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原発事故を描き大ヒットした映画「朝日のあたる家」 Netflixでの配信が3月1日で終了 [告知]

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原発事故を描き大ヒットした映画「朝日のあたる家」

山本太郎さん出演でも話題になった作品。

Netflixでの配信が3月1日で終了するとのこと。

お見逃しなく!

完成後。多くの映画館から上映拒否に遭うが、

心ある映画館全国23館で公開。世界7カ国でも上映。

あの山本太郎も出演し話題になった問題作「朝日のあたる家」

ぜひ、この機会にご覧下さい。

HP=>http://www.asahinoataruie.jp



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明け方に突然、目が覚める。1年に何度かある。 [編集作業]

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明け方に突然、目が覚める。1年に何度かある。

目を開けると、暗闇の中の天井。それを見つめていると、物凄い不安と孤独感を感じる。いつの日か、こうして1人。部屋で孤独死して行くんだろうなあ...。外はまだ暗く、部屋は寒さと暗闇の中。編集が3ヶ月に及び、かなり神経が参っているのだろう。編集は孤独との戦いでもある。電灯を点け、あれこれ考えていると、不安が遠ざかる。

起き出して編集作業を始める。新しい素材もネット配信で届いている。感謝感謝。確認して、取り込み。

6年前の今頃は「朝日のあたる家」の撮影。静岡県湖西市の宿舎で寝泊まりしていた。5年前は「朝日のあたる家」全国で公開。半年を超えるロングラン。一時は映画館上映拒否の連続でお蔵入りか?と危ぶまれたが、「だったら、ウチでやりましょう!」と言う映画館が次々に手を上げてくれた。

だが、映画館公開が終わっても、どこのDVDメーカーも手を上げてくれず、DVDは発売できず。それが3年後に発売。さらにNetflixで配信。なんと本日で配信終了。半年以上も配信されていた。最初は冷たい風が吹いていても、少しずつ前に進めるものだと感じる。

「明日にかける橋」DVDは映画館公開終了後。3ヶ月ほどで発売。初回プレスは完売。2回目のプレスもamazonでは残り8枚。嬉しいことだ。さて、最新作のドキュメンタリー「沖縄戦」も春には完成する。全国3カ所くらいでは完成披露上映会が行われるが、映画館公開はまだ出来るか?どうか決まっていない。

もともと、スポンサーが映画として製作していないので、ぜひ、やるべき!と提案中。この1本で沖縄戦が分かる!と言う作品。同時に沖縄を見つめると、今の日本。未来の日本が見えてくる。単なる歴史の勉強では終わらない。沖縄に詳しい人たちは「かつてなかった沖縄戦ドキュメンタリーだ!」と言ってくれている。

実際、amazonで調べても実は沖縄戦のドキュメンタリーDVDは数種類しかない。NHKで放送したもののソフト化。後は記録映像を繋いだだけのもの。書籍はあるが、映像で沖縄戦を知るのはとても難しい。その意味でも今回の作品はとても重要であること。感じる。そんなこんなで外は夜明け。


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沖縄戦ドキュメンタリーを編集中=歴史の1pを知るということ。文章だけでは学べないこと。学校教育がいかに無意味か?改めて感じる。 [MyOpinion]

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沖縄戦ドキュメンタリーを編集中
=歴史の1pを知るということ。文章だけでは学べないこと。学校教育がいかに無意味か?改めて感じる。

沖縄戦ー勉強しようとしたとき。まず、映画を見ようと考えた。が、沖縄戦を舞台にした映画は岡本喜八監督の「沖縄決戦」と「ひめゆりの塔」関係しかなかった。本土での戦争ものは数々あるのに、意外だった。

次にドキュメンタリーを見ようと、amazonでDVDを探した。が、NH K番組のDVD化と記録映像をつなぎ合わせただけのものくらい。これらだけでは霧の海から沖縄を見つめているような、ぼんやりと何かが見えるだけでしかなかった。

その手の本をたくさん集め読んでみた。

書籍はいろいろあった。が、いろんな戦闘、事件について、個別に詳しく書かれたものが多く。全体像が掴めない。そんな中で見つけた決定版。大田元知事が書いた「これが沖縄戦だ」と言う本。写真も多く、全体像を紹介している。これはいい!

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でも、いくら読んでも頭に入らない。学生時代に参考書を読んでいるような感じ。難しい漢字があるわけでもなく、文章表現が分かりにくい訳でもないのに、記憶されない。学校というところを出てから30年ほど。記憶力や理解力が低下したのか?

そう思ったが、映画を撮るたびに題材は徹底勉強する。「書道」「原発」はかなり調べた。書道は書道家の先生方100人の前で講演をさせてもらったし、原発についても何度かトークショーや講演をしている。映画の世界ではかなり詳しい方だろう。

脳の老化ではない。

なぜ、読んだ文章が抜けて行くのか? 考えて、まず、沖縄の地理が分からないこと。「読谷村から米軍が上陸」と言われても、「読谷村」をどう発音さればいいか? どこにある街なのか?も分からない。何より、そもそも、なぜ、沖縄で戦争をすることになったのか? さらに、沖縄戦を含む太平洋戦争とはどんなもののか?

その辺から分かっていないことに気づいた。「ファースト・ガンダム」を見ずに「Zガンダム」を見るような。「ウォーキング・デッド」のシーズン1を見ずに、最新シーズンを見るような。そんな感じだったのだ。そこで太平洋戦争から勉強することにして、また、それを扱った映画を探して見る。

「トラトラトラ」「連合艦隊」「ミッドウェイ」「硫黄島からの手紙」「ザ・パシフィック」「ああ、ひめゆりの塔」

さらに、NHK特集「太平洋戦争」ネットでも調べて映像を見る。戦争ものはやはり文章で読むより、映像で見る方が理解しやすい。例えば山本五十六長官といわれても、どんな人でどんな服を着て、どんな感じの人か分からない。映画を見ると三船敏郎が演じている。調べれば本物はああいう感じではないが、イメージは掴める。

戦闘機や空母の名前を

文章で紹介されても、全くイメージできない。子供の頃から戦争ものには興味が全くなかったので、プラモデルで作ったこともない。せいぜい、マットアロー2号だ。赤城、飛龍、零戦、と言葉が並んでも分からないが、映画で見ると一目で分かる。そもそも空母とはどういうものか?も文章で説明されるより、映画の一場面も見れば一目瞭然だ。

その意味で、今回の沖縄戦ドキュメンタリーは正解だと思える。まず、映像は分かりやすい。伝わる。その上、ドキュメンタリーDVDがほんの数種類しか発売されていない。書籍は多いが、興味を持って読んでも分かりずらい。学校で太平洋戦争を学ぶのは3学期にとなって、到達する前に終わることが多い。

終戦記念日のドラマでも、

沖縄戦を舞台にしたものはなかなか放送されないし、ドラマではどうしても一部の戦闘を背景にしたもので、全体像が見えない。つまり、簡単に分かりやすく、沖縄戦を知ることができる映像も、本も、ドラマも現在はない。今回の作品を完成させることは非常に重要だということだ。

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一通り映像で勉強し、現地取材を何度もして、もう一度、大田知事の本を読むと、凄くよく分かった。バンバン頭に入ってくる。話は外れるが、教科書で世界を学んでも情報だけなのだ。それよりまず、現地に行くこと。映像で見ること。写真で見ること。その説明で初めて文章が必要になるのに、日本の教育は文章主体で、写真は添え物。それで現実を把握できるわけがない。

無意味な、あるいは非効率的な教育を受けてきたことを今更ながら感じて憤慨する。だから、今回の「沖縄戦」は全体像を実像を、そして戦火に巻き込まれた人たちの声を、伝える作品にしたい。さらに、そこから今の日本が見えてくるはず。編集も終盤だ。



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本日は地図?!DAY- [編集作業]

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本日は地図?!DAY-

お願いしてあった地図が次々に上がってくる。嬉しい!(上写真はそれではなく、参考のために用意した資料)やはり地図が入るといい感じ!

太平洋戦争を描いたドラマ「パシフィック」も毎回、地図から始まったし、映画なら「レイダーズ」の地図。赤い線が走るあれ。あの映画のリアリティを高めて、世界観を作り出している。

黒澤明監督の映画もよく地図が出てくる。「隠し砦」も地面に地図を描き、どうやって敵陣を突破するか?考えるし、「七人の侍」でも村の地図を作り、どう守るか?を考える。「デルスウザーラ」でも地図ができた。地図は映画内の位置関係を観客に伝える重要なアイテム。ドキュメンタリーも同じだ。

アーティストさん。かなりな腕前。単に位置関係を示すだけでなく、時代感も出すデザインで作ってくれる。それをタイムラインに挿入すると、ウッひひ!と嬉しくなる。さらに、沖縄の世界に観客は引き込まれるはず。作業を続ける。

追伸

地図に続いて資料写真も届く。探していたものが見つかった。それもタイムラインに乗せていく。その2つだけでかなり印象が違う。よりドキュメンタリーぽくなった。



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