本日は体調が良いので、少し外出してみた−10月23日 [闘病日記]
まだ、買い物に行くほどの体力はない。近所を少し、歩いてみた。駅まで行かないと店屋はない。が、1件だけフミレスがある。この店、何ヶ月ぶりか[?] 入ってみた。
コーヒーと小さなケーキを注文。iPadで音楽を聴いた。それだけでも以前の生活に戻れた気がする。ハッピーな時間だ。だが、下手したら一生、重い障害を背負い。フェミレスに一人で来ることも、なかったかもしれない。それがこうして、コーヒーを飲める。ありがたい。
陽が暮れていくのが、窓から見える。店内に客は数人。そうだ。久々にスプリングスティーンを聴こう。Amazon musicで呼び出す。アルバムは「レーター トウ ユー」だ。目は半分しか見えなくても、ブルースの歌はステレオで聴こえる。本当にありがたい。
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医療費の割引制度=知っているのに、明快な説明をしない友達 10月23日 [闘病日記]
繰り返し書くが、高額医療費の割びき制度。とても、ありがたい。が、多くの人が知らない。知っている人もいるが、その人たちに説明が非常に分かりづらい。あるいは不親切。
おまけに僕は脳の一部が死に、理解力低下。さらに文章が3行以上読めない。でも、親切な「友達」がくり返し説明をしてくれた。お陰でその制度を知り、割引の医療費で済んだ。
その話。2回に渡って記事にした。が、見えて来たのは、説明する人たちの文章力に問題があること。長くて分からない。短すぎて分からない。容量を得ない。高学歴の方もいる。なぜか[?] 日本の教育で「文章を書く」ことを教えないからだろう。
授業で作文を書くのは中学まで。あとは読解力のテストばかり。アメリカのようなディベートの授業もない。言葉でも、文章でも、表現し伝えるということ。日本人はしっかりと訓練されていない。だから、「正確に伝える」ことが苦手。
今回、情報をくれた「友達」ー決して不親切なのではない。表現力に問題がある。苦手。だから「役所に行ってください」とコメントしてしまう。「細かいことは説明苦手だから、とにかく役所へ」ということだったのだ。あれこれ背景が見えて来た。
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高額医療費免除の申請ーたどり着けなかった背景。もう一度、整理。10月23日 [闘病日記]
その制度はとても、ありがたい。が、僕は知らなかった。その存在を教えてくれた「FB友達」は何人かいた。が、いずれも意味不明。その背景を考えてみた。
❶説明不足で理解できない。「役所に電話してください。治療費が安くなります」という短い文章。
❷説明が長すぎて意味不明ー長々と説明があるが、具体的にどこに行き、何を伝えればいいのか[?]が書かれていない。
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①病人からすると、非常に不親切に思える。親切でコメントするのなら、もう少し詳しく書いてほしい。おまけに、その時期。すでに役所とはやりとり。「何もできない」と言われていた。なのに「役所に電話して」と繰り返し言われても「役所は頼りにならない」としか思えない。
②脳梗塞で僕の理解力が低下していることもある。が、同時に説明が分かり辛いこともあっただろう。具体的に何をどうすればいいか[?]伝わって来ない。いずれも本人は理解しているが、それを伝えられない事案。
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以上の2点から、僕は「同じことを何度もコメントして来る。鬱陶しい」と思う。「友達」の多くは情報を持っていても、それを的確に伝える力がない。問題なのは自分の説明が不十分である認識も低い。「大切なこと、親切に教えてあげてるのにー」と不満さえ感じていただろう。
もう途中から、その種の不親切な提案は無視していた。が、それにもめげず詳しく説明してくれた「友達」がいた。お陰で今回の手術代が払えた。その制度を知らなければ来月予定の2回目手術。支払いができなかっただろう。伝えるという難しさ。感じる。
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なぜ、FB友達のアドバイスは分かりにくいのか[?]ー背景にあるのは教育。10月23日 [闘病日記]
今回の手術。ある制度を使ったことで、割り安いで済んだ。数万円の節約。とてもありがたかった。が、その制度の手続きが出来たの、手術の1週間前だった。
それまでに何人かの人が、その制度についてコメントをくれていた。が、いずれも説明不足。説明が長すぎて理解できないー脳梗塞で長文が読めないー或いは、説明が足りなくて理解できない。
前者は僕の問題だが、後者は「友達」の説明が不足。あるいは意味不明のために理解できなかった。日本の学校教育では「文章を書く力」を徹底して育てない。文章で公的な制度を説明するのは難しいのだ。
さらに「市役所に連絡を」「治療費が安くなります」というコメントも頂いた。が、市役所の職員は障害者認定の説明しかせず。それは認定されず「終了です」と見放された。その制度は別の課。そのことは教えてくれなかった。
結、その制度には辿り着けない。なのに「友達」から「市役所に連絡を」コメント。誰も「〇〇課に連絡を」とか「別のセクションです」という説明をしてくれず。「役所に行ってください」というコメントばかり。
そんな「友達」の中に、お一人だけ。僕が「意味が分かりません」と返事しても、あれこれ丁寧に説明をくれた方がいた。それでようやく理解して、再度、役所にアタックできた。
すると、別の友達が「やっと手続きした。何度も教えてあげたのに」とコメントが来た。その人は「役所に連絡を」としか言わなかったのに。
親切とは何だろう[?]と思える。
僕が脳梗塞で、長い文章が読めないことが背景にある。が、同時に「友達」たちが文章による表現力が、貧しいことがある。これは本人の責任ではない。日本の教育で「書く力」を育てないことが大きい。
「読み理解する」授業はあるが、書く、伝える。という能力を育てる教育が疎かになっている。会って話せば伝えられることでも、文章で伝えることに慣れてない。苦手。その能力が貧しい人が多いと思える。この件はまた考える。
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