「ドキュメンタリー沖縄戦」京都と沖縄。映画館を移動して上映続行! [映画館公開]
「ドキュメンタリー沖縄戦」関東の上映は横浜シネマリンで終了? [映画館公開]
「ドキュメンタリー沖縄戦」関東の上映は横浜シネマリンで終了。
残念なお知らせ。配給会社が都内の映画館に「ドキュメンタリー沖縄戦」の上映依頼を続けて来たが、どこもスケジュールの都合ですぐには上映できないとの連絡があった。7月に新宿で公開。劇場に入り切れないほどの観客が詰めかけ。2週間の上映予定が4週間になったが、後の予定があるので、それ以上の上映を続けられなかった。
配給会社があちこち当たってくれたが、コロナ禍もあり上映作品が目白押し。残念ながら近日中に東京での公開再開は難しいのこと。横浜、京都、大阪、名古屋、沖縄は全て映画館を移動して上映が続けられたが、一番人口の多い東京で、見たい人が数多くいるのに上映が続けられないというのは、とても悔しい。
関東最後の上映は横浜のシネマリンになりそうだ。しかし、こちらも明日金曜日で上映が終了。1日2回も上映してくれており、先日の舞台挨拶時も多くの方が来てくれた。が、いよいよ明日まで。そんな時期になり映画館の座席制限が終わるという。現在は1席置きに座り、場内を満員にしないという制限。それが終了する。
東京での上映はそのためにお帰り頂いた方も多くいる。それも本当に申し訳なかった。映画館公開。後、10月に入ると京都、沖縄の上映が再開される。近隣の方はぜひ、ご覧いただきたい。DVD発売の予定は現在のところない。理由は想像して頂けると思うが、最後まで困ったものだ。そして10月にはアメリカの映画祭に出品。詳細はいずれお知らせする。その英語字幕版を現在、制作中。かなり大変なのだが、頑張る。
月日がどんどん過ぎて行く。。。 [海外映画祭で上映!]
月日がどんどん過ぎて行く。。。
「沖縄戦」アメリカの映画祭出品のために、英語字幕版を製作中。これがなかなか大変。先日、送られて来た翻訳された文章を確認。こんな時、留学して英語勉強しておいてよかったと思う。でないと、そのために人を雇わなければならない。それも、英語ができるだけでなく、沖縄戦の知識がないと正確に英訳されているか?確認できない。
日本語を英語にする際、直訳するだけでは伝わらないことが多い。戦陣訓の「生きて虜囚の辱めを受けず」なんて言葉にはされていないが「自決せよ」という意味。その部分を英語にしないと分かりづらい。あと、ミリタリー用語も難しい。これは専門家さんに相談。
見たい映画やDV Dもあるが、なかなか時間が取れない。公的な書類作成、申請もできずに2ヶ月ほどが過ぎた。アシスタントも秘書もいないので、全て自分でやる。読まなければならない本もどんどん積み上がる。「石破」本も途中で止まっている。その間に菅が総理になった。夏の猛暑も終わりを告げ、数日前から涼しくなった。
こうしてまた月日がどんどん過ぎていく。。。やばい。
「ドキャメンタリー沖縄戦」@沖縄市で公開決定! 10/1(木)〜 シアタードーナツ にて上映 [映画館公開]
10/1(木)〜
シアタードーナツ にて上映が決定。
那覇での上映中、ずっと緊急事態宣言下で本当に悔しい思いをしました。
ようやく宣言も解除。
ぜひ、沖縄市(昔のコザ)で「ドキュメンタリー沖縄戦」ご覧ください。
全国で24館目の上映です。
https://www.theater-donut.okinawa/
「戦争はいけない」だけではダメ。どうして戦争は始まるのか?=「ドキュメンタリー沖縄戦」はそこを描いた。 [戦争について]
「戦争はいけない」だけではダメ。どうして戦争は始まるのか?=「ドキュメンタリー沖縄戦」はそこを描いた。
戦争映画や戦争ドキュメンタリーを見ると「多くの人が犠牲になった。戦争はいけない。この悲劇を繰り返してはいけない」という結論になることが多い。その通りだし、大切なことだ。が、毎回、疑問を感じる。そんなことは分かっているにも関わらず、繰り返し人は戦争をして多くが犠牲になる。「なぜ、戦争をするのか?」そして「どのようにして戦争は始まるのか?」そこが疑問だった。
そこを描いた作品は意外に少ない。戦争による悲劇はしっかりと伝えているのに、「そもそも」があまり描かれない。つまり、戦争を始めるためのムード作り。「戦争するぞ!」というキャンペーン。国民をどう誘導し、賛成させるか? その辺を詳しく説明することが大事ではないか?ということだ。
今回「ドキュメンタリー沖縄戦」を監督。その辺をしっかり調べた。一番は「教育」。教育によって考える力を奪い、国を守ることの大切さ、戦うことの意味を教える。そして国を挙げてのムード作り。学校を出た大人たちもそれに誘導されて「戦争すべし!」になって行く。
「一億一心」「進め!一億、火の玉だ」「欲しがりません。勝つまでは」「八紘一宇」「大東和共栄圏」
様々なスローガンと嘘で国民を動員して行く。つまり「さあ、戦争始めますよ〜」で国民は納得しない。洗脳し、誘導し、印象操作して「戦争すべし」と自発的に考えるように仕向けるのである。
そんな思想操作は今でも行われている。最近で言えば「悪夢のような民衆党政権」と総理が繰り返しいっていた。そのことで「そうだよなあ。今の方がマシだよな」と国民が考える。実際、悪夢だったのは麻生政権であり、民主党はそこから経済を復活させつつあった。それをすり替えて、安倍政権でよくなったと思い込ませる。
「野党は反対ばかりしている」というのは、自民側から流されたデマ。なのに多くの国民が乗せられた。「野党は頼りない」「野党では政権運営はできない」「反対しかできない」と思い始める。しかし、野党の仕事は「提案」ではなく「反対」すること。良からぬ法案を通さないこと。そして何より、ここしばらくで反対したのは法案の20%であり、80%は賛成している。
要はデマで国民は印象操作され、野党への信頼をなくしたのだ。「と言って自公もダメ」「だから選挙に行かない」と考えさせる。そのことで固定票のある自公が選挙で勝つ。政権が存続する。その流れに国民が誘導されている訳だ。そんな風に今でも巧妙に国民を乗せて、自分たちの都合のいい方向に進めている。
そしてもちろん「教育」は今でも「考える力」を育てない。与えられたことを疑わずにこなすサラリーマンロボット育成だ。テレビを使って簡単に誘導できる。つまり、今でも「戦争するぞ」と国が決めれば、国民を誘導。戦争ができるということ。沖縄戦と同じような方針を取れば簡単だ。実際、あの頃のスローガン「八紘一宇」を言い出した女性タレント議員もいる。「教育勅語」を教育方針に掲げた学園もある。
戦争の悲劇を見つけるだけでなく、なぜ戦争に至ったか? そここそが大事。「ドキュメンタリー沖縄戦」で一番描きたかったところである。