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学生時代から唯一見なかったのは戦争映画。戦争には関心ゼロ。でも、ある事件から興味を持つ。 [戦争について]

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学生時代から唯一見なかったのは戦争映画。戦争には関心ゼロ。でも、ある事件から興味を持つ。

僕らの世代。男の子の多くは戦争ゴッコを体験し、戦艦大和に憧れたりする。銃が好きで、戦車や戦闘機の名前を覚える。が、僕はひねくれ者なのか?全く興味がなく、映画ファンになってからも、戦争映画もあまり見ていない。「プライベートライアン」もスピルバーグだから見に行った。

ただ、事件。陰謀と言われるものは大好き(?)で、ウォーターゲート事件、金大中氏誘拐事件、ロッキード事件、地下鉄サリン事件、グリコ森永事件、日航123便墜落事件、その手のことには血が騒いだ。その延長で原発事故にも関心を持った。そんな中で学生時代から関心があったのが「ケネディ暗殺事件」だ。落合信彦からジムギャリソンまで。と言っても数冊だが、読み、その暗殺の背景にベトナム戦争があると知る。

ベトナムといえば「地獄の黙示録」そして「プラトーン」。ハリウッドでも当初はタブーだったが、その後、数々のベトナムものが作られている。そんなベトナム戦争を止めようとしたからケネディは暗殺されたという説だ。(FRBという話が一番有力だが)長引く悲惨な戦争を止めることは大統領として必要なこと。そもそもベトナム戦争にアメリカは直接関係していない。最初はフランスに代わり、軍事顧問団を送っただけだ。

が、背景を知ると、戦争でアメリカの企業が大儲けしていると分かる。単純に考えても戦闘機はグラマンやロッキード社が作る。それを軍が買い上げて戦地に飛ばす。戦争が続けば同企業は儲かり続ける。銃も同じだ。ベトナムで多く使われたM-16。当初は欠陥があり、弾が詰まりやすいということがあった。が、分かったのは大量に製造した後。それを処分するのにベトナムで使ったと言われている。

まるで薬害エイズ事件。あれも日本の製薬メーカーみどり十字がHIVウイルスが入った非加熱製剤の存在を知ったが、在庫が多量にあったので、その事実を隠し販売を続けた。天下り会社でもあったので、厚生省も「HIVはゲイの病気」というアピールをして時間稼ぎ。そのために多くが感染したという。M16と同じ構図。企業は金儲けのために命を平気で犠牲にすることがある。

その意識が戦争に加担させる。武器や戦闘機ばかりではない。マルボロ、コカコーラも同じグループ。軍が大量に買い上げて、兵士たちに配給するからだ。それら戦争で儲けている企業を軍産複合体と呼ぶ。彼らはその資金力を使い、政治家を応援。強力な力を持つようになる。邪魔したのがケネディ大統領。だから抹殺したというのが先の説だ。

その後を継いだジョンソン大統領はベトナム撤退を中止。さらに戦争を進めた。ニクソンも公約はベトナムからの撤退だったが、後に戦争続行を決断する。そんな軍産複合体は歴代大統領を操り、10年に一度の戦争を続け、潤った。最近でいえばブッシュ(父)、クリントン(夫)、ブッシュ(子)、オバマ、そしてクリントン(嫁)という流れを作ろうとした。が、ヒラリーを破り、阻止したのがトランプである。

こう考えるとトランプの意味が分かる。そのことは以前に記事にした。そんな軍産複合体のことを最近はディープステイトと呼ぶ。それを陰謀論と呼ぶ人もいるが、スペクターや死ね死ね団ではない。れっきとした大企業の集まり、日本でいえば経団連?のようなものだ。だから、アメリカは儲けのための戦争を続けた。では、日本は? そんな時に依頼が来たのが「ドキュメンタリー沖縄戦」だった。それ以来、太平洋戦争の勉強を続けている。

トランプの正体?=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2020-01-19


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