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山本太郎さん出演の映画「朝日のあたる家」宅配ゲオでレンタル中! [告知]

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「朝日のあたる家」宅配ゲオでレンタル中!

山本太郎さんが出演。2013年に公開。

映画界でタブーと言われた原発事故を題材にした映画。

全国23館で公開し大ヒット。世界6カ国で上映。

現在は宅配ゲオでDVDをレンタルすることができます。

ぜひ!

「朝日のあたる家」監督日記はこちら=>https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp

予告編=>https://youtu.be/rP2ztda0kpg


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この世界の片隅でー観た。打ちのめされて何も言えない。オリジナルは観ているのに、 [映画&ドラマ感想]

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「この世界の片隅で」ー観た。

 打ちのめされて何も言えない。オリジナルは観ているのに、


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戦争が終わって16年後。僕は生まれた。わずか16年であること今更気づく。戦争は遠い昔のことではない。 [MyOpinion]

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戦争が終わって16年後。僕は生まれた。わずか16年であること今更気づいた。

「この世界の片隅に」を観ながら考えた。太平洋戦争が始まったのが1941年。昭和16年。終戦というか敗戦が1945年。昭和20年。そのことは前から知っている。計算してみた。僕が生まれたのは1961年。昭和36年。つまり、戦争が終わってから16年しか経っていない。昔は16年といえば長い長い年月だったが、30歳過ぎた頃からは5年10年があっという間。

昨年夏、オウム真理教の地下鉄サリン事件の本を読んだのだけど、Facebookに書くと「子供の頃なので、よく覚えていないですけど、確かにあの頃.....」とのコメントが入った。そうか、サリン事件はそんな昔? 忘れもしない1995年だ。計算すると今から25年前!敗戦は僕が生まれる16年前。サリン事件は25年前?

つまり、今の時点から、振り返ってみると、戦争が終わって僕が生まれるまでの時間より、サリン事件があってから今までの年月の方が長いということだ!それは阪神大震災にも言える。サリン事件と同じ1995年。その3ヶ月後に神戸の街を訪ねた。まだ、廃墟のビルが残っており、水を配るポンプ車が回っていた。まるで戦争の後のようだったこと。鮮明に覚えている。

それも25年前。つまり、僕がサリン事件や阪神大震災をしっかりと覚えているように、僕が生まれた当時の大人たちは、それよりも短い16年前の戦争を覚えていないはずがない。そして、自身の記憶を手繰れば5歳頃。幼稚園に入った頃の記憶はある。その頃でさえ敗戦から21年。まだ震災よりも時間が経っていない。

当時に見た風景こそが戦争で焼け野原となったところから復興しつつあった日本の姿。まだ、傷痍軍人はいて、商店街で手や足のない人が白い服を着てアコディオンを演奏していた。子供心に怖かった印象があるが、彼らこそ戦争で傷つき帰国した兵士たちだったのだ。しかし、僕はその人たちが太平洋戦争で傷つたことを想像できていなかった。今の若い人が「オウム事件当時は子供だったので」というのと同じ。

敗戦からわずか16年....戦争は遠い遠い昔だと思えていたが、わずか16年なのだ。子供の頃、出会った大人の女性たちこそが「この世界の」すずさんだ。そう、僕らはすずさんに会っている。話している。言葉を交わしている。でも、戦争の話はほとんど聞いていない。

それをリアルに伝えるのが映画でありドラマなのだろう。歴史を知らない子供たちは、戦争を実感できない。そして永遠に戦争を放棄と誓ったこの国が、わずか70年ほどで戦争のできる国に戻ってしまった。狂った指導者はいつまた戦争を始めるか?分からない。それを止めるのはデモや選挙だけではない。「この世界の」のような作品を作り続けること。大事なのだと自らに語りかけた。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」を見ると、今の日本が抱える恐怖が見えてくる?  [戦争について]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」を見ると、今の日本が抱える恐怖が見えてくる?

沖縄戦の取材をしていて怖いと思ったこと。戦場の凄惨さ。艦砲射撃の恐ろしさはあったが、一番感じたのは当時の政府の洗脳教育だ。子供の頃から教育勅語を教え

「大人になったら兵隊になり、国のための戦う!」

と考えるように育てる。つまり「戦争が始まったから、大人は戦争に行け」「えー嫌だなあ」ではなく、自ら進んで「戦争に行って敵と戦うぞ。国を守るぞ!」と戦争に行く子供を育てるということなのだ。

戦後に育った僕らは「戦争はいけない!」と教えられた。そのためになぜ、当時の大人は「いけない」戦争をしたのか? 止めようとしなかったのか? 不思議に思ったものだ。が、戦前は「戦争に行く」=「国を守るための素晴らしい行為」と教えられていた。「戦争がいけない」という発想はなかったのだ。

つまり、凄惨な戦闘が始まる前に政府は国民を洗脳教育で、戦争を正当化した。教育だけではない。全てにおいて戦争を優先。国民は「お国のため」と考えて財産だけでなく、命をも投げ出すように刷り込み、誘導された。批判する人は政府からだけでなく、隣近所からも「非国民」と言われ、バッシングを受けた。これこそが一番恐ろしいと思った部分だ。

「昔の人は従順だったんだよな」

と思う人もいるだろう。違う。今も同じなのだ。戦後、日本は優秀なサラリーマンを育てるために、詰め込み教育を始めた。ほとんどの親たちは従い、我が子を受験戦争に送り込んだ。そこから外れようとする子供は「落ちこぼれ」と言われる。

戦争に我が子を送り込んだ戦時中の親。外れると「非国民」と呼んだ当時の風潮と同じ。当時の日本人が従順だったのではない。国策になると国民のほとんどは乗せられてしまい、現代でも従うということ。すでに日本の暗記ばかりの教育は問題視され、今では世界水準をかなり下回っている。

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それでも親たちは「勉強しなさい」と我が子にいう。太平洋戦争末期に日本が勝てないことが分かっても大人たちは「お国のため」と言い、子供達を戦場に送ったのと同じ。今からでも日本は再び戦争をする環境ができるということだ。今時の子は軟弱というが、国策教育で体を鍛え、「お国のため」...いや、今風に

「愛する人を守る戦い!」

とか言い換えて徴兵制を引き、教育勅語を採用。子供の頃から教えれば10年後には「愛する者を守るために、私は戦争に行く!」という青年が大挙して育つだろう。あとは9条を変更すればいい。すでに集団的自衛権の解釈も変えた。秘密保護法もある。日本は法的にも戦争ができる国だ。この状況は何か?再び戦争をしようという人たちは準備を完了しているということ。沖縄戦を見つめると現代の日本が見えてくる。

予告編4=> https://youtu.be/ojf1m3OILGM


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沖縄を見つめることが「幸せとは何だろう?」という答えを探すことにも繋がる? [沖縄の現実]

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あれこれ考えている。「ドキュメンタリー沖縄戦」を撮り、沖縄戦を見つめることは、現代の日本を見つめることになると気づいた。

原発事故を見つめることが、今の日本を知ることになったのと同じ構図。

そして、さらにあれこれ考えて、沖縄を見つめることが「幸せとは何だろう?」という答えを探すことにも繋がるような気がしている。



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