今回の病気。問題はこの1年ではないこと。分かってくる−10月14日 [闘病日記]
今回の病気。問題はこの1年ではないこと。分かってくる。
まあ、18年間。無茶の連続だったので、分かってはいたが、思い出すことがあった。数年前、静岡の飲み屋で飲んでいた時のことだ。立ちあがろうとすると、足が痺れたようになり歩き辛かったことがある。
静岡の件はよく覚えているが、他でも何回も同様のことがあった。もう何年も前。同じ姿勢が続き、足先まで血がしっかり通ってないのだろう。ここ数ヶ月も同様。そこでパソコン作業をするときは、スリッパをはかない。
足の指を時々動かす。それが最近、そのことを忘れていた。つまり、足が痺れることがなかったのだ。多分、血液サラサラ薬の効果[?]か、栄養バランスが良くなった[?]で、血流がよくなったのだろう。
今回の病気。やはり急に起きたものではないようだ。長年に渡り心臓機能化が低下。血管が細くなり、血の巡りが悪くなった。そのことによる病気だろうと思える。ま、体に悪ことばかりしていたからなあ。
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作家はまず、経験談を物語にするーその後は取材して描く。が、−10月14日 [「沖縄狂想曲」]
作家はまず、経験談を物語にするーその後は取材して描く。が、
作家。小説家でも、漫画家でも、脚本家でも、想像力だけで物語を描く訳ではない。例えば政治ドラマなら、徹底的に取材した上で書く。病院ドラマ、学校もの、刑事物。多くは取材が大事だ。
森村誠一さんは元ホテルマン。だから、初期にはホテルが舞台のものがある。「人間の証明」もホテルが舞台になる。その後、731部隊を集材。「悪魔の飽食」を発表ー小説ではないけどー。
漫画家の本宮ひろ志も、最初は自身の経験をもとにした不良少年の話を書いていた。「男一匹ガキ大将」を代表とする作品だ。その後、その路線に延長だが、刑事ドラマやヤクザものを描く。そうした展開をする作家は多い。
僕は脚本家でもあるので、その辺が気になる。「才能があれば」と言われるが、そんなものは存在しない。まずは自分の体験をもとに物語を作る。次に取材して書く。森村誠一も、本宮ひろ志も、そうやってヒット作を連発した。
さて、僕の場合。最初は取材のいらない青春ファンタジーを作っていた。原作のないオリジナル脚本。多くの脚本家は原作もののシナリオだが、僕はオリジナルにこだわる。最初はファンタジー。
次に原発事故を調査。それをもとに「朝日のあたる家」を監督した。ここ数年はドラマではなく、沖縄戦のドキュメンタリー。ある意味、取材自体を作品にするようなもの。その知識と情報をもとに劇映画の沖縄戦ドラマを作りたい。と、この数年足掻いている。
同時に今は、脳梗塞という経験をした。よく聞く病気だが、詳しくは知らなかった。経験してみて大変なことだと実感。社会性のある病気で、病気の苦しみより、周りの人の対応に助けられ、踏みつけられする。とても興味深い。
これも映画になる。伊丹十三監督的な作品だ。脳梗塞発症時の対応だけでなく、そこから現代社会が見えてくる。取材しなくても、自身で体験。これを映画にしない手はない。予算もかなり安くて済む。このとしで取材せずとも、体験談でシナリオ書けるのは幸運[?]
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「暴言に反撃できるようになったー」これは回復の証ー10月14日 [闘病日記]
耳も少し変。音がうるさいー脳梗塞の影響かー10月14日 [闘病日記]
耳も少し変。音がうるさいー脳梗塞の影響か[?]
先日、友人の車で市役所に連れてもらった。途中で昼飯を食べたとき。気づいた。耳がおかしい。以前にも外出できた時に感じたが、聞こえないのではない。聞こえすぎるのだ。
隣の客の声がうるさい。声がデカい人なのか[?]と思ったが、そうではなだろう。以前も病院の薬屋にいる時、流れている音楽がやたらうるさい。店の人に聞いたら、いつもと同じ音量という。
どうも音を強い感じてしまうようだ。脳梗塞を起こしたことで、耳が音レベル調整ができないか[?] まだまだ後遺症は続きそうだ。「耳鼻科行った方がいいですよ」とかコメントしないでね。その前にまず心臓の手術なんだよ。
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