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「ドキュメンタリー沖縄戦」告知してくれるマスコミ。やっと2件目! [沖縄上映会への道]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」告知してくれるマスコミ。やっと2件目!

「ドキュメンタリー沖縄戦」沖縄のマスコミ関係からの取材はたった1件。宣伝会社が40ほどの社、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ネットに連絡した結果。返事が来たのがたった1社だった。聞くと

「若い子が電話に出て、沖縄戦ドキュメンタリーのことを説明するのだが、反応がなく。沖縄戦の知識もないようで、事務的に担当者がいません。帰ったら伝えます。的な返事しかしない。その後、数日経っても担当者から返事も、問い合わせもないんですよ」

東京のマスコミでも同じような反応だった。が、沖縄はそれでいいのか? 自分たちの街が廃墟になり、多くが死んだ沖縄戦。マスコミは6月23日の慰霊の日には毎年総力を挙げて報道する。今回、県外の団体が3年がかりで作った沖縄戦のドキュメンタリー。それを那覇のど真ん中。県庁前の大きなホールで無料上映をするというイベントだ。

それに関心を持たない理由が分からない。少なくても日時の告知くらいを紙面の片隅や情報として伝えたいと思うはずだ。それが完全無視状態。信じられない。一つには沖縄でも若い人は沖縄戦を知らない。教わっていない。関心がないということはあるだろう。しかし、テレビ局、新聞社、雑誌社で働く若者がそれでいいはずはない。

例えアルバイトだとしても職場にいれば知識を得るはず。無関心な人が1ー2人いるかもしれないが、40の社全てがそれというのが信じられない。マスコミ関係でも沖縄戦に力を入れるのは年配の人たちだけなのか? それが現実だとしても、それを批判しても始まらない。沖縄戦を伝えることが僕らの使命。宣伝会社も、もう一度、全社に電話連絡。1社1社に映画のことを1からもう一度話し、取材してくれるように頼むという。

僕は沖縄の関係者に知り合いのディレクターや記者がいないか?聞くことにする。電話に出る若い社員ではダメなのかもしれないからだ。
結果、昨日1日で、那覇のFM局が「監督さんにゲストで番組に出てもらうは可能」との返事。ありがたい。でも、1社だけ。全部で2社。本当に信じがたいが、それが沖縄の現実なのか? その辺も調べたいが、どんな方法でも、12月9−10日の完成披露上映会を伝えること。今は一番大事だ。

「ドキュメンタリー沖縄戦」
12月9日(月)〜10日(火) 沖縄、那覇市、
パレットくもじ(県庁前)市民劇場
9日 ①午後3時〜 ②6時30分〜
10日 午前9時40分〜 入場無料


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また1人。よく知る人が逝ってしまった。 [2019]

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また1人。よく知る人が逝ってしまった。

俳優の雁龍太郎さんが亡くなった。勝新太郎さんの息子で、お母さんは中村玉緒さん。24年前、僕が監督デビューする前に日米合作ドラマでご一緒し、その後、ライター時代にインタビューをさせてもらい、新橋演舞場に出演された時は、楽屋にご挨拶に伺った。

その後、彼が出演していた映画のメイキングも担当。いつか、僕の監督作にお呼びしたいと思っていたのに。本当に残念。55歳。僕よりも3つ若いのに逝ってしまった。

先日は「朝日のあたる家」以来のおつきあいだったダミアンさんが、夏には静岡県の友人が亡くなっている。皆、50代。同世代だ。まだ、旅立つには早い年齢だと思うのだが、1年に3人も、それもよく知る人たちが逝ってしまった。

僕なんかの方が先に死んでもおかしくないのに、まだ生き延びている。人の死は誰が決めるのだろう? 神様が決めるのなら、何を基準に決めているのか? 原発を日本でスタートさせ、日航123便墜落事件の影の主犯と言われる中曽根康弘は先日、101歳まで生きていたことを思うと、世の中、公平だと感じる。

いい奴が早く死に、世に害をもたらす者が長生きするものなのか? 僕はまだ体の調子が悪いとか、重い病を抱えているということはなく、健康だが、先日、デビュー以来初めてコンサートを中止した矢沢永吉のインタビューを読むと、64歳から体にガタが来たと言っている。あと、6年か.....。無茶できるのも今の内なのか? 

今年の夏はずっと自宅入院状態。3年で2本も映画を撮ると過労死寸前。医者からも「休まないと本当に死ぬよ」と毎回言われる。真夏の日々を寝たきりで数ヶ月。もう、二度と元気に仕事はできないか?と思えたが、しっかり休むと元気になった。今また「ドキュメンタリー沖縄戦」の宣伝で走り回っている。

いつまで生きれるか分からないが、長生きしようとは思わないので、今は「沖縄戦」の成功に全力をかける。「毎回、遺作のつもり」が合言葉だ。過労死しても、友人たちが天国で待っていると思うと不安はない。来週は沖縄だ。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」予告編 住民を追い込んだのは、アメリカ軍よりも日本軍だった。完成披露上映会12月9〜10日、 那覇(県庁前)市民劇場 入場無料 [予告編]






「ドキュメンタリー沖縄戦」住民を追い込んだのは、アメリカ軍よりも日本軍だった。

米軍が記録したフィルムと当時を知る体験者の証言で紹介。

テレビ放送できない衝撃の 1時間45分。

「朝日のあたる家」太田隆文監督作品。

完成披露上映会12月9〜10日、

那覇(県庁前)市民劇場 入場無料


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評判の映画「イエスタディ」を見た。親しい友人3人全て「よかった!」というので見たのだけど、 [映画&ドラマ感想]

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評判の映画「イエスタディ」を見た。親しい友人3人全て「よかった!」というので見たのだけど、

考えてしまった。物語はビートルズが存在しない世界になったことで、その記憶がある主人公が彼らの歌を歌い、大ヒットを飛ばし、スーパースターになるという物語。劇中で流れるビートルズの歌は全て歌えるし、展開もテンポよく、笑えるし、ドキドキするし、とてもよくできた映画だ。

そしてラスト近くで出てくるあの人。メガネの。あのシーンも感動的なのだが、結末が.....当然ああなると思うのだが、引っかかる。ネタバレになるかもしれないので、見てない方はこの後は読まないで欲しい。

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(ネタバレ)

この映画が最後に結論つけるのは「実力のない者が優れた人の真似をしてもダメだよ。それより愛する人と家庭を持ち、地道に暮らし、子供達を育てることが幸せなのだよ」ということ。それは正しい。その通りだ。

僕の周りにもたくさんいるが、芸能人になりたい。女優になりたい。映画監督になりたい。という若い人たち。でも、それはいばらの道。けもの道。だから「実力のない者は平凡に生き!幸せな結婚をしろ」というメッセージのようにも感じる。

その通りなのだが、それを一般の人に告げるのは大きなお世話。そんなことが映画のテーマとして相応しいのか? 夢破れた若者へのメッセージなら分かるが、それをエンタテイメントのテーマにすることがよく分からない。

誤解を招くのでもう一度書くと、この物語は「他人の作品をパクって、実力もないのに売れてもダメ。それより愛する人と結婚する方が幸せなのだ」というもの。凄く特殊な例に関するメッセージ。引っかかる。

また、夢を追い、それを掴むという幸せもある。そちらはまるで触れられていない。極端なスーパースターの例を挙げて、「大変だぞ〜」と言っているだけ。んーー何だろう? 作者、あるいは監督、脚本家の経験談なら分かる。また、それがジョンレノンにもダブるので、何か意味があると思えるが、それがうまく稼働していない。また何か気づいたら記事にする。


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