日航123便墜落事件=いろんな説があるが、信じがたいものも。そんな1つを検証! [日航123便撃墜事件]
ケネディ暗殺事件もそうだが、いろんな説がある。CIA陰謀説、軍人首謀者説、マフィア説、カストロ首謀者説、ソ連説、果ては宇宙人の仕業というものまで多種多様だ。宇宙人を除けば一番、信用できないのが、政府が立ち上げたウォーレン委員会の報告書。つまり、オズワルド犯人説だ。同じように123便事件でもいろんな説がある。あるHPに「これが真実だ」と書かれているので、転載する。
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以下がJAL123便が「撃ち落とされた」理由と、それにまつわる真実です。
1. プラザ合意を呑ませるために中曽根を脅迫するため
2. プラザ合意に反対していた関西の財界大物4名を全員暗殺するため
3. グリコ森永の実行犯を殺害し証拠隠滅するため
4. 松下トロンOSの技術者17人を抹殺するため
5. JAL123便が核弾頭を輸送していることを米軍が突き止め、ミサイルで攻撃した
6. 核弾頭輸送を隠蔽するため、自衛隊は日航機を御巣鷹山までおびき寄せ撃墜した
7. 自衛隊は米軍機、自軍機、さらには偵察のみのNSA機、ソ連機まで全機撃墜
8. JAL123便の生存者は数十名以上いたが、ほぼ全員VX毒ガスなどの手法で殺された
9. 宗教的な意味を持たせるために、犠牲者は520人でなくてはならなかった
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このHPではこの全てが真実だと主張するが、これだけの事実が同時に123便も集結させて、実行するには、かなりの段取りが必要、偶然ではありえない。いくつかに絞るなら分かるが、この全部を揃えるのは様々な巨大組織が頑張っても難しい。
何より、これらをまとめて123便で処理する必然性がない。それぞれ別の形で別の時期に対応する方が早い。ただ、もしかするとこの著者は身に危険を感じ、フェイクの理由を上げることで、煙に巻いているのかもしれない。だから、一つだけは事実ということもある。検討してみよう。
1、プラザ合意のために中曽根を脅すため=この事故の真相を暴くと言われて合意したという話はあるが、その逆? 撃墜せずとも「未遂」でも脅迫は成り立つのではないか? また、墜落後にガスや火炎放射器で乗客を殺す必要もない。
2、関西の財界人暗殺=プラザ合意に反対したという、そのために殺す必要があるか? 様々な脅し、圧力で十分ではないか? また、そのような財界人がどこの誰という指摘はどの本にも、ネットでも見られない。
3、グリコ事件の犯人殺害=交通事故を装い殺害する方が早い。そのために自衛隊のミサイルを使うか?そもそもなぜ、犯罪者を消す必要があるのか? 乗客の誰が犯人なのか? 犯人である根拠は何か? これは特に嘘っぽい。
4、トロン開発者17人を消すため。=この説は他でも聞いたが、そんな重要な人たちが揃って同じ飛行機に乗るか? また、その会社と開発者の実名を挙げて指摘している本もネットも見たことがない。
5、6、7、核弾頭運搬=これも聞いたことのある情報。それをアメリカが奪いに来たというもの。追尾した米軍機を自衛隊が撃墜したとある。それでアメリカが黙っている訳がなく、信頼性が低い。
8、毒ガスで乗客は殺された=これは先に読んだ本2冊でも指摘している。あえりる。というか、それしかないだろう。
9、宗教的な意味合いで520人を殺した。=もし数にこだわるなら飛行機事故による殺害は実行しないだろう。何人死ぬか分からない。全員が死ぬとも限らない。実際4人が生存している。そして死者は524人。そもそもの数字を間違えている。
どれも難あり、自動車事故と違い飛行機はいろんな組織が絡む、それで事故を偽装するには国家レベルの対応が必要。それをアメリカが日本で行うのは困難。日本政府なら可能だが、グリコ事件の犯人や財界人を殺すために、ここまで大掛かりな事件にする必要性が感じられない。
ミステリー小説の題材なら「たった1人(数人を)殺すために飛行機事故!」というのは突飛で面白いかもしれないが、現実に実行するなら、もっと簡単で確実にできる方法が他にある。その意味で上記は全て外れだと思える。
また、この手のHPを読むと、話がどんどん広がり、さらに「ホンマかいな〜」という展開になる。もちろん、敵を欺くために陰謀論を演じているのかもしれない。
が、そもそもの仮説に問題がある。また、そのための情報、物証がほとんど上がっていない。全部が嘘ではないが、整合性がないことが多く、それらは「陰謀論」と呼ばれても仕方がない。また、著者が何者か分からないのも、興味本位の執筆という可能性が高い。
先の本2冊の著者は元日航のCAであり、被害者の家族。名前も出している。強い動機がある。その意味でも、その2冊の仮説が説得力があり、もっとも真実に近いと感じる。
上記の「真相」?はこちらから引用=>http://die-wahrheit.blog.jp/archives/9164225.html
日航123便墜落事件=生き残った乗客が火炎放射器で焼き殺された検証 [日航123便撃墜事件]
日航123便墜落事件=生き残った乗客が火炎放射器で焼き殺された検証
事故ではない!何らかの陰謀があったと思える。何より、写真週刊誌にも掲載された黒焦げの死体。旅客機のジェット燃料ではああはならない。911のとき、貿易センタービルの鉄骨がジェット燃料で溶けて、ビルが崩壊したというのも否定されたように、ジェット燃料は灯油に近いもの。鋼鉄を溶かしたり、人を両面丸焦げにすることはできない。
東京大空襲の後の写真を見れば分かるが、死体が同じように黒焦げになっている。あれは焼夷弾によるもの。ガソリンに近い液体が飛び散り、それがかかると燃え続け、全面が黒焦げになる。123便の墜落現場でも焼夷弾と同じ成分が検出されている。ジェット燃料にはない成分。それを燃料とする武器が火炎放射器である。それを日本で唯一、所有するのは自衛隊。この一点だけでも、事故ではないことが明らかだ。
東京大空襲と123便の遺体写真。多分、どちらがどちらか見分けが付かない。同じ原理の兵器で焼け死んだからだ。閲覧注意!
中国は絶対に攻めて来ない?=日本人はアメリカに踊らせているだけ?そしてあの国にも? [沖縄の現実]
中国も、北朝鮮も絶対に攻めて来ない?
=日本人はアメリカに踊らせているだけ?そしてあの国にも?
「沖縄から基地がなくなると、中国が攻めて来るんだよ!」と言う話を聞いたことがある人、多いだろう。Twitterでも「基地反対」と言うと「だったら中国が攻めて来たらどうするんだよ!」と反論してくる奴が必ずいる。その辺のことを沖縄戦取材中に、事情通の方が解説してくれた。
「中国が日本に攻めて来たりしないよ」
ーーでも、今、空母を作ってますよね。空母って攻撃のための戦艦。自衛隊にはありません。
「空母って単独では活用できないんだよ。護衛艦が何隻もいるし、その全てを運用するために10年はかかる。今すぐ攻めては来れない。そもそも、何のために攻めてくるんだい?」
ーー日本の資源を奪うためです。メタンハイドレードとか未来のエネルギーがありますよね?
「あれは採掘に物凄い費用がかかるので、安いエネルギーにならない。これからは水素。そして自然エネルギーだよ。日本の貧しい資源を中国が欲しがったりしない」
ーーじゃあ、日本の海域ギリギリで中国が油田を掘っていますよね。あれは日本の資源を奪っているんじゃないですか?
「あれは中国じゃなくて、アメリカの会社がやっているんだ。調べてごらんよ。それに石油なんてもう過去のエネルギーだよ」
ーーでも、領海侵犯とか中国って日本を狙っているんじゃないですか?
「中国はいくつもの国と地続き。それらの国を侵略したことある? 日本の軍事費は454ドル。世界で8位。それも中国とは海を挟んでいる。そんな日本をわざわざ侵略するくらいなら、地続きの国で、軍事費も遥かに低く、軍事力のない国を先に狙うだろ? それに今の時代、侵略なんてしたら国際世論にバッシングされる」
ーー中国がアメリカと戦争する可能性は?
「ないよ。アメリカは貿易のお得意様。止められたら中国は大変だよ。同時に中国もアメリカ製品を買ってる。その関係を壊すことを両国ともしない。アメリカ側が赤字だから揉めているだけ」
ーーなのに、中国は危険。戦争しそうという感じしますよね?
「それはアメリカの戦略に乗せられているんだよ。中国が攻めてくるぞーという不安を作り出すことで、日本はアメリカから武器をたくさん買う。その環境作り。多くの日本人が引っかかっている。北朝鮮も同じ。絶対に攻めて来ない。まあ、これはもう間も無くトランプが解決しそうだけどね」
ーー中国も北朝鮮も、脅威ではないんですか?
「脅威を煽ることで、アメリカは儲かる。日本では沖縄に基地が必要と勘違いする人が増える。基地の既得権益で儲かる日本の企業や政治家いる。だから、脅威を煽るんだよ。実際は攻めて来たりはしない。ただ、ある国は本当に戦争をしたがっている」
ーーえ、中国、北朝鮮以外ですか? アメリカ?
「アメリカはもう戦争に金かけるのやめて、国内に金使おうという方向に進んでいる。だから、北朝鮮も抑えて混んで、火種を消そうとしている。今、一番、戦争をしたがっている危険な国は日本だよ」
ーーーあ〜確かに、もう戦争ができる国ですもんね。つまり、中国や北朝鮮の脅威は、アメリカと日本政府が「オオカミがくるぞ〜」と言っているだけ。本当は沖縄の基地もいらない。何百億もする戦闘機もいらないということなんですね?
「その通り。多くの日本人は踊らされているだけだよ」
限りなく納得いく話だ。そんな現実を沖縄戦とキュメンタリーの取材中に聞くことができた。
その道で成功する人と、しない人。何が違うのか?(改訂版) [映画業界物語]
その道で成功する人と、しない人。何が違うのか?(改訂版)
20歳前後。退屈な映画学校をドロップアウトして、自主映画(学生映画=8ミリで映画を作る活動)をやっていた。なので、まわりには
「将来、映画監督になりたい!」
という奴がゴロゴロ。そんな1人。大学の映画科で学ぶA君がいた。実習で8ミリフィルム撮影せねばならないが、カメラを持っていないという。友人Bの後輩ということもあり、僕の8ミリカメラを貸した。
それから1ヶ月。友人Bと会った。彼も大学生だが、元々ミュージシャンを目指しており、かなり有名なバンドでプレイしていた。が、ミュージシャンで食って行くのはむずかしいので就職するという。苦渋の決断。おまけに彼が辞めてからバンドはブレイク。プロデビューして大活躍。複雑な思いだったようだ。そんな彼が後輩S君のことを話してくれた。
「A君は将来、映画監督になる!と言っているけど、違うんだろうなあ〜 あいつはお前に借りたカメラで実習をした。アパートが近いのでよく彼の部屋には遊びに行くんだけど、実習が終わるとカメラは棚に置いたまま。あれから1度も使ってない。こいつはダメだなと思ったよ。
もし、本当に映画監督になりたければ、実習をやって、はいー終わり!ではなく、自分の撮りたいものをどんどん撮ればいい。風景でも、電車でも、どんなふうに映るか?勉強するべきなのに、カメラは棚に置かれたまま。
あいつは映画を観るのが好きなだけで、作るのはさほどではないんだ。ただ、大学の課題があったので8ミリカメラを使った。それで終わり。もし、僕がギターを借りたら、毎日ガンガン弾いたよ。部屋に置いて触らないなんてことはない。でも、彼はカメラを置いたまま。そういうことだよ….」
その通りだ。プロを目指していた友人の着眼点は鋭い。彼だけでなく「将来は映画監督になる」といいながらも、シナリオを書こうとしない奴。映画は年に300本観るけど、学生映画すら作ろうとしない奴。映画より競馬が好きな奴。映画はテレビでしか観ない奴。でも、彼らは皆、口を揃えて言う
「将来は映画監督になりたい!」
ウソを言っている訳ではないが、勘違いしている。映画を作るより大事なことが他にあるのだ。夢だ。目標だといいながら、本当にやりたい訳ではなく。「おもしろそう」とか「憧れる」というレベルなのだろう。
A君はその後、どうなったか? 大学を卒業したあと、普通に会社に就職。映画監督にはなっていない。映画関係の仕事にすら就いていない。友人の言う通り、映画を観るのが好きなだけだったのだ。彼を批判するのではない。夢破れたとか、根性がなかったというのも違う。その種の人は多い。皆、映画を観るのが好き。音楽を聴くのが好き。漫画や小説を読むのが好きだっただけ。勘違いして
「僕も映画を撮りたい」「プロになって演奏したい」「小説を出版しよう」
40年の歳月を見つめて分かること。本当に夢を掴み、業界でスタートする奴は学生時代からおとなしくしていない。映画監督を目指すなら学生映画を作る。ギターリストが夢ならガンガンギターを弾く。バンドをやる。作家なら小説を書いて出版社に持って行く。誰が止めても止まらない。本当に好きか?どうかなのだ。好きなら行動する。
ミュージシャン希望ならギターを弾いているか?
人前で歌っているか?一番大切なことは何なのか? 学業か? アルバイトか? 夢か? つまり、今、あなたが時間と人生とお金を、一番注ぎ込んでいることが、あなたが一番大切なものなのだ。
毎日、映画のことを考えている。音楽のことしか考えない。家族よりも、恋人よりも、大事。貧しくてもいい。結婚できなくてもいい。そんな思いを持った人たちが、その世界で成功する。
40年見つめて来たが例外はない。もちろん業界で成功することが人生の勝者ではない。安定した生活を選ぶことも人生だ。ただ、掴みたい夢があるなら、能書きはいいから行動してほしい。
日航123便墜落事件 =いろんな説があるが、信じがたいものも。そんな1つを検証! [日航123便撃墜事件]
日航123便墜落事件
=いろんな説があるが、信じがたいものも。そんな1つを検証!
ケネディ暗殺事件もそうだが、いろんな説がある。CIA陰謀説、軍人首謀者説、マフィア説、カストロ首謀者説、ソ連説、果ては宇宙人の仕業というものまで多種多様だ。宇宙人を除けば一番、信用できないのが、政府が立ち上げたウォーレン委員会の報告書。つまり、オズワルド犯人説だ。同じように123便事件でもいろんな説がある。あるHPに「これが真実だ」と書かれているので、転載する。
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以下がJAL123便が「撃ち落とされた」理由と、それにまつわる真実です。
1. プラザ合意を呑ませるために中曽根を脅迫するため
2. プラザ合意に反対していた関西の財界大物4名を全員暗殺するため
3. グリコ森永の実行犯を殺害し証拠隠滅するため
4. 松下トロンOSの技術者17人を抹殺するため
5. JAL123便が核弾頭を輸送していることを米軍が突き止め、ミサイルで攻撃した
6. 核弾頭輸送を隠蔽するため、自衛隊は日航機を御巣鷹山までおびき寄せ撃墜した
7. 自衛隊は米軍機、自軍機、さらには偵察のみのNSA機、ソ連機まで全機撃墜
8. JAL123便の生存者は数十名以上いたが、ほぼ全員VX毒ガスなどの手法で殺された
9. 宗教的な意味を持たせるために、犠牲者は520人でなくてはならなかった
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このHPではこの全てが真実だと主張するが、これだけの事実が同時に123便も集結させて、実行するには、かなりの段取りが必要、偶然ではありえない。いくつかに絞るなら分かるが、この全部を揃えるのは様々な巨大組織が頑張っても難しい。
何より、これらをまとめて123便で処理する必然性がない。それぞれ別の形で別の時期に対応する方が早い。ただ、もしかするとこの著者は身に危険を感じ、フェイクの理由を上げることで、煙に巻いているのかもしれない。だから、一つだけは事実ということもある。検討してみよう。
1、プラザ合意のために中曽根を脅すため=この事故の真相を暴くと言われて合意したという話はあるが、その逆? 撃墜せずとも「未遂」でも脅迫は成り立つのではないか? また、墜落後にガスや火炎放射器で乗客を殺す必要もない。
2、関西の財界人暗殺=プラザ合意に反対したという、そのために殺す必要があるか? 様々な脅し、圧力で十分ではないか? また、そのような財界人がどこの誰という指摘はどの本にも、ネットでも見られない。
3、グリコ事件の犯人殺害と証拠隠滅=それらなら交通事故を装い殺害する方が早い。そのために自衛隊のミサイルを使うか?そもそもなぜ、犯罪者を消す必要があるのか? 乗客の誰が犯人なのか? 犯人である根拠は何か? これは特に嘘っぽい。
4、トロン開発者17人を消すため。=この説は他でも聞いたが、そんな重要な人たちが揃って同じ飛行機に乗るか? また、その会社と開発者の実名を挙げて指摘している本もネットも見たことがない。
5、6、7、核弾頭運搬=これも聞いたことのある情報。それをアメリカが奪いに来たというもの。追尾した米軍機を自衛隊が撃墜したとある。それでアメリカが黙っている訳がなく、信頼性が低い。
8、毒ガスで乗客は殺された=これは先に読んだ本2冊でも指摘している。あえりる。というか、それしかないだろう。
9、宗教的な意味合いで520人を殺した。=もし数にこだわるなら飛行機事故による殺害は実行しないだろう。何人死ぬか分からない。全員が死ぬとも限らない。実際4人が生存している。そして死者は524人。そもそもの数字を間違えている。
どれも難あり、自動車事故と違い飛行機はいろんな組織が絡む、それで事故を偽装するには国家レベルの対応が必要。それをアメリカが日本で行うのは困難。日本政府なら可能だが、グリコ事件の犯人や財界人を殺すために、ここまで大掛かりな事件にする必要性が感じられない。
ミステリー小説の題材なら「たった1人(数人を)殺すために飛行機事故!」というのは突飛で面白いかもしれないが、現実に実行するなら、もっと簡単で確実にできる方法が他にある。その意味で上記は全て外れだと思える。
また、この手のHPを読むと、話がどんどん広がり、さらに「ホンマかいな〜」という展開になる。もちろん、敵を欺くために陰謀論を演じているのかもしれない。
が、そもそもの仮説に問題がある。また、そのための情報、物証がほとんど上がっていない。全部が嘘ではないが、整合性がないことが多く、それらは「陰謀論」と呼ばれても仕方がない。また、著者が何者か分からないのも、興味本位の執筆という可能性が高い。
先の本2冊の著者は元日航のCAであり、被害者の家族。名前も出している。強い動機がある。その意味でも、その2冊の仮説が説得力があり、もっとも真実に近いと感じる。
上記の「真相」?はこちらから引用=>http://die-wahrheit.blog.jp/archives/9164225.html
日航123便墜落事件(下)=驚愕の真相。政府、マスコミ、日航がグルになり真相を隠蔽した?! [日航123便撃墜事件]
日航123便墜落事件(下)
=驚愕の真相。政府、マスコミ、日航がグルになり真相を隠蔽した?!
123便墜落事件の真相を追求した青山塔子さんの本( https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp/2019-04-19-3 )で解明できていないことが二つ。それを本書「日航123便乗客乗員の怪死の謎 命乞い」(小田周二・著 文芸社)では解明している。
自衛隊のミサイル訓練中に間違って123便の尾翼に命中。それがバレると困るので、自衛隊は当時の総理に進言。日航機の撃墜許可を得る。報道されているように操縦不能にはなっておらず、同機は横田基地への着陸を求めていたが、自衛隊のファントム機が追尾。着陸を阻止。山岳地帯に誘導。小型ミサイルでエンジンを破壊。事故に見せかけて撃墜した。(詳しくは前回の記事を)
その後の、本書の推理はこうだ。
ミサイル訓練で民間の航空機を誤ってでも攻撃したことがバレると大変。自衛隊のある部隊が墜落地点に向かう。ある作業をする時間を稼ぐために、政府は日本航空、マスコミ、警察に緘口令を引き、別の墜落地点を発表する。そのために発見が翌日になった。
深夜に自衛隊は現場に到着。
ミサイルの破片を回収。同時に生き残った乗客を毒ガスで殺し、証拠隠滅のために、さらに火炎放射器で焼き殺した。これらの指摘は青山塔子さんの本にもあり、物的証拠も上げている。この先は本書のみの指摘。調査委員会は結論ありきで、早い段階に発足。ボーイング社の修理ミスを原因とする。が、それでは筋が通らない事実が多数あることを本書は具体的に説明してある。
報告書はケネディ暗殺時の
ウォーレン委員会の報告書と同様。矛盾点が多く、こじつけ、事実無視があれこれ目に付く。また、破損した尾翼が海中に沈んでいるので、引き上げればさらなる事実が分かるにも関わらず、早い段階で調査が中止。機長らの通信を全て録音しているブラックボックも回収したのに、その一部しか公開せず。今日でも日航はその内容を非公開にしている。
本書はその背景に国家ぐるみの隠蔽があると指摘する。航空局が中心になり、日航に加害者役を演じさせ賠償をさせる。マスコミには当初、間違った墜落地点を伝えさせ、その後も調査報告が正しいことを報道させる。だとすると青山さんの本で感じた疑問も解決する。墜落直後、多くの村民が目撃。NHKを初めてテレビ、新聞に墜落地点を電話連絡している。にも関わらず、別場所をマスコミは伝え続けた。
また、先に紹介した「NHKスペシャル」(近年放送)では同局に通報があったことは伝えず、オレンジ色の物体も、ファントム機も無視。調査報告に賛同するばかりの内容だった。当時の関係者のインタビューでも「方法がなかった」「できなかった」という早期救助の可能性がなかったかのようなもの。だが、当時に状態を考えると十分に可能だったはず。
https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp/2019-04-19-1
そんな証言を取り上げ、肝心なことを無視する番組はまさに隠蔽サイドにいるということ、今もその役割を続けているのだ。「政府が右というものを左とは言えない」と会長が発言する組織だ。最近は特に批判が多いが、その体質は当時からのものであったことを感じる。以上、書ききれないほどの矛盾点、指摘、疑問点。それらを繋ぎ合せると本書の推理がほぼ真相であることを感じる。
一言で言うと自衛隊の事故を隠すために、
横田基地に着陸すれば助かった無実の国民524人が、自衛隊によって殺害されたと言う事件である。この事故の1ヶ月後、日本が非常に不利な立場になるプラザ合意をアメリカと結ぶ。これは墜落事故の真相を見抜かれ脅されたからではないか?という話だが、それも納得が行く。あの首相が「墓場まで持っていく」というのも当然であり、語れる訳がない。
「そんな酷いこと国家がやるかなあ?」
と思う人もいるだろう。しかし、戦時中の沖縄戦を見つめれば、多くの市民を見殺しにし、自決まで強要。我が子を殺せと迫った事件が多数あった。また、原発事故が起きれば大きな被害が出ることが分かりながら、未だに十分な安全対策をしていないのも、周辺住民を見殺しにしているのと同じ。
福島の事故も、あと何万年も収束にはかかるのに、全てが終わったかのように政府は伝えマスコミが報道するのも、123便の隠蔽と同じ構図である。そう考えれば1985年に民間人を殺害し、真相を隠蔽。というのも、あり得ないことではない。物的証拠がなくても、様々な事実を繋いでいくと真相は見えてくる。その意味で本書は非常に説得力があり、これが真相だと感じさせる。ちなみに当時の総理は中曽根康弘。今年100歳。今も健在である。
日航123便墜落事件(中)=驚愕の真相。事故ではなく自衛隊が撃墜した?! [日航123便撃墜事件]
日航123便墜落事件(中)
=驚愕の真相。事故ではなく自衛隊が撃墜した?!
青山塔子さんの本( https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp/2019-04-19-3 )で解明できていないことが二つある。
「自衛隊のファントム2機が123便を追跡した目的」
「123便が横田基地に緊急着陸を求めながら、着陸せず、その後、連絡がなかったこと」
この2つが分からない。が、大筋であの事件は自衛隊のミサイルが訓練中に123便に命中。尾翼が破損。そのために墜落したということ。では、ファントムの目的は? 救出するにしても、ジャンボジェットを小型の戦闘機が助けることはできない。とすると、状態を見るための偵察か? そして、なぜ、墜落以前にファントムは帰還したか?という謎も残る。
当初、僕はいろんな情報から、123便は自衛隊の訓練中のミサイルを受け、操縦ができなくなり、墜落した事故と考えていた。が、本書の指摘では、操縦はどうにか可能だった。だから、横田基地へ緊急着陸を要請した。
ところがファントムが近づき、連絡。
123便に横田基地の着陸はせぬように指示したと指摘。そして別の方向に飛行するように命令。他の状況証拠から123便は尾翼が破損したものに制御不能ではなく、自力で飛行することが可能だったようだ。だから横田基地に着陸することもできた。そうすれば乗客は全員助かっていたはず。それを自衛隊のファントム機からの連絡で中止。御巣鷹山方面に向かったのだ。
その途中、山の中でファントムが小型ミサイルを発射。123便のエンジンを破壊。そのために墜落したと指摘する。訓練用ミサイルで操縦不能になった訳ではないという。その証拠として墜落直前までパイロットの意思で横田基地に連絡、向かっていること。その段階の目撃情報では123便から煙も火も出ていない。それが御巣鷹山付近で火が出て、煙を出していたとの目撃情報が初めて出る。
また、生存者の証言からも、
しばらくは安定した飛行を続けていたこと。墜落直前に大きな揺れを感じ、急降下したことが分かっている。つまり、自衛隊機が123便を山岳地帯に誘導し、そこで撃墜した。目的はミサイル訓練の事故を隠すため。横田基地に着陸すれば523人の乗客が助かったのに、口をふさぐために撃墜した。ミサイル事故で墜落したのではないとする。
さらに、墜落しても生存者が出る可能性がある。その対処ための時間稼ぎに、別の場所を墜落地点と発表。著者はこの段階で、政府と日航。そしてマスコミが共謀して事実の隠蔽を始めていたという。
実際、墜落地点に近い上野村では多くの人が墜落を目撃していて、正確な場所を当初から把握していた。消防団や村人が救出に向かおうとすると、なぜか、「墜落地点は別の場所」と言っている自衛隊や警察がやって来て、救出を止めたと指摘する。また、米軍のヘリが燃え上がる123便を発見し連絡。地上に降りようとすると、基地から連絡。「引き返せ」との指示。直後の自衛隊のヘリが現れたので安心して帰還したが、救出が始まったのは翌朝であった。
その経緯を米軍ヘリのパイロットは
上から口止めされた。その後、退役して1990年代に入ってから、そのことを新聞コラムに書いた。そこから米軍はすでに墜落地点を把握。自衛隊が早い時間に到着していたのに何もしなかったことが発覚している。いや、正確には何もしなかったのではい。救出はしなかったが別の活動をしていた。それがミサイルの破片回収である。
その時間を稼ぐために別の場所に墜落したと発表。地元の消防団らを足止めした。だが、生存者の証言によると、その時間はまだ多くの乗客が生きており、うめき声をあげたり、叫んだりしていたいう。そんな彼らに対し、自衛隊はさらに恐ろしいことを実行したという....。
(つづく)
日航123便墜落事件(上)=驚愕の真相。残った謎も全部解明している!これが事実か? [日航123便撃墜事件]
=驚愕の真相。残った謎も全部解明している!これが事実か?
「日航123便乗客乗員の怪死の謎 命乞い」(小田周二・著 文芸社)読み終えて、打ちのめされて、しばらく感想が書けなかった。先に読んだ青山塔子さんの本( https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp/2019-04-19-3 )。かなり説得力があるもので、ほぼ真実だろうと思えた。が、いくつか謎が残っている。それを本書は全て解明している。
いろんな方向から調べ、取材し、真相を推理している。物的証拠がなくとも、整合性や合理性を考えると、真実は見えてくる。幽霊や宇宙人の仕業でなければ、必ず筋は通る。日航123便乗客の遺族が書き上げた本書の内容(推理)を簡単に紹介したい。
①事件の日。相模湾では自衛隊のミサイル発射事件が行われていた。それが間違って123便の尾翼に命中してしまった。
②当時、自衛隊の予算を国会で上げようとする矢先。アメリカからも軍事費を上げるよう要請があった時期。事故はマズイ。
③自衛隊の上層部から事故を隠すための提案がされる。それを当時の総理大臣は承諾。
④以前に起きた事故。自衛隊機と旅客機の衝突。乗客は全員死亡。隊員は脱出して無事。大きな問題となった。担当大臣は責任を取らず、直前に退任。あとガマの大臣が批判にさらされ、辞任に追い込まれる。その時、何の批判を受けずに逃げ延びた議員が、123便事故時の総理大臣となっていた。
⑤123便は当初、横田基地に緊急着陸を考える。横田からはOKの返事。なのに着陸は行われず、その後、横田基地への連絡がなくなる。このことは報道されていない。そして青山塔子さんの著書では横田基地に文章で質問。緊急着陸要請を受け承諾したことを基地側も認めている。
⑥青山さんの本では解き明かされていない謎。123便を追いかけたファントムが2機。かなりな時間、追尾していた目撃情報が多数ある。が、これも報道されておらず。元自衛隊員の証言によると、2機ともに自衛隊機であるとのこと。
さて、このファントムが何のために追尾していたか? それは青山・本では解き明かされておらず、その後、ファントムは123便から離れて基地に戻ったとある。(それも目撃情報あり)何のために追尾したのか? そしてなぜ、123便は横田基地に着陸しなかったのか? さらに連絡もしなかったのか? その時点ではまだ墜落はしていない。墜落はそのずっとあとだ。
そして、墜落現場の錯綜。
間違った場所が報道され、捜索隊は時間を無駄にする訳だが、青山・本には出てこない墜落現場に近い村での出来事の数々。「えー何で?それって****てこと?」としか思えないことの連続。そして公開されたブラックボックスに録音されていたと言う機長の声。その時間。123便が飛んでいた位置。動きを重ねていくと、驚愕の事実が見えて来る....。えーマジかよー? (つづく)
あの人はなぜ、暴走を始めたのか? 彼の過去に答えを探す? [2019]
あの人はなぜ、暴走を始めたのか? 彼の過去に答えを探す?
「安倍は許せねえ!」という人が多い。日本を壊しているとしか思えない。国民を踏みつけていると憎悪する人たち。とにかく嫌われるあの人。どんな家庭で、どんな青年時代を過ごして来たのだろう? どのような環境で育てば、あそこまで無謀なことを突き進める性格になるのか?
凶悪犯罪の犯人の生い立ちを探るルポがよくある。麻原彰晃もその生い立ち、経歴を見ることでオウム真理教を立ち上げ、政党を作ろうとし、サリン事件を起こした背景が見えて来た。同じように政治家だって、その生い立ちを見つめることで分かることがあるはずだ。
と、この本を読んでいる。3代、3人とも政治家。1代目・安倍寛(岸信介は母方の祖父。)は特攻隊に志願、生き残り、戦争の悲惨さを訴えた。2代目も戦争には反対。在日の人たちと交流が多く、彼らを応援した。祖父、父の記述は「伝記小説」を読むように偉人物語風だ。
なのになぜ3代目が戦争を求め、韓国朝鮮を毛嫌いするのか?と疑問に思える。そんな晋三の学生時代を知る人たちの証言が続く。家庭教師だった現・国会議員の平沢勝栄のインタビューを含め、多くが
「秀でもいないが、特にダメでもない目立たない人」
というもの。そして興味深いのは
「将来は映画監督になりたかった」
ということ。映画が好きでアクションものやサスペンスもののレンタルビデオを借りて来て母とよく見ていたという。
「このシーンは僕ならこう撮るな」
とかビデオを見ながら話をしていたという。まだ、そこまでしか読んでいないが、この段階ですでに謎だ。集団的自衛権、特定秘密保護法、安保法案、戦争ができる国にしてしまった彼を駆り立てた「思い」はどこから来たのか? 続きを読んでみる。
最近、身近に困ったちゃんがいなくなった?=緑のタヌキ式「排除」作戦? その攻防を振り返る [映画業界物語]
最近、身近に困ったちゃんがいなくなった?
=緑のタヌキ式「排除」作戦? その攻防を振り返る。
この数日、あれこれ書いていて、これまで僕もいろんな批判をされて来たなあ...と思い出した。過労になるまで映画製作に奮闘しているのに、倒れると「怠けている!」「本当はサボりたいだけ!」と「過労」というものを知らない連中が批判、直接言って来る人もいた。その前は「制作費を集めて映画を作る」というと
「無理だ!」「不可能だ!」「やめた方がいい!」
「お前にできる訳がない!」
と助言(大きなお世話)して来る人たちがいた。なぜ、人は頼みもしないのに、おまけに経験のないことを上から目線で言いに来るのだろう? そして、スタッフ内で、ロケ地でも、自分の都合だけであれこれ主張する人、横槍を入れて来る人、邪魔しかしない人たちがいた。まあ、人は愚かさを知らずに、間違った方向にエネルギーを費やしがちなのかもしれない。かよわき子羊ということか?
と、あれこれ書いているが、実はここ数年はその手の人が激減している。というか、ほとんどいない。「明日にかける橋」の時なんて、スタッフ、キャスト、地元のみなさん。本当に素晴らしかった。もちろん、何人か困ったちゃんがいたが、以前の勘違い野郎どもに比べると問題にならない。
これまでは推進しているつもりで映画製作を崩壊させようとした人たち。明らかに欲得のためだけで入り込み、あるいはゴリ押しして来る連中もいた。が、そんな人たちが全くいない。また、僕が過労でダウンしていても、以前のように
「どうせ仮病でしょう?」
「いつまでも甘えてないで、さっさと仕事をしなさい」
とか言って来る人もいない。
「映画監督は仕事しないで遊んでばかりいるらしいけど、そうなの?」
と面とむかって皮肉をいう地元の人もいない。以前はそんな人たちが結構いて、だからと言って殴り倒す訳にも行かず(逮捕されます!)イライラが連日、最高潮だった。それでいて映画を作る、終わると半年間寝込んだりした。今回はまだ1ヶ月少々だが、かなり回復している。以前のように当て外れの批判や誹謗中傷して来る人。利益を求めて入り込む寄生虫のような輩がいなかったのでストレスが軽減されたのだろう。詳しく思い返してみる。
1つは地元の皆さんが素晴らしかったこと。事前に映画作りを勉強し、自分たちでルールを作り、頑張ってくれたこと。振り返ると、どの街でもメンバーに困ったちゃんがいた。深く考えず
「映画作り楽しそうだね〜」
というだけで参加。どれだけ大変であるか?を後で知る。その段階で辞めればいいのに、対面を保とうと、あれこれ勝手なことを言い出して皆を困惑させる。要は辞めたいだけ。あるいは以前にも書いたが、自分の店をアピールするだけのために応援している振りをする。ロケ地に選ばれないと掌返し。
「俺は利用された〜!」
と被害者を演じる人もいた。どうしても、その手の人がチームに入ってしまうことがある。後者の利益を求めるのは持っての他だが、前者の安易な気持ちで参加して、大変だと分かると、あれこれ反対ばかりするようになる。要は逃げ出したいだけ。それはもう工作員と同じで、体制を壊すために潜入したようなもの。でも、地元の人たちも「除名」ということができない。映画が終わっても顔を合わせるからだ。
そんな人がどうしてもメンバーに1人2人いたのだが、今回はいなかったこと。本当にありがたかった。スタッフなら、あまりに酷いと僕自身がクビするが、地元の人を解雇するわけには行かない。それで思い出したが、初期の頃はプロデュサーがスタッフを集めた。時々、困ったちゃんが来てしまう。Pに「あいつは本当に役に立たない!」と進言しても「まあ、今更クビにはできないから...」と止められた。そもそもPが
「ギャラが安い」「顔馴染み」「依頼がないので暇な人を探した」
ということで呼んだスタッフ。監督の思いを理解するとか、この作品のテイストに相応しいで選んではいない。本当の原因はPなのだ。そこで何作目からかは、
緑のタヌキ作戦?
(当時、小池百合子はその発言をしていないが)Pを排除した。そして僕自身がプロデュサーも担当。キャストだけでなく、スタッフも僕が全て声をかける形にした。そのことで困ったちゃんがいなくなる。また問題を起こせば次から呼ばないので自然、腕のいい素敵な人たちばかりになった。
キャストも同様だ。以前から誰が何と言おうが出演者は監督が選ぶことが重要なので、それを通して来たが、外部からPを呼ぶと、あれこれ自分の趣味を押し付けたり、癒着している事務所の俳優をねじ込もうとすることが多かった。そんな役者を入れてもいい作品になる訳がない。当然、拒否するが、Pと議論を続ける時間も、エネルギーも無駄。抵抗勢力が身近にいるのと同じ。なのでPを呼ばなくなってからは完全に全員、僕が選び、議論したエネルギーは作品を良くすることに注いだ。
3つ目には信頼。初期の頃、僕は海のものとも山のものとも分からない無名監督。周りは心配だ。
「こんな奴に任せて大丈夫なのか?」
不安になり、あれこれ口を出す。また
「何も知らない若造だから、うまく利用してやれ!」
と笑顔で近づいて来る奴もいた。あれこれ圧力をかけて来たり、周りを味方にして追い詰めたりと、ズルイ大人の作戦。が、そんな輩は全て排除。あと何本も映画を撮り、それらがとても評判がいい。そこで信頼が生まれて来たというのもあるだろう。
「あの監督は言い出したら聞かない。面倒臭いんだよなあ」
と思うと悪意ある連中は近づいて来ない。一般の人は
「有名でないけど、DVD見たらいい映画だった。何本も映画を撮っている監督なんだね」
と信頼してくれる。スタッフ、キャストも同様だろう。
「この監督、大丈夫かよ? 不安だな〜」
と初期は 思っただろうけど、作品を見ると安心した。その一環として特に信頼を上げたのは有名俳優の出演だったと思える。
松坂慶子、長門裕之、津川雅彦、常盤貴子、田中美里、藤田朋子、今回で言えば鈴木杏、板尾創路、宝田明という錚々たる名優たちが僕の映画に出演してくれている。大企業が作る大作ならいざ知らず、おまけに毎回、低予算。なのになぜ?というと
「監督がいい映画を作るから、あんな凄い俳優さんも出演するんだ」
そう考えてくれるようになったのだろう。これはもう、出演してくれた方々に感謝するばかり。いろんな意味で前に進んでいること。感じる。まあ、毎回、必死なので、そんなことを振り返ったりする余裕もなかった。たまには過労で倒れることも大事かもしれない。
ただ、次なる課題もいくつかある。さらに上のステージに上がるには、どうするか? 考えねばならない。多くの人がより喜んでくれる映画を作るには、監督1人が努力してもダメ。地元、スタッフ、キャストの助けがとても大きい。そのことを踏まえつつ、次の目標を目指したい。