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今も言葉が見つからないでいる...。 [2020]

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今も言葉が見つからないでいる...。

著名な方が亡くなると、速攻で「冥福をお祈りします」とtweetする人たちがいる。が、本当に親しい人が亡くなると、ありきたりな言葉で気持ちを伝えたくない。そう思ってしまう。と言っても、未だにその言葉が見つからず、あれこれ想い出を手繰るばかり....。

あれから10日。まだ、何も書けないでいる。15年という年月。あれこれ教わり、応援してくれた人が逝ってしまったことを、どう捉えればいいのか? 今も考え続けている.....。生きること。死ぬこと。伝えること。受け取ること。

想い出をひとつずつ、記憶の本棚から取り出してみる。もらった言葉を何度も思い返しながら、夜空を見上げる。答えはどこにあるのか? 自分の人生をどう生きるべきなのか? ひとつの時代が終わろうとしている中で、最後の宿題を受け取ったのだろう。また、気持ちの整理がついたら書きたい...。尊敬と感謝を込めて、


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医者から「血圧が高すぎて危険」と言われた。その後の展開。 [健康]

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医者から「血圧が高すぎて危険」と言われた。その後の展開。

それが目眩の原因のようで、今月頭から血圧が下がる食品を多めに摂り、毎日ウォーキング。飲み物もFacebook友達に勧められたものにした。医者が言う。

「高血圧は怖いよ。頭に血が上り、プチっと血管が切れたらそれでサヨナラだからね」

ー確かに、そうだ。映画業界は正真正銘のバカが多く、血が逆流。「グーで殴ったろか!」と思う団体や会社も多い。コロナの終息を見ずに「はい。それまでよー」となるのは避けたい。

1週間。納豆とアボガドを食べたからと、すぐに血圧が低くなるものでもなかった。本日で20日。当初より値が下がった。最初は危険値だったが、今は「イライラしながら仕事をしている」時期の値。十分に高いのだが、仕事をしている時は通常値。しばらくすれば、さらに下がるだろう。

しかし、どの食品が効果をあげたのか? それとも運動と飲み物か?アルコールを飲むと数時間後に健康値になるが、1日飲んでいる訳にも行かない。食品以外の理由も考えた。僕の場合。真剣に何かをやっていると、休むのを忘れる。疲れているのに気づかないことも多い。映画公開が終わり、ほっとすると疲労困憊がドドドドと出て倒れ数ヶ月寝込む。

以前はカタギの友人に「倒れるまで仕事するなんて、ありえない。本当は仕事休むための仮病だろう?」とか言われた。が、映画作りは戦いであり、毎回、遺作と思ってかかる。それが会社員の友人には想像できない。映画作りはバカとの戦いでもある。心もズタズタになる。ただ、近年、業界の仲間は理解され年賀状に「今年はあまり頑張らないでください」と書かれていたことがあり、とてもありがたかった。

そこで振り返ってみた。昨年の秋からあれこれ戦いが続いていた。今年2月に1日10キロ歩いた時も厳しかった。年齢と運動不足かと思っていたが、その段階でかなり疲労困憊だったのだ。その後もいろいろあり....そんな状態を知らせるために目眩が起きたのではないか? セブン上司(?)が「変身していけない」と叫び、ウルトラアイを取り上げるようなものだ。

この20日間は食事も健康的。軽い運動もして、睡眠もしっかりとった。また、戦えそうな気がしてくる。焦らず、もう少し、養生して、次なる戦いの準備を続ける。


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何年も会っていない友人に電話。1980年代の懐かしい話をした。 [思い出物語]

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何年も会っていない友人に電話。1980年代の懐かしい話をした。

友人たちはあれこれ忙しく、早朝から深夜まで働いている。もう、何年も会っていない奴もいる。それが今、コロナ感染で遅くまで外で飲んだりしていないはず。場合によっては自粛して家にいる。そう考えて電話してみた。こんなことでもなければ長電話することもない。

学生映画をやっていた頃の友人を捕まえた。1980年代前半。今から、40年も前。僕らは8ミリフィルムで映画を作ってプロを目指した。その時代を過ごした友人と話す。四谷3丁目にあった8ミリ喫茶シャンブル。恵比寿のシネマプラザ・スペース50。名画座の思い出は黄金町、日の出町。新宿東宝で黒澤明特集のオールナイト。懐かしい話に花が咲いた。

が、今、それらの場所はもうない。新宿東宝も今は建て直しシネコンだ。黄金町の横浜日劇はなくなり、前にあった横浜名画座はジャック&ベティとなった。建物だけではない。当時、一緒に学生映画を作っていた仲間もほとんど連絡は取れない。夢破れて実家に戻った者がほとんど。監督志望、俳優志望、歌手志望、作家志望。いろんな友人がいた。

ただ、夢破れたことが不幸で、夢をつかんだ者が勝利者ではない。夢破れることで、それは単なる憧れであり、自分が本当にやるべきことに気づいたり。理解してくれる女性と出会い、子宝に恵まれ幸せな家庭を築いた友人もいる。夢が叶い、その世界で活躍することだけが幸せではない。そこからまた新たな戦いが始まり、血を吐きながら走り続けなけれならないのだ。

金持ちになったが、孤独な人がいる。貧しいが自分がやりたい仕事ができている人もいる。何が幸せなのか? 何が不幸なのか? 夢を追いながら足掻いていた若い頃が一番幸せだったのかもしれない。そんな話を電話で2時間ほど。コロナで自粛でもないと、こんな時間も持つこともなかっただろう。

昨年、同世代の友人が3人死んだ。もう一度、会いたかったと思うがあとの祭り。同じ後悔を繰り返さないために、今という機会を生かしたい。



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