病気の時。患者に伝える言葉。定番が大事な理由? [闘病日記]
「お大事に」「ゆっくり休んでください」と言うことが多い。病気になって体感したが、それは正解だ。今回、大病で苦しんでみて、痛感した。
具体的な病状も分からないのに、あれこれ具体的な提案をしてくる人がいた。こちらは心臓機能が低下しているのに「運動もした方がいいですよ」というコメント。
まだ、病気の原因もわかってないのに「リハビリ頑張ってね」もう、いい加減にしろ。うんざり。という感じだった。患者は医者と対峙して、あれこれ情報を持っている。
そこに想像や思い込みで、あれこれ第三者が言う。それは応援や慰めにはならない。無神経な指示をしているだけ。良かれと思っても、患者を傷つけるだけだ。定番の言葉。大切なのだ。
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松本人志-事件とテレビ界の終焉。−1月26日 [「沖縄狂想曲」]
つい先日まで(実は昨年だけど)ジャニーズ問題で盛り上がっていたマスコミ。今は吉本=松本人志問題。テレビでは養護派が多ように思えるが、ネットでは批判の方が多い気がする。
僕は関西出身のせいか?、漫才や落語を子供の頃から見ている。そのせいか、お笑いにうるさい。でも、ダウンタウンの登場は衝撃だった。
1987年。留学中の休みに帰国する飛行機中、初めて彼らの漫才を聞いた。衝撃的だった。今もネタを覚えている。「夢で逢いましょう」も良かった。松本の「難波の浴衣兄弟」のコントが好きだった。が、もう何年も前から、彼のトークもコントも笑えない。
若手芸人のイジメ番組のようだ。トーク番組でも松本のギャグは笑えない。何か尊大な立ち振る舞い。顔つきも犯罪者のようだ。「俺の笑いが分からないか?」みたいな発言をしていたが、面白くないだけだと思える。
そんな思い上がりが、今回の事件の背景にあるように感じる。また、そんな松本を必死に庇おうとする芸人やテレビ局。崩れゆくシロアリの塔に居座るアリたちのように見える。松本や吉本の崩壊ではない。テレビ自体の終焉だと感じてしまう。
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「沖縄狂想曲」というタイトルにクレームをつける人。=1月26日 [「沖縄狂想曲」]
「狂ーという言葉に違和感を感じる」という人がいる。だが、「狂」という字に囚われてしまい「狂想曲」の意味を忘れているのではないか?
「狂想曲」は「狂っている」という意味ではない。「意味のないことで、バカ騒ぎしている様子」という意味。これがまさに基地問題に繋がる。作品を観て貰えば分かるが、ありもしない脅威や問題で「〇〇は危険だー!」「〇〇が攻めてくるー!」と大騒ぎする人たち。
その馬鹿騒ぎの実態を検証したのが、この映画。まさに狂想曲と言える事態。沖縄の友人はいう。「最初は過激なタイトルかな?と思ったけど、今の沖縄を見ていると、まさに狂っているとしか思えないわね」
映画は大袈裟なタイトルを付けがちだが、沖縄問題に関しては「狂想曲」でもまだ弱すぎると思える。それに違和感を持つのは、現状を知らないからだ。そんな人たちこそ、ぜひこの映画を観てほしい。
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