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「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」監督からのメッセージ [映画館公開]

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太田隆文(監督) コメント

7年前に監督した「朝日のあたる家」は原発事故の悲劇を描いた劇映画。徹底して原発問題を取材した。そこで見えてきた推進派の暴挙。安全対策を忘れ突き進み、事故が起こっても収束より、隠蔽に力を入れる。今回の『ドキュメンタリー沖縄戦』の3年に渡る取材時に同じ構図を感じた。

沖縄住民の安全、命の危険性を顧みない戦闘。それどころか住民に犠牲を強いる軍。負け続きなのに大本営は事実を国民に伝えない。そこに現在のコロナ禍もダブる。政府は国民に自粛や犠牲を強いながら、後手後手の対策。原発事故も、コロナ感染対策も、そして沖縄戦も全く同じ構図。そんな沖縄戦を見つめることで、様々なことが見えてくる。

沖縄の完成披露上映会は大盛況。「ぜひ、全国で上映して欲しい」との多くの声が寄せられた。コロナ禍で上映中止も有り得るが、戦後75年の今、何とか多くの人に見て欲しい。



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「女帝 小池百合子」要約するとこんなことを伝えている。とにかく凄い! [社会政治]

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「女帝 小池百合子」感想。いくら書いても書き足りたない。

いろんな側面で感じることがある。その前に読んでない人のために簡単に要約する。この本が伝えているのは.....

「小池という女は偽の肩書き(カイロ大学を首席で卒業)と片言でしか話せないアラビア語を武器?にマスコミに入り込む。その後は権力ある男に取り入り、気に入られ、取り立ててもらい。パフォーマンスだけで政治家の階段を上がる。利用できるものは何でも利用。敵はどんな手を使っても叩き潰す。利用価値がなくなれば即、切り捨て。

でも、世渡りはうまく。男を次々に乗り換えて大臣まで経験。ポリシーはなく、主義主張もない。国民受けすることを言うが実行力はない。ビジョンもなく、要はスポットライトを浴びたい。権力を手にしたいだけの人。なのに騙される人は多く、都知事にまで上り詰めた。次の目標は総理大臣。こんな女性をのさばらせていいのか?」

と言うのが本の趣旨だ。先に僕が書いたのは「この本自体の問題」「だが、書かれている内容はほぼ事実」「彼女のようなタイプは芸能界には多い」と言う話。だが、まだまだ伝えたいことがある。本を読めば「小池って本当に酷い女だ!」と思うだろう。だが、それにコロッとダマされた国民はどうなのだ? それをなぜ、見破れない。次の都知事選でも圧勝と言われている。

彼女はこれまで国民のためには何もしていない。パフォーマンスだけ。にも関わらず「緑のタヌキ」(?)として人気沸騰。政権から嫌われ者だったにも関わらず、都知事に転身。さらには総理の椅子まであと1歩というところまで迫った。そこにはパフォーマンスだけでなく、現総理というもっとダメな政治家がいることが大きい。あの人も国民のために何もしていないが、パフォーマンスすら出来ない。

そのためにコロナ感染の中。支持は下がり続け、緑のおばさんはコロナを利用して評価を得た。実際は何もしていないのだが、国民の多くは「頑張っている」と勘違いした。(大阪の人も同様)要はいかに国民がアホか?騙されやすいか?ということが問題のようにも思える。



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「サンチャゴに雨が降る」公開から44年。ついに見ることができた! [映画&ドラマ感想]

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「サンチャゴに雨が降る」公開から44年。ついに見ることができた!

中学の時。浜村淳がDJをしていたラジオ番組「サタデーバチョン」で紹介していた映画「サンチャゴに雨が降る」浜村淳の名調子で「観たい!」と思ったが、中学生の経済力は貧しく。他にも観た映画がたくさんあり、月1本が限界。(「スクリーン」も買っていたし)ところがこの映画。名画でもやらない。テレビでも放映しない。ビデオ時代になってもソフト化されない。

それが気づくと数年前にDVDになっていた。が、今はプレミア価格で1万円前後!とても手が出ない。「死ぬまでに観たい!」と思う映画の1本。特に今、見るべき作品と思え足掻いていたら、タイトルを変えたVHSが存在することを知る(だから、気づかなかった)それを中古で手に入れて、ついに!44年後に見ることができた。

チリ(今はワインで有名)アジェンデ政権を転覆させるため、アメリカの指示を受けて軍隊がクーデターを起こす。その数日を追ったドキュメンタリーのような作品。先に見た「パリは燃えているか?」「アルジェの戦い」もそうだが、この手の歴史を描いた作品は文章で読んでも実感できないが、映画で見るとまさに体験。何が起こったか?を痛感できる。

チリだけではなく、アメリカは自国の利害のために多くの国で反米政権を潰し、クーデターを画策している。キューバのカストロ政権転覆を狙ったのが有名なピッグス湾事件。これは失敗した。日本も同様。戦後。米軍の支配が終わり主権を取り戻したと思いきや、今の総理の爺さんはCIAのエージェントであり、アメリカの意向に沿って日本を動かしていた。

それは今も続いており、現総理もヒラリー派からのミッション「日本を戦争できる国に戻せ」を受諾したことで、あの地位に着けたと言われる。だが、そこにトランプが登場し.....この辺は何度も書いた。そのアメリカが1973年に裏で糸を引き、チリの政権を軍事クーデターで奪った事件を描いた映画である。


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「八紘一宇」「教育勅語」の意味を知っていますか?「ドキュメンタリー沖縄戦」を見れば分かります! [戦争について]

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「八紘一宇」「教育勅語」の意味を知っていますか?

「三年B組金八先生」で大人気となった元女優の三原順子議員。「八紘一宇」と国会で発言をしていたけど、どういう意味なのか? 森友学園事件。幼稚園児が「教育勅語」を暗唱させられていたけど、あれって何なんだっけ?「八紘一宇」「教育勅語」聞いたことあるけど、意味が分からない。

沖縄戦の取材していると、その言葉と何度も出会った。それが本当に危険なもので、日本を戦争できる国にするためのキーワードであることを痛感した。やはり、あの政権は「(戦時中の)日本を取り戻す」がスローガンなのね? 「ドキュメンタリー沖縄戦」を見るとその辺も明確に分かります!



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チビチリガマ(読谷村) 沖縄戦で集団自決があったガマ。 だが、今は集団自決ではなく、集団強制死と呼ぶ。 [沖縄案内]

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チビチリガマ(読谷村)

沖縄戦で集団自決があったガマ。

だが、今は集団自決ではなく、集団強制死と呼ぶ。

なぜか? その意味は? 

映画内で紹介する。



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「女帝 小池百合子」を読み思い出した、ある芸人さんの話? [社会政治]

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「女帝 小池百合子」を読み思い出した、ある芸人さんの話?

昔、深夜ラジオであるお笑い芸人さんがこんな話をしていた。「師匠に連れられて高級なクラブに飲みに行った。ホステスのお姉ちゃんは『***さん』と俺のことを呼んでくれた。が、その内に師匠と懇ろになり、Hしたら、店で俺のことを『**ちゃん』と呼ぶようになってさ〜『あなたもワインにする?』って。女は出世が早いと言うけど、これなんだと思ったね〜」あるあるだなと感じる。

最初はホステスさんにとって師匠も弟子も「お客様」だった。が、ホステスが師匠の愛人になったら「自分の男の弟子」になり、立場が上だと思うようになったのだろう。しかし、愛人になろうが店では客は客なのだ。それを上から目線で対応するのは違う。が、そんな勘違い、時々見かける。

その種の話に共通するのは、皆、自分の立場を錯覚していること。ホステスと愛人の立ち位置を混同。自分も偉くなったつもりになる。そんな態度を取ってしまう。周りから顰蹙を買う。先に読んだ「女帝 小池百合子」で、この話を思い出した。細川、小沢、小泉、と力ある男たちに取り入り、気に入られ、権力を得て行く。そして政治家としての努力をせず、実力もないのに勘違いが始まる。

彼女がやっているのはまさに、先に芸人さんが見たホステスと同じ。映画の世界にも同じタイプは多い。Pに、監督に気に入られようと近づく若手女優。親しくなると、男たちの目の届かないところで「監督は***と言ってたわ」と自分が直で話せる立場。進言できる存在であることをアピール。周りを支配しようとする。一番タチの悪いタイプだ。そんなことも思い出した。



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「女帝 小池百合子」を読み終えた。まるで長編映画を見るようだ。 [社会政治]

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「女帝 小池百合子」を読み終えた。まるで長編映画を見るようだ。

あるいは昔、アメリカで人気だったテレビドラマ「ダラス 華麗なる悪の一族」のJRが撃たれるまでの物語を見るような感じだった。いろいろ書きたいことがある。多くの人の感想は「小池百合子、酷い!」「最悪!」というものではないか?特に女性には評判が良くないはず。「女として許せない!」とも思うだろう。あそこまでやる女性も少ない。「とんでもないな〜!」と感じるはず。

ただ、あの種の女性はたくさんいる。芸能界には数多く存在する。特に女優には多い。ああやって、のし上がる人が多い業界である。議員から都知事へ=だから、許せない!と思うが、芸能界で高く飛ぶ方法を実践しているのと同じ。僕もその手の人たちには数多く出会った。人を利用し、男に取り入り、チャンスを掴み、のし上がる。珍しくはない。だから、この本を読んでもさほど驚くことはなかった。同じタイプの女性が女優やタレントではなく議員、都知事を目指したと思えばとてもよく分かる。

しかし、面白いことがある。その手の女優やタレントは一時的にはブレイクしたり、トップランナーになることはある。ただ、出世のために力ある人に近づき、名声と富を掴むタイプは中身がないことがほとんど。芸がない実力がない。営業と売り込みに時間とエネルギーを注ぐから、本物になれない。だから、いつか没落して行く。小池も同じ展開を何度もしている。が、そこからまた這い上がり、力ある男にすがり、飛び上がろうとする。単に世渡りがうまいだけでなく、強運。

そして、その種のタレントたちともう一つ同じなのが、実力もないのに勘違い。自惚れて墓穴を掘るということ。いろんな意味で芸能界と共通する。それを絵に描いたように演じているのが、あの人ということなのだ。今回は印象のみ。さらに感想を書かせてもらう。



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山本太郎さんの演説を聞いたことのない人のために =「れいわ新選組」を立ち上げた理由?15分。 [れいわ新選組]



山本太郎さんの演説を聞いたことのない人のために
先の参議院選での街頭演説。新宿西口。

撮影 太田隆文

「れいわ新選組」を立ち上げた理由?15分。


太郎さん出演映画「朝日のあたる家」予告編=>https://youtu.be/06Y47Ff657E




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「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」東京に続き、各地でも公開決定! [映画館公開]

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原発事故を描き話題となった映画「朝日のあたる家」その太田隆文監督が3年をかけて取材。

体験者と専門家が語る沖縄戦の真実。

日本軍は沖縄で何をしたのか?

授業では教えることが出来ない事実とは?

戦後75年。

「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」「主戦場」に続くドキュメンタリー作品。

7月25日〜新宿Ksシネマ 7月31日〜京都シネマ
8月1日〜大阪 第七藝術劇場 8月8日〜沖縄 桜坂劇場
8月8日〜21日 横浜 ジャック&ベティ
8/21~9/3 山形 MOVIE ONやまがた
長野、名古屋、茨城も公開予定。


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誰も責任を取らず、問題を隠すことに協力し合うトップたち?=政府も軍も同じ。 [戦争について]

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誰も責任を取らず、問題を隠すことに協力し合うトップたち?=政府も軍も同じ。

先に書いた戦争責任を追求しない日本人の話。何年か前から書いている「ムラ社会ルール」と繋がるものがあった。狭い村で問題が起こっても加害者の責任を問わず、何もなかったことにすることで調和を保つ。被害者が追求しようとすると、皆で叩いて黙らせてしまう。そんな風潮が多くの地方で存在する。同じことが現在の政府でも行われており、黒川検事長マージャン事件でも、誰が彼の処分を軽くしたか?国会で追求しても与党は隠し続けている。責任者が誰か明らかにしない。問題を起こした、あるいは誤魔化したのは誰か?隠してしまう。

同じことが戦争責任にも言える。「軍部の暴走」というが、誰が発案し、誰が推進したのか? そのために多くの日本人が犠牲になったにも関わらず、教科書でも、映画でも、ドラマでも、アメリカ軍により殺されたという伝え方をする。それは事実だが、そこに至る日本政府、日本軍の責任を追求しない。そのために僕も長らく沖縄戦はアメリカによる無差別殺害で多くの犠牲者が出たと思っていた。戦争だから犠牲が出るのは当然だと感じた。が、それだけではない。

死ななくてもいい多くの住民が犠牲になったのは、日本軍が住民の安全を考えずに戦闘をしたから。住民を無理やり戦闘に参加させたから。何より最初から沖縄を守る気がなかった。「沖縄でどれだけ犠牲が出ても、その間に本土決戦の準備ができればいい!」と大本営では考えていた。そのことで多くの県民が亡くなった。これだとアメリカ軍だけが加害者とは言えない。日本軍、日本政府もまた加害者である。

それを学校では教えない。映画やドラマでも多くは住民や兵士が死んで行く悲しみばかりを描く。先の森友公文書改竄事件も同じ。指揮したのは理財局長の佐川ということになったが、彼は厳しい罰も受けず、最終的には国税庁長官になっている。彼の意思で犯罪となる公文書を改竄し昭恵夫人の名前を消すことなんて考えられない。誰かが指示したはずだが、それは明らかにされていない。戦争責任も同様。

日本という国は責任の所在をはっきりさせず、互いにかばい合い。理不尽なことをして大きな犠牲を出しても、大きな失態をしても、責任は問われず、肩書きも失わない。むしろ偉くなる。周りは問題に気づかないふりをしてくれる。まさにムラ社会ルール。戦時中も、今も、それは続いている。


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戦争の正体=企業と政治家が手を組み起こす、究極の金儲け? [戦争について]

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戦争の正体=企業と政治家が手を組み起こす、究極の金儲け?

学生時代に読んだ本。ある作家の言葉で、こんなのがあった。「戦争は無くならない。戦争をするのは人間の本能であり、人が存在する限り戦争は起こる」芸術家らしい言葉のような気がしたが、人間ってそんな愚かなものなのかな?と思ったりした。が、その後、映画業界で仕事をし、戦争についてあれこれ調べるようになって、その作家の発言は間違っていることに気づいた。

日本も昔は国内で戦争をしていた。戦国時代に信長は上杉謙信や武田信玄と争い。国内統一を目指した。が、江戸時代。その後、日本は海外とは戦争したが国内で戦争はしていない。つまり、戦争は人の本能ではない。アメリカも南北戦争はあったが、それ以降国内の戦争はない。だが、こういう人もいるだろう。「でも、その後に世界大戦があった。第二次大戦も。朝鮮戦争。ベトナム戦争。湾岸戦争。やはり人は戦争をする動物なんだよ」と。

しかし、その背景を考えると人の本能ではなく、それらはアメリカの戦争屋が起こしたものだ。金儲けのための戦争。日本も同じだ。教科書を見ると「12月8日 日本軍は真珠湾を奇襲。太平洋戦争が勃発した」としか書かれていないが、戦争は突然に始まらない。そもそもは日中戦争があり、日本が大東亜共栄圏を目指したことで危機感を持った列強がABC包囲網で日本を追い詰めたことが原因。

そして先の日中戦争も日本が「昭和不況」から脱するために中国侵略を考えたことがスタート。つまり、本能ではなく「金」のために戦争を始めるのだ。先に上げた太平洋戦争も、列強が日本の暴走を止めるためと言われるが、実際は日本を追い詰めて戦争に引きずり出そう。日本を占領することでアジアへの支配を強めようという意図があったはず。結果、日本を占領したアメリカは中継基地を持つことができて朝鮮戦争、ベトナム戦争でまた戦争屋を儲けさせた。

そう考えるとやはり「本能」ではなく、世界共通で「金儲け」のためなのだ。「戦争」が美味しいのは国策であり、国民を強制的に巻き込むことが出来る。兵隊、軍需工場、と安い、あるいはタダの労働力を使うことができる。無理を強い、命を奪うことも可能。労働者に賃金を払って製品を作らせ儲けるより、遥かに大きい収入を得ることができる。儲かるのは企業。そして先導する政府。犠牲は全て国民。

最近のアメリカの戦争を見ているとよく分かる。戦争というと国と国の争いであり、言葉で解決つかない問題を武力で解決する手段と思われがち。だが、現実は違い、金儲けをしたい戦争屋が無理難題を押し付け、罠を仕掛けて相手国に先に手を出せて(あるいは攻撃して来たと騒ぎ)戦争に持ち込むことが多い。そして金儲け。それが戦争の実態ではないか?と考える。



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