これは病気ではない。人生を考える機会?−7月16日 [闘病日記]
これは病気ではない。人生を考える機会?
病気で寝込むと、月日が経つのが遅い。退屈な時間を過ごす?と思っていた。が、このところ毎日があっという間に終わってしまう。
やっと7月と思っていたら、もう16日。半分が終わってしまった。この分だとすぐに8月だ。それも言ってる内に9月か? 自宅だが、入院生活は初めて。もっと退屈なものだと思っていたので、意外。
きっと病気というより、人生を見つめ直す時間なのだろう。多くの人の親切を知り、生きる意味を考え、残りの人生をどう生きるか?考える時間。そんな機会を与えられたのだと思える。そういえば先日から蝉の声。
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病気は恐ろしい=無限の闇に引き摺り込まれる?ー7月16日 [闘病日記]
病気は恐ろしい=無限の闇に引き摺り込まれる?
本当に少しずつ回復するのを感じる。熱が下がるとか、痛みが和らぐということではない。ここしばらく朝、目が覚める。1人でいることを思い出すと、物凄い孤独感に襲われた。音楽をかけないと、不安で潰れそうになった。
1日中、ベッドでFBとTwitterを見ている。いつもなら、じっとしてられなくて外出。あるいは部屋で仕事。でも、元気が出ず、ずっとネットをしていた。友達に電話する元気もない。話すと泣き出しそうな気がした。
毎回、1年以上、休まずに仕事した時は、過労でダウンする。が、ここまで塞ぎ込むことはない。やはり病気のなせる技。でも、ようやく、そこから抜け出せそうな気がしている。健康は大切。
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本日は少しだけ仕事。まだ、体力ないことを思い知る?ー7月16日 [闘病日記]
本日は少しだけ仕事。まだ、体力ないことを思い知る?
ま、仕事と言っても写真を選ぶだけ(でも、分量がめちゃめちゃ多い)仕事の内に入らないが、2時間でダウン。いかに体力や集中力が落ちているか?痛感する。先にも書いたが、スチール写真を選ぶ作業。
スタッフにお願いしたいところだが、何の写真であるか?は沖縄と沖縄戦を知らないと選べない。で、自身で久々に作業。右目はよく見えないし、持続力ない。やなり病人だ...千枚ほどあるスチール。続きは明日。
早くバンバン仕事できるほど、元気になりたい。でも、注意しないとまた、倒れるで仕事して、今度こそ脳梗塞で再起不能になる可能性もある。今年で62歳。あれこれ考えねばならない歳だろう。
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沖縄戦シリーズ新作の公開に向けて!ー宣材作りのための写真を選ぶ。−7月16日 [「沖縄狂想曲」]
沖縄戦シリーズ新作の公開に向けて!ー宣材作りのための写真を選ぶ。
膨大な数のスチール写真。その中から今回のポスター、パンフに使えそうな写真を選び、配給会社に送る。
誰かに頼みたいところだが、写真見て沖縄のどこか? 何の写真か?は沖縄戦に詳しいだけでなく、沖縄にも詳しくないと選べない。僕にしかできない仕事。
素材の写真を選べば、あとはデザイナーさんやライターさんができる。でも、僕も自宅入院情報の身。体力も集中力も低い。もうヘトヘト。続きは明日だ。
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本日は少しばかり体調がいいので、仕事。ー沖縄戦シリーズ新作の公開に向けて!−7月16日 [闘病日記]
本日は少しばかり体調がいいので、仕事。ー沖縄戦シリーズ新作の公開に向けて!
「ドキュメンタリー沖縄戦」シリーズの最新作「戦後編」は来年公開だが、すでに配給会社は準備が始まっている。
ポスター、パンフレット用の写真。取材中に僕が撮影したものから選び、配給会社に送らねばならない。膨大な量の写真があるのだが...。どの写真がどこの場所か? 宣伝会社の方には分からない。
なので僕が今回の作品に、使える写真を選ばねばならない。右目が半分死んでいるのになあ。でも、予算も少ないし、やらねばならない。今日は体調いいし、頑張ろう。
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病気は恐ろしいーというが、本当に恐ろしい!ー体験中 7月16日 [闘病日記]
病気は恐ろしいーというが、本当に恐ろしい!ー体験中
今日まで重い病気をしたことがなかったので、気づかなかった。病気で怖いのは、痛みや熱だけではないこと。孤独感、そして希望が見えなくなること。僕は本当に諦めない人間だった。10代から映画監督を目指す。
多くの人が反対、否定、馬鹿にした。が、夢を達成した。同じ夢を持った友人がたくさんいたが、皆、諦め、カタギになった。意志は強いはず。その後、7本の映画を監督した。でも、今回は本当に参った。
病気になると未来が見えず、希望が持てない。悪い方にばかり考える。そして後悔。病気で死んで行った友人。その苦しさを理解しなかった自分。自己嫌悪に陥る。でも、それも病気の影響。体だけでなく心の戦いでもある。思い知った。
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重い病気をした時。友人の支えは本当にありがたい。−7月16日 [闘病日記]
皆様へ
重い病気をした時。友人の支えは本当にありがたい。それを痛感している。
あるいは、お会いしたこともないのに、FB友達で毎日、何人かがお見舞いコメントをくれる。いろんな情報を教えてくれたり、励ましの言葉をくれる。
本当にありがたい。皆様に深く感謝しています。闘病生活、もう少し続けます。
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心が温かくなるお見舞い=猛暑中、本人が密かに届けてくれた。ー7月16日 [闘病日記]
FBの友達の皆様=今回は本当に助けられてます。感謝です。ー7月16日 [闘病日記]
FBの友達の皆様=今回は本当に助けられてます。感謝です。ー7月16日 [闘病日記]
病気になると、孤独感が襲ってくる=その恐怖がきつい? ー7月16日 [闘病日記]
病気になると、孤独感が襲ってくる=その恐怖がきつい?
ここ数ヶ月の朝。目が覚めると、止めようのない不安感に襲われた。「本当に回復するのか?」という恐怖。そして「誰かそばにいて欲しい...」という孤独感。止めようのない淋しさ。
もう、40年以上も1人暮らし。孤独感に強いはずだったのに。何も音がしないアパートの部屋。耐えられなくて、amazon MUSICで音楽を流す。横浜、LA、東京、長年の1人暮らし、こんなことはなかった。
病気の影響なのだ。そんな孤独感も少しずつ、薄らいで来た。体が悪くなると心に病み、不安と孤独に襲われる。病気の時は家族の支えが大切という意味。痛感した。ま、家族いないけど。
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おはようございます。 昨夜はなぜか?午前1時半まで眠れなかった。−7月16日 [闘病日記]
沖縄戦の劇映画。作らねばならない!=真実の悲劇。日本の未来が見える。 [「沖縄狂想曲」]
沖縄戦の劇映画。作らねばならない!=真実の悲劇。日本の未来が見える。
近年。僕が目指しているのは沖縄戦の劇映画。すでに監督したドキュメンタリーの3本はその前哨戦。実は数年前にある自治体から依頼を受け沖縄戦背景の映画の準備していたが、途中で投げ出されてしまった。だが、諦める訳にはいかない。沖縄戦は伝えねばならない歴史。
沖縄戦を描いた映画。本当に少ない。「ひめゆりの塔」は若い女子学徒の悲劇を描いたが、それ以外にも多くの犠牲を出した戦闘。近年の「***の塔」は実在の島田市長を美化。英雄にし事実を曲げた作品。
真実の沖縄戦。悲惨すぐてメジャー会社では描こうとしないだろう。でも、それを伝えることが、沖縄の理解にも繋がる。常夏の観光地ではない歴史を多くの日本人に伝えたい。そこから沖縄だけでなく、日本の未来が見えてくるはずだ。
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