「ドキュメンタリー沖縄戦」」ネット配信10月7日(木)で終了。 お見逃しなく! [2021]
「ドキュメンタリー沖縄戦」」ネット配信10月7日(木)で終了。
日本全国どこでも見られます。お早めにご覧ください。
DVD発売はありません。
学校では教えない真実の沖縄戦!
詳しくはこちらのサイトで=>
バーチャルシネマ https://www.aevc.aeoncinema.com
感想「念願かなって「ドキュメンタリー沖縄戦」を観る事ができました!」Sさん。女性(ネット配信中) [沖縄戦ー感想]
念願かなって、太田監督の「ドキュメンタリー沖縄戦」を観る事ができました!
(Sさん、女性)
バーチャルシアターで観られるなんてすごいですよね。30分前からパソコンの前でドキドキしながら上映開始を待ちました。沖縄の上空を飛ぶ戦闘機や輸送機。沖縄はもしかしたらまだ戦争が終わっていないのかも……と思う光景を目の当たりにしました。
沖縄戦を描いた絵は、本当に悲惨でした。でも私はまだこの時この絵を「沖縄戦を描いた絵」の中で沖縄戦の悲惨さを誇張してるのかな?と見事な平和ボケっぷりで見ていました。後であんな思いをするなんて、思っていませんでした。
沖縄戦を知っている島民の方々の証言が語られていきます。日本軍が発表する情報を皆さん信じておられました。受けてきた教育は見事に思想をコントロールしていました。(皆さんの証言について、いっぱい書きたいのですがそうすると感想がなかなか終わらないと思うので割愛します。)アメリカの兵隊に捕まったら男は戦車で轢かれて殺される、女はレイプされて殺されると皆さんは信じていらっしゃいました。
鬼畜米英の思想が植え付けられていたのです。メディアの情報を疑いもしない皆さん。今の日本のメディアや教育と重なり怖くなりました。そして沖縄戦を当時撮られた悲惨な映像がリアルに当時の様子を写していました。
銃撃戦で砲弾を受けても、死なずに死んだ兵隊さんや島民の皆さんが苦痛に晒されて苦悶する様(こんな軽い表現では伝わらないです)あちらこちらに死体があって、撃ち殺された人々は荼毘にふされることも無くそこら中に痛々しい姿で倒れていました。
ハエがたかり、そこで死んだのが当たり前のようにたくさん放置されていました。目を覆いたくなる映像に悲しみか怒りかわからない感情が湧きました。でも沖縄の方々が受けた地獄はそれ以上だったのです。
沖縄は本土決戦のための捨て石にされたのです。日本軍が島民を兵隊や従軍看護婦として14歳の子供から70歳の老人まで戦争に引きずり出します。フィルムの中の少年達は誇らしげな表情をしているように見えました。お国のためになるんだと言わんばかりに。
ガマと呼ばれた防空壕ではもっと悲惨な地獄絵図が繰り広げられていました。母親に「殺してほしい」と言った年頃の少女。レイプされて殺されるなら母の手で殺してほしい…そんな思いだったのでしょう。
少女の母親は持ってきた包丁で少女の首を刺しました。「血が首から吹き出した」証言をした方は繰り返しその様子を語っておられました。今更ながら本当に悲しく辛く悲惨だったと思い知らされました。
赤ちゃんが泣くと米兵に見つかるから「殺せ!」と言う日本の兵隊。母親はその子の口を手で塞ぎますが泣き止む事はありません。赤ちゃんでさえ、自分の保身のために殺せと日本軍は「命令」したのです。
命令に背いたら「逆賊」になる、自分の大切な子供を殺すことはできない…。悲しい葛藤があったのだと現実を突きつけられる思いがしました。日本軍を沖縄の人々は「友軍」と呼んでいましたがこれは「友」では無かったのです。
日本軍は保身のため島民のガマを占拠し、ガマに隠れていた人々を追い出しました。そして「自決」を強要したのです。私が最初に見た沖縄戦の絵は本当にあった事だったのです。
自分の子供を殺す母親、絞め殺し刺殺し……死にきれずに苦しむ人達、目を覆いたくなる光景が繰り広げられた事でしょう。「教育」という「洗脳」の怖さを改めて知りました。
今まで感じていた以上に怖くて異常な事だと思いました。米兵に捕まったら殺されると洗脳されてきた島民が、ガマから出てきた事で日本軍より米軍の兵隊の方が助けてくれる事を初めて知った時は、どんな思いだったでしょうか?
その時の思いを考えると本当に辛いし、死ななくて良かったのに自決した人々の事を思ったらやりきれない思いと怒りか込み上げてきました。今、私は泣くことしかできない…歴史を変える事はできないし、戦時中の沖縄に行く事もできない。悔しかったです。
でも、最後に子供たちの笑顔に出会えました。戦争は子供たちの笑顔までは、殺すことが出来なかったんだ…そう思いました。そして現代の日本は、戦争の後をなぞっているように思えて怖くなりました。
もう既にメディアによる洗脳が始まっていると思います。例えば、「みんなでコロナワクチンを打ちましょう、打たないとコロナはこんなに辛くて悲惨な結果になりますよ」と、洗脳しコロナワクチンの悪い面は全く放送しません。
ワクチンの説明書の小さな文字を見ないで国の「命令」に従う現代人が、戦時中に「日本は強い国、兵隊さんはお国を守っているからかっこいい、将来は兵隊になって日本のために戦うぞ!」と憧れる戦時中の人々に似ているように思えてやみません。
この映画は戦時中の沖縄を書いたものであるだけでなく、未来の警鐘を描いていると思いました。たくさんの人がこの映画を観られるといいなと、心から思わずにはいられません。
「ドキュメンタリー沖縄戦」この映画に出会えて良かったです。国のやる事を鵜呑みにしないことができるようになりました。太田監督には、感謝しています。「ドキュメンタリー沖縄戦」を作って下さって出会わせて下さって本当にありがとうございます。
DVD発売はありません。学校では教えない真実の沖縄戦!
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10月7日まで。
「ミナマタ」公開中。凄かった。日本人、必見の映画。 [映画&ドラマ感想]
「ミナマタ」公開中。凄かった。日本人、必見の映画。
声を上げて泣きそうになった。よくぞ、この悲し過ぎる現実を映画にした。ニューヨークでユージーンが水俣の写真を見る場面から、ラストまでずっと涙が流れ続ける。耐えられない現実の悲しみ。それを映画にしたジョニーデップとスタッフに惜しみない拍手を贈ろう。真田広之も素晴らしい。最高の演技を見せる。
そして何より、この映画は水俣だけの話ではない。福島の原発事故も同じ構図。政府対応も同じ。沖縄戦もまた同様。それを強く感じた。巨大な力でなかったことにする。隠蔽する。全く同じだ。繰り返すが、そんな現実を本当によくぞ撮った。全ての人に見て欲しい作品。全国で本日より公開中。
映画「ミナマタ」は伝えることの大切さを教えてくれる! [映画&ドラマ感想]
映画「ミナマタ」は伝えることの大切さを教えてくれる!
私の監督作「朝日のあたる家」で原発事故を描こうとした時、多くの人から反対された。当時は「原発映画を撮ると、2度と商業映画を監督できなくなる」と言われたからだ。企業は1社も支援してくれなかった。市民に寄付を呼びかけて多くの人たちの応援で製作した。テレビでは伝えない福島の悲しみを劇映画で、絶対に伝えねばならないと思ったからだ。
3年に渡り取材した「ドキュメンタリー沖縄戦」は映画館公開中止の危機もあったが、昨年、今年と2回に渡り映画館公開をすることができた。が、ある種の人たちが「事実誤認だ」「美化している」と的外れな批判をして来た。沖縄からでさえ、ごく一部だが批判や誹謗中傷があった。でも、多くの観客が沖縄の悲劇に涙を流し「沖縄戦を知らずにいた自分が恥ずかしい」と感想を伝えてくれた。
いずれも実際にあった歴史の1ページ。それを隠したい人たちがいる。多くに知らせたくない団体がいる。教科書の記述を消し去り、なかったことにしたい。事実を捻じ曲げて美化したい。伝えようとするとバッシングして、足を引っ張る人や団体もある。企業や権力者が隠したい現実を伝えると、必ずそんな圧力がかかる。
「ミナマタ」の背景も同様だろう。だから映画が素晴らしいだけでなく、この作品を作り上げた人たちに感謝と尊敬を強く感じる。ジョニー・デップの勇気を讃えたい。監督は「日本人の役は日本人が演じなければならない」アメリカ映画でよくあるように、英語はうまいが日本語ができない東洋人を起用することを最初から拒否したと言う。
ジョニーのような有名俳優が出演しなければ、この手の題材に資金は集まらない。そして、アメリカ人フォトグラファーが日本人を救ったと言う上から目線の物語にもできたのに、彼らはそうはしなかった。この物語は世界にミナマタを伝える。今も解決せず、日本政府が「もう終わった」と宣言しても、未だに続いていることを多くの人に伝える。
映画の役割は娯楽だけではない。悲しい現実や隠された事実を世界に伝えるのも映画の大切な仕事だ。この映画はそれをやり遂げた。ただ、残念なのは、日本がこの事件を劇映画として作り得なかったこと。本来は日本人が映画で水俣を世界に伝えるべき。なのに水俣だけでなく、大手映画会社は福島の原発事故でさえ、伝えられずにいる。
大企業が資金を出したのは「東電職員が原発事故を止め、日本を救った」と言う嘘八百のプロパガンダ映画だけ。それが今の日本。ただ、この「ミナマタ」は多くの日本人クリエーターを励ましたはず。勇気を与えたはずだ。僕もその1人。戦後76年経っても、多くが描こうとしない沖縄戦を劇映画として撮りたい。ドキュメンタリーでは伝えられない悲しすぎる現実を伝えたい。資金を出そうと言う会社はないが、作らねばならない。
映画の使命はまず、多くの人に現実を知らせること。そして人々が考えること。そこからがスタート。そこから何かが始まる。時代を変えていける。映画はそれを伝える力がある。今の時代。僕ら映画人は、伝えることこそが、使命なのではないか? 映画「ミナマタ」はそれを教えている。
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「ドキュメンタリー沖縄戦」イオン・バーチャル・シネマで有料配信中。
学校では教えてくれない真実の歴史。政府が隠しておきたい日本軍の蛮行。踏みつけられ、見殺しにされた多くの沖縄県民。あまりにも理不尽。その戦争を体験した人たちの証言で綴るドキュメンタリー。10月7日。配信終了。
こちらで=> https://www.aevc.aeoncinema.com
「ドキュメンタリー沖縄戦」」ネット配信10月7日(木)で終了。 [2021]
「ドキュメンタリー沖縄戦」」ネット配信10月7日(木)で終了。
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YouTube番組「太田監督ー私の映画部屋」バックナンバー [2021]
「太田監督 私の映画部屋」バックナンバー 2021・9月17日付
①「コロナ禍の映画界は今?」
https://youtu.be/CH08FN2Y9AY
②監督作「向日葵の丘 1983年 夏」ってどんな映画なの?
https://youtu.be/w7nTPVBuWMk
③「ドキュメンタリー沖縄戦」がイオンで配信開始!
https://youtu.be/dWegdEdhuL0
④ 「有名になりたい!」と言う女の子たち?
https://youtu.be/B1-7sDEDCYk
⑤「ドキュメンタリー沖縄戦」について再び。
https://youtu.be/AoTahkyqsQY
⑥ 「 LAの大学で映画を学んだ頃」
https://youtu.be/axeSX--r43I
⑦ 「 映画の撮影現場ってどんな感じ?」
https://youtu.be/yeswF-hwM0s
⑧「1989年の想い出」ーLAで「ブラックレイン」を観た!
https://youtu.be/lIXFR04pGgY
⑨ 「巨匠・松林宗恵監督の想い出」ー「連合艦隊」の巨匠。お友達は大スターばかり!
https://youtu.be/cG_Ern_XRa8
⑩ 「大人は間違ったことを子供に教える?」
https://youtu.be/WXqsn7A3mDs
(11)「撮影現場で助監督はどんな仕事をするのか?」
https://youtu.be/R1Rrur_-smE
(12)「才能あるのか〜と聞かれたことある?」
https://youtu.be/dbhz9NbwL7w
(13) アメリカを見ると日本が分かる【銀行編】
https://youtu.be/8DuqxliS2VQ
(14) アメリカを見つめると日本が見えてくる【日米車社会比較】
https://youtu.be/4sMI5JWhG-A
(15)「終わったことを嘆いても仕方ない。と前向きな人はダメ?」
https://youtu.be/eRTo5EsfUX4 (本日ー夕方配信)
(16)「愚痴を言うな!」がダメ。スピルバーグは反省の人?
https://youtu.be/a6dkw1H32EM (明日ー夕方配信)
「ドキュメンタリー沖縄戦」がネットで観れる!! [2021]
緊急告知
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