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戦争の正体=企業と政治家が手を組み起こす、究極の金儲け? [戦争について]

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戦争の正体=企業と政治家が手を組み起こす、究極の金儲け?

学生時代に読んだ本。ある作家の言葉で、こんなのがあった。「戦争は無くならない。戦争をするのは人間の本能であり、人が存在する限り戦争は起こる」芸術家らしい言葉のような気がしたが、人間ってそんな愚かなものなのかな?と思ったりした。が、その後、映画業界で仕事をし、戦争についてあれこれ調べるようになって、その作家の発言は間違っていることに気づいた。

日本も昔は国内で戦争をしていた。戦国時代に信長は上杉謙信や武田信玄と争い。国内統一を目指した。が、江戸時代。その後、日本は海外とは戦争したが国内で戦争はしていない。つまり、戦争は人の本能ではない。アメリカも南北戦争はあったが、それ以降国内の戦争はない。だが、こういう人もいるだろう。「でも、その後に世界大戦があった。第二次大戦も。朝鮮戦争。ベトナム戦争。湾岸戦争。やはり人は戦争をする動物なんだよ」と。

しかし、その背景を考えると人の本能ではなく、それらはアメリカの戦争屋が起こしたものだ。金儲けのための戦争。日本も同じだ。教科書を見ると「12月8日 日本軍は真珠湾を奇襲。太平洋戦争が勃発した」としか書かれていないが、戦争は突然に始まらない。そもそもは日中戦争があり、日本が大東亜共栄圏を目指したことで危機感を持った列強がABC包囲網で日本を追い詰めたことが原因。

そして先の日中戦争も日本が「昭和不況」から脱するために中国侵略を考えたことがスタート。つまり、本能ではなく「金」のために戦争を始めるのだ。先に上げた太平洋戦争も、列強が日本の暴走を止めるためと言われるが、実際は日本を追い詰めて戦争に引きずり出そう。日本を占領することでアジアへの支配を強めようという意図があったはず。結果、日本を占領したアメリカは中継基地を持つことができて朝鮮戦争、ベトナム戦争でまた戦争屋を儲けさせた。

そう考えるとやはり「本能」ではなく、世界共通で「金儲け」のためなのだ。「戦争」が美味しいのは国策であり、国民を強制的に巻き込むことが出来る。兵隊、軍需工場、と安い、あるいはタダの労働力を使うことができる。無理を強い、命を奪うことも可能。労働者に賃金を払って製品を作らせ儲けるより、遥かに大きい収入を得ることができる。儲かるのは企業。そして先導する政府。犠牲は全て国民。

最近のアメリカの戦争を見ているとよく分かる。戦争というと国と国の争いであり、言葉で解決つかない問題を武力で解決する手段と思われがち。だが、現実は違い、金儲けをしたい戦争屋が無理難題を押し付け、罠を仕掛けて相手国に先に手を出せて(あるいは攻撃して来たと騒ぎ)戦争に持ち込むことが多い。そして金儲け。それが戦争の実態ではないか?と考える。



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