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この数ヶ月。本当に「見る目」を問われること、続いている。 [2021]

この数ヶ月。本当に「見る目」を問われること、続いている。

以前からオウム事件、イスラム国事件、桜を見る会事件、森友学園、加計学園と、事件があるたびに注目。議院選挙や都知事選も注視した。毎回、マスコミが指摘しない疑問がいくつか見つかり、引っかかっていた。それが、この数ヶ月のアメリカ、日本の状態と比較することで、それらの疑問が解け始めている。

マスコミが真実を伝えないことー前から分かっていたが、真実を伝えないだけではなく、あからさまな嘘を平気で報道。脚色ではない。完全なフェイク! そして印象操作。それも少年向けミステリー小説でも使わない初歩的なトリックだ。そうやって世間を誘導したのには驚いた。だが、一番、驚愕したのはそんな報道で多くの人が誘導されたこと。著名人、文化人、ジャーナリストまでが乗せられた。さらに情けないのは、騙された人たちが問題点に気づいた人たちをバッシング。これ戦時中の光景?「戦争に反対する者は非国民、売国奴!」それと同様だ。

戦争反対!原発反対と言っていた多くの人たちも同じ。つまり、日本が戦争に参加するのはいとも簡単なのだ。国民を誘導するには怒りを誘発し、マスコミがフェイクニュースを流せば、ほとんどの人は即、戦争を支持する。原発事故以降、多くの日本人は覚醒したと思えていたが、時間と共にまた眠りについていた?あるいは覚醒などしていなかった?ということ。この国は結局、烏合の衆でしかなったこと痛感。

もし、文化人で「今、言っても誰も理解されない」と沈黙するのは分かる。実際、そんな人がいる。Twitterでも一切、その件に触れていない。あの人もあの人も。だが、ジャーナリストはそれでいいのか? 伝えるの仕事。ただ、そこに切り込めば原発事故時以上のバッシングを受けるはず。メディアからも袋叩きにされる。抹殺されるだろう。「デマ野郎」では済まない。そして、今、その事実を発信しても「烏合の衆」には届かない。また、原発事故時と違い今すぐ放射能が降ってくるのではない。来るべき時期に気づけばいいのかもしれない。

もちろん、そのことで信頼は失う。特にテレビ、新聞はアウト。戦時中に日本軍が勝ち進んでいたというフェイクニュースを連日流し、戦意高揚に一役買ったのが当時の新聞、ラジオ。その反省を持って戦後の報道を続けたはずだが、実際は違った。スポンサーのための広報。金儲けの一環。ここまでは原発事故後に発覚したが、今回は戦争協力でも積極的にすることが明確になった。協力ではないな。戦争推進委委員会の広報部門として、活動していていることが分かったというべきだろう。

世の中、右も左も真っ暗闇でござんすよーどころではない。大企業のほとんどは儲かれば戦争でも何でもやる!ということがハッキリした。そこが重要なのだ。ぬるま湯の時代だと、明快にならない。マスコミもある程度は「真実の報道」を目指しているかも?という期待を持ってしまう。が、組織としてそれはないことを実感。多くの日本人が誘導されることも実感。論理性に考えればすぐに見抜けるフェイクに気づかない。自身の首を締めることにも賛同。憎しみに囚われ冷静さを失う。反対する人たちを自分たちで制裁。支配層にとって本当にありがたい存在なのだ。

ただ、国民が最初からバカなのではなく、バカな国民を彼らが育てたということ。戦後「考える力」育てない教育を続けた。与えられたことは確実にする。でも、自分で考えない。指示しなければ動こうとしない。不満を持っても上には逆らわない。まさに奴隷。そんな国民を育ててきた。その結果が今。バカを大量に育てた彼らの勝利ということなのだろう。「教育」「テレビ」そして「安定」という武器で都合のいい国民を大量生産した。

しかし、そんな管理教育からはみ出した人たちがいる。根っからのひねくれ者もいる。そんな人たちは問題点に気付いてしまった。そこに希望が残る。そして、マスコミだけでなく、いろんな会社や団体。人物、イベントがこれまで考えていたものと違うこと。裏で様々な不正が行われていたこと。多くが感じ始めている。アメリカでドミニオンが活躍したなら、日本ではムサシが頑張ったはず?ということは、あの都知事選の結果はそういうことね?これまでの疑問が解けてくる。

原発事故の後に、それまで知らなかった原子力ムラの存在が知られ、総理大臣さえも変えてしまう力があることが分かった。同じように、闇の世界に光があっていく。その意味では面白い時代だ。ソ連も、江戸幕府も、ベルリンの壁も崩壊した。同じことが今、どこかで進行していると感じる。


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