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あれこれ言ってくるお節介な人たち。その背景にある本当に理由? [MyOpinion]

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あれこれ言ってくるお節介な人たち。その背景にある本当に理由?

なぜ、人はあれこれ言いたがるのか? 知らないことまで口を出すのか? 「よく分からないのですが、***すべきではないでしょうか?」ー知らなかったら黙ってろ! 知らないなら助言にならないだろ?と思うのだが、そう言う奴がいる。それはまだ謙虚な人で、知りもしないのに「それは****だよ。分からないのか?」と断定する奴がいる。「この分野。詳しいのか?」と聞くと「いいや、そうとしか思えない」と言うー「意見かよ!」だったら「俺は***と思う」と言え。それ以前に訊かれてもいないことに口出しするなと思う。

「朝日のあたる家」を作るときも、「原発映画は無理だ。やめておけ」と先輩たちから言われた。が、多くの人の協力で完成。評価もされた。先輩に「お陰様で完成。全国27箇所で公開できました」とわざわざ報告に行った。そうすると「お、良かったな」と言われた。「やめておけ」と言ったろー!だったら「俺は無理だと思ったんだけどなあ」とか「そうか、頑張ったなあ」と言うのが普通だろ。「良かったな」?どの口が言う?と思ったが、真剣に僕のことを案じて「やめておけ」と言った訳ではなかったのだ。

高校時代に「映画監督になる」と宣言した時も、業界で「自分で制作費を集めて映画を撮る」と決めた時も、原発事故の映画を撮ると言った時も、いろんな人が頼みもしないのに寄ってきて「無理だ」「やめたほうがいい」「世の中甘くないぞ」と「誰かに頼まれたのか!」というくらいにいろんな人が批判、否定、止めに来た。

しかし、それらも僕の身を案じてと言うことは少なかったと思える。「世の中は厳しい。簡単じゃない。それを分からせてやる」と、それが義務であるかのように、あるいは子供に言い聞かせるように言う人たちがいた。

昔からその種の人たちに気持ち悪さを感じていた。一見、親切に見えるのだが、何か違う。「世の中、甘くないぞ」と忠告しているようで、どこか失敗を願っている。ギブアップを進めている気がした。大人になり心理学をあれこれかじるようになり背景が分かった。

「俺も若い頃は夢があった。でも、実現しなかった。こいつも同じようなこと言ってる。甘いな。現実を教えてやらねば」

と言う思いがある。が、その手の多くは「世の中甘くない」とは言うが「俺の努力が足りなくて夢を掴めなかった」とは言わない。「世の中は甘くない」が理由。そこには無意識に「俺は頑張った。でも、世の中が厳しいから夢が掴めなかったんだ」と言う自己弁護がある。もし、僕が夢を実現したら、世の中甘いことになる。つまり、世の中のせいでダメなのではなく、己の努力が足りなかったからダメだったことを証明されてしまう。だから、夢は否定されなければならない。そんな無意識が働いている人もいたようだ。

他の件も共通する。自意識では「世の中を分かっていない若者のためにアドバイスする」という親切心。深層心理では「こんな奴がうまく行ったらムカつく。世の中は厳しくないことになる。俺の努力が足りなかったことになる。だから、何としても否定せねばならない」という思いが働いている。自分の過去や努力が否定される。だから、頼みもしないのに、あれこれ言いに来る。認めてはいけないものなのだ。

反原発を唱えるオヤジも同様。若い奴が官邸前で抗議活動。マスコミも注目。でも、チェルノブイリから反対している自分たちは、バカ扱いされてきた。誰も評価してくれなかった。その悔しいさを押し殺しこう言う「あいつらは不勉強だ」「努力が足りない」「目立ちたいだけだ」60代70代のそんなオヤジを何人も知っている。これも承認欲求を満たしたいのが理由。

しかし、多かれ少なかれ、あれこれ言ってくる人の背景にそれらがある。基本は「人の役に立ちたい」と言う願望。本来これは美しいものだが、その欲求を満たすために知らないことでもアドバイスする。結果、邪魔になっているだけ。あるいは相手を否定することで、自分の過去を正当化する。それらを自覚して意見する人は少ない。皆、意識の上では「親切」「あいつらのため」とすり替えが行われている。

だから、拒否すると怒り出す。「お前にために言ってんだぞ」そうではない。自分の欲求を満たすため。過去を正当化するため。若い頃。気持ち悪い....と思った理由はそれだったのだ。相手のためではない。成功され自己が否定されるのを恐れていただけ。もちろん、全ての人がそうではないが、そんな輩はとても多いと感じる。若い人に伝えたい。大人の意見は聞き流そう!



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過去の価値観に縛られる大人たち。彼らの言葉を受け入れていたら人生は終わっていた? [MyOpinion]

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過去の価値観に縛られる大人たち。彼らの言葉を受け入れていたら人生は終わっていただろう?

何度も書くが僕はひねくれ者だ。常識がないと言われる。が、常識に縛られていては映画作りはできない。なのに、それを理解してくれない人がいる。いや、最近はそうでもないが、監督デビューした頃は大変だった。当時から僕はローリングストーンズのTシャツに敗れたGパンを履いていた。ロングヘヤー。木村拓哉人気でロン毛が流行る前から。実は小学生の頃から長かった。流石に中学、高校は校則で短くしたが、卒業後はずっと40年ほどロングヘヤー。

こだわりではない。短いと髪が伸びたのがすぐ分かるが長いと目立たない。毎月カットしなくてもいい。てな理由。ただ、短くしろ!とか強制されるのは大嫌い。もう20年くらい前になるか? ある知人のお宅に招かれた時、初対面である60代のおじさんに言われた。

「君、髪が長いねえ〜。男らしく短髪にしたろよ!」

大きなお世話だ!初対面のオヤジに指示されたくない。が、お世話になっている方に招かれた席。揉めてもいけないと「寒い時に長いと便利なんですよ〜」とかわした。ら、オヤジは「そのために帽子というものがあるんだよ〜」という。こちらも意地なり「貧しくて帽子が買えないんですよね〜」というと、オヤジもムッとして「だったら髪切るときは俺にも切らせてくれよ」という。もう、男が長い髪なのが許せないようだ。ちなみに、そのオヤジは寿司職人のような短髪。

しかし、初対面の相手に髪型を強制するなんて「お前は生活指導か?」と言いたかったが、彼の青春時代は多分、男は丸坊主。それが男らしい。長い髪は女がすること。男がすべきではない!見ていてむさ苦しい。という強い思いがあるのだろう。ただ、それは彼の価値観。時代は変わり、それこそ木村拓哉が人気で多くの若者がキムタク風だった。にも関わらず、初対面であった相手でも価値観を押し付け、髪を切れという。長い髪に恨みでもあるかのようだった。人は経験値に縛られ新しい価値観が受け入れられない生き物でもある。

高校時代。似たようなことは多かった。「学生は勉強が本分」とか「早寝早起きは健康のもと」とかなんか古臭いことをいう大人が周りにして、強制された。が、それが本当に大嫌いで、逆らってばかりいた。そもそも「勉強が本分」とか言いながら、その勉強が大人になってどれだけ役に立つのか? 微分積分や集合。因数分解が将来役に立つのか? 歴史の年号が仕事で必要か? 当時の教育は(今も)優秀なサラリーマンを育成するためのもの。「勉強」=「大切」=「自分のため」というのは詭弁であり、国策に乗せられているだけ。

だが、多くの大人たちはそれに気づかず、勉強する意味を問ても明確な答えを出す者はいなかった。「自分を鍛えるため」とかいう教師もいたが、だったらもっと若い頃にやるべきことはある。そんな風に若い頃から古い価値観や大人の理屈に納得できず。逆らってばかりいた。だから、会社員には絶対になれないだろうと思っていた。要は高校の延長。与えられた仕事をこなすだけ。授業料を払う代わりに給料がもらえる。そのために嫌なことも我慢する。納得できなくても上司に従う。僕は無理だろう。

「お前は現実と向き合わず、逃げてばかりいる。ろくな人生を歩まないな」

と言われた。「甘えている」「世の中は厳しい」「我慢が大事」とも言われた。が、会社に就職することは一度もなく、目標であった映画監督になり、それなりに仕事をしている。ただ、相変わらず捻くれ者だ。何か言われると反発する。そして経験豊富な人生の先輩たちが言うことがいかに間違っていたか?を痛感する。そして時代は多様性が必要とされ、古い価値観を崩壊していく。与えられたことをしているだけでは、生き残れない時代になりつつある。だから、若い人たちに言いたい。大人の言うことを聞いてはいけない。自分で考えて進むことが大事なのだ。



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人生で最後の余裕ある時間なのかもしれない? [2020]

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人生で最後の余裕ある時間なのかもしれない?

緊急事態宣言中から超多忙。でも、あの時期にそんなことを書いたら「何やってんですか?」「新作映画ですか?」とか言われて、お騒がせしてもいけないので書けなかったが、宣言解除になるとさらに多忙になった。一番は「ドキュメンタリー沖縄戦」宣伝だが、「Z計画2」もあるし、他にもあれこれ。結局、自粛中に部屋の片付けさえできなかった。もう、暮れの大掃除を何年もやっていない。

できたのはH DD内の整理と、たまったDVDを少しばかり見ただけ。後、血圧問題もあったので静養に日々を費やした。もったいないとも思えるが、あの時休まなければ本当に、死んでいたかもしれない。脳の血管切れ、ハイ終了〜というのも冗談ではない。そう考えると、コロナ感染で撮影ができないこの状態(それでもテレビドラマは撮らねばならず、様々な対策をして費用も人手もいつも以上にかけて撮影を準備せねばならないとのこと)

でも、テレビでない限り、映画撮影を今、急いでやっても意味がないので、あれこれやるべきことをしている。だから多忙でも撮影前よりは余裕がある。こんな時期は一生の間にもうないかもしれない。この時間を大切にして、やらねばならないことをやっておきたい。


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スーツにネクタイで騙される人たち。ある後輩の経験から。 [ムラ社会ルール]

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スーツにネクタイで騙される人たち。ある後輩の経験から。

もう、かなり昔の話だが、後輩が地方で映画を撮るとき。支援者のAさんに挨拶に行った。そのあとに実行委員の方から連絡がありこう言われた。Aさんが言うには

「監督の服装が酷い。あれでは普通の兄ちゃんだ。せめてスーツにネクタイを締めてないと、信用されないぞ!」

んーー笑ってしまう。映画監督でスーツにネクタイの人なんていない。そんな服装で「映画監督です」と挨拶に来られたら「怪しい」と思った方がいい。でも、Aさんは監督と言う人に会ったことなんてない。なので勝手に想像してネクタイにスーツでちゃんとした格好をしているはずだ!と思い込んだ。

数時間後。後輩が実行委員のお宅で打ち合わせをしていると、Aさんから再び電話があった。「テレビで今、映画監督が出ている。監督さんもあのくらいの服装した方がいいと言ってやってくれ」と言う。急いでテレビをつけると、出ていたのは監督ではなく、俳優だった。映画監督はカンヌ映画祭とか、その手のタキシード着用が決められている場以外でスーツにネクタイなんて服装はまずしない。

それを知らないAさんは親切のつもりで「スーツにネクタイで訪ねるべき!」と言ってきたのだ。ただ、それは彼の思い込みであり、監督はビジネスマンでも、商社マンでもない。むしろ芸術家の分野。その手の人は既成概念に縛られない。そのことを知らずに思い込みをAさんは主張するのだ。が、その町の人たちの多くはAさんに近い発想だったようだ。後輩が映画を撮ったことで町の知名度が上がり、それを聞いた中堅企業が「映画撮りませんか?」とやって来た。

誰もが知る中堅企業。社員はスーツにネクタイ。「1億円で映画を撮ります。大手テレビ局**も参加します。町から4000万円出してください。宣伝になりますよ」その言葉に町の人たちは大喜び。市の予算。さらに県も巻き込み出資(正確には寄付に近い)した。が、その会社は1億円と言いながら地元が出したその費用だけで映画を作り、儲けは全て自社のものとした。完全に利用され、騙されたのだ。

その後、町のイベントで使うので映画のスチール写真を貸して欲しいと頼んだが「肖像権があるので...」と断られた。一部の人たちは「何のために金出したんだ?町の名前も映画では出てないし。利用されたんじゃないのか?」と話したと言う。後輩は語る。

「あの町は、いい人ばかりです。ただ、映画界のことは何も知らない。当然なんだけど、知らないことを勝手に想像して思い込むことが多い。大手企業やテレビに弱い。Aさんの言葉を思い出します。彼の言葉を裏返せばスーツにネクタイで訪ねれば、田舎の人はコロッと騙される。と言うことです。そこを利用した企業。許せないです...」

その町だけの話だけではないだろう。大手企業、テレビ局、スーツにネクタイ。それで騙される日本人は多いはずだ。



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政府は国民から税金を吸い上げ、大企業に貢いでいる。もちろん、政治家はバックマージンをもらってるよ! [社会政治]

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政府は国民から税金を吸い上げ、大企業に貢いでいる。もちろん、政治家はバックマージンをもらってるよ!

東京オリンピックの予算は当初7000億円といわれ、世界一コンパクトな大会にするという話だった。が、蓋を開けてみると、予算はみるみる膨れ上がっていき、3兆円を上回る予算額が必要と言われた。関係会社はそれで大儲けしているのに、国民にボランティア・スタッフを呼びかけ、その仕切りをするパソナには数十億円の費用を払う。

そんな儲かるイベントなので、コロナ感染者数を隠しても開催したかったのだ。アベノマスクは当初は466億円と言われたが、260億円になるという丼勘定。委託した会社には人がおらず、幽霊会社ではないか?と指摘。関係した多くの企業が膨大な利益を受け取っていることが言われる。

給付金も幽霊会社を通し、電通に委託。さらに下請け。その間に政府が出した金はどんどん手数料を抜かれ、何もしない会社が大儲けする。コロナ感染という国家の非常時においても、政府は企業と癒着し、税金を貢ぎ続けている。事情通の友人によるとこうだ。

「名目をつけて税金を企業に投入。当然、誘導した政治家は企業からバックマージンをもらう。10億あげたら2億もらうとかね。その最大事業がオリンピック。世界的なスポーツの祭典。国民も文句言わない。とにかく金をかけるほどに企業は儲かり、政治家はマネーマージンをもらえる。

辺野古基地建設も同じ。あそこは官房長官の息子のいる建設会社も入っているし、普天間基地返還のためというけど、それは名目。米軍もそんなこと望んでいない。政府がやることは全て企業を潤すため。そして政治家はマージンをもらう。戦争も同じ。アメリカも同じだったけど、トランプがそれを変えようとしている。日本は相変わらず。なぜなら、多くの国民がそれに気づいていないから。やりたい放題だね...」

その通りだ。政府は名ばかり。国民から税金を吸い上げ大企業に配るための団体が政府だ。消費税増税も同じ。「福祉のため」と言いながらほとんどは企業の法人税補填に回されている。つまり、企業の税金が安くなった分を国民が支払っている形。これは山本太郎さんも共産党も以前から指摘している。が、ニュースでは流れない。それが日本という国の現実。政府は大企業のしもべ。大企業に税金を貢ぐ理由を考え、実行する。あとは国民を騙し、反対させない。それはマスコミの役目だ。



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