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沖縄ー6月23日、「慰霊の日」3度目の訪問。 [沖縄案内]

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沖縄ー6月23日、「慰霊の日」3度目の訪問。

慰霊の日は沖縄の終戦記念日。平和記念公園に多くの人が集まり追悼式が行われる。新基地建設を強行する首相もスピーチしたが、罵声が飛び交った。

僕が滞在している間中、雨。まるで戦没者を痛み、島が涙を流しているようだった。

「ドキュメンタリー沖縄戦」製作を開始してもう3年。9回ほど沖縄を訪ねた。この春に映画は完成しているが、今回もいろんな人の話を聞いた。完成から3ヶ月。いろいろあって、未だに披露上映会が出来ていない。関係者から問い合わせも来ている。何とか秋頃には実現したい。




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今日は何の日? [2019]

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自分が監督した映画を反省する時、内容や表現法だけではない反省すべきこと? [映画業界物語]

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自分が監督した映画を反省する時、内容や表現法だけではない反省すべきこと?

基本的に映画の欠点、問題点は全て監督のせいである。「あの俳優が思ったより下手でさー」は通用しない。その俳優を選んだ監督の責任だ。他の映画ではいいけど、その作品でよくなかったとしても、それを見抜けなかった監督のせいだ。カメラも、照明も、シナリオも、それらに問題があっても、その人たちを選んだ監督の責任なのだ。

それを基本として、考える。その俳優がよくなかったら? ーただ、その俳優を選んだのは監督でなく、Pやスポンサーの絶対命令だったらどうか? その俳優ありきで企画が立てられていたらどうか? その俳優が本当にダメで芝居ができず、作品を崩壊させたらどうか? 

それは厳密には監督の責任ではない。が、それならそれで、そのダメな主演をフォローする名脇役を用意する。その俳優がやりやすくなるようにシナリオを直す。話を主人公から少し反らせた話にする(それでいてメインはその俳優)という裏技を使うのが監督の役目だ。

「Pの決めた俳優が大根なので、作品がダメになった」

といっても、監督のその監督であり、詰まらない作品を作る人と思われても仕方ない。では、Pが悪辣で製作費を抜いて、現場費を半分以下にしてしまう。そのためスタッフは十分な人数おらず、美術費も不十分。そんな中でいいものはできない。必要な額、用意されていたのにPが盗んだのと同じ。そんな話はよくある映画界。そのために見るからに安物の作品ができてしまう。

それも監督の責任か?その場合はまず、Pと戦う。大抵は金は出ないが、その時はその製作費の中で戦う。が、次の作品以降は絶対にそのPとは組まない。分かりやすく言えば泥棒だ。例えば3000万の製作費中、1500万も抜けば(Pの会社の利益にすることが多い。厳密には泥棒とは言えない)半額。それでいいものができる訳がない。

その手のPは寄生虫と同じ!生涯2度と組まない。仕事をしてはいけない人たち。次回は信頼できるPと仕事をする。だが、僕の場合は信頼できる!と選んだPにも裏切られたので、次の作品からは自分がPをすることにした。Pをするのに資格はいらない。実際、僕は初監督作品からP業務をやっている。監督に専念するのは撮影の時だけ。だから、2本も経験すればPができた。そんな難しいものではない。けど、「俺は監督だからPはできない」と結局、悪徳Pと仕事を続ける後輩たちもいる。

そんなPがいたら、いい作品はできない。Pだけでなく、いい映画を作る上で邪魔になるものを排除する。それも監督の仕事。そのためにスタッフィング、キャスティング権がある。反省するのは内容だけではない。Pだけでなくスタッフでも、希望する仕事をしてくれない者がいれば交代させる。ベテランを呼ぶ、あるいはやる気のある新人に頼む。そうやって、今、太田組は本当にやる気があり、実力あるスタッフが揃った。だから、いいものができる。

内容だけでなく、そんな部分を反省することも映画作りでは大切だ。監督がいくら優秀でも1人では映画は作れない。素晴らしい仲間がいて始めて良い作品ができる。



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6月23日は何の日か? [2019]

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「いつまでも悩んでいても始まらない。嫌なことは忘れて次のことを考えよう!」は間違っている?! [MyOpinion]

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「いつまでも悩んでいても始まらない。嫌なことは忘れて次のことを考えよう!」は間違っている?!(2018年6月の記事)

「内輪の恥をネットで晒すようなことを書くな!」

僕のFacebookの記事を読んだ先輩からそう怒られたことがある。

「愚痴を書くな」「恥を晒すな」「個人攻撃をするな」

などとよく言われた。が、それらは愚痴ではなく「反省」。恥を晒すのではなく「トラブルをいかに克服したか?」を綴っている。個人攻撃でもない。固有名詞をあげていないし、特定できる記述もない。その人がダメなやつだと指摘するのではなく、その背景にあるものを問題視しているのだ。先輩はいい人だが古風なタイプで、内輪の問題は外部に漏らすべきではない。という思いが強い。

「後輩がバカなことを書いている。注意してやらねば恥をかく」

という思いで連絡をくれたのだと思える。後輩思いではありがたいが、先に書いた通り愚痴や不満を書いているのではない。映画監督を目指す若い人が数多く、僕のFacebook記事を読んでくれている。その人たちに対して、華やかな映画界の部分だけを伝えていいのか? 

特に今は予算削減。信じられないような製作費で映画を作る会社が多い。その中で、どうやって質を落とさずに安く上げるか? 学生や一般の人の力を借りてがんばるか? その際の問題。プラスやマイナスをあげて分析。伝えることこそ、学校では教えてくれない勉強になりはしないか?

内輪の恥を晒すとか、個人攻撃と考えて、隠すことに意味があるのか? 問題が続発しているのに、いいことしか伝えないのは大本営発表であり、どこかの政権が行っていること。それでは新しい時代を乗り切ることはできない。問題や事件を正面から見据えて、その背景や原因を追求する。そして解決策を考えることこそが映画の仕事だけでなく、大切なことなのだ。そう先輩にも伝えたことがあるが...

「文句を言うな!」

と言われた。その先輩は悪い人ではない。お世話にもなったし、感謝感謝の方だ。でも、先輩の苦言を聞くたびに日本の企業や役所の隠蔽体質を思い出す。失敗や問題を隠すばかりで、反省をせず、前向きな発言だけしていては新しい時代を乗り切れない。もちろん、僕もいい年であり、価値観がどんどん古くなっている。偉そうなことは言えない。古い価値観はやがて時代に淘汰されるだろう。

「いつまでも悩んでいても始まらない。嫌なことは忘れて次のことを考えよう!」

とよく言っていた友人もいたが、過去に向き合うことなく、同じ失敗を繰り返していたことを思い出す。大切なのは前向きなだけでなく、失敗から学ぶこと。問題を分析すること。あの時、どうすべきだったか?を考えること。それは愚痴や不満ではない。それは次の仕事に生きて来る。

(2018年6月の記事)



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日本人は戦前からの価値観に縛られている。=そこからの脱却こそが新しい時代を生きる鍵! [MyOpinion]

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日本人は戦前からの価値観に縛られている。
=そこからの脱却こそが新しい時代を生きる鍵!

その昔、同級生が大学生だった頃(1980年代前半)アルバイトをしている友人たちを親の世代はこう言っていた。

「偉いわね。学生なのにアルバイトしているのね!」

だが、その多くは小遣い稼ぎであり、旅行のためのバイト。遊ぶ金を作っているのだ。それがなぜ「偉いわね!」になるのか? というのは親たちが大学生の頃は貧しく、授業料や生活を稼ぐためにアルバイトをしている人が多かったからだ。その記憶があるので、アルバイトをする学生は「偉い」「大変だ」と言う印象になる。

しかし、そんな親の世代は「学生の本分は勉強!」と言う思いがあり、机に向かって本を読む、図書館に通うと言うことが「偉い!」と言う発想であり、旅行に行く、スキーに行くと言うレジャーは「遊び」であり、快く思わない。と言うのも、当時、戦後を過ごした親世代は貧しく、遊ぶどころか食うことで精一杯。戦後復興のために大人たちは必死で働いた。また、戦時中の

「欲しがりません。勝つまでは」

と言う標語もあったように、物を欲しがる。遊ぶと言うのは不謹慎であり、身勝手という思いが戦後にも引き継がれ、戦争=>仕事に「大切」が移行している。だから、仕事に準じるアルバイトをすることはいいことであり「偉い」になる。

そんなことで日本人は「遊ぶ」はいけないこと。「仕事」はいいことという価値観が定着。長らく続いている。今でも父親が育児休暇を取れないのは、それが背景。「家族」より「仕事」が大事。個人より会社が大切なのだ。

「子供のために仕事を休むなんて、とんでもない!」

そんな戦後からの価値観が今も生きている。育児休暇どころか、有給を取るのも憚られるという会社員もいる。対してアメリカでは、会社よりも家庭、組織よりも個人が優先される。もともと終身雇用なんてなく、より高いサラリーがもらえる会社に変わって行くのがアメリカのビジネスマンだ。夏とクリスマスには1週間以上のバケーションを取り、家族と過ごす。比べると、

「アメリカ人は遊び、楽しみ、家族と過ごすために働く」

「日本人はしっかり働いた後に、次の仕事のために休養する」

日米を比較するとそう感じる。日本人の価値観は戦前の軍国主義からの影響なのだ。だが、戦争を知らない子供たち(僕らの世代も!)は少しずつ、そんな価値観から離れて来ている。

有給は取りにくいが、会社より家族。仕事より趣味を大切にする。それを上の世代は「最近の若い者は!」というが、それが時代の推移なのだ。そして、いつまでも古い日本の価値観に縛られていると、日本は滅びていく。そもそも、

「なぜ、国や会社のために滅私奉公せねばならない?」

と気づく。バブル以前、終身雇用の時代ならまだ分かる。が、先日、トヨタ自動車の社長が「もう、終身雇用は続けられない」と発言。会社は社員の面倒を一生は見れないと宣言した訳だ。政府も年金が払えないことをバラしてしまった。

国や会社に尽くしても、この現実。古い価値観を捨て、新しい価値観を見つけること大事だ。でも、染み付いた古い価値観はなかなか抜けない。



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時代の速度に次第に遅れる自分を感じる=映画人としては致命的? [MyOpinion]

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時代の速度に次第に遅れる自分を感じる=映画人としては致命的?

10年に1度くらい試される。時代を生き延びられるかどうか?の選択。試験石が投げ込まれる。1980年代後半はCD。そこまで僕らは20年以上に渡ってレコードを聴いていたが、そこにあの小さな円盤型の銀色に輝くコンパクト・ディスクが登場した。

音質もいい、ホコリでプチプチ言わない、小さくても便利。それを新宿の電気屋、ヘッドフォンで視聴した時のショックは凄いものだった。友人たちはすぐさま購入。決して裕福ではなかったが、無理しても買った。

次の試験石はパソコンだ。これはかなり大きく恐竜時代の隕石のようだった。今ほどPCが普及していない初期の頃。1990年。年配の人たちは苦戦した。キーボードが打てない、メールが使えない、マウスって何だ、ネズミか?と、新聞ネタにもなった。

興味深いのは、これまでの時代。年長者が経験豊富で、若手は先輩たちから学び、導かれて一人前になるというが社会だった。村の「長老」というのは老いに長けた人のこと。経験豊富な年寄りが偉かったのだ。

それがパソコンの登場。若手はすぐに覚えるが、年配はなかなか使いこなせない。そのことで長い年月を生き、経験豊富な大人たちが若者からPCの使い方を学ぶという逆転現象が起きたのだ。

「こんなものはなくても仕事はできる!」

と憤るオヤジも多かったが、時代はそれを許さず、10年ほどでPCなしで、どんな仕事もできなくなってしまった。苦戦した当時の50代はすでに引退し、どうにか学んだ40代が今の60代だ。しかし、次々に新しいソフトやシステムが発売され、相変わらず大人たちは振り回されている。僕は映像編集の仕事で90年代後半にPCを始めた。もう30代だったが、あまり苦労せずに使えるようになった。同世代も同様。メールでやり取りするようになる。

それから20年が経ち、amazonプライムが登場する。これは会社での業務は関係ないし、PCほどのカルチャーショックではないが、映画関係、映画ファンには大きな隕石だ。これまで1980年代にスタートしたレンタルビデオ。のちにDVD。それから30年近く続いて来たシステムを根本から覆すものだった。自宅にいながら自分で選んだ映画を見ることができる。1本いくらのものもあるが、多くが固定料金だ。

最近、TSUTAYAがどんどん潰れていると思ったらこれだったのか!と、昨年になって気づいた。もう50代。完全に時代に遅れている。CD、PCの波は超えて来たが、amazonの波を受け止めていなかった。まあ、忙しいのもあったけど、そこから調べると、僕より若い人はamazonもNetflixもやっている。が、同世代ではゼロ! ここに僕らの世代も時代の速度についていけなくなったことを実感した。が、こんな友人もいる。

「もう、流行を追うのはやめたんですよ!」

それは違う。CDやPCは流行ではない。時代の変化だ。馬から車に変わる。電話ができる。テレビができる。そんな技術革新だ。それを拒否して生きることは出来ない。だが、CDの時も「レコードで十分」PCの時も「なくても困らない」という友人がいた。それはこだわりかもしれないが、別の意味では老化なのだと思う。古びた脳が新しいものを受け入れるのを拒否している。

老化は仕方のないもの。だが、僕は映画の仕事をしている。映画は時代の反映。古臭い過去の価値観を振り回しても、観客は感動してくれない。その意味で時代から置き去りになることは作家として失格となる。新しいものを受け入れることで、新しいかちかが見えて来る。そして3つ目がamazonプライムだった。昨年暮れに契約。見始めたが、やはりカルチャーショック。TSUTAYAはもう過去のものだ。さらにamazonミュージック!

詳しいことは以前に紹介した。が、その便利さ、凄さを話しても誰1人それを試そうという友人はいなかった。CD、PCは多くの、いや、ほとんどの友人が飛びついた。が、今回は違う。それが60代間近の50代の現実なのだろう。もちろん、amazonがなくても生活には困らない。が、友人の多くは今もTSUTAYAに通う。CDを買いプレイヤーで聴いている。でも、それが普通の50代だ。

CD発売から数年でプレイヤーを持っていた50代は身の回りにいなかった。だが、ここしばらく時代の速度は上がっているように思える。どこまでついて行けるか? 血を吐くマラソンを続けるのが映画屋の宿命と頑張ってみる。


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もう少し静養。 [健康]

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もう少し静養。

血圧はだいぶん下がった。とは言えまだ標準値ではない。それでも初期に比べたらかなり下がった。あの頃は正直に言って危険値だった。先日、帰京して疲れが出て、またしばらく大人しくしている。間も無く次の小さな仕事があるので、それに向けて体調を整える。近所のスーパーに行くのは問題ないが、新宿や渋谷まで行くのは覚悟がいる。

一番胃の痛い件

(それでまた危険値になったが)どうにか今は鎮火している。Facebookには書けないことも多い。だが、まずは体調だ。医療関係の人に言われたが、ストレスが良くないとのこと。考えると映画制作中はストレスの連続。血圧が危険値になるのも理解できる。実はその製作期間に血圧を測ったことがない。どのくらいなのだろう?

編集が終わった段階で、

ほぼ危険値だったのだから、撮影中、撮影前は完全に危険値内、あるいは危険値を超えているだろう。それでもこの数年は「ブラックホールに投げ込んでやる!」という困ったちゃんはいない。それでも応援しているつもりで足を引っ張る人。当て外れな批判をしてくる人もいる。悪意でなく善意なのだが的を得ていない。そんな方の対応は気を使うし、疲れる。

真面目な人の場合。

思い込みの強い人の場合。事実を伝えることでショックを受けたり、逆に何年も恨まれ、悪口を言い触れ回ることがある。説明しても理解してもらえない。でも、100人の内100人には理解されないこと。最近は分かる。いつか分かってもらうと信じるしかない。あこれこれ考えるとまた脈拍が上がる...。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」を楽しみにしてくれている皆様へ [お知らせ]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」を楽しみにしてくれている皆様へ

 いつも、このブログを読んでくれて感謝。作品は今年3月に完成しているが、未だに上映準備が進んでいない。特に圧力がかかっていると言う訳ではないが、色々あって止まっている。

 問題を解決。まずは、沖縄で完成披露試写会を計画。うまくいけばこの秋。それが実現できるように頑張っている。

 すでに沖縄取材のエピソードは記事にしているが、上映が決まれば、沖縄戦に関することを詳しく書いていきたい。それまでは、あれこれ別の話も書いて行く。

 戦後の全ては沖縄戦と関連しており、それらを見つめることで日本という国が見えてくる。上映に関しては決まり次第。また、このブログ上で発表させてもらう。


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「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」 完成披露上映会を準備中 [2019]

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「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」

完成披露上映会を準備中ですが、まだ時間がかかりそうです。

写真ー沖縄戦、日本軍兵士の収容所。


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