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どうすれば日本人が苦手な「考える力」が育つのか? =比較することで真実が見えてくる! [MyOpinion]

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どうすれば日本人が苦手な「考える力」が育つのか? =比較することで真実が見えてくる!

日本人は「考える力」が弱い。

マスコミが「トランプは最低の大統領だ」と報道するとすぐに乗せられて一緒になって批判する。トランプが何をしようとしているか?を考えたりせず「日本の総理と同じで最悪」と叫んでしまう。

その日本の総理に問題あることにさえ気づいてない人もいる。「総理頑張ってるよな。代わりはいないよな」と応援してしまう。考える力とは真実見抜く力、本質を知ること、プラスとマイナスを感知することにつながる。与えられたことをするのは得意だが、自主的に考え判断するのは日本人の苦手ところ。その手の教育が一切なく、ロボットサラリーマンを育てて来た結果である。

しかし、遅くない。

考える力を今からでも伸ばすことができる。比較することだ。例えば地方でNHKを見て読売新聞を読んでいる人はかなり絶望的。どちらも大本営発表だから。政府に都合のいい情報しか流さない。今の民放は政府を恐れて本当のことをなかなか言えないが、NHKを見るならテレビ朝日を見た方がいい。日テレ、フジはダメ。新聞なら朝日新聞、東京新聞(中日新聞)

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もちろん、それらが報道することが全て正しい訳ではないし、報道できないことも多い。それでも大本営発表よりはいい。そうすると、今までの報道とは違ったものがあることを感じるはずだ。

「あれ? NHKでは***は放送してないのに、こっちの局では報じている?なぜ?」

「東京新聞の一面は***なのに、Y新聞では後ろの方で小さな記事。なんで扱いが違うの?」

政府に都合いいニュースは大きく、

都合の悪いものは小さく。あるいは掲載しない。国民に知られたくないのだ。情報統制で自分らに都合のいい世論を作り出す。比較することでそれが分かる。

さらにネットだ。Facebookでもツイッターでもいい。毎日、読んでいて「いいこと言うな!」と言う人をフォローする。そして「こいつ許せねなあ」と言う人もフォローする。するとタイムラインに真逆の意見が流れる。ついでに「それなりの人」もフォローしよう。それらを比較すれば、いろんなんことが見えてくる。

比較すると人は「考える」ことを始める。

なぜ、この人は批判するのか? こちらはなぜ賛同なのか? 答えを知りたくて他の人の意見も読みたくなる。それを続けると考える力がついてくる。英語のスピードラーニングをするより、この方が人生にプラス。そこから「考える力」が育って行く。くれぐれもNHKとあの新聞のみ!と言うのはご用心。最悪の組み合わせでっせ!


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戦争映画で「兵士は勇敢に戦った」「我々は被害者だ」と叫ぶだけでは無意味。戦争の怖さ、苦しみを体感させる作品を作りたい。 [戦争について]

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戦争映画で「兵士は勇敢に戦った」「我々は被害者だ」と叫ぶだけでは無意味。戦争の怖さ、苦しみを体感させる作品を作りたい。

アメリカの戦争映画。第二次大戦ものは「アメリカ軍がいかに勇敢に戦ったか!」を描くものが多い。対して日本映画は「戦争で日本がどれだけ酷い目にあったか?」を伝えるものが多い。勝った国と負けた国の違いが出ていると思える。

ところがベトナム戦争の映画は「アメリカ兵がどれだけベトナムで酷い目にあったか?」を描くものが多い。第二次大戦を描いた日本映画と同様。勝つと武勇伝。負けると「被害者」を描くのが映画か?と残念に思えた。

いや、日本映画にもアメリカと同じものがある。「戦記物」というべき軍の目線で、再現ドラマのように戦争を描くものも多い。山本五十六長官が主人公であったり、こららの結末は悲劇として終わるが、いかに日本軍が勇敢に戦ったか?を描くものが多い。それは近年特に顕著だ。「国を守った素晴らしい人たち」みたいな作品もある。

その後、いろいろ分かってきた。戦争をしたかったのは日米ともに政府と企業。儲かるから。戦争に行かされたのは若者。多くが戦死し、人生を狂わされて帰国した者も数知れず。ベトナム戦争で後者を描けば「ディアハンター」や「タクシードライバー」(主人公がベトナム帰還兵で頭が少し変)になる。

だが、戦争を伝えるのは難しい。「私たちは犠牲者だ」「彼らは勇敢に戦った」描く方向で戦争の意味が変わる。それでは戦争の全貌は伝わらない。そこで「ドキュメンタリー沖縄戦」を作ると決まった時。考えた。どうすれば沖縄戦の全貌を伝えられるか? 悲しみや怒りを感じてもらえるか? そのために住民の目線で描くことを決めた。軍目線ではなく一般市民からの戦争を描く。

そのために当時を体験した沖縄の方々。十数人にインタビュー。その証言を中心にして構成。さらに専門家、研究者がそれを解説。米軍が撮影した当時のフィルムを使用。沖縄戦が、どのように始まり、どうして最悪の展開をしたのか? 観客が戦争を体験できる作品として完成させた。

専門家の評判はかなりいい。「かつてない沖縄戦ドキュメンタリーだ」と絶賛を頂いている。スポンサーが秋に沖縄で完成披露試写会を準備中と聞いている。この機会にぜひ観て頂きたい。



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「令和」を生き残るために必要なのは「考える力」=原発や戦争に関心を持つことが早道? [MyOpinion]

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「令和」を生き残るために必要なのは「考える力」=何か大きな事件に興味を持つことが早道?

日本人は子供の頃から与えられることばかりで、自分で考えることが少ない。教育でも「考える力」を育てない。でも、政府や学校、上司や親に言われた通りにしていれば無難な人生が送れた。それが、価値観が急激に変わる激動の令和という時代には、もう誰も道を示してくれない。自分で考えて行動するしかない。絶対に正しい道なんて存在しないからだ。では、どうすれば考える力。洞察力や判断力が育つのか? 

僕のFacebookを見ていても「橋下は嫌いです」「私は支持しません」とか小学生の落書きのようなコメントが時々入る。悪い人ではないが「考える力」が貧しい。教育のせいなので本人を責めることはしないが、なぜ、嫌いか?なぜ、支持しないか?を言葉で説明する力がない。そんなコメントを書き込むことで何になるのか? 考えていない。まさか僕が代わりに橋下に伝えるとは思っていないだろう。

それは「考える力」がないから、子供が「人参嫌い!」というのと大差ない。もし、その人たちが親なら子供たちに何を伝えるのだろう。令和以降も生きて行く子供たちに何を教えればいいのか?

自身を振り返って思うのは、原発事故に興味を持ったことでいろんなことを知ることができた。何度も詳しく書いたので省略するが、興味を持った時は勉強しよう!という何十倍も覚えられる。その意味で山本太郎とれいわ新選組の登場も大きい。多くの人が社会や政治に興味を持った。消費税は福祉に使われず、大企業の減税分の穴埋めに使われたこと。多くが知った。

山本太郎が指摘することを自分でも調べてみよう!と思ったはずだ。その種の人たちが僕のFacebook友達申請をしてくれたようだ。その一部が「嫌いです」「私は支持しません」というコメントくれるはず。この間まで考えることをしなかった人たちが考え始めた。橋下は嫌い、支持できない。でも、理由を言葉で説明できない。とりあえず太郎は信じるという段階。そこからスタートしている。それは素晴らしいこと。これからだ。

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何かに興味を持って欲しい。そこから多くを学べる。その意味で僕が監督した「ドキュメンタリー沖縄戦」も見て欲しい。沖縄戦の全貌が分かるだけでなく、戦争とは何か? 今に至る米軍の思惑。日本政府の発想は今も変わらないこと。さらには基地問題、原発問題、様々なことに繋がることが分かる。日本という国も問題点も数々浮かび上がる。今秋、沖縄で完成披露試写会がある。お近くの方はぜひ!

特報=> https://youtu.be/Wv5MK0fRauI


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