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アメリカという国の恐ろしさ。100年前の黒船データで沖縄上陸作戦? [戦争について]

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アメリカという国の恐ろしさ。100年前のデータで沖縄上陸作戦?

日本政府のコロナ対策を見ていると、本当に情けなくなる。当初はオリンピックを中止させないために患者数を上げたくない。だからPCR検査をしないという陰謀だと思えた。同時に感染を拡大させて世論を盛り上げて「緊急事態条項」を可決してしまおうという作戦とも考えた。が、事情通に聞くとこう言われた。

「彼らは単なるバカ。そんな目的があり計画的に進めているのであればまだ救いがある....」

本当にその通りだとしたら、愚かゆえに後手後手の対応で、検査もできず、患者を増やしているのを見ると、日本政府は本当にその程度のような気もする。というのは「ドキュメンタリー沖縄戦」の取材をした時のこと。米軍の恐ろしさを知ることがあった。1945年、4月に米軍は沖縄に上陸するのだが、当時はスパイ衛星もなく、どうやって沖縄の状態を把握したのか?疑問だった。

もちろん、何度も爆撃をしているので、航空写真を取り、日本軍の基地がどこにあるか?村落はどこか?は調査していたはず。だが、空から見ただけでは分からないことも多い。実は、米軍の上陸にはある資料が使われていた。学校で習った「日本史」の授業を覚えているだろうか?「1853年 浦賀港にペリー来航」という話。そこから江戸幕府は開国に動き、日本は激動の時代を迎え、坂本龍馬や西郷隆盛の活躍が始まる。

その黒船は浦賀だけではなく、日本に来る前、帰り道に沖縄にも寄港していた。水や食料の補給。その際にペリーは沖縄の地形や風土も調査。アメリカに帰ってから本を出版している。(那覇の博物館に展示されている)水源はどこ?村落はどこ?と詳しく沖縄を調査したそれを資料として、沖縄の上陸作戦は計画されたのだ。

しかし、ペリーが沖縄に来たのは1841年。沖縄戦が1945年。約100年前の資料が使われている。というのは、黒船のペリーは提督。つまり、アメリカ海軍の将校。沖縄上陸作戦も海軍。当時の資料を海軍は保存しており、のちのち活用できるようにしていたのだ。100年!の年月を超えて過去のデータを活用できるのがアメリカなのである。

そして、沖縄戦で最初に占領したのは日本軍の飛行場。そこが現代の嘉手納基地であり、本土攻撃に利用することになるのだが、のちの朝鮮戦争、ベトナム戦争でもそこから多くの戦闘機が飛び立つ。その展開をも考えた占領だったのだ。それが米軍。アメリカという国。先の先まで考えて、過去のデータを保存、活用する。

それを日本はできない。太平洋戦争当時からそうだが、その場凌ぎの計画。それは今の政府も同じ。それが日本という国なのである。


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