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Zoomドラマ「同窓会」を一つ下の世代でリメイク。 こちらも笑って、泣いて、感動できる。 [2021]



先のドラマ「同窓会」を一つ下の世代でリメイク。

こちらも笑って、泣いて、感動できるzoomドラマ。
お正月に1人の方。ぜひ、こちらも僕が脚本・演出。なのにかなり違う。

その違い見て欲しい。俳優全員が自宅で演じてzoomで共演。僕も自宅から演出した。

俳優全員が自宅で演じてzoomで共演。僕も自宅から演出した。さて、どうなるかな?


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お正月なので楽しく見てもらえるzoomドラマ「同窓会」! [2021]



お正月なので楽しく見てもらえるドラマ「同窓会」!

昨年、コロナ禍で撮影が中止延期で、スタッフも俳優も仕事がなくなってしまった時。いつも僕の映画に出てくれる藤田朋子さんの発案で僕が脚本・演出をしたzoomドラマ。笑えて、共感して、感動して、最後に泣ける。30分のドラマ。9千回再生ー話題になった。

俳優全員が自宅で演じてzoomで共演。僕も自宅から演出した。




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戦争はなぜ始まるのか?なぜ推進されるのか?=その背景を知ることが戦争を止めることになる [戦争について]

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「グリーンベレー 」はベトナム聖戦を謳った映画だった。が、あの戦争の本質は聖戦ではなく、他国のトラブルに介入。より揉めてより悲惨にしただけだった。多くのアメリカ人も死んだ。しかし、アメリカはその後も「世界の警察」を名乗り、他国の戦争に介入を続けた。介入と言うより、実はアメリカが因縁をつけたり、裏で画策して起こした戦争がほとんど。そのことで軍産複合体が儲かる。そのために10年に1度、アメリカは戦争を続けてきたのだ。

「グリーンベレー 」のように戦争を推進するために、当時の世論が反戦に進んでいたのを止める意味で作られた映画だ。が、方向は違うが日本映画も似た問題点がある。80年代以降に作られた日本の戦争映画。いや、その前の時代からもあったが、一言で言うと「日本人は被害者だ」と言う作品が多い。もちろん、広島原爆では完全に住民が被害者だ。ただ、真珠湾奇襲はどうか?考えると、日本軍が加害者であり、アメリカ人が被害者となる。

そのアメリカは数年前に「パールハーバー」を作り、日本人が奇襲攻撃をしたことで多くが犠牲になったことをアピール。日本では朝ドラで日本が戦争でどれだけ酷い目にあったことを描く。共に「私たちは被害者」と伝えている。だからと言って「日本人は加害者です」と描けばいいと言うことでもない。軍の酷さは「人間の条件」「戦争と人間」でも描かれている。「兵隊ヤクザ」シリーズでもいかに日本軍は理不尽であったかを繰り返し伝える。が、あれこれ戦争を勉強していくと、「どちらの国が悪かったか?」と言うことではないと思える。

戦後の教育はGHQの方針もあり「日本が悪かった。軍が暴走した」と教え、日本人を2度と戦争させない教育が行われた。が、近年の「戦争論」(小林よしのり著)等は「爺さんたちは勇敢に戦った!」と賛美する作品だ。ただ、この本の影響で多くのネトウヨも生まれた。

平和学習等では今も「戦争はいけない!」「戦争は反対」と伝える。「戦争反対」と100 回叫んでも戦争は止まらない。「戦争」=「いけない」と覚えても簡単に覆されてしまう。その原因を国民が知り、理解することが出来ていない。「悲しみを繰り返さないため」だけでは止められないだろう。

戦争の背景にあるのは、そもそも何なのか?を教育も映画も伝えて来なかったからだ。まず、そこを理解することが大切ではないか? 相手の国を責める。私が被害者だ!と叫ぶだけでは、何も解決できない。


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映画作りで大切なのは「考える時間」=日米のシナリオ事情 [映画業界物語]

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依頼のとき、1ヶ月後にシナリオをあげて欲しいとか言われることがある。もちろん、大河ドラマとかは1年前から準備するが、数ヶ月前ということが多い。

ハリウッドで映画を作るときは、3年前から準備する。1年目は取材、2年目は構想、3年目が執筆。だから、いい作品ができる。また、脚本家にはその後、3年間は遊んで暮らせるだけでのギャラが払われる。だから、作家も真剣にやる。それが日本の場合。「経費は出さない」「早く書け」「取材せずに書け」それでいて企画が通らなければギャラなし!ということが多い。

そんな事情もあって、日本映画で面白い作品を作るのは難しい。もちろん、ベテランのライターさんたちは素晴らしい物語を書くが、やはりその辺は大手のサポートが大きい。映画会社が酷い!ということではない。素晴らしい脚本を書くには時間が必要ということなのだ。ハリウッドは3年。日本は1ヶ月?!だから原作ものが多い。すでに取材され物語になっているものを映像にしやすいように直すだけ。それを1からスタートするオリジナルは大変なのだ。

ちなみに僕は毎回、そのオリジナル脚本を書く。原作はない。1から取材をせねばならない。だから、時間が必要。取材の時間だけでなく、考える時間が大切。もちろん、時間がなければパターンにはめて書けば書くことは出来る。が、それではクオリティが低くなる。様々な面から考えて、考え抜いて物語を書いてこそ、いいものが出来る。その意味で昨年はあれこれ考える時間があった。コロナで大変だったが、そこはありがたい部分であった。


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題材の取材をせずにシナリオを書く人たち=その背景と事情? [映画業界物語]

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シナリオの話をもう一つ。依頼には2通りある。会社で企画が通ってからシナリオ依頼が来る場合と、企画を通すためのシナリオ書きを依頼して来る場合だ。前者はすでに予算が通っているので脚本料が支払われる。映画化され映画館で公開される。

後者はスポンサーサイドや会社上層部が企画にまだ賛成をしておらず、「シナリオを見た上で製作を決めよう」という状態。pが脚本家(あまり売れていない人)に執筆依頼。それを企画会議に提出して承認されれば映画化。却下だと予算はつかないので脚本料は支払われない。

後者の場合。pは「承認されない場合はノーギャラ」とは言わずに頼んでくる場合が多い。シナリオを書くのは最低でも1ヶ月かかる。却下されればギャラは出ない。1ヶ月タダ働き。なのに、ギャラの説明はほとんどされない。あとで事情を知る若手も多い。詳しい中堅なら、なるべく時間をかけず、お手軽なものを書いて提出する。万が一、企画が通ればラッキーというレベルで考える。

こんなことをしているから、上質なシナリオが出来ない。これが製作決定済みの作品でも近いことがある。脚本料が安い。経費が出ない。取材するほどにギャラが減る計算だ。それも自腹で立て替え。ギャラはシナリオ完成後。だから、ライターはなるべく取材をせずに書く。ネット検索のみで資料を探す。また、ギャラはそこそこでも時間がない。来月までに上げて欲しいと言われたら、執筆だけでタイムアウト。遠方に取材に行く余裕がない。だからネットでしか調べられない。いいものを作るのは難しい。

そんな環境に毒されたのか? 元々が怠け者なのか? 最近は取材をしない若手が多い。同じ題材の漫画本を読んでおしまい。作品の題材に関わる話になるべく触れないようにして物語を作る。そうすれば取材をせずに済む。しかし、原発事故、戦争、政治等を題材にすれば調べなければ書けない。なのに、それをせずにシナリオを書いてしまうライターがいる。想像と聞きかじった情報でお手軽に作る。取材が重要と考える僕から見ると許せない。食材の知識がないのに料理を作る調理師のように思える。


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