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東京のコロナ検査数。累計が未だに7千件ほど! それで実際の数は分からない!データを確認 [コロナウイルス]

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東京のコロナ検査数。4月10日現在。

累計は未だに7千件ほど!

それで実際の数は分からない!データを確認した。

東京都でコロナウイルスの検査ー7478人。

え? まだ、7千人しか検査してないの? 

その内で陽性ー1705人と言うことは

4.3人に1人が陽性。

都民1300万人だと、どうなるの? 

感染者が7千人と言うことはないよね?

データは以下のHPから。

https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/


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師匠・大林宣彦監督、逝く。 [2020]

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 師匠でもある大林宣彦監督が昨日、4月11日に亡くなった。。本来なら新作「海辺の映画館」の公開初日の日。コロナ感染で延期となっていた。82歳。肺がんで余命3か月の宣告から3年8か月。

 この10数年、いろんな意味でお世話になり、応援して頂き、様々なことを教えてもらった。「理由」はメイキングを撮らせてもらった。僕が監督デビューする直前に、大林組で映画作りを学べる機会を作ってくれた。監督作を撮る時は必ずシナリオを持ってご挨拶に行き。完成したら試写会に来てくれた。僕の監督作。ほとんどを見て頂いている。

 残念なのが、昨年完成した「ドキュメンタリー沖縄戦」を見てもらえなかったこと。戦争を心から憎む大林監督なら、不肖の弟子が戦争の虚しさを描く作品を撮ったこと絶対に喜んでくれたはず。でも、当時、もう病状は重く、お訪ねすることが出来なかった。身内の方にDVDを預けたが、見てもらう機会があったという連絡は結局なかった。6年前にLAの映画祭で大林監督に言わた。

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「僕が持って走ってきたバトンを受け取り、次のレースを走るのは、太田ちゃん。君だよ」

 と対談の時にマイクを渡された。そのことを今日1日、考えていた。訃報をFacebookで記事にすると僕を応援してくれている文芸評論家さんからメッセージを頂いた。

 「大林監督は黒澤明監督との対談を受けて、映画のなくなる時代に向けて映画を撮っていると言いました。黒澤監督は戦争をなくすために映画を撮っているが、それには400年かかる、しかし、その時、平和になり映画は必要なくなると述べました。大林監督はそれを引き継いでいると語っています。太田監督、次にそれを引き継ぐのは、監督、あなたです」

 大林監督からの伝言のように思えた。あの時、LAで渡されたバトンはそれなのかもしれない。監督の次回作は戦争の悲劇を描いたものになるはずだったと聞く。残念ながら撮れなかったが、その意識を継ぎ、弟子である僕が戦争の悲劇を描いた作品を監督したい。「ドキュメンタリー沖縄戦」の延長戦にあり、今度は劇映画だ。師匠が作り得なかった作品。僕が受け継ぎたい。監督の言葉。ここ数年のインタビューから抜き出してみた。

「また日本がねぇ、戦争ができる国になった今になると、あの痛切な気持ちね、あの放蕩無頼ってのは(檀一雄のこと)、自分の命ぐらいは自由にさせてくれよと。戦争に行って殺されて消耗品になる、そういう戦争を青春として過ごした人達の無念の気持ちが、実はこれからまたやってくると」

「みんながしっかりと怯えて欲しい。大変なことになってきてる。過剰に怖がらせてるように思われるかもしれませんが、過剰に怯えていた方が間違いないと僕は思う。まあ、それが実際に怯えてきた世代の役割だろうと思うので敢えて言いますけどね。怯えなきゃいかん戦争に対して、本当に」

「僕らも何もしてこなかったってことですよ。迂闊なことにね。戦争の気配や世の中が流れていく方向をちょっと僕達が楽観視してた。ということはやっぱりね、迂闊であったとしか言いようがなくて。まあ、僕が『花筐』をここで作った理由も、迂闊であった自分をね、一つ戒める為であった」

「僕はあのイヤな戦争を、人類がまた起こさないために映画を作り続けている。あなたならどうするんだという問いかけが、今の私のテーマ。1人1人の力なき庶民、つまり映画ファンがそう信じてくれれば、時間はかかるだろうけれど映画の未来も幸せなものにできるかもしれない」


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