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あの人はなぜ、暴走を始めたのか? 彼の過去に答えを探す? [2019]

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あの人はなぜ、暴走を始めたのか? 彼の過去に答えを探す?

「安倍は許せねえ!」という人が多い。日本を壊しているとしか思えない。国民を踏みつけていると憎悪する人たち。とにかく嫌われるあの人。どんな家庭で、どんな青年時代を過ごして来たのだろう? どのような環境で育てば、あそこまで無謀なことを突き進める性格になるのか?

凶悪犯罪の犯人の生い立ちを探るルポがよくある。麻原彰晃もその生い立ち、経歴を見ることでオウム真理教を立ち上げ、政党を作ろうとし、サリン事件を起こした背景が見えて来た。同じように政治家だって、その生い立ちを見つめることで分かることがあるはずだ。

と、この本を読んでいる。3代、3人とも政治家。1代目・安倍寛(岸信介は母方の祖父。)は特攻隊に志願、生き残り、戦争の悲惨さを訴えた。2代目も戦争には反対。在日の人たちと交流が多く、彼らを応援した。祖父、父の記述は「伝記小説」を読むように偉人物語風だ。

なのになぜ3代目が戦争を求め、韓国朝鮮を毛嫌いするのか?と疑問に思える。そんな晋三の学生時代を知る人たちの証言が続く。家庭教師だった現・国会議員の平沢勝栄のインタビューを含め、多くが

「秀でもいないが、特にダメでもない目立たない人」

というもの。そして興味深いのは

「将来は映画監督になりたかった」

ということ。映画が好きでアクションものやサスペンスもののレンタルビデオを借りて来て母とよく見ていたという。

「このシーンは僕ならこう撮るな」

とかビデオを見ながら話をしていたという。まだ、そこまでしか読んでいないが、この段階ですでに謎だ。集団的自衛権、特定秘密保護法、安保法案、戦争ができる国にしてしまった彼を駆り立てた「思い」はどこから来たのか? 続きを読んでみる。

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