「ドキュメンタリー沖縄戦」大阪初日、舞台挨拶。太田隆文監督。超長いロングバージョン。舞台挨拶というより講演会？！

「ドキュメンタリー沖縄戦」大阪初日、舞台挨拶。

　動画が上がってきたので、編集していたら、なんと！舞台挨拶なのに４０分近くもしゃべっている！これはもう講演会？！「よく喋るなあ〜」と自分で呆れた。

「ドキュメンタリー沖縄戦」リバイバル公開＠京都みなみ会館 明日8/13(金)～2週間予定。ラスト公開。

「ドキュメンタリー沖縄戦」リバイバル公開

＠京都みなみ会館　

明日8/13(金)～2週間予定。

ラスト公開。


https://kyoto-minamikaikan.jp/movie/11026/

「カムイ伝」第２部ー全12巻。読破中。

「カムイ伝」第２部ー全12巻。読破中。

第１部は百姓と武士の軋轢を中心に描いた物語だったが、今回は武士同志の軋轢を描く。笹一角こと草下竜之進が「武士でも百姓でもない第三の生き方を探す」というセリフがあるが、それを実践する物語になっている。前作で多くの個性的なキャラが死んでいるので、彼らは当然出てこない。そこは寂しい。が、生き残ったメンバー。竜之進、正助、カムイ、赤目、テブリ、スダレ、等は登場する。現時点で出ていないのは夢屋とクシロだけだ。

第１部は何度かの一揆があり、そこで盛り上がるが、今回はそうしたドラマティックな展開がなく、武士たちの陰謀が機軸になっている。地味ではあるが、武士の世界。政治の世界を描くのなら、それは必要だ。かなり昔に第二部は読んでいるが、その地味さと、複雑な物語で何が展開しているのか？分からず、第二部は失敗？と思えたりしていた。が、今、この歳で読むとなかなかの文学作品になっている。

この後、本来は第３部があるはずなのだが、著者は未だに執筆していない。そして絶筆宣言をしている。１９６０年代から描き続けた漫画。著者はさすがにもう嫌になるのは分かる。が、読者としては、物語の結末はどうなるのか？気になる。が、まずは第二部の最終章を読んでから、あれこれ考える。

5年後の自分はどうなっているのか？ 免許更新時にいつも考える。

5年後の自分はどうなっているのか？　免許更新時にいつも考える。

先日、免許の更新に行った。もう何年もバイクに乗っているが、無違反無事故でゴールド免許だ。まあ、この歳で暴走しないので捕まることもない。通常は3年に１回の更新だが、ゴールドは5年。その辺は便利。毎回、更新時に思うのは次の更新。5年後はどうなっているのか？ということ。

確か前回の時もFacebookに記事を上げた。前回は2016年。ある大きな企画を準備中で、その後中止。大パニックになる前だ。そうとは知らずに揚々とたる未来を感じていた頃。中止のために製作費は入らず、と言ってすぐに別の仕事がある訳もなく、生活ができない状態。どうすればいいか？という事態になった。

が、数ヶ月後に奇跡の展開があり、２つもの作品依頼が続けて来た。そしてバタバタと5年が過ぎて行った。世の中は分からないものだ。そして5年後の今、前回と似たような状態。５６７で全てが止まっている。さらに1年、感染は続くのか？　そうなると僕だけでなく、映画業界では倒産や破産。自主廃業が始まるだろう。潰れる映画館や製作会社も出る。

そんな事態を目の前にして、5年後を考える余裕はない。が、5年後は60代の後半であり、矢沢永吉がいうところの体調が悪くなり、あちこちが動かなくなるという年齢。ロック歌手ではないのでステージはないが、仕事がないからと居酒屋でバイトできる年齢ではない。そんな時代に映画の仕事をしていけるのか？　不安しか感じない。

いいものを作る自信はある。だが、５６７。そして、面倒な６０代の監督より、若くて融通の聞く若手に依頼は行きがち。そんな中で映画を作り続けることができるのか？　まあ、何でもいいから長生きしたい！とは思ってないので、６０代で人生終わりでもいいが、「沖縄戦」に関してはもう１本撮らねば死ねない。

多分、同じように居酒屋の経営者も、バーのマスターも、5年後に自分はどうなっているのか？考えているはずだ。いや、1年後でさえ分からない。まさに今は戦時中。見ない５６７ミサイルが飛び交い、当たれば被害を受ける。それに対する日本政府の防衛は国民を守るというより、より被害を拡大する枠てんという武器しかない。ま、ウイルスに感染する方が、自ら望んで未知の枠てんを打つよりマシだ。

2年後は日本の人口が大幅に減っていることもあり得る。個人の力ではどうにもならないが、とにかくこんな理不尽な時代に終わりたくはない。もう少し頑張れば、耐えれば、きっと新しい時代が始まると信じたい。今は太平洋戦争末期と同じはず。終われば価値観が大きく変わる新時代が始まるはずだ。