会社員の条件=心を捨てて部品になること=人間ではなくなる親父たち? 12月4日 [「沖縄狂想曲」]
今回の病気。いろんなことを感じた。いろんな人から見舞いや応援をもらった。が、ある年代の男性だけが、本当に心ないコメント送って来た。60代男性ーそれも会社員からだ。お見舞いとか、応援ではなく「嫌がらせ」としか思えないもの。
本人は「見舞い」のつもりなのだが、病人の気持ちを全く考えていない。その背景にあるもの、考えた。同世代を見ていても、思うこと。会社員を続けると、相手の気持ちを考えなくなる。考えてはいけなくなる環境があるだろう。
何でもいいから商品を買ってもらう。会員になってもらう。契約してもらう。相手の事情や立場。気持ちを考えていては、売上を上げることが出来ない。
また、無意味とも思える作業を上司から強要。「何のために、こんなことするのか?」とか考えていては仕事にならない。疑問を持たない。逆らわない。機械の部品になり切る。それが会社員なのだ。
そんな生活を30年以上も続けると、考えるという作業をしなくなる。そのために家庭で、妻や子供に無神経なことを言ってしまう。家族の立場や思いを考えない発言をしてしまう。
こうして「オヤジは大嫌い」と言われ、妻には愛想尽かされ。熟年離婚にも繋がる。だが、機械の部品になったのは、家族を養うため。なのに結末はこれ。父親たちはやり切れない。と言って無神経極まりな父の言動。それを我慢して感謝することも出来ない。
そんな犠牲の上に、日本は高度経済成長をやり遂げた。が、不況が30年も続く日本。心を捨てて、機械になっても安定せず、貧しいまま。若い人たちは考えねばならない時代となった。
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テレビ、新聞が絶対に伝えない=沖縄の現実、映画で紹介! 12月4日 [「沖縄狂想曲」]
僕の前作「ドキュメンタリー沖縄戦」は学校では、ほとんど学ばない沖縄戦について伝えた。「日本史」の授業は大抵は3学期。バタバタで終わり近代の歴史は駆け足。あるいはカットとなる。
そのために多くの日本人は沖縄戦の詳細を知らない。米軍が火炎放射で住民を殺害する映像、テレビで見ただけの知識になってしまう。実は米軍だけでなく、日本兵にも酷い目に遭ったことは学ばない。
それ以上に日本人が学ばないのが、戦後の沖縄。さらに沖縄で起こっている現在進行形の事件。今度はテレビや新聞が伝えない。そのためにデマを信じる人も多い。
「アメリカ軍が居座っているので、沖縄の人は被害を受けている」「しかし、中国の危険性を考えると、米軍が沖縄に置くのは仕方ない」これらの考えは正しくない。というよりデマ。本当の実情。映画「沖縄狂想曲」で詳しく説明する。
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新作映画「沖縄狂想曲」で=元総理にインタビューが出来た理由? [「沖縄狂想曲」]
今回の映画「沖縄狂想曲」見せ場の1つが、元総理の鳩山由紀夫さんへのインタビュー。あの事件について語ってもらった。
僕のような無名映画監督。元総理にインタビューできたのには、理由がある。僕の監督作「朝日のあたる家」を鳩山さんが上映会をしてくれたことがある。鳩山記念館で、そうそうたる方々を招いての会。
そこで僕も舞台挨拶をさせてもらった。それがあったので名式がある。でも、元総理。事務所に連絡すると、なかなかご本人まで届かないかもしれない。「怪しい監督から連絡があった」と思われるかも?
そこで沖縄でお世話になっている、元市長に相談した。ら、「来週、沖縄に来ますよ」との答え。そこで話をする機会を頂いて、突撃でお願いした。
「検討します」とか「企画書を出してください」と言われるか?と思ったら、即答でOKしてくれた。で、後日、東京で時間を取ってもらって1時間に渡るインタビューをさせてもらった。テレビ、新聞は絶対に扱わない内容。映画で紹介する。
ちなみに、この記事。Facebookでは一般のタイムラインには流れない。制限がかかる。理由は何か?
やはり、あの人の話だから?
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