沖縄のRBCテレビで放送されたニュース 完成披露上映会をレポートしてくれました。（動画）

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ドキュメンタリー沖縄戦」どうすればより、多くの人に見てもらえるか？＝全国の映画館で公開が大切

ドキュメンタリー沖縄戦」どうすれば多くの人に見てもらえるか？

先日の完成披露上映会。本当に凄かった。絶賛の嵐とはこのことだと痛感。「次はどこでやりますか？」「どこで見られますか？」との質問攻め。多くの方から全国で公開して欲しいとの要望も頂いている。そこでスポンサー側に全国公開の提案。その返答は年内にあると思うが、その前になぜ、映画館公開がいいのか？説明しよう。

今回の完成披露試写会はスポンサーが会場を借り、無料上映会を行った。会場代、チラシ、ポスター、宣伝を含め、多くの費用がかかっている。さらにボランティアで応援、宣伝してくれた方々。僕も２ヶ月ノーギャラで働いた。マスコミも応援してくれた、それが１０００人近い動員に繋がった。しかし、同じ方法で東京、大阪、名古屋とやるとどうなるだろう？　

毎回、多額の出費。これはスポンサーにとっても厳しい。またその度にボランティアをお願いするのも難しい。沖縄以外では「沖縄戦」への関心は薄い。何らかの強力な宣伝をしなければならない。公民館を借りて上映するだけではダメ。客はそんなに来ない。沖縄上映とは違う戦略が必要だ。

公民館を使うというのは、自主上映のやり方。人権映画や原発映画がよくこのやり方をするが、関心がある人しか集まらない。それでは意味がない。沖縄戦を知らない若い人たちに見せてこそ意味がある。その意味で公民館上映は無意味。



一番効果があるのは映画館公開。配給会社に任せ全国の映画館にオファー、上映劇場を募る。「沖縄戦」なら全国から手が上がるだろう。「主戦場」や「カメジロー」がヒットしたので、全国にはその手の映画を見たい人がいる。公会堂で上映しても、その種の人たちに情報が届かないが、映画館でやれば伝わる。

そして映画館でやるので会場を探す必要がない。全てやってくれる。収益も上がる。それはスポンサー側にプラス。さらに手間が省ける。毎回、その地方に行き、宣伝し、上映する必要もない。お客も映画館なら場所を知っている。何より１日２日の上映ではなく、２週間は最低上映してくれる。観客にとって見る機会が増える。より多くの人に見てもらえる。

また、映画館公開をすればマスコミが取り上げる。新聞、テレビ、雑誌、ネットが記事にする。大いなる宣伝になる。多くが関心を持つ。公会堂で自主上映してもそれは望めない。そう考えると映画館公開というのはとても効果が大きい。さらにDVD、テレビ放送、衛星放送、ケーブル、海外の映画祭というのも映画館公開からは展開する。が、公会堂はそこで終わりだ。

だから何としても「ドキュメンタリー沖縄戦」は全国の映画館で上映したい。すでに手を挙げてくれている配給会社がある。上映したいという映画館からも連絡が来ている。あとはスポンサーがゴーサインを出すだけ。現在、それを待っている状態だ。

「ドキュメンタリー沖縄戦」で頂いたビタミン剤。

「ドキュメンタリー沖縄戦」で頂いたビタミン剤。

応援してくれている方からの再仕入れ。先日、沖縄に乗り込んだ太郎さんにもプレゼントしたという。ちょうどいい具合に、僕はダウンしたので、これがとても役立っている。感謝。