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頂きます。 [2021]

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米軍の艦砲射撃 [沖縄戦]

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瀬長亀次郎記念館 [沖縄案内]

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シナリオを書くときに心がけていることがある。 [映画業界物語]

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シナリオを書くときに心がけていることがある。3つだ。

① ロケ地を生かした物語にする

② 俳優の力を発揮できる役を考える

③予算とスケジュールを考えた物語にする。

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①は制作依頼が地元から来たものであることが多いからだ。基本は地元の魅力をアピールすること。ただ、観光案内映画になっては意味がない。地元の方は喜んでも、観客は入場料を払ってPR映画を見たくはない。そして、地元の希望する観光地、売り出したい場所で、そのまま撮影しても映画として面白くならないことが多い。

むしろ、地元の人が気づかない場所。建物で魅力あるものを描くことが大事。地元にいると当たり前になっている場所が、他の街から見ると魅力的であることが多いからだ。それらの場所をシナハンで探し、見つけ、把握して、物語に入れ込む。ロケ地が単なる物語の背景になってはいけない。ロケ地はもう一人の主役でもある。その場所が生きる設定で、物語でなければならない。

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②通常は作家があれこれ考えて、キャラクターを作り、物語を進める。基本はテーマを描くために相応しい年齢、性別、職業を考える。犯罪ものなら警察官をメインにするとドラマを進めやすい。が、それに加えて、太田組レギュラー陣の俳優さん。あるいはこれまでに出てもらった役者に皆さんをイメージして役を作る。あるいは出て欲しい俳優さんで考える。

先に役を考えてから、依頼した場合。俳優はその役に近づこうと努力してくれるが、どうしても出来ない部分もある。しかし、その俳優さんをイメージして役を作れば、その人以外はできない役になる。「太田組作品に出る俳優さんが輝いている」とよく言われるのは、そんな手法で物語を作るからだ。もちろん、その人をイメージしながら、出演してもらえないこともある。

あるいは、今まで知らなかった俳優さんが演じる。その時は本人に合わせて役を直す。オートクチュールと同じ。その人に合わせて、丈や裾を直すのだ。ただ、その人がいつも演じるタイプの役にはしない。それではご本人もやる気が削がれる。新しい、演じたことのない役だからこそ挑戦したくなるのが俳優なのだ。だから、高めのハードルを用意させてもらう。

「向日葵の丘」の常盤貴子さんも依頼する前から、彼女のイメージでシナリオを書いた。出演を快諾してくれたから良かったが、ダメなら大変だった。が、彼女のイメージで行きたかった。だから、役名も「貴子」ならぬ「多香子」にしていた。

「明日にかける橋」の田中美里さん。藤田朋子さんも同様。あの方々もご本人に合わせて役を書かせてもらった。それぞれの魅力が120%出る役を考え抜いた。「青い青い空」の波岡一喜さんも同じ。八代先生の役は彼しかできない。前作「ストロベリーフィールズ」に出演してもらった時の印象をベースに書いた。

「朝日のあたる家」の山本太郎さんも同様。彼が本当に言いたいことを想像してセリフにした。シナリオを読んだ時、「俺が言いたいことが全部書いてある!」と言ってくれた。彼が言いたいだけではない。それは僕の思いでもあった。そんなふうに俳優の思いが篭る。そして作家の思いがダブる役柄やセリフがとても大切。

こんなこともある。シナリオを書く時、この物語であの俳優さんに出てもらうとすると、どんな役がいいかな?と考える。お姉さん。お母さん。近所のおばさん。先生。OL。女性警官。あれこれ役柄を考えながら、その役が物語を紡いで行けるかどうか? 検討する。単に出るだけでは意味がない。テーマを紡ぎ出す役割を担わなければ、その役は無意味になる。そして、単なる脇役というのも良くない。どんな役でも意味がある。

そして見せ場を作りたい。そのことで物語も面白くなるし、俳優も演じがいが出てくる。ある時は、エピソード5つ。主人公はいるが、それぞれのエピソードでゲスト主役的な役を考える。それぞれの俳優さんを当てはめてみる。そんな方法論も使う。

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③予算とスケジュールを考えた物語にする。これも大切だ。シナリオ学校では「予算を考えずに自由に書け」とよくいうが、そんなことをして、後で予算に合わせて縮小すると、小粒の作品になってしまう。1億かかるシナリオを1千万に直して撮っても面白くならない。なら、最初から1千万で物語を考えた方がいい。また、スケジュールも大事。シナリオでいろんな場所が登場すると、その数だけ、撮影のために移動せねばならない。機材積み込みに1時間。移動に1時間。積み下ろしに1時間。それで3時間必要。それなら場所を集約した方がいい。移動せずに撮影ができる場所にする。

また、俳優も、シーン1、シーン5、シー28 に登場とすると、それらをまとめて撮影する。俳優を呼んだり帰したりも大変。しかし、それらの撮影場所がバラバラだと先と同じ問題が起きる。そこで、俳優の出番、ロケ地を同時に考えて、効率よく撮影できるように物語を考える。

そして、全部撮り切るのに最高でも3週間で済むように書く。ただ、そんな制約があると、物語を成立させるだけで精一杯。面白さがなくなることが多いのだが、そこがプロの腕。それでいてハラハラドキドキできる物語を作るのが技術であり、実力なのだ。

だから、太田組作品は製作費の3倍近いことができる。例えば3千万で撮っても1億円かかることができる。もちろん、シナリオだけでなく地元の皆さんの応援があってのことだが、3倍の予算がないとできないことを毎回、やっている。その第1歩がシナリオ。

ルービッキューブの6面を同時に合わせる作業に近い。「俳優」「予算」「ロケ地」「物語」「時間(スケジュール)」「スタッフ」この6面。全部はなかなか揃わない。どこかで歪みが出ることもあるが、スタッフの皆さんがカバーしてくれ、いつもクオリティを下げずに完成させる。毎回、そんな電撃作戦。不可能実行指令?その第1歩が先の3つを抑えたシナリオなのである。


 
 
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血圧、良好。 [2021]

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 昨日、血圧が危険値に限りなく近かった。イライラもないのに、理由が分からない。本日は安全圏に限りなく近い。一昨日、その前も同様。このところ順調なだけに昨日の値が引っかかる。と言って、昨日も体調は悪くない。ドロドロ血気分もなかった。

 先日からもう1週間以上、毎日、大量の野菜を食べている。サラダバーの店がサラダバー休止なのだが、自分で作っても意外に安いことに気づく。以前はキャベツとトマトだけだったが、最近はバリエーションが増えた。アスパラ、オクラ、ブロッコリ、カイワレ、ただ、1週間毎日食べたからと体調が急激によくなるものでもないようだ。

 といいながら、最近は調子がいい。野菜のせいか? それともプロジェクトがスタートしたからか? 後者が原因だと思えるが...,


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収容所の日本兵 [沖縄戦]

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戦争と原発は似ている。 [戦争について]

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戦争と原発は似ている。

どちらも国策。国を挙げて進める。

問答無用で推進。

どちらもマスコミが旗振り、国民を誘導する。

どちらも多くの企業が参加。大儲けする。

どちらも国民に危険と犠牲を強いる。

戦争に負けても、原発事故が起きても、トップは責任を取らない。


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コザー現在の沖縄市 [沖縄案内]

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「戦争と人間」第3部完結編 これも一気に見てしまった! [映画&ドラマ感想]

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今回も3時間、一気に見てしまった。日中戦争開始からノモンハン事件まで。五代財閥で働くようになった俊介(北大路欣也)はその後も反戦グループと付き合っていたことで、憲兵に逮捕。徴兵免除を失い戦場に送られる。そこで姉(浅丘ルリ子)の元恋人の将校(高橋英樹)と再会。やがて、ノモンハン事件でソ連軍と戦うことになる。というのが、今回の物語。

「五代俊介 兵役編」であり北大路欣也が出ずっぱり。ノモンハン事件の戦車軍団はソ連で撮影されたとのこと。ミニチュアではない本物は迫力がある。そして吉永小百合と山本圭のラブストーリーが並行して進む。共産主義者の兄を持つ弟は、俊介と親友。だが、兵役免除の彼と違い、徴兵され、近衛兵のリンチとも言えるシゴキに遇う。そして、戦争に反対する彼が中国大陸の戦闘で中国人の子供を射てと命令される...。

出兵直前の結婚。財閥の娘だが、全てを捨てて彼の下に走る。そんな2人を襲うさらなる不幸。この話は泣ける。そして吉永小百合が人気だった理由もよく分かる。手紙を読むシーンは涙なしで読めない。基本、この映画はラブストリーであり、単に戦争を描くだけではないところで引き付けられる。軍記物的な戦争映画は女性はあまり好まないようだが、こちらは感動巨編でもある。デートでも見てもいい映画だ。

不満を書くと、1、2部で活躍した魅力的なキャラがほとんど出て来ない。二谷英明、裕次郎は原作ではあれこれ展開があるのだろうが、脚色の段階でカット。ゲスト出演的な存在であったことは理解できるが、朝鮮人パルチザンの地井武男は恋人を失い、夕陽に向かって歩いて行く第二部のあの場面で終わりなのか? 原作では日本軍に殺され果てるはずで、そこを描いて欲しかった。

また、危険な魅力全開の三国連太郎(今の佐藤浩一に似ている! ま、親子だけど)も全く登場せず、どうなったか?分からない。征伐隊が向かった先に隠れていたパルチザンの山本学も出て来ない。栗原小巻と加藤剛の恋愛劇.....これは前回で幕でも何とか理解できる。その種の主人公格の人たちの決着が分からず、不満が残る。

ただ、このシリーズ。本来は第4部まで作る予定で、最後は東京裁判で五代財閥も裁かれて崩壊するまでが描かれる予定だったという。が、あまりにも超大作。日活に余裕がなくなり、途中の第3部で終了となったらしい。もしかしたら、3部制作中は「4部もやる!」という思いがあったので、先のキャラが尻切れトンボになったのかもしれない。

 今回は「完結編」にはなっておらず、「五代俊介 兵役編」で、ほとんど北大路欣也が出ずっぱり。ノモンハン事件の戦車軍団はソ連で撮影されたとのこと。ミニチュアではない本物は迫力がある。そして吉永小百合と山本圭のラブストーリーが並行して進む。共産主義者の兄を持つ弟は、俊介と親友。だが、兵役免除の彼と違い、徴兵され、近衛兵のリンチとも言えるシゴキに遇う。出兵直前の結婚。財閥の娘だが、全てを捨てて彼の下に走る。そんな2人を襲うさらなる不幸。基本、この映画はラブストリーであり、単に戦争を描くだけではないところで引き付けられる。

ただ、「月曜ロードショー」放映時に荻昌弘が解説していた通りに「財閥の追求ができてない」というのはその通り。40数年経ってようやくその意味がわかった。だとしても、多くの戦争映画は軍目線で、軍の内部ばかりを描き、戦記物にしているのに対して、この作品は財閥。つまり、企業がいかに戦争に関わり儲けていたか?を中心に描いている。この種の表現がある日本映画を他には知らない。

しかし、その関わりこそが、どこの国でも行われ、戦争を推進している。それを日本では「軍の暴走」の一言で片付けている。その辺がどう展開するのか? 続きを見たい気持ちが強いが、映画はここまで。調べると原作がamazonで売られている。超長編だが、これを読めば続きが分かる? 気になるところだ。とりあえず、この3部作はamazonプライムで見ることができる。太平洋戦争に行き着くまでの日本をリアルに知ることができる。


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