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太平洋戦争で日米軍を勉強中だが、ナチスを知ることでまた見えてくるものがある? [戦争について]

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太平洋戦争で日米軍を勉強中だが、ナチスを知ることでまた見えてくるものがある?

安倍政権のコロナ対策を見ていると、太平洋戦争中の軍部がダブる。ここしばらくその太平洋戦争を勉強中。「ドキュメンタリー沖縄戦」で沖縄戦だけ勉強してもダメと分かったことで始めたのだが、映画が完成した今も続けている。沖縄戦を知るには太平洋戦争を知らないといけないと分かったが、太平洋戦争を知るには日中戦争を知らなければならないと分かる。

その日中戦争に経済を回すために1940年の東京オリンピックを返上したこと。本日、学んだ。その日中戦争を知るには日露戦争を勉強せねばならないことも感じた。なかなか、今もその全てを学び切れずにいる。教科書のような歴史書を読んでも、なかなか頭に入らないし、何より実感できない。「日華事変が起こった」と書かれていても、なぜ、どうして?どのように?が分からない。教室で学ぶ歴史では意味がない。

LA留学中にマンザナールに行ったことがある。車で3時間ほど。太平洋戦争時に日系人が収容された場所である。山崎豊子の「二つの祖国」で、大河ドラマの「山河燃ゆ」の舞台の一つ。荒涼としたただただ広い荒野に多くの日本人、日系人が収容された。政府から敵性国民と見なされたのだ。そんな収容所の話。日系人の方々から何度か聞いた。一方で沖縄では沖縄戦の体験を多くから聞いた。

あれこれ勉強している時に先日「ジョジョ・ラビット」を見た。ヒットラーユーゲントで学ぶ少年の話。そして本日は「大脱走」。ドイツは当時どうなっていたのか? 数年前に見た「新映像の世紀」で描かれたナチス誕生。ヒトラーの死までは強烈だった。安倍内閣が何度もダブった。今、政権が一番欲しがっている「緊急事態条項」はまさにナチスの「全権委任法」だ。合法的に独裁がスタートできる。

日米だけでなく、ドイツと言う国。軍隊がどうであったか? それらを比較することで、また日本が見えてくるのではないか?と思える。ヒトラーは映画によく登場するが、いかなる人物であったか? 調べてみたくなる。


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マックイーンに励まされた高校時代を思い出す=40年ぶりに「大脱走」を見る [映画&ドラマ感想]

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マックイーンに励まされた高校時代を思い出す

このところ「午前10時の映画祭」に行くことが多い。「ウエストサイド物語」「アラビアのロレンス」「七人の侍」そして「大脱走」歴史に残る名画を映画館の大スクリーンで見られること。ありがたい。

今回は「大脱走」これを映画館で見るのは40年ぶりだ。大好きな映画なので40年ぶりでもほとんど覚えていたので、ハラハラドキドキが減ったが、あれこれ感じることができた。

スティーブ・マックイーンの魅力こそ、この映画。不屈のヒルツ。何度脱走して捕まっても挫けない。また、脱走に闘志を燃やす。高校時に彼の作品には本当に励まされた。映画館で見ていた名優は憧れになるが、テレビで見ていたスターは昔の友達のように思える。

ジャームス・ガーナーは「ロックフォードの事件メモ」ドナルド・ぷリーゼンスはブロフェイルドでもあるが「別れのワイン」の犯人。デビッド・マッカラムは「ナポレオン・ソロ」中学、高校時にテレビで夢中で見ていた。

しかし、一番はマックイーンだ。ロスアンゼルス留学中に何度もチャイニーズシアターに行った。その敷地内にスターの手形足型がある。そこにマックイーンのものあり、いつも自分の手と比べてみる。僕より手が小さい。あの大画面で大きく見える彼が意外に小さな手をしていたのだ。(僕の手が大きいのか?)

身長は175センチくらいだったらしく、ハリウッドスターにしては小柄。デビュー当時は「こんなチビで猿のような顔をした奴がスターになれるはずはない」と言われたらしい。が、最初の100万ドルスタートなり、世界の人気者となった。特に彼は逃げる役を演じると魅力。この作品以外にも「パピヨン」「ゲッタウェイ」がある。

少年時代に少年院に入れられ、本当に何度も脱走した経験があり、地で演じていたのかもしれない。そんなマックイーンに若い頃。何度も励まされた。そんな彼が死んだのは50歳。その歳を僕は追い越してしまった。あれこれ考えてしまう。


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「大脱走」に見るアメリカ軍。日本軍と対比することで日本と言う国の特異性が明確になる? [戦争について]

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「大脱走」に見るアメリカ軍。日本軍と対比することで日本と言う国の特異性が明確になる?

物語は第二次大戦下の捕虜収容所。そこからアメリカ、イギリス軍兵士が脱走するのだが、いろいろ感じる。同じ大戦下で日本軍は「虜囚の辱めを受けるな」と捕まるより自決しろと兵士に命じた。兵士だけではなく、民間人にもだ。沖縄戦では「女レイプして殺される。男は戦車で轢かれ殺される」と教えた。

実際、降伏した民間人を殺すアメリカ兵はほとんどいなかった。が、間違ったことを教えられたために多くが自決している。(バックナー中将が殺害された時は、逆上して無抵抗の住民を殺すアメリカ兵もいた)

対して、アメリカ、イギリス軍兵士。この映画で描かれているが、「捕まった場合は脱走して敵の後方を撹乱せよ」との使命が与えられている。そのために物語は大掛かりな脱走計画を立てれるのだが(事実を元にしている)日米の対比をせずにおられない。

「生きて脱走しろ」と指示するアメリカ、イギリス。「捕まるくらいなら自決しろ」と命じる日本。何れにしても戦争という名の殺し合いの最中ではあるが、そこに国の違いが現れている。現在でもそうだが、日本は個人が犠牲を払い国に尽くすと言う考え方が強いと思える。

最近ではそれは「会社のため」にもなっているが、台風の時でも出社を要求。嵐の中を会社まで。前日から泊まり込みとか。昨年、秋の台風時も会社説明会を中止せず「愛社精神を見せて欲しい」と言う会社があったと言う報道を見たが、日本人には属している組織(国、会社)のために個人が非常識な忠誠を求められるようだ。そして今の若い人でもそれに応えようとする者がいる。

この国で生まれ育つとそんな発想が身に付くのか? コロナ騒動の最中に、デマに乗せられてトイレットペーパーの売り切れ事件を見ていても思うが、再び戦争となった時、この日本と言う国は再び命を捨てて、お国のために!と言いださないとは限らないものがあると思えてしまう。


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ついに3月。春からは日本が変わる予感。コロナが政権を終わらせる? [コロナウイルス]

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ついに3月。春からは日本が変わる予感。

1月「行って」2月「逃げて」3月「去って」春が来る。と言われるが、本当に早く過ぎて行く。年が明けた時は、コロナウイルス騒動が起きようとは想像もしなかったが、311、リーマンショックに迫る大事件になりつつある。

それも単なる事件ではなく、あれこれ関連して大きな衝撃が日本を襲うように思える。それは悪いことばかりではなく、いいこともにもつながる。政府の対応のまずさから、流石に鈍感な人たちも、安倍政権批判を始めた。これこそが終わりの始まりになるだろう。

ただ、その代償は大きく、消費税10%だけでも厳しいのに、コロナ騒動で経済的に大きな打撃となる。安倍政権の信頼が失墜。消費税5%で野党共闘ができれば完璧に政権交代が出来る。となると、枝野次第? あの人はちょっとダメ過ぎるので期待薄だが、立憲抜きでも勝てるかもしれない。

時代の大きな変化だ。共産党が与党に入るかもしれない。これまでの常識を超えることが起こってもおかしくない。ついでに言うと、トランプが沖縄基地からの撤退を早めるかもしれない。撤退はすでにオバマ政権の時に決まっている。NHKは意図的に誤訳した字幕を出したが、オバマなしっかりスピーチしていた。要はアメリカではない。日本側の既得権益なのだ。

あと、オリンピックの中止。そのことで豪華な競技場の無駄使いが問題となり、森元首相を始めているシロアリグループがクローズアップ? そう考えると、コロナが収束した頃には色々、新しい日本が始まるかもしれない。そう思うと希望が持てる。


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この内容。知らない人に話すと、陰謀論といわれそうだ。「日米地位協定入門」 [沖縄の現実]

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読みかけては中断。その繰り返し。また、読み始める。

この内容。知らない人に話すと、陰謀論といわれそうだ。

沖縄行きの飛行機が[飛行機]?海岸線をグルリと周り那覇空港に入る理由。

円錐形内はアメリカの管理区域。都市伝説でも、陰謀論でもない。

(日米地位協定入門」創元社より)


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駅で見たポスター なるほど!公務員(自衛隊)は「国民」を守るのではなく 「国家」を守る仕事なのね? [戦争について]

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昨日、駅で見たポスター

なるほど!公務員(自衛隊)は「国民」を守るのではなく

「国家」を守る仕事なのね?太平洋戦争時代と同じ。

沖縄戦も住民を守らず、犠牲を強いても日本国を守る戦いだったしね。


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個人の幸せより、人をハッピーにすることを選ぶ。それが映画監督業の定め?< [映画業界物語]

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個人の幸せより、人をハッピーにすることを選ぶ。それが映画監督業の定め?

最近はもう「監督は何で結婚しないんですか?」とも聞かれなくなった。60代も近いので流石に聞く人はいないのだろう。聞かれた時は面倒臭いので「モテなかったから」というが、同世代の友人で、モテて、収入も安定しても、結婚していない奴らが何人もいる。

それぞれに理由があるのだろうが、僕らの世代は変わり者が多いのかもしれない。不況が続き、結婚できないという話も聞くが、映画界の後輩たちは結構、結婚、一児の父であることが多い。太田組演出部では一番若いサード君でさえ、3児の父だ。ある意味で羨ましい。が、もし、自分が結婚していたら...と考えると難しいものがある。

奥さんがどういう人か?という問題もあるが、映画監督業は家庭を優先が出来ない。家庭どころか芸能界は親の死に目に会えない仕事。プライベートを犠牲にしてかからねばならない。何より月給がもらえるわけではない。生活は安定しない。1年働いてギャラなしということもある。子供がいれば来月の給食代どうする?ということになる。僕の場合。仕事はそこそこしているが、低予算映画が多いのでギャラは低い。

そのギャラでさえ、製作費として注ぎ込んでしまうことがよくある。ここで音楽は第1線のあの人にやってもらいたい。あの機材を使えばもっと良くなる。当然、費用がかかる。それを自分で出してしまう。でも、もし、愛する妻がいたら、子供がいたら。たまには子供たちを外食も連れて行きたいとか、妻に誕生日プレゼントを買ってやりたいと思う。そうしたら少ないギャラをより減らすようなことはできなくなる。

でも、映画のクオリティが下がる。それでなくても低予算。いいものを作れない。もし、会社員なら何とかなる。1人が手抜きしたからと会社自体に大きな影響は出ない。有給を使って旅行に行ったからと会社が倒産することはない。が、個人商店と同様に映画監督業はモロに影響する。いい映画を作るか? 家族を大切にするか? 

昔の監督はかなりの給与を映画会社からもらっていたので、そんな心配はいらなかった。だから女優とも結婚できた。が、今では映画監督業で食えているのは日本で数人と言われる。

「だったら、しっかり稼ぐ女性と結婚すればいいじゃない?」

と以前はよく言われた。そうすれば映画に専念できる。が、別の問題がある。映画業界は理解されにくい。3年間休みなし!ということもある。家族サービスができない。子供の運動会にも行けない。家に帰っても映画のことを考え続ける。なのに外では綺麗な女優さんと毎日仕事している。そんな夫を妻は信じ続けることができるか? 

また、監督業は無理が多いので健康を損なうことがある。過労死した後輩や現場ができなくなった先輩もいる。退職金も年金ももらえない。それらを全て理解する女性ってなかなかいないだろう。これはもう愛だけでは無理で、やはり映画業界という仕事を知っている人でないとダメ。憧れだけで「映画監督ってカッコいい」と思うタイプではうまく行かない。

ま、妻も大変だが、監督業の夫も大変。そんな不満を日々、ぶつけられたら仕事に集中できない。何より夫としての責任を果たせないことが多いので、文句を言われても当然。で、結局、離婚。やはり、結婚は無理だったんだなあ。と今更ながら考えてしまう。監督業辞めて幸せな結婚生活をするか? 個人の幸せを諦めて、人をハッピーになれる映画を作るか? 監督業はそんな選択をせねばならないのだろう。


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シナリオを書くとき、撮影前に、たくさん映画を見る。伊丹十三、山田太一式アプローチ? [映画業界物語]

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シナリオを書くとき、撮影前に、たくさん映画を見る。伊丹十三、山田太一式アプローチ?

伊丹十三監督は映画撮影に入る前に、ビデオであれこれ映画を見田という。彼の映画日記を読むとそのことが詳しく書かれている。「マルサの女」の前に刑事物を見るのは分かる。国税庁の査察官も、刑事も狙う相手が違うだけで近い仕事だから。

しかし、刑事物、探偵物ではない映画もたくさん見ている。恋愛ものから「ゴッドファーザー」まで見たという。もう、30年以上も前のことだが、その意味が当時の僕は理解できなかった。

脚本家の山田太一さんも、執筆前に似たジャンルの映画を見まくって、その世界に入り込み、その勢いで一気にシナリオを書くと言っている。で、僕も素人時代からそれを実践。執筆前、撮影前には映画をたくさん見る。そんな時、僕が描こうとしているジャンルとは違う映画をたまたま見た。個人的に見たかった映画だが、参考にはならない。

ただ、その時期に見ないと、後で映画館で見るチャンスがない。そんな映画で、書こうとしているシナリオに物凄く役立つアイディアを見つけた。そうだ!これだ!この表現を使えばストレートに伝わる。同時に伊丹監督の意図も分かった。国税庁査察部の映画だからと、それに近い刑事物や探偵物ばかりを見る必要はないのだ。

ホラー映画をよく撮るある監督はシナリオ前に喜劇ばかりを見るという。笑いと恐怖は紙一重だからだそうだ。なるほど、そうかもしれない。他のホラー映画を見てそのネタをパクるより、喜劇を見て、それを恐怖に置き換える方が見たこともない表現になる。

そんなことで僕は、特に執筆前に大量の映画を見るようにした。脳があれこれ物語を考えているときに映画を見ると、日頃と違った見方ができる。恋愛ドラマでも、アクションでも、文芸大作でも、そこに現在描こうとしている物語との共通点を探し、それを取り入れられないか?と考える。

俳優のちょっとした台詞。動き。登場の仕方も、参考になる。音楽、編集、照明、カメラも、次回作に当てはめると......と想像する。伊丹十三監督も同じような思いで、撮影前にビデオを見たのだろう。そして山田太一さんも同様。そんな訳で、今でも僕はシナリオ前には時間ある限り映画を見る。映画館で、ビデオで、DVDで、今はNetflixもある。その世界に入り込み考える。



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戦時中も今も、日本人は国に誘導され戦争に向かわされている? [戦争について]

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戦時中も今も、日本人は国に誘導され戦争に向かわされている?

「ドキュメンタリー沖縄戦」の取材をして、一番驚愕したのは教育の恐ろしさだった。戦前からの教育で「国のためなら命を投げ出す」それが愛国心と教える。「米英鬼畜」「欲しがりません勝つまでは」「八紘一宇」「教育勅語」あとで考えればおかしいとしか思えないことを当時の日本人は信じ、進んで戦争に参加し、多くが犠牲になった。

子供の頃。戦争ドラマを見て「何で国のために個人が死ぬのか?」と感じたが「当時はそういう時代だったのだろう」と安易に解釈した。それが「沖縄戦」の取材を通じて、国の指導による教育で、子供の頃から洗脳「大人になったら兵隊になり、国のために戦うことが素晴らしい」と考える日本人を育てたことを詳しく知った。

以前は、2度とそんな愚かなことをこの国は繰り返さないだろうと思えていたが、この10年。この国は大きく変わり、法的にも戦争ができる国に逆戻り。国の方針に従わない、政府を批判する者を「反日」と読び、隣国を蔑み、嫌い、敵対心を持つ若者が多くなった。

ほんの数年前までは中国や韓国をバカにするのは、僕よりも上の世代だけだった。関西に長くいたので、その種の差別は知っていたが、同世代で差別意識を持つものはほとんどいなかった。それが今や本屋に行けばその手の本が並び、売れている。平和の党と言われた宗教団体の党が戦争法に賛成する。総理が自衛隊を「我が軍」と呼ぶ。以前は全く考えられなかったこと。

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ここまで大きな変化があった理由は何か? やはり、教育ではないか? 学校で「米英鬼畜」とは教えないが、考える力を育てない教育。与えられたことを鵜呑みにする若者たち。漫画やテレビ。様々なメディアを通じて、アジア諸国の印象を悪くするアピール。「モーニングショー」でも一時期、オープニングは中国人のマナーの悪さ紹介がやたら多かった。「中国の人って酷いわね」という印象しか持てない。

コメンテーターの玉川さんさえ「何のためにこんな映像を見せるのか?意味が分からない」とコメントしたことがあるほど。そしていろんな番組で日本人が優れていることを伝える。そんな積み重ね。小林よりのりの漫画の影響もあるだろう。そして不況が続く中で、その怒りを近隣の国にぶつける。戦前のドイツがユダヤ人を迫害することでアーリヤ人の優越を誇り、立ち直ろうとした構図に似ている。そんな中、総理は自衛隊を憲法に書き込もうと言い出す。

僕の周りにもいい年をして「日本は9条があるから戦争しない」と信じ込んでいるタイプと「中国は調子に乗っている。一度、ビビらせたらなアカン」というタイプがいる。どちらも歪んでおり、事実を把握していない。何より思い出すのは沖縄戦前に行われた皇民化教育によって多くの住民が自ら死に突き進んだこと。今の日本を見ていると、非常に近いものがあること。強く感じる。

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ルールと習慣で雁字搦め。完全に統制された国ニッポンを牽引して来たのは誰なのか? [MyOpinion]

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ルールと習慣で雁字搦め。完全に統制された国ニッポンを牽引して来たのは誰なのか?

この日本という国を考えるとき。戦後の焼け野原から立ち上がり経済大国までなった。日本人はやはり優秀なのだと思ったこともある。アメリカ留学した時も同様のことを感じた。と言って「日本万歳!」とは思えず、海外体験を経て、余計に日本の問題点を見つめてしまう。

多分、この国で育ち、海外に興味を持たず、おとなしく、それなりに暮らしてくれば、見えるはずのものが見えない大人になるだろう。異常な状態が当たり前だと思い、正しいあり方を主張する者を批判し、日本を改善する動きを否定。自分で自分の首を締めるを努力してしまう。それは本当に恐ろしいことなのだけど、多くの日本人が気づかないでいる。(具体的にはこれまで書いた記事を読んでほしい)

ナチスドイツのように収容所送りにされる。暴力で支配される。それならば多くが問題に気づくのだが、子供の頃から洗脳され、誘導されることで、収容所や暴力を使わなくても国民を支配できてしまう時代。それに多くが気づかず、その事実を指摘する者を「反日」「共産主義者」などと言って叩く。ある意味で戦前の日本と同じ構図になってしまった。

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自由のようでいて自由でない。支配者に都合のいいルールで縛られているのに、やはり気づかない。むしろ進んで縛られてしまう。日本は見えない壁とロープで雁字搦めになった不自由な国になってしまった。戦後の3S政策。そして学校教育もそうだが、それらはGHQが進めたものであるが、その後の方針は誰が担当したのだろう。

もちろん、日米合同会議があり、事実上、日本はアメリカの植民地であり続け、それを利用して既得権益にしがみつく政治家や企業が存在する(沖縄の基地はまさにその形で利用されている)。同じことはアメリカでも行われていて、ロックフェラーがそれを担当していた。

では、ここまで日本を思うがままの方向に牽引してきた存在は誰なのだろうか? 歴代総理にそんな力も知恵もない。アメリカの提案に頷いて来ただけ。もしかすると、アーミテージやグリーンらジャパンハンドラーの指示に従ってきただけなのか? だが、トランプの登場で、そんな構図が変わりつつある。ハンドラーの彼らはすでにワシントンを追放されている。では? 巧妙に作り上げられた搾取国家日本。誰が今、それを進めているのか? そこを知りたい。


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