだまま。一生治らない。今も長い文章が読めない。両目ともに半分しか見えない。
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その辺のこと。何度、説明しても、友人たちは理解しない。おまけに見た目は元気そう。同じ症状であの大島渚監督は監督業を続けられなくなり、引退。数年前に亡くなった。流暢に話せない。車椅子。片手が動かない。
そんな状態で晩年を過ごした。僕もその可能性があった。実際、伯父さんは同じ脳梗塞で大島監督に近い状態。それが僕だったかもしれない。そう思うと「再起不能かと思ったよ」とか「もう完治したんじゃないの?」という言葉。笑っては聞けない。
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新作の「沖縄狂想曲」非常に評判がいい=その背景を考える? 12月3日 [「沖縄狂想曲」]
FacebookでもXでも、多くの人。僕の新作映画の記事をシェアしてくれている。一つには「監督が病気なので応援」ーという背景もあるだろう。だが、それだけではないようだ。
「監督。頑張ってください」
というコメントではないのだ。多くが「この映画、見に行きたい」という期待を書き綴ってくれている。なぜ、期待値が高いのだろう?
前作の「ドキュメンタリー沖縄戦」かなりヒットした。その背景にあったこと。沖縄戦の映画は数々あるが、全体を見つめることが出来る作品はほとんどないと聞く。その意味で興味を持たれた。
また、ビデオや自主上映で沖縄戦関係の作品はよく見られる。が、映画館で正式に上映されるものは少ない。今回も似た背景があるのではないか?基地問題を描く映画は意外に少ない。
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反対派の戦いを記録した作品はある。が、そもそもなぜ?沖縄に基地が増えて、どのような問題が起こったのか? を詳しく描いた映画はあまりないようだ。
その意味で前作と同様。この作品を見れば「沖縄戦」の全体が分かる。この映画を見れば「基地問題」がだいたい分かる。という思いを持ってくれるのではないか?まさに、そんな作品であり、戦後から現在までの沖縄。詳しく説明する映画である。僕も知らないことだらけだった。
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映画監督業はつらいよ=一番、貧しいのは監督? 12月3日 [「沖縄狂想曲」]
本来、監督業はスタッフより多めのギャラをもらう。1本の映画を作るのに、最低1年は拘束。その間、ある程度の生活が出来るだけの額になる。
だが、僕の場合は監督料を極限まで下げる。スタッフで一番低額(本来は一番高い!)その差額を製作費に戻す。さらに僕はプロデュサー、編集、宣伝も担当するが、それらギャラはもらわない。
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そのことで製作費が2割以上、増える。本来の額では制作できないランクの映画が作れる。その代わり僕は貧しく、苦しい生活が続く。どこかで大ヒットが出れば、それなりの予算の映画の依頼が来る。
そこで本来のギャラをもらう!ーと考えていた。が、コロナ禍。仕事があるだけで幸運!という事態になった。おまけに脳梗塞に手術。入院。いつものように7人分の仕事が、できなくなった。
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今回のスポンサーは、その辺を気遣って製作費を増額してくれたので、本当に助かった。本来は僕1人で7人分働かないと、ならない額でスタートした。
そして宣伝活動。本来は監督に人件費は出ない。通常は1年暮らせる監督料をもらうので、大丈夫なのだ。が、僕は半分以上を製作費に戻している。だから、以前は頻繁に借金で生活を支え、宣伝活動をしていた。
おまけに映画が大ヒットしても、監督に印税は入らない!ほんと子育てと同じ。子供が立派に育ってほしい。見返りはいらない親の気持ちだ。いつも思うが、監督業はつらいよ。
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