僕らの世代。長生きしても、あと20年で「さよなら」?7月28日 [闘病日記]
僕らの世代。長生きしても、あと20年で「さよなら」?
同世代の親しい友人に聞いた。「俺たちもう60歳だろ?長生きしても80歳? あと、20年くらいで人生終わるんだね?」だが、友人はピンと来ない顔。「まあ、そうだよね〜」と他人事のようだった。
僕も同じだった。今回の大病。死ぬことはなかったが、思い知った。思い出す話がある。病気で死を宣告された人。性格が変わり、凄くいい人になったり、投げやりの性格になったりすると言う。僕が感じたのも、それに近い者だろう。
80歳くらいが寿命と分かっていても、リアリティがないのかもしれない。まだまだ先のことだと思い、日々の忙しさに忙殺されてしまう。でも、僕らの世代はあと20年ほど。いや、10年かもしれない。あれこれ考えてしまう。
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夜は涼しくなる街=でも、昼は40度超え? 午後6時を過ぎた。7月28日(金) [闘病日記]
何か真剣に読んでいる!無一郎のエピソード。「鬼滅の刃」原作 7月28日 [闘病日記]
ちょっと読み直している。これもリハビリ。
何か真剣に読んでいる!無一郎のエピソード。
脳梗塞起こして初めて読む本。玄弥の過去エピソード。
読むとまた泣けてきた。
玄弥と無一郎の過去。涙なしで読めない。
こんな悲しすぎる物語を考えた作者。鬼畜やなあ。
アニメで観て知ってるのに、耐えられへん。
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今日も、窓の外で、セミが鳴いている。 毎日、鳴いている。全然、知らなかった。7月28日 [闘病日記]
ストーンズに学ぶと、脳梗塞で倒れた?=クオリティを上げる作品作り? 7月28日 [闘病日記]
ストーンズに学ぶと、脳梗塞で倒れた?=クオリティを上げる作品作り?
ミック・ジャガーはストーンズの新しいアルバムを作るとき、10曲しかレコードには収録できないのに50曲も歌を作りスタジオ入りしたという。そして次のアルバムでは、また新たに50曲作りレコーディング!
同じ1970年代。日本の歌謡歌手は1曲のシングル版がヒットすると、あと9曲作ってアルバムを発売した。あーだから、クオリティが違うのねえ。と、高校生の僕は感じた。自分が映画監督業を始めてから、ミックを見習った。
「ドキュメンタリー沖縄戦」シリーズ。簡単にいうと17ほどのエピソードを取材。実際に使うのは10個。そうやってストーンズのように、レベルが高い作品を目指した。
が、毎回、そんなことやってるので取材期間が伸び、ギャラが安くなり、体が壊れた。手抜きが大事!とは言わないが、このやり方だと長生きできない!クオリティを下げずに、体が怖えない仕事の仕方。考えなければならない。
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60代になり、健康を考える=食事編。自分で作る? 7月28日 [闘病日記]
60代になり、健康を考える=食事編。自分で作る?
この2ヶ月ほど。自宅入院生活で外出できない。3食とも自炊で作る。だが、これまではコロッケサンド。たまごサンド。ハムサンドくらいなもの。料理が苦手ではなく、料理する時間がもったいなかったのだ。作る時間、食べる時間、皿を洗う時間。
それらも仕事に使いたい。だから、皿1枚で住むサンドウィッチ。洗うのも簡単。食べながら仕事もできる。だが、そのために栄養が偏り、60代となった体が壊れたのが今回。栄養管理をしてくれる、奥さんもいない。
なのに自宅ではコロッケサンド!仕事は7人分!体が壊れるのも当然だ。ここしばらく自分で料理。意外に時間がかからないこと、分かった。栄養バランスも取れる。あれこれ健康を考え始めた。
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(お知らせ)監督、太田の病状 in 7月ー今はこんな状態! [MyOpinion]
監督、太田の病状 in 7月ー今はこんな状態!
❶過労ー1年間の映画製作で疲労困憊。寝たきりに近い状態。掃除をする元気もない。
❷心臓病ー機能が低下。20%なで落ちた。3ヶ月に渡る投薬で機能は上昇中。
❸脳梗塞ー脳の一部が死んだ。「血液サラサラ薬」服用中。文字は「書く」は回復。ただ、「読む」は4行以上はダメ。リハビリ中。今も頭痛が続く。立ちくらみも少々。
現在、仕事ができない状態。毎日、このFBを書く以外に何もできず。テレビを見る元気もない。外は猛暑で危険。それ以前に体力ないので、自宅入院状態。
以上が7月の状態です。
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近い将来のこと=今の部屋に住むのは難しいかも? 7月28日 [闘病日記]
近い将来のこと=今の部屋に住むのは難しいかも?
今回の病気であれこれ考えた。僕は1人暮らし。嫁も子供もいない。関東の田舎町で生活中。近所のスーパーとコンビニ、引っ越して3年目で閉店!今、一番近いスーパーは、徒歩20分。おまけに品数が少ない。刺身が買えるのは、駅前の店。徒歩30分。
コロナの支援金で買ったオートバイ。体調不調の上に、目が見えづらいので危なくて乗れない。今回の病気で考えた。今後、どうすればいいか?今は61歳。元気になっても夏に、30分歩いて買い物はきつい。
60代後半になると、バイクも厳しい。それ以前に血液サラサラ薬を飲んでいるので、事故にあったら大変。バイクを使えば30分以内で、たいていな店があるのだが...。歳を取ると、都会暮らしーと言うが、そうかもしれない。ここいい町なんだけどなあ。
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病気の痛みより、たまにやって来る親切に困った? 7月28日 [闘病日記]
病気の痛みより、たまにやって来る親切に困った?
病気になると、普段なら「何言ってんの!」で済むコメントでも、心傷つく。その日は暗い思いで過ごす。「FB、やめようかな...」と何度も考えた。やはり病気になると気弱。
そもそもは親切。感謝せねばならない。が、僕にはできないこと「**してください」「***を訪ねでください」と指示して来た人が多い。気が滅入るばかり。事情を説明する。「体調不良。この暑さの中、外出はできません」
と返事すると「ヘルパーさんに来てもらえますよ!」と決まり文句。人と会う元気がない。何度かやりとりすると相手は「お大事に」といなくなる。が、その日の午後に別の人から「**に行ってください。**してもらえます」いい加減にしてくれ!そんな日々も、そろそろ思い出になりつつある。
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大病を経験して思うこと=幸せの意味を再確認した。 7月28日 [闘病日記]
大病を経験して思うこと=幸せの意味を再確認した。
朝、目が覚めて目を開く。見慣れた自分の部屋で、寝ていたことに気づく。「ああ。僕はまだ生きているんだ...」と実感。今回、重い病気ではあるが、死ぬようなものではない。それでも生きていることの意味。痛感させるものだった。
今は寝たきりに近く、外出できない。だから余計に感じることもある。街を歩くこと。買い物すること。食堂で食事すること。友人と話すこと。その一つ一つが、どれだけ幸せなことであるか?痛感する。
脳梗塞で歩けない。手が使えない。しゃべれないーの危険性もあった。幸い、その種の後遺症は出なかった。自分の足で歩き、自分の手で食事し、友達に電話して話せる。そんな当たり前なことが、どれだけ幸せであるか?あとの人生、意味ある生き方をせねばなあ...。
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