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大反響「ドキュメンタリー沖縄戦」全国10ヶ所公開に拡大! [映画館公開]

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大反響「ドキュメンタリー沖縄戦」全国10ヶ所公開に拡大!


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日本人を縛るルール。金持ちはそれを利用し国民を支配する? [社会政治]

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日本人を縛るルール。金持ちはそれを利用し国民を支配する?

最近、本当に痛感するのだが、日本人っていわゆる「田舎者」ではないか? 田舎の人が悪いと言うのではない。田舎ならではの良さはたくさんある。僕の映画はそれを伝えることがテーマ。だが、田舎にも問題がある。現在では都会と田舎の差はほとんどなくなったように思えるが、両方の人たちと仕事をすると、現在も変わっていないことを痛感する。

田舎では昔ながらの「ムラ社会ルール」に縛られがち。どうしても、その町の中で生きていかねばならない。嫌な人とも顔を合わせる。問題を起こさずに暮らす手引きが「ムラ社会ルール」。それに従うことが安全。「トラブルがあっても気づかぬ振りをする」「目立つことをしない」「過去の習慣に従う」とかいろいろあるが、そのために町が抱える大きな問題を解決できない。過疎化、税の減収。

ある街ではそれを打破しようと市長が映画作りを提案するが、役所の職員が連帯してプロジェクトを潰した。役所もまた「ムラ社会ルール」がはびこる世界。新しいことを嫌い。過去の価値観にないものを排除してしまう。目の前の大きな問題を解決できるはずがない。もちろん、新しい取り組みをする人たちがいる街もあるが、旧体制の人たちが邪魔をし、反対する。自分で自分の首を締めているようなものだ。

これは田舎だけの話ではない。コロナ感染で明白になったのは政府も同様。総理がいくら指示しても、アベノマスクは届かない。給付金もなかなか支給されない。PCR検査もいまだに6割が拒否。これらも省庁がムラ社会ルールに縛られていることが原因だと思える。出世をチラつかせれば、公文書の改ざんまでするが、PCR検査のように公民の健康、命に関わることは積極的に進めない。自分たちの都合を優先。省内、所内で睨まれないように張り切って仕事をしない。と言う環境が原因。

以前はそれらを役所の体質だと思っていたが、その背景にあるのはやはり日本古来の「ムラ社会ルール」だろう。頼んでいないのに、あれこれ聞きに来るおばさん。どの街にもいる。「学校の勉強は楽しい?」「大学はどこ行くの?」「就職は?」「結婚は?」「子供は?」大きなお世話だ!と言うことを訊き、あちこちで触れ回る。あの種の人は「ムラ社会ルール」の諜報員を果たしている。目立つことをしていないか? 新しいことをしないか? 昔からの習慣に準じているか? それを破ると「**さんとこの長男。変なのよ〜」と近所に警戒警報(?)を伝えて回る。

ご本人は他人のプライバシーを知りたいだけのおばさんだが、無意識にそれを果たしている。戦前と同じ。「あの家のご主人。戦争反対とか言うの。非国民ね〜」と言われ、村八分になる。戦争反対と言えない空気ができる。つまり「ムラ社会ルール」に縛られる国民の体質をうまく利用して国は戦争を始めた。そして今はマスコミをうまく操り、無能集団と言える政府が企業と結託。税金を自分たちだけで分配している。それが日本という国ではないか? 原発事故、コロナ禍を通して、それらが明確になったと感じる。


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