闘病中の私−病状はこんな感じ 10月 [2023]
高校時代の友人。とても作家を目指していたが。−10月13日 [2023]
高校時代の友人。とても作家を目指していたが。
彼は大卒後。あえて工場に就職。仕事をしながら小説を書くと宣言。だが毎日、単調な作業の繰り返し。そんな日々が何年も続いた。数年後。久々に会うと、相手の気持ちを考えない、鈍感な奴になっていた。はっきりと言われなければ理解しない。普通のおじさん。
相手の立場を考える必要がない。未来のことを考えない。1日中、機械相手の仕事。毎日、同じ作業の繰り返し。平気で無神経なことを言うようになっていた。昔は仕事をしながら、作家を目指すと言っていた。
が、次第に「世の中、甘くないからな」と言い出した。「世の中」の問題ではない。仕事するだけ。学生時代のように、小説を書かない。出版社への持ち込みもしない。で「世の中、甘くない」。結局、努力はせず、世の中のせいにして、夢を諦めたのだ。
若い頃。「大人って無神経だな」とよく感じた。が、そんな背景を理解した。無神経になることで自分を守る。「俺の努力が足りなのではない。世の中が厳しいのだ」そう思って納得する。何人も同じケースを見てきた。そんなこと思い出した。
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あるFB友達から「脳の働きが良くなっているようですね」とコメント−10月13日 [闘病日記]
あるFB友達から「脳の働きが良くなっているようですね」とコメント
よく見てくれている。脳梗塞から1ヶ月以上。思考力が急激に低下。考えようとしても、霧の中にいるようになる。二段階。三段階に展開する発想ができない。「鬼滅の刃」の無一郎レベル。「えーと。何だっけー」となる。人の名前がでて来ない。聞いたことをする忘れる。
だが、人にそう伝えても「俺だってそうだよー」と加齢による物忘れと混同した答えしか帰って来ない。記憶の減退というレベルではない。記憶喪失に近い。脳の8分の1が死んだだけで、思考力が驚くほど低下した。なのに「前に教えてあげたでしょう?」とコメントが来たりした。
それが「脳の働きが良くなった」と言われ、発症当時に比べるて確かに回復しつつあること。感じる。最初は坂本龍一の名前さえも、思い出せなかった。ただ、今も鬼殺隊メンバーの名前。全員を言うことはできない。「時透無一郎。宇髄天元。あとは、えーと、何だっけー[?]」
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J問題ー日本の陰湿な習慣。その終焉でもある。−10月13日 [2023]
J問題ー日本の陰湿な習慣。その終焉でもある。
ジャニーズ問題。相変わらずチェックしている。単なる芸能スキャンダルではなく、時代の変わり目を強く感じる。大袈裟でなく、徳川幕府の崩壊に近いものがある。
報道を見ていると、単にジャニー喜多川の問題だけではないこと感じる。それを隠蔽した事務所の体質。見て見ぬふりをした関係者。そしてマスコミ。その辺もまた追求されるべき問題。
ネット番組で紹介された、代理店スタッフに対する陰湿な対応。まるで村社会。ジャニーやメリーではなく、社員がその種の仕打ちをしていたこと。呆れてしまう。
日本の村社会体質を今も、引き継いでいたのだ。そんな帝国の崩壊。日本的な醜い習慣が、通用しなくなった。そんな表れだと感じる。
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映画のプロから見た私の病状ー病後の仕事について。−10月13日 [闘病日記]
映画のプロから見た私の病状ー病後の仕事について。
昨日、映画スタッフの友人、見舞いに来てくれた。本当にありがたかった。車で来てくれたので、昼は外で食べた。そこでこんな話をしてくれた。
「見た目は全然、病気に見えないので安心した。先輩スタッフで同じ脳梗塞を起こした人がいた。けど、右半身が麻痺。話すのも大変そう。そうなると、撮影現場でスタッフは不安。だから両目とも半分しか見えなくても、見た目は変わらない。元気そうに見えること大事」
なるほどだ。僕は「撮影現場で仕事ができるか[?]」とばかり考えていた。が、スタッフから見た時、監督が「見るからに分かる障害」を抱えていたら、不安になるのも当然だ。
僕は目も脳も心臓も大きなダメージを受けた。が、見た目に分からない。だから「完治した」とか誤解もされる。でも、その方が仕事の時にスタッフが不安にならない。プラスということ。なるほど。プロの意見に納得。何とか監督業。続けられそうだ。
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心臓問題ー今、起こった訳ではない[?]ー何年も前から低下。?10月13日 [闘病日記]
心臓問題ー今、起こった訳ではない[?]ー何年も前から低下。
昨日も書いたが、ふと気付いたこと。長時間、机に向かうと、すぐに歩けないこと。何年か前から続いていた。正座ではない椅子に座っていてもだ。
年齢のせいか[?]と思ったが、そうではないことに気付いた。その症状は最近も続いており、パソコンに向かう時はスリッパを履かないようにした。キーボードを打ちながら、足の指を動かす。そのことで血液を循環させる。
それでも立ち上がる時に、足が痺れたようななった。要は心臓機能が低下して、足先まで血がしっかりと回ってないということ。つまり数年前から心臓が弱っていたのだ。今回、突然に機能低下したのではないのだろう。
それがここしばらく、立ち上がる時にその症状がない。これは栄養に注意した食事。血液サラサラ薬等で、血が流れやすくなったからだろう。なるほど。そこからも心臓は、かなり前から弱っていたこと。確認する。
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手術の日。近づく。−10月13日 金 [闘病日記]
どうしても「沖縄戦の劇映画」と「脳梗塞の映画」を撮りたい? 9月 [2023]
どうしても「沖縄戦の劇映画」と「脳梗塞の映画」を撮りたい?
そう書くと「ぜひ、撮ってください?」とコメントが来る。が、監督が撮りたくて撮れるものではない。映画はそれなりの製作費が必要。血が出るような苦労で毎回、製作費を集める。でも、映画がヒットしても監督は1円も、もらえない。
僕の場合、監督料は超低価格にして、本来もらうべき額は製作費に戻す。そのため年金を払えないまま、60歳を向けた。でも、沖縄戦と脳梗塞はとても大切なテーマ。劇映画で沖縄戦を伝えることで、ドキュメンタリーで伝えられない、厳しい現実を体験してもらえる。
脳梗塞を映画にすることで、僕のような思いをせずに対応。治療できるはず。伊丹十三風の映画。個人でも、会社でもいい。出資してほしい。こう書くと必ず「クラウドがありますよ」とコメントが来るが、あれで集まるのは宣伝費の一部だけ。個人か組織の支援が必要なのだ。
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