今夜も1人で夕飯。でも、幸せなのだと思える。=1月4日 [「沖縄狂想曲」]
ダイニングで1人。発泡酒を飲みながら、魚を食う。60を超えた男が1人で食事。侘しいと思うかもしれない。だが、1人で食事ができる。誰かに介護してもらわなくても、1人で食事ができる。そのことを感じる。
脳梗塞で右手が動かなくなったかもしれない。それなら左手で不器用に食事するしかない。左も麻痺すれば、誰かに食べさせてもらわなければならない。食事のたびに誰かの助けが必要。
でも、幸い僕は1人で食事ができる。1人で寂しいというより、1人で食事ができるーという幸せを感じる。侘しいというより、1人で魚を焼き、1人で発泡酒を飲み、1人で魚を食べることができる。
それもまた幸せなことだと、痛感している正月明けの夜。
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サラリーマンになれなかったこと=今更、再確認するの巻 1月4日 [「沖縄狂想曲」]
高校生の頃。会社員には慣れないーと感じた。入社しても、上司と言い争いになるだろう。相手を殴って即、クビになるはず。そう考えていた。
60歳を超えて、それは正解であったことを感じる。会社員を続けるには、我慢強いだけではダメ。ある意味で無神経になる必要があるのだ。相手の気持ちを考えない。事情を理解しない。深く考えない。与えられたことだけやる。
ある意味で軍隊と同じだ。与えられた命令の意味や意義を考えない。大手外資系の一流企業を辞めた友人。
「僕はあれこれ考えてしまう。なぜ、どうして?ああ、これは会社員に向かないなと思った」
今は会社を設立して、大成功している。つまり会社員を続けるには、機械の部品になり切ることが大事なのだ。映画の仕事。大切なのは「なぜ?どうして?」を追求し、描くこと。「今の世の中、間違っている!」と考えて作品にするのが映画屋。
対して、与えられたことに疑問を持たずに、推敲するのが会社員。やはり、僕には無理。それを無理して続けると、壊れるか? 上司や同僚を殴ってクビになっていたはず。この歳になって、高校時代の選択が正解であったこと。確認するとは。
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今回の病気。いろんなことを学んだ。会社員が抱える十字架?=1月4日 [闘病日記]
一番、印象的だったのが、友人たちの対応。映画界、サービス業の人たちは、あれこれ気遣いをしてくれた。対して、会社員の友人たち。悪気は全くないのに、信じられない無神経なことをいう者が何人もいた。
嫌がらせなら100点満点。そこまで病人を傷つける表現はない。しかし、彼らは心配し励ますために、メールや電話をくれたのだ。ただ、思ったことをすぐに言葉にしてしまう。
少し考えれば相手が傷つくであろうことでも言ってしまう。客観的に考えることができない。深く思考せずに言葉にしてしまう。子供と一緒。でも、それが50歳を超えた大人。
そのほとんどが男性で会社員。深い意味を考えることー彼らは日頃からしていないということ。だから、友人が病気でも深く考えずに発言。相手を傷つけてしまう。だが、深く考えないのは自分を守るため。
無神経な上司や営業先から、あれこれ強制される。それを受け流すことが大事。そのために「深く考えない」モードが戻れなくなっている。友達に対しても、家族に対しても同様のモードで接する。
そのために妻や子供から疎まれれる。愛する家族。彼らのために働いている。なのに家族に嫌われて行く。そんな構図も、今回の病気で痛感した。
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昨年11月の手術は成功。しかし、−1月4日 [闘病日記]
詰まりかけた血管3本を手術。しっかりと血液が流れるようになった。そのことで機能が低下していた心臓も機能回復中。のはずだ。
血液を流す血管の流れが悪くなることで、血液を流す心臓が弱るーって何だか、おかしな症状。心臓が悪くなったのではなく、血管の流れが悪くなり、心臓が弱る。その原因は太い血管が詰まりかけていた。
ややこしい。そのために体が弱り、10キロ近く痩せた。現在は中学時代と同じ体重。「痩せる」と聞くと良いことと思いがちだが、脂肪がかなりなくなった。寒さが身に染みる。頻繁に体調不良。そんな時に冬!
それが現在の状況。電気代がかかるが、暖房をしっかり使う。なのに電気モールが故障した。古いものが、もう1枚あるはず。探さねば。
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おはようございます。電気モーフが壊れて夜明け前に目が覚める!=1月4日 [「沖縄狂想曲」]
【はじめに】映画作りは希望を伝える仕事。金儲けのためではない?!(再) [MyOpinion]
映画作りは希望を伝える仕事。金儲けのためではない。
現在、心臓疾病と脳梗塞で自宅入院状態。今の思い、お伝えしたい。
映画監督業ーひとつの映画が終わると、過労でダウン。3ヶ月ほど寝込む。復活したら、また次の作品。でも、依頼しておいて、何ヶ月も働かせて、投げ出す会社もあった。タダ働きの上に、多くの借金が残った.....。
ギャラを払わず、社長は行方を暗ます。そんなことも何度かあった。映画監督が金持ちというのは、アメリカの話。日本では5人くらいしかいない。それでも多くが監督業を続けるのは、単なる娯楽作りの仕事ではないからだ。
僕は高校時代。受験勉強の日々に、意味が見い出せなくなった。そんな時に「生きる意味」や「希望」を教えてくれたのが映画。だから、今度は僕が希望を伝える映画を作りたい。「ストロベリーフィーズ」「青い青い空」「向日葵の丘」....
今は脳梗塞と心臓機能低下でダウン中。
だけど元気になったらまた、そんな映画を作る。
予告編=> https://youtu.be/rTVZ44ubDSA
予告編=> https://youtu.be/3qK8Q8o-pyY
予告編=> https://youtu.be/5W5KnnBhozE
予告編=> https://youtu.be/i25nExjEbws
予告編=> https://youtu.be/Hrl6tSnK6w0
予告編=> https://youtu.be/Q9_V_pojScw
「沖縄狂想曲」2024年 公開予定
予告編=>https://youtu.be/HLKjN1czwdE?si=YILxuAavQWwJwkl3
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