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「サンチャゴに雨が降る」公開から44年。ついに見ることができた! [映画&ドラマ感想]

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「サンチャゴに雨が降る」公開から44年。ついに見ることができた!

中学の時。浜村淳がDJをしていたラジオ番組「サタデーバチョン」で紹介していた映画「サンチャゴに雨が降る」浜村淳の名調子で「観たい!」と思ったが、中学生の経済力は貧しく。他にも観た映画がたくさんあり、月1本が限界。(「スクリーン」も買っていたし)ところがこの映画。名画でもやらない。テレビでも放映しない。ビデオ時代になってもソフト化されない。

それが気づくと数年前にDVDになっていた。が、今はプレミア価格で1万円前後!とても手が出ない。「死ぬまでに観たい!」と思う映画の1本。特に今、見るべき作品と思え足掻いていたら、タイトルを変えたVHSが存在することを知る(だから、気づかなかった)それを中古で手に入れて、ついに!44年後に見ることができた。

チリ(今はワインで有名)アジェンデ政権を転覆させるため、アメリカの指示を受けて軍隊がクーデターを起こす。その数日を追ったドキュメンタリーのような作品。先に見た「パリは燃えているか?」「アルジェの戦い」もそうだが、この手の歴史を描いた作品は文章で読んでも実感できないが、映画で見るとまさに体験。何が起こったか?を痛感できる。

チリだけではなく、アメリカは自国の利害のために多くの国で反米政権を潰し、クーデターを画策している。キューバのカストロ政権転覆を狙ったのが有名なピッグス湾事件。これは失敗した。日本も同様。戦後。米軍の支配が終わり主権を取り戻したと思いきや、今の総理の爺さんはCIAのエージェントであり、アメリカの意向に沿って日本を動かしていた。

それは今も続いており、現総理もヒラリー派からのミッション「日本を戦争できる国に戻せ」を受諾したことで、あの地位に着けたと言われる。だが、そこにトランプが登場し.....この辺は何度も書いた。そのアメリカが1973年に裏で糸を引き、チリの政権を軍事クーデターで奪った事件を描いた映画である。


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